一途な彼女と私の旅   作:桔梗楓

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バトルに関してですが、ゲーム内での戦闘とは異なる描写がありますのでご注意ください。


萌えもんSS18話ー初めてのジム戦

こんにちわ。イセリアです。

 

今日は人生初のバッジを賭けた公式ジムリーダー戦です。普通のトレーナーバトルは何度か経験しているので大丈夫ですが、公式な試合は初めてなので緊張してしまいます

 

さて、いよいよジム施設の中に入ります

 

イセリア「初めまして。昨日連絡したマサラタウンのイセリアと申します。ジムリーダーのタケシさんにバッジを賭けた公式バトルを挑みに参りました」

 

受付「イセリアさんですね。はい、確認いたしました。奥でジムリーダーがお待ちですこのまま進んで行って下さい」

 

受付の人に促されるまま進み大きな扉の前へ…いよいよ、リーグ制覇への一歩が始まるんだ…

 

(ウィーン…ガチャン)

 

そして広がるバトルフィールド…これが公式ジムの中なのか…そしてその中心に立つ1人の男

 

タケシ「来たな!俺はニビ萌えもんジムリーダーのタケシ!今日は公式戦と言うことだが…?」

 

イセリア「マサラタウンのイセリアです。はい、タケシさんの持つバッジを貰うため来ました。本日はよろしくお願いします」

 

タケシ「マサラタウン…と言う事は君はロキさんの知り合いかな?」

 

イセリア「はい。同じリーグを目指す友であり…ライバルです」

 

タケシ「ふむ…彼女は数日前にこちらに来て公式戦をして、そしてタイプ相性にも負けず勝利を掴んだ。君にもその覚悟があると?」

 

流石だねロキちゃん…でも

 

イセリア「ええ、覚悟ならマサラタウンを旅立った時からできています。そして…私を信じてくれる仲間が…家族達がいる限り、私は誰にも負けない!」

 

タケシ「ふっ…いいだろう。俺の固い意志は俺の萌えもんにも現れる!固くて我慢強い!そう!使うのは岩タイプばっかりだ!君にその意志が砕けると?負けると分かってて戦うか!萌えもんトレーナーの性だな…いいだろう!かかってこい!」

 

(ジムリーダー並びにトレーナーを承認…萌えもんバトル…レディ…)

 

「「GO!!」」

 

タケシ「まずは様子見だ!行け!イシツブテ!」

 

イシツブテ「オォォォオ!!」

 

イシツブテ…レベル13か…ならば…

 

イセリア「行け!オウカ!」

 

オウカ「マスターの為に!行きます!」

 

タケシ「フシギダネだと?!ふっ…マサラ出身のトレーナーは面白い萌えもんを使ってくるな…いいだろう…来い!」

 

先制は…オウカだ!

 

イセリア「オウカ!はっぱカッター!」

 

オウカ「はい!てぇい!」

 

(ザシュッ!ザシュッ!)

 

イシツブテ「ぐわぁぁ?!…こふっ…「一撃だと?!」」

 

(イシツブテ戦闘不能を確認)

 

タケシ「くっ…まさかここまでとは…だがこいつならどうだ!俺の切り札!行け、イワーク!」

 

イワーク「はぁぁああ!!!」

 

イワーク…レベル20?!…やはり聞いていた情報より高いか?!だけど…

 

タケシ「イワーク!がんせきふうじ!」

 

イワークが召喚した岩石がオウカの周りを塞ぎそのままオウカにも直撃する

 

(ガガガガ!ガラガラガッシャーン!)

 

タケシ「ふっ…やったか?」

 

イセリア「タケシさん…それはフラグって言うんですよ!」

 

タケシ「…何?(ドッゴーン!!!)何だ?!」

 

土煙の中から現れたのは殆ど傷のついていないオウカだった

 

タケシ「殆ど無傷だと?!馬鹿な?!どういうことだ?!」

 

イセリア「簡単な事ですよ…「何?」…逃げ場がないなら全部”撃ち落とせば”いい、それだけの事です」

 

タケシ「馬鹿な?!そんな事ができるはず…」

 

それができたから…

 

オウカ「私は…ここにいるんです!「オウカそのままはっぱカッターでカウンターだ!」はい!これで!終わりです!」

 

(ザシュッ!ザシュッ!ザ、ザ、ザシュッ!)

 

イシツブテの時とは比べ物にならない量の葉っぱがイワークに襲い掛かる…そして油断しきっていたイワークにそれを迎え撃つすべもなく…

 

イワーク「うわぁああああああ?!?!…かはっ…」

 

(急所に命中を確認。イワーク戦闘不能…よって、勝者…マサラタウンのイセリア)

 

よし!初めてのジム戦…勝つことができたんだ!オウカも笑顔で喜んでいる…と

 

タケシ「まさかがんせきふうじを迎撃されるとは…思ってもみなかったよ…君をみくびっていたようだ。僕に勝った証に萌えもんリーグ公認グレーバッジを授けよう!」

 

そういって手渡される。これが…グレーバッジ…

 

タケシ「グレーバッジをつけてるとそれだけで君の萌えもんは強くなる!フラッシュという技を持っている萌えもんは戦ってなくてもフラッシュを使えるようになる!あと…そうだ!これを君にあげよう!先程君が迎撃したがんせきふうじの技マシンだ。技マシンを使うと萌えもんはすぐその技を覚える!ただしマシンは使い捨てだ!どの萌えもんに覚えさせるかよく考えたほうがいい」

 

イセリア「タケシさん…ありがとうございます!」

 

タケシ「何、気にすることはないさ。この広い世界では色んな奴が萌えもんで戦いを繰り広げてる!君には萌えもんトレーナーの才能があるようだ!ハナダシティのジムにも行き君の力を試してみるといい」

 

ハナダシティ…確かオツキミ山の先にある町か…あ、そうだ…

 

イセリア「タケシさん。一つだけ聞きたいことがあります」

 

タケシ「俺に答えられることならば答えよう」

 

イセリア「ありがとうございます。実は…最近噂になっているロケット団という組織についてなんですが…」

 

その名前を出した瞬間…タケシさんの表情が強張った

 

タケシ「なるほど…恐らく噂の通りで合っているが…ロケット団とは正しく悪の組織…萌えもんを悪用、虐待、実験…酷い娘になると…(ぎりっ)」

 

その拳を強く握り絞めるタケシさん…やはりそうなのか…

 

タケシ「俺たちジムリーダーや萌えもんリーグの本部も動き調査しているが、未だにその実態は掴めていない…もし、遭遇することがあったら迷わず逃げるんだ…いいね?」

 

タケシさん…この人は本当に優しい人だ…この人なら大丈夫か…

 

イセリア「いえ、それには及びません…私には大切な家族がいます!」

 

そうしてボールからみんなを出す。それを見たタケシさんは…

 

タケシ「見たこともないが…彼女達も萌えもんなのか…?っ?!全員レベル100だと?!」

 

イセリア「彼女達はシンオウ地方で仲間にした、私の大切な家族です。レベルを過信するわけじゃありませんが、それでも…彼女達が…いえ、大切な人達がいる限り…私は、私達は…絶対に負けません!」

 

タケシ「ふっ…ははは…そうだな君なら…いや、君達なら大丈夫だろう。だが危なくなったらすぐに逃げるんだ…君たち子供が…萌えもん達が…安心して暮らせる世界を創る…それも俺たちジムリーダーの…いや、大人の役目なんだ」

 

イセリア「タケシさん…重ね重ね、ありがとうございます。後、彼女たちの事は…「分かっている。公表はしないさ」すみません感謝します…」

 

タケシ「君が、俺を信じて教えてくれたことだ。それを無下にはできないさ。さぁ、今日はその娘達をゆっくり休ませてやれ」

 

イセリア「はい。それでは…「マスター…」オウカ?どうしたんだい?」

 

オウカ「何だか…身体がすごく熱くて…」

 

これはもしや…(キュイィィィィィン!!!)辺りが光に包み込まれ…そして…

 

光が収まるとそこには進化した…フシギソウになったオウカがいた

 

オウカ「あれ?なんだか視線が高くなったような?…???」

 

タケシ「まさかこのタイミングで進化するとはな…君は本当に面白いトレーナーだ。」

 

オウカ「しんか…?私…進化したの…?」

 

まだ実感を持てないオウカに…

 

イセリア「そうだよオウカ…君は進化した。成長したんだよ。マサラを旅立って色々な経験を積んで…そして今日…タケシさんと戦うことで進化できたんだよ。おめでとう…オウカ」

 

そういって頭を撫でてあげると嬉しそうにしたオウカが…

 

オウカ「マスター…ありがとうございます…それにタケシさんもありがとうございました」

 

タケシ「こちらこそ、久しぶりに良いものを見せてもらったよ…ニビに来る機会があればまた会おう。君たちの旅に幸があることを祈っているよ」

 

そう言いながら去っていくタケシさん…ありがとうございました

 

そして私達もジムから出て行く…明日からはオツキミ山…進化したオウカとみんながいるなら…どんな事でも怖くない

 

 

…-To Be Continued-

 

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