さて、華麗に撤退したあと元の公園のような広場に帰還、と同時に変身が時間と俺の魔力低下によって解除された遠坂が回し蹴りでパンツを見せびらかしながらEMIYAにキックして居た。
「あんた・・・安全だって言ってなかったっけ〜?」
背後に効果音がつくとしたら『ゴゴゴゴ』って感じである。それもそうである、いくら相性がいいと言っても人間に女神を載せているわけなので・・・
「そうだな、今度からはプロテクトを掛けてからに「違うわよ!肌色面積の話よ!!あんなの防御もクソもあったもんじゃないわよ!」・・・・そ、そっちはなあ〜俺にはどうにもね。」
思ったより違うところで怒られて居た様だ、本命の理由としては霊体や人格が乗っ取られる危険の方だったんだが・・・予想より適性が高い様だ、そんな喧嘩をしているとイリヤと美遊、ルヴィアが走ってきた。
「おーい!誰か遠坂を止めて〜」
取り敢えず助けを求めて・・・
「「どうゆう事ですか!!」」
あ・・・魔法少女2名もなんかオコだわ、激おこだわ〜
『『エミヤさん!あのデタラメな変身のような憑依は何なんですか!』』
ステッキもか・・・チラリとルヴィアの方を見る。
「・・・今回は結構ピンチでしたわね。全員無事なのが不思議なくらい・・・そうですわよね?衛宮士郎さん?」
うん!中途半端に隠すのは駄目だね!仕方ないので知ってることを話すよチクショウ!!
取り敢えず全員に甘い物を支給し落ち着いて貰いベンチに座ってもらう・・・
「という訳で!此処とは違う世界線の衛宮士郎と言うのが俺でした〜イエーイ!」
「「「「『『・・・・・・・』』」」」」
無言の早くしろ的な視線が痛いです。
「取り敢えず正式な名乗りを、魔法使いにして時計塔現代魔術理論学科講師にして提唱者の『衛宮士郎』だ、抑止力や知り合い、うちに住んでる元サーヴァントは『理不尽の極み』とか不名誉なあだ名で罵倒して来るが・・・まあ気軽にEMIYAと呼んでくれて構わない。」
此処で遠坂からの質問。
「現代魔術理論って聞いたこともないんだけど?」
「まあそうだな、簡単に言えば『神秘のいらない魔術』ってとこか。」
「「はあ!?」」
魔術師二人がアホみたいな顔をしてらっしゃるう。
「いいか、神秘ってのは科学技術の進歩つまり人類の進歩によって駆逐されてきてるだろ?俺は科学や化学、とかそう言った世界の真理を魔術とは違う視点から見てる技術と魔術を組み合わせさらに真理に踏み込もうって言う物なんだ。後は・・・言っちゃ何だが世界の人々の最も多くが信奉する科学って言う宗教を逆手にとって神秘を発生させるって感じかな?」
と、概要を説明したが・・・あ、こいつら世界線が違っても全然理解してねえな。かわりにステッキと美遊がなんか輝いてる。さて次々。
「んで、多分そこの二人が最も気になってるであろう自身の兄との関係だが・・・まあ、全くない、実は元の世界でも自分の可能性の一人にあったことがあるからわかるけど多分俺は俺しか居ない、だから変に無理して衛宮士郎と呼んでくれなくてもいいぞ!」
「へえ〜、あ!じゃあ私も見たことあるの?」
今度はイリヤが質問して来る。
「おう、俺の姉ちゃんだな。」
「・・・・は!?」
うんそうだよね、そう言う反応になるよね。
「だから、十八歳の年上の姉ちゃんなんだよこの前までお前さんくらいだったけど。」
「ワケガワカラナイヨ?」
さて、美遊は何だか元気が無くなったが次だ。
「さて!お持ちかねさっきの
此処で皆さん首をかしげるが・・・まあ結構なラインの話をしなければならない。
「まず・・・俺は少々未来がわかる、なので知っている事だけを話すと理解出来ないかもしれんが行くぞ。」
息を飲む皆さん。
「まず、イリヤと美遊はコレが出来るようになる。」
「「ほえ?/はい?」」
フクロウみたいな首の角度になってきたイリヤと美遊。
「あとすまないがルヴィアだけはマジで厳しい、遠坂は結構適性のある奴が居るんだが・・・ごめん。」
「あ、あんまりですわ!横暴ですわ!こんな野蛮な猿に資質で負けるなんて!」
ガッツポーズの遠坂と対照的に涙目のルヴィア。
「さて、此処まではいいんだが「良くないですわ!」良いんだが!問題はこの力はかなりイレギュラーかつ理不尽なものだ。俺が遠坂の持つソレにこの仕組みを組み込めたのは『座』の解析経験と『小聖杯』と『大聖杯』の解析、解体をした事があるからだ、決して説明不可能なわけじゃ無いがぶっちゃけ何ヶ月とかかるから省略する。まあ、言い方はアレだが座に無理やり接続して自我を殆ど無くした力の塊を人間に合体させて英霊としての力を振るわせるって感じかな?」
説明中のステッキ達の反応がとても面白いので座や聖杯系の話もしたいが・・・もうそろそろ時間が遅いな。
「ま、もうそろ寝た方がいい、全員転移してやろう、あ、あとイリヤと美遊は明日暇だったらこの前飛ぶ練習をしてた所に来やがれ。では!おやすみ☆」
もうすっかり寝てしまって居る美遊とイリヤを彼女達の家に転移させ、遠坂達も送っていったし俺も今日は近くのホテルでぐっすり眠るとしよう。