これは何を暗示しているのでしょうか…?
第二話 俺の妹様の魔法で地球がやばい
― 近くにいたお前が悪い ―
俺がネズミと寝た次の日の朝
昨日俺を此処まで連れてきたガチムチが二人
牢屋の前に来た、先ずは対話を計ってみる
「はーい、マイネイムイズ『サカキ・ニイヅマ』
フーアーユー?」
俺の英語スキルではこれが限界でござる
「…? お前は何を言っているんだ」
日本語で通じるのかよ、見た感じ外人みたいなんだが
「王様がお呼びだ、来い」
「来い、と言われても俺に壁抜けなんてできない」
チッ と舌打ちした後
ガチムチの一人が鎧をまさぐっていた
数秒後、ガチムチが
その太くて固いもの(鍵)を
俺の(牢屋の)穴にぶち込んだ
変な表現を止めろ? 却下の方向で。
表現の自由は尊重されるべきだと思います
「さあ来い」
「良いのかいホイホイ誘っちまって
俺は男の娘だって食わないノンケなんだぜ?」
「心配するな、少なくとも俺はノンケだ」
「おい、まるで俺がホモみたいな言い方するな」
「「えっ」」「その意外そうな表情を止めろ!!」
ノンケの男の名はアレックス
ガチホモ(たぶん)の方はスティーブンと言う
俺は二人にホイホイついて行ってしまい
そして気がついたら王様の前に立っていた
王様とは昨日のオッサンのことらしい。
らしいって言うのは王様が酷くやつれていて
とても見る影がなかったからだ。
「おぉ…お主がサカキ殿じゃな…?」
「ちがいm…いえ、俺がサカキです」
一瞬昨日の恨みも込めて『違います』と言おうとしたが
ここで違うとか言ったら面倒事になりそうなので正直に名乗った。
俺の判断は間違っていないはず。
「ほっ…助かったわい
サカキ殿、お主に会わせたいお方が居る」
「それは後でお会いするとして
取り敢えずは俺の妹様に会わせてくれませんか?
確か一緒に来たはずなんですけど」
「それは丁度いい…実は」
俺が王様と話していると
ドゴーン という擬音が最適な爆音が聞こえた。
「ひゅいっ!? 来たぁぁああ!!?」
「王様の裏声に少し萌えてしまった、死にたい」
さて、室内で爆音を起こすような奴は
俺が知る中で一人しかいない。
俺は王様の後ろに隠れた。
「メギド!!」
ズドーン という音と共に俺が入ってきたドアの方が吹き飛ぶ。
あ、アレックスがスティーブンを肉盾にした。
俺も王様を肉盾にしたから人の事言えないけど。
近くにいたお前が悪い。
そしてさっきのが我が妹様の魔法『メギド』。
まんま某ア○ラス社のゲームのパクリだけど。
で、その魔法を使ったのが
「お兄ちゃん!!」
勿論俺の妹様だ。
俺はもう使い道のない肉盾を捨てて
肩を切らしている妹様に近寄った。
「よぉ妹様よ、一晩ぶりだ」
「よかった…ゴホンゲフン
全く、心配をかけるでないわ
兄君は私の盾、それが私を離れてどうする?」
「すまんすまん、でも何時かは兄離れしなさい
…なぁ、メギドってあんなに威力高かったっけ?」
俺がドアのあった場所を見ると
ドアの枠は焦げ付き所か溶解し
周囲の壁は今にも崩れ落ちそうだった。
質問の回答を待つ前に此処から離れよう。
「くっくっく、あれでもメギドの10%と言った所だ。
どうやらこの世界、我々が居た世界と異なり
魔素に溢れている。お陰で私も
全盛期の半分程度の力が出せると言うものよ」
「結論、お前の全盛期で地球がやばい」
「だけど、俺は特に変わった様子はないな」
「兄君の能力は魔法では説明がつかぬ。
例え魔素が増えたとしても
大して影響を受けないのではないか?」
「能力とか言うな、体質って言え」
「寧ろ能力と言ったほうが人類からも受け入れやすいと思うが?」
特殊体質と特殊能力、意味は大して変わらないはずなのに
特殊能力の方が抵抗があんまりないのは何でだろうね。
日本語って複雑ですよね。
「そして前者の質問の回答だが
答えはノーだ、離れてなどやるものか」
「ヤンデレで中二病且つ
魔法少女の妹様に死ぬ程愛されて夜も眠れない」
「え、何だって?」「難聴か? 帰ったら耳鼻科行こうな」
暫く話しながら歩いていると、何かを踏んづけた。
さっき肉盾にした王様だった。転がしておくと邪魔なので
陽の当たる窓際にそっと置いておいた。
次回『光と闇が合わさり最強に見える』
初メギドです。
とは言っても作者は
真女神転生Ⅰ、Ⅱ、if… しかやってないにわかなんですけどね。
そしてこの文章量の少なさである。