パン!パンパン!パキン!
矢を放つ、相手の矢とぶつかり折れる、そんなバカみたいな矢の撃ち合いが行われていた。
「いや〜、ラチがあかないな。」
「クッ!貴様本当に人間なのか!?しかもそんな子供のような格好で!」
「ふむ?殺意が無いと思ったらそう言う事か。」
俺の魔力がものすごい極端に低下してる為態々幻影を出し続けるのももったい無いから幻影を解除しただけなんだが。
「だったら安心しろ、今はこれが素の状態だ殺しにかかってくればいい。」
「クッ!こんなに可愛いおとこの娘を前に矢を番なければいけないなんて!」
「・・・じゃあ、コッチから行くぞ?大丈夫か?中身は結構歳いってんぞ?」
「み、見た目に惑わされている訳では無いぞ!?断じてない!」
全然大丈夫そうじゃねえんだけど?鼻血出たり息が荒くなったり目が怖かったり・・・色々ヤベエぞ?
アタランテは鼻血を撒き散らしながらもその俊敏な動きと素晴らしい弓の腕前で撹乱しつつ攻撃して来る。
「ぐへへへ、殺さずに綺麗に捕獲しよう、そうしよう、私の願いはそう言う小さな所から始まるんだ!」
「目の前の事ばかりの邪念が聞こえるんだが?」
しかも捕獲っておまえ・・・誘拐とか監禁とかが当てはまりそうな犯罪ワードなんですが!?
EMIYAも魔術による強化でアタランテを捉え切るという頭のオカシイ敏捷性だったり、持ち前の必中に近い弓矢の扱いを見せ時には剣弾も混ぜて範囲攻撃や追尾攻撃をする。
「くそう!『子供大好き英霊の会』名誉会長の私が子供を攻撃するなんて!ボイポスカタストロフェ!」
「いや、子供じゃねえんだって!ローアイアス!」
相手の宝具を盾で防ぎきったEMIYAだったが、EMIYAが無傷でも少し流れ矢が向こうの主戦場に飛んでいったが・・・まあ、そう言うことは戦さの常である。そして、大量の矢が突き刺さり舞い上がった砂埃が落ち着くと・・・・・
アタランテが倒れていた。
もう一度、アタランテが倒れていた。
「ぐ、グフ、ふ、不覚なり。」
どうやら出血し過ぎたようで消滅が始まってしまっている。
「いや、いやいや!?なんでさ!?」
驚きのあまりアタランテに駆け寄るEMIYA(ショタ)。
「ぐへへへ、目の前に天使が・・・此処は天国か?」
「き、気を確かに持つんだ、誇り高い狩人がこんなやられ方はヤバイって、いろんな人に怒られちゃうって!」
「アハハハハハ、良いんだ・・・そうだ、これをやろう。」
「お、おう。」
そういって渡されたのはアタランテの弓だった。
「その服、聖骸布だろう?包んで機会があれば撫でたり、使ったりしてくれ。」
「あ、ああ、わかった取り敢えず貰っとく。」
そういってEMIYAが胸に弓を押し込んで行くのを見てから、やはり変態的な笑みを浮かべて消えていった。
「一番楽しみにしてたんだがなぁ。」
彼の前世でやっていたとあるソシャゲの本当に最初のガチャで来てくれたキャラであったし、何より弓兵らしい弓兵だったので少し残念そうなEMIYAだった。
作者はリセマラせずに最初アタランテさんとカーミラさんが来てくれたのですが、まだ6章が無かった頃に一度データをデリートしてしまい、また今は新しく始めています。
因みに最近始めてすぐジャックちゃんが単発で出てくれて、出た日は踊り狂いました。