一途な彼女と私の旅   作:桔梗楓

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タイトルは某アニメから取りました。
今回も残酷な描写がありますのでご注意お願いします。
キャラの台詞や表現などお見苦しい点ありますがご了承下さい。


萌えもんSS31話ー怒れる瞳-殲滅-

某日、タマムシシティ留置所にて

 

とある団員は語る…あれは悪魔だと…

 

また別の団員は語る…お願いだからここから出さないでくれと…

 

恐怖のあまり、自ら命を絶とうとした団員もいた…

 

あの日…カジノが倒壊した日に…一体何が起こったのか…

 

――――――――――――――――――

 

その日…ロケット団のアジトには緊急警報が絶え間なく鳴り響いていた

 

このアジトには、稀に入り込んでくる鼠(侵入者)がいた

 

しかしその度に組織内で団員が動き回り都度、鼠を排除していく…楽な仕事だった

 

だが…その日、それは地獄へと変貌した…わずか1人の侵入者によって…

 

いつものようにトレーナーを狙い攻撃を仕掛ける団員達…それはそうだ、態々萌えもんバトルを仕掛けるよりよっぽど効率がいい

 

だがそれは間違いだった…いや、正確には対峙した時に逃げるべきだったのだ…

 

イセリア「トウカさん…全部壊していいよ…」

 

トウカ「分かったわ…もう止まらないわよ…はァァァァア!!!」

 

女が叫ぶと同時に、凄まじい衝撃波が団員達を襲う…団員達は何が起こったか分からなかった…

 

ふと、違和感を覚えて見てみると、無いのだ…自分の手が…足が…

 

隣の団員を見てみると…そこには団員の姿は無かった…いや…正確には上半身の無くなった団員の足だけが取り残されていた…

 

もはや団員に戦う力も…意志も…何も残されていない………ただ一つ…地獄絵図という言葉だけがそこにはあった…

 

アジトに侵入者が入り込み僅か1分足らずの出来事だった…

 

――――――――――――――――――

 

団員「いたぞ!侵入者だ!囲め!」

 

ぞろぞろとゴミの集団がやってくる…あぁ…めんどくさいな……ソウダ…

 

イセリア「ねぇ…この前さ、侵入したトレーナーと、その子が連れていたラッタがいたよね?…その娘を殺したのは誰?」

 

団員「はっ、あのドブネズミか?そういやそんなやつもいたなぁ?」

 

イセリア「聞こえてないのかな?…その娘を殺したのはダレ?」

 

団員「あん?俺達の隊だよ!あのネズミ、最後の最後まで手を焼かせてくれやがったからなぁ…楽には殺さなかったぜ!」

 

イセリア「そう…じゃあもういいから…死んで?」

 

団員「馬鹿なことを言ってんじゃ(ドッガーン!)な、何だ?!」

 

そこにいたのは黒い悪魔…六枚の漆黒の翼をはばたかせ、黒い邪悪なオーラを纏った何かが顕現した

 

イセリア「トウカ…あくのはどう…」

 

邪悪なオーラが衝撃波となり一気に解き放たれる!

 

そして土煙が晴れた先には…真っ赤な血溜まりの中に佇む一人のトレーナーと黒い何か…

 

イセリア「さぁ…進もうか…トウカ…全部終わらせるために…」

 

彼の足を止めるものはもういない…止まるとすれば、それは…全てが終わる時である…

 

――――――――――――――――――

 

???は焦っていた…

 

団員「侵入者!第4防衛ラインを突破!ダメです!このままではこちらまで来ます!」

 

???「ちっ…たかが侵入者の1人に、何を時間を掛けている!早く殺してしまえ!」

 

そう、たかが侵入者の1人…そう高をくくっていた。だが実際にはどうだ?侵入者が入ってきてから僅か10分の間に第4防衛ラインまでの全部隊が壊滅…何なんだこの侵入者は…

 

――――――――――――――――――

 

一際厚い防壁がある部屋が見えた…あそこが最深部かな…?

 

団員「と、止まれ!止まらないと(ガシュッ)て、手が…俺様の手が…ひぎゃぁぁああ?!」

 

団員「くっ…行け!道具共!死んでもあいつらを止めろ!」

 

そして向かってくる多くの萌えもん達…全員…魂が…そう…もう其処に居ないんだね…あぁ…なんて哀しい…

 

イセリア「その亡骸を”やきつくせ”…」

 

向かってきた萌えもん…それと、その奥に居たゴミ…全てが灼熱の炎に包まれ…塵芥すら残さず消えて行った…

 

さぁ…ここに今回の黒幕がいるのかな…

 

イセリア「トウカ…壊していいよ…はかいこうせん」

 

収束された超高密度のエネルギーの前には防壁など意味をなさない…

 

凄まじい轟音とともに崩れ去っていく防壁…そしてその奥に…居た…アレが…

 

イセリア「やっと、ミツケタ…おまえがこの事件ノ黒幕カな?」

 

???「ちっ…ここまで突破されるとはな…まぁいい…そうだ、私こそ今回の首謀者にして特殊組織ロケット団のリーダーサカキだ!」

 

イセリア「ドウデモイイヨ…お前の名前なんて…どうせ…ココデ死ぬんダカラサ?」

 

サカキ「な、何だ、このプレッシャーは?!こいつ…本当に人間か?!」

 

イセリア「だからサ…さっきから言っテルでしょ?ドウデモイイッテ?あぁ…ソウだ、シルフスコープはどこにあるのカナ?」

 

サカキ「ふん!これのことか?こんな玩具の為に、ここまでやってくれるとはな!只では帰さんぞ!行け道具共!あいつを殺してしまえ!」

 

サカキの萌えもん「「「……………」」」

 

ニドキング、ニドクイン、ガルーラ…道具共か…

 

イセリア「トウカ…りゅうせいぐん」

 

トウカの後方にブラックホールのような穴が開き…その先から無数の隕石群が敵に向かって飛んでいく

 

数多の隕石群の前に、ただの萌えもんが抗う術はなく…その衝撃で吹き飛ばされていく…

 

サカキ「何だと?!私の手駒が一瞬で…?!くっ、かくなる上は…」

 

隕石群の衝撃で地下施設は倒壊していく…この日…タマムシシティからカジノは無くなり…その理由を知る者は誰も居なくなった…

 

 

…-To Be Continued-

 

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