また、独自設定がありますのでその点をご了承ください。
こんにちは。イセリアです。
現在私達はタマムシジムリーダー、エリカさんのお屋敷に滞在させていただいています
あれから私は、エリカさんにシオンで起きた事、カジノの倒壊の事、自身の持つ力の事を話しました
そして…ジム戦から数日後…
エリカ「旦那様、はい、あーん」
イセリア「あーん…んぐんぐ…相変わらず美味しいですねこの卵焼き」
エリカ「ありがとうございますわ♪さ、もう一つどうぞ?あーん」
と、新婚夫婦のようなやり取りを朝っぱらからしています…
流石にカリンが怒るんじゃないかと思いそちらを見てみますが…あ、どこか達観した顔でこっちを見てきます…
なぜこうなったかについてはジム戦後の記録を見てもらうとして…カリンが嫉妬してこないことについては…
カリン「あの人は私には止められないわ…イセリア…がんばりなさい」
と言われてしましました…あのカリンがあんなことを言うなんて…エリカさん、あなた一体何を言ったのですか?
イセリア「さて、ごちそうさまでした。今日もとても美味しい朝食でした。ありがとうございますね、エリカさん」
エリカ「どういたしまして旦那様。でも、私のことは呼び捨てでいいとおっしゃってるのに…つれないお方ですわねぇ」
イセリア「いえ、流石にそれは…エリカさんは目上の方ですし…あ、それよりもエリカさん今日は大学の方は大丈夫なんですか?」
エリカ「あら、もうこんな時間でしたのね。では、私は準備して行って参りますので…本日の特訓は夕方からと言うことでお願いしますわ」
そう、エリカさんはジムリーダーや教室の先生をしている側ら、大学の臨時講師もしているという完璧超人なのです(道理で色々な事に詳しいはずです)
あれから連日、私達はエリカさんの教室の方に顔を出しています
というのも、オウカの”はなびらのまい”の力を最大限に発揮するためには、トレーナーである私もそれ相応の質…気構え等ですかね?を必要とされているそうです。ですので日中は教室の方で舞踊と茶道や華道を通じてトレーナーとしての心の強さを高めていっています
ちなみに、今日のようにエリカさんが大学に行く日は本来教室はお休みにするのですが…
マリー「ほな、ご主人さん。参りましょうか?」
そう、マリーさんの舞踊や、和の教養の腕前を買われ、臨時の先生として教室を開いています
マリーさんも、自分が培ってきた物を披露できることがうれしいみたいで、喜んで引き受けてくれました
エリカさんのラフレシアが、偶に恍惚とした目でマリーさんの事を見ているのは気のせいですよね?
そしてこれから教室(ジム内の一室)に向かう訳ですが…
受付「お…おはようございます、マリーさん、お姉さま」
イセリア「おはようございます。いつも早くからお疲れ様です」
受付「い、いえそんな…(あぁ、お姉さまに声をかけて頂けるなんて…)…あ、教室の方へどうぞ、みなさんお待ちしております」
イセリア「はい。では失礼しますね」
そして教室に入ると…
生徒「あ、お早うございます…マリー先生、お姉さま…」
生徒「おはようございます、先生、お姉さま!」
マリー「みなはん、おはようさん」
イセリア「……おはようございます、みなさん」
マリー「相変わらず人気どすなぁ、お姉さま?」
イセリア「マリーさんまで…からかわないで下さいよ…」
マリー「ふふっ…かんにんな、あんはんのそないな顔、見ることなんてめったにないどすから」
そう、あのジム戦以来、見に来ていた観客(主にこの教室の生徒さん)からお姉さまと呼ばれるようになってしまいました…
ちなみに皆さんには私が男であることと、エリカさんの婚約者(エリカさんが勝手に広めて回った)であることは知られているので今は普通の格好なのですが…
イセリア「あの…私も男ですので、流石にお姉さまって呼ばれるのは少々恥ずかしいのですが…」
生徒「だって…」
生徒「ねぇ?」
生徒「お姉さまはお姉さまですから♪」
とこの調子である…はぁ…もういいですよ…
という訳でこの日も1日、トレーナーとしての質を高めるために様々な教養を学んでいきました
ちなみにマリーさんが教えるのは日本舞踊、華道、茶道、書道、それから武道全般です(そう考えるとマリーさんって改めてすごいと思いました)
私はその中でも弓道が気に入りましたので、その時間が密かに楽しみだったりします
射法八節のそれぞれの形を意識しながら会に入り集中力を高めここだ!と思うところで矢を放つ…そして的に矢が的中する時の音は何度聞いてもいいものです
そして、夕方になり…
エリカ「お待たせしました旦那様。あら?その恰好は…弓道をされていたのですか?」
イセリア「エリカさん、お仕事お疲れ様です。えぇ…色々な武道をやったのですが…自分にはこれが一番合ってるのかなって思いまして」
エリカ「それは良いことですわ。うふふ…実は私も弓道は武道の中では一番好きなのですよ?…そうですね、でしたら本日の特訓はこうしましょう…」
ルールは簡単オウカとラフレシア…それぞれが1枚だけ花弁を舞わせるのでそれに向かい矢を当てるというものです…とはいえ
イセリア「流石に私にそれは厳しいんじゃないでしょうか?私の腕ではまだ、的にギリギリ当てるだけでも一杯ですので…」
エリカ「それを考えての花弁なんです。いいですか?単に落ちてくる花弁を射抜くなんて、それこそ達人でない限りはなかなか難しいことです。ですが”はなびらのまい”で出される花弁は特殊な物です。萌えもんが自身の意志でそのコントロールをすることが出来ます。そう、つまりトレーナーと萌えもんの心が1つになれば、放たれる矢の軌跡に花弁を乗せてあげることなんて、そんなに難しいものではありません…特訓としては最適でしょう?」
イセリア「そうですね…ではそれでお願いします。オウカ、頑張ろうね」
オウカ「はい、がんばります!」
エリカ「では目標は私と旦那様が2人とも花弁に的中させるまで…ちなみに私が当てて、旦那様が外した場合罰ゲームを考えておりますので…あしからず♪」
イセリア「ちょっと?!エリカさんそれは流石に…「リスクを伴わない成長なんてあり得ませんわよ?」…はい…」
そうしてエリカさんとの特訓が始まった訳ですが…
エリカ「ラフレシア…行きますわよ!」
ラフレシア「はい!お嬢様!」
(ぱしゅっ!)
なんで1射目から的中されてるんですか…?ってこの人、良く考えたらその道全般のプロじゃないですか!…絶対嵌められました…
イセリア「オウカ、行くよ!」
オウカ「は、はい!」
(スカッ…)
エリカ「これで1回目…ですわね♪」
それから何射も放ったが全て外れ、逆にエリカさんは全て的中…後が怖いです…
エリカ「あらあら…とはいえ、そろそろアドバイスを差し上げませんとね。いいですか、重要なことは目で見た物に囚われないことです。萌えもんとの…オウカさんとの絆をあなた自身の心で感じてあげて下さいな?」
心で感じる…なら…すっと私は目を閉じそのまま会に入る…オウカの心…「マスター!今です!」…!聞こえた…声が…?!
そして私はそのまま矢を放つ…そしてすかさず目を開いて確認すると…
エリカ「お見事です。オウカさんの声…感じ取ることができたようですね」
花弁を貫いた矢が安土に刺さっていた…やった!
イセリア「オウカの声が聞こえたよ…ありがとう」
オウカ「い、いえ…私もマスターに応えようと必死で…でも、良かったです」
エリカ「2人共、お疲れ様でした。旦那様…いえイセリアさん、その心の感じ方を忘れてはいけませんよ?では、本日の特訓はこれで終了にします」
イセリア「はい。ありがとうございました」
良かった…これでまた、成長することができました…明日からはもっとオウカの心を感じ取れる訓練をしないといけないですね
着実に成長できていることを実感でき、とても満足のいく1日でした…
…-To Be Continued-
――――――――おまけ―――――――――
さて、訓練も終わりましたし…部屋でゆっくりと「あらあら、そうですわ」…?
エリカ「旦那様には罰ゲームが待っておりますので…そちらの方も忘れられては困りますわよ?」
そうでした…それが残っていたんでした…はぁ、何をさせられるんでしょう…
エリカ「うふふ…大丈夫ですよ。そんなに難しいことではございませんので」
そうなんですか?なら…
エリカ「えぇ…旦那様が外した回数だけ、私に接吻をしてくれればいいだけですので♪」
…?!
エリカ「思えば…今までの接吻は全て私から…旦那さまからしてくれたことは、ございませんでしたので…ねぇ?」
いえ、まぁ…そうなんですけど…
エリカ「大丈夫ですわ。誰も今この場所でして下さいとは言っておりませんわ…そうですね…今晩…旦那様のお布団の中でなんていいですわね♪」
イセリア「…あの…ちなみに変更は…「敗者は勝者に従うものですわよ?」…はい…」
その夜、私は眠ることができませんでした…
翌朝、とても艶々した顔のお嬢様と目に隈を作った私に、カリンから…「強く生きて…」と慰められました…最近カリンがとても優しいです…
―――――――おまけ終了――――――――