「エイサー!」
「ルォォォ!」
バゴオオオォォォォォ!
いや〜、楽しいなぁ聖女と言う名の凄女と殴りあうの。
「ねえ、あれ何なのかしら・・・生身で英霊と殴り合ってるように見えるんだけど?」
アリエナイ物を見る目でこっちを見つめて来る遠坂さん。
『イ、イリヤさん・・・なんか戦い慣れてません?』
「い、いや〜、なんか戦い方がわかると言うか・・・頭に浮かんで来ると言うか?」
イリヤの戦闘慣れした動きに困惑するステッキ、自身の動きに戸惑うイリヤ。
「どうかな?俺の戦術アシストは・・・気に入ってくれたかなぁ?」
「戦術アシスト?・・・一体何をいえ、ナニを仕込んだの!?」
ぶん殴りあいながら余裕そうに話すEMIYAに言葉から何を感じたのか不安げな遠坂。
「簡単さ・・・自身の平行世界の可能性を引き出せるんなら自身の未来の経験ぐらい引っ張って来れるじゃろう?」
『うえ!?いつの間にそんな改造を?と言うかなにしてくれちゃってんですか!初々しい戦闘が観れると思ったのに〜!!』
「えーと話について行けてないけど・・・ルビーとはOHANSHIする必要があるかもね・・・」
おーっと!魔法少女イリヤッチが魔砲少女的なセリフを・・・感動だぜ!
だがなぁ、やっぱり一人だと押しが足りねえなあの動きは二人用の動きだ・・・そろそろ来ると思うんだけど・・・おっと、お出ましだ!じゃあこっちはさよならかな。
「行くぞ!八卦六十四掌・擬!相手はシヌ!」
「グアアああ!サ・ヨ・ナ・ラ!」
爆発四散!やはりニンジャであったか・・・爆発四散した中央にあったカードを回収し魔法少女と魔槍少女を見守る・・・と思ったがもう終わってましたわ・・・クッ!観たかった!そして現れる縦ロールと蒼い魔法少女・・・うへ、こっちガン見してんですけど?
「凛?この方は?」
「・・・何なのかしらね・・・本当に。」
いやいやそんなに不思議な生物でも無いよ?
ゴゴゴゴゴ
空間が閉じようとして居るため凄まじい揺れが始まる。
「ふむ・・・まあ、此処ではアレだな一旦帰るか『全員捕捉』『帰還』」
『「ファ!?」』
今度は金髪縦ロールと青いステッキが変な声を出していたが気にしない。
外は変わらず夜の校庭であるが魔法少女二人と金髪縦ロールと黒髪ツインテ、そして赤髪ワンレンのコントンアトモスフィアが漂っていたが!しかし!俺には関係無いね!
「さて、関係者が大体揃ったところで俺の自己紹介をしてやろう!」
敢えて偉そうに言う衛宮士郎。
「何で偉そうなんだろう・・・」
困惑するイリヤ。
「はあ、やっと貴方について何かしらの説明が入るのね・・・」
漸くの説明に呆れる遠坂。
「・・・」
黙っている青い魔法少女。
「で、何者なんですの?」
たゆんたゆんな縦ロールが更に問いかける。
『何だか彼の方と気がいそうな気がします!私!』
『姉さん・・・』
愉快なステッキ二本は変わらないようだった。
「さて、俺は此処とは別の平行世界から来たある人間の可能性の一つだ、まあぶっちゃけても良いんだが・・・めんどくさそうだから良いや。此処に来た目的は宝石爺をぶん殴ることだったんだが・・・まあ、そんなのいつでも出来るから面白そうなお前さん達の手伝いをしてやろう!俺のことは親愛を込めて旅人Eと呼ぶが良い!」
ドヤア!
「「意味がわからない上に殆ど何者かわかってなあいじゃ無い!」」
「アベシ!」
赤いのと青い魔術師二人の鋭いツッコミが入り真上に吹き飛ぶEMIYA、世はまさにカオス時代であった。