また、独自設定がありますのでその点をご了承ください。
シルフカンパニー
この世界における一大企業。本社をこのヤマブキシティのオフィス街に全11Fの高層ビル構える、その営業内容としては萌えもんを保護するために必要なもんすたぁボールを始めとし、各種回復アイテムやスプレー、探索用道具や技マシンなど萌えもんトレーナーにとっての必需品の開発、製造を担っている
過去にもこの会社を狙って様々な産業スパイや破壊工作員などが忍び込もうと試みたことがあるがその度に内部の防壁や迎撃システムが稼働し大事にはならなかったという
しかし今回の事件は過去のそれらとは全くと言っていいほど規模が違う。何せ町1つが丸々占領されたのだから
だがその事件に終止符を打つべく、1人の青年とその仲間達が、シルフカンパニーの最上階へと向かう
――――――――――――――――――
さて、入り口の見張りも居なかったし…何とか無事に忍び込めたけど…この異様な静けさは何なんでしょう…
入って最初に思った感想がそれだった。本来であれば受付の人や来客で賑わっているはずのこの1F…しかし今は人影の1人も見当たりません…とりあえず…エレベーターでは目立ちそうですし…階段を使い昇って行きますか
そして2Fに着いたとき、そいつらはいた。ロケット団の連中だ…やはり中にも人は残していましたか…さて、どうしますかね…
団員が1人になるのを見計らい、強襲をかけそのまま目立たない場所に連れて行き情報を洗いざらい吐いて頂きました。方法?ご想像にお任せしますね…クスクス
団員から聞き出した情報によりますと
・現在サカキは最上階の社長室にいる
・社長室に行くためにはワープブロックによる特殊な移動法でしか辿り着けない
・残された社員も十数名いるが全員防壁の奥に隔離している
・防壁を解除するためには専用のカードキーがいる
とのことでした。隔離されているなら人質を気にする必要はありませんが…ワープブロックによる移動は少々厄介ですね…
敵の事ですから、必ずワープブロックの先には人員を配置しているでしょうし…連戦にはなりますが…そうですねあまり使用は避けてきてましたがあのアイテムを使わせてもらいますか…ではここから先は一方通行、待ったなしの強襲戦…行きますよ!
団員「ん?なんだワープブロックが起動して…貴様!どこから入っぐわぁ!…」
団員「何かあったのか?!っ侵入者か!行け道具共!あれを殺してしまえ!」
イセリア「やれるものならね?さて、時間も惜しい…お願いカリン速攻で決めて!」
カリン「あんた達なんか…認めない…エボルブフレア!」
団員「ちっ…トレーナーを狙え道具共!っどこを狙っている!トレーナーはあっちだぞ!」
イセリア「悪いけどそう来ることは予測済みなんでね…対策させてもらったよ」
そう、アイテム管理ツールに入っていた謎のアイテム”閃光の粉”私が身に着けているこれは、本来萌えもんにのみ持たせられるアイテムなのだけど、自身の特性を変え萌えもんであるとアイテムに認識させている
ちなみに効果は必中技以外の技が当たらなくなる(閃光によって相手の萌えもんがターゲットを見誤って攻撃する)というものです
本来であれば絶対に使用しないアイテムですが、相手はロケット団、トレーナーを直接狙ってくるゴミに遠慮はいりません
まぁ、でないと単独での強行突破も難しいわけですが…あとカリンにはフジ老人から頂いたお守りの石を持っていて貰います
団員「なぜだ!なぜ攻撃があたらな「よそ見してる暇がある?」ぐわぁ?!」
さぁ、この調子で片っ端から団員を倒していきましょう
そうして、一通りワープブロックを使い団員に強襲をかけて行ったのですが…どうにもワープ先がループしているようです…
やはりカードキーでどこかの防壁を解放しないと…?…ここの研究員?なぜ出歩いて?
イセリア「あの…?」
研究員「?!貴様が先程連絡のあった侵入者か…悪いがここで片付けさせてもらおうか」
イセリア「なっ?!あなたはここの社員じゃないんですか!」
どういう事ですか?
研究員「ふん冥土の土産に教えておいてやる。私はシルフの社員であると同時にロケット団員でもあるのさ!」
成程、合点がいった。なぜこうも簡単にシルフが…いや、ヤマブキシティが簡単に制圧されてしまったのか。やはり内通者がいたわけか…しかも、この感じだと複数人…
その後…研究員の格好をした内通者に何人か遭遇したが…
研究員「…ふん、ロケット団の連中が、思う存分萌えもんの研究実験をさせてくれると言ったんでね」
といったマッドサイエンティストや
研究員「社長め!俺様をポナヤツングスカ支店なんかに飛ばしやがるから、ロケット団に狙われるんだ!…ポナヤツングスカ支店?あぁ…ロシアの奥の方だよ!」
最後のはちょっと意味が分からなかったですけど…実はブラックな企業なんですかね?
ただその研究員がロック解除のカードキーを持っていたので少々拝借させて頂くことにしました
そして、いくつかの部屋のロックを解除していき、中に囚われていた社員の方から社長室への行き方を聞き、そのワープブロックへと向かうことに…
しかし後少しという所で…
ロケット団員「よくも今まで好き放題やってくれたな!流石の貴様でもこの人数が相手ではどうにもなるまい!」
と人数にして50人程の団員がやってきました…あぁ、こんな時に!本当に邪魔な連中だ!
いくらレベル差があっても流石にこの人数…誰も殺さずに無力化していくのはきついです…そして、そんな時
窓が割れ、激しい音と共に現れたのは…ロキちゃん?!
ロキ「イセリアさん!大丈夫ですか!」
イセリア「ロキちゃん!こっちは大丈夫、だけどなんでこんな場所に?!」
ロキ「ヤマブキ全体を覆っていたバリヤーが消えて、飛行部隊による降下作戦が可能になったんです!私もカガリと一緒に参加して、イセリアさんがこのビルに居るって聞いてすぐに来たみら、窓の外から戦ってるのが見えたんです!それで突入を…」
この子も無茶をするようになりましたね…でも
イセリア「ありがとう、助かるよ!早速で悪いんだけど、カガリちゃんとオウカの浄化の技でこいつらを無力化させたい…行けるかい?」
ロキ「もちろんです!ね、カガリ!」
カガリ「あれから修行して強くなった私の力を、見せてあげるわ。オウカこそ行けるの?」
オウカ「愚問だよカガリちゃん!」
カガリ「ふっ…なら、行くわよ!オウカ、合わせなさい!」
オウカ「いつでも良いよ!カガリちゃん!」
カガリ「その薄汚い魂を…浄化してあげるわ”せいなるほのお”」
オウカ「負念を断ち切り…全てを終わらせる”ばなびらのまい”」
煌めく浄化の炎と舞い踊る花桜の饗宴…その凄まじき物量の前に殆どの団員は倒れ去っていく…あと少し
ロキ「イセリアさん!先に進んでください!残りは私達が引き受けます!」
イセリア「ロキちゃん?!流石にそれは…」
ロキ「大丈夫です!ジムリーダーの方々も、このビルに突入し人質の救出や残った団員の捕縛をしてくれています!それに、また、手遅れになる前に、早く社長室へ!」
ロキちゃん…強くなったね…
イセリア「分かったよ。でも絶対に無理だけはしないでね!」
そうして私は道を進んで行った…ロキちゃんにその背中を託し…
―――――――――Side ロキ―――――――――
イセリアさんが私を信じて託してくれた…この道を…私は守って見せる!
シオンタウンでイセリアさんと別れた私達は真っ先にグレンタウンにあるジムに向かいました
グレンジムのリーダーカツラさんは炎タイプのエキスパート
カガリちゃんの”せいなるほのお”をもっとちゃんと使えるようになる為に私達はカツラさんに弟子入りしました
カツラ「ロキちゃん…君は何の為に…誰の為に力を望む?」
「私は…仲間を助けられる力があるはずなのに、その力が出せないなんて……哀しいから……」
カツラ「ふむ…ではナナシマにあるトモシビ山に行きなさい。そこで君は自分と向き合うことになる」
そして、カツラさんに言われるままナナシマにあるトモシビ山に向かったら…そこにはなんと伝説と言われている萌えもん…ファイヤーが居たのです
私達はファイヤーに挑みました…しかし、その力は伝説と言われているだけあり、とても強大なもので手持ちは力尽き、同じ炎タイプのカガリでさえ、その炎の力に苦しめられました…
(護れないの……あたしじゃ……また……ランちゃんの時みたいに……そんなの……そんなのって!!)
「……ううん、まだよ……あたしには、ランちゃんの想いが……イセリアさんの想いが……受け継がれてるんだから……そうよ……こんな事で……こんな程度で……終わってたまるもんかあぁぁぁっ!!」
そんな私の声に呼応してくれるかのようにカガリの身体からあの時と同じ…いえ、あの時以上の”せいなるほのお”が放たれたのです
そして、ファイヤーに勝利した私は彼女を手持ちに加えカツラさんの元に戻りました
カツラ「どうやら、自分と向き合う事が出来たようだね…ではこれより本格的な修行に入る!」
それから毎日、カツラさんの元で修行をしていた時にTVでロケット団によるヤマブキシティ占領事件が発生したことを見ました
カツラ「行きなさい。君の力はもう十分に強くなった。君が守りたい者の為、二度と悲しい思いをさせない為に…行きなさい」
「師匠…はい!私行ってきます!」
そして今、私は大切な人の背中を守ることが出来た…
ランちゃん……あたし、少し強くなったよ。もう……あんな事は、二度と経験したくないから……
ランちゃん……あたし、忘れないから。ずっと、覚えてるから……だから!
ロキ「ここから先には行かせない!絶対に!」
カガリ「あんたは……あんた達はっ!!赦さないっ!!」
――――――――Side Out―――――――――
ロキちゃんの為に、みんなの為に私は進む!だから…
イセリア「邪魔をするなぁ!」
あれから進んだ先にもやはり団員達は居た。しかし、数多の思い、願いを託された私達を止められる者はもういない
団員「ここから先へは行かさんぞ!やれ道具共!」
甘い!”しんそく”で駆け抜けながら…
イセリア「サヤ姉!ランカ!ここはお願い!」
サヤナ「えぇ…大切な弟を傷つける者には、お姉ちゃん、容赦はしないわよ?」
ランカ「お兄ちゃん達には近づけさせない!」
しかし社長室の入り口にも団員がいた…
マリア「ここはわたくし達に任せて下さいまし!」
マリー「ご主人さんは敵の親玉にきっついお灸をすえておくれやす!」
イセリア「マリア…マリーさん…助かります!行くぞ!」
そして社長室に入ると…
サカキ「ちっ…また貴様か…もうここまで来るとはな…忌々しい奴だ」
服をビリビリに破られ、倒れている女性秘書と、縄で縛られ幾度も暴行を振るわれたであろう社長が居た
社長「うぅ…き、君は…いけない!逃げるんだ!こいつは普通じゃない…ごふっ…」
サカキ「ふんっ…うるさい社長だ、さっさとマスターボールの在り処と製造法を渡せば、こんな目に合わずに済んだものを」
イセリア「相変わらず腐ってるな…アジトで何も学ばなかったのか?このゴミが?」
サカキ「ハッ!笑止!あの時は不覚を取っただけだ!今の私の手駒はあの時ほど温くはないぞ!」
イセリア「カリン…オウカは連戦と”はなびらのまい”の連続使用で疲労が溜まり過ぎている…行けるかい?」
カリン「えぇ…死んでいった萌えもん達が…みんなが必死で守ろうとしていた…この世界を!守るために!」
なんだ…?!フジ老人から貰った石が輝き始めた…私からも光が…?
そして辺り一面を光が包み込んで行く…そうか…進化を越えて…今、さらなるシンカの時!
サカキ「な、なんだ?!この光は、何だというんだ!」
そして、光が収まった先には…蒼い炎を纏い、首筋までだった髪が背中まで伸び、その鮮やかな橙色が漆黒へと変化したカリンと
白い髪に…青い瞳、今まで以上に力を使えるようになった私がいた
サカキ「き、貴様ら、何だその姿は?!」
カリン「別に何だっていいでしょう?だってあなたは…」
イセリア「今から私達に倒されるんだからね!さぁ…あなたの罪を数えなさい…サカキ!」
サカキ「調子に乗るな!行け!道具共!あいつらを殺せ!」
サカキのボールから出てくる萌えもん達…ダグドリオ、ケンタウロス、ガルーラ、ニドキング、ニドクイン、サイドン
なるほど…確かに今までとはレベルが違うね…でも
イセリア「その程度の力で…」
カリン「私達を止められると思ったの?」
サカキ「なにっ?!」
カリン「私に目覚めた新しい技…煉獄の炎に焼かれなさい…”ギガフレア”!」
イセリア「今は休みなさい…悲しい萌えもん達…”ヴァニッシュ”!」
マグマの…いや、太陽のフレアを思い起こさせる炎と…
収束された全てを消し去る極光の塊…その二つの技によりサカキの萌えもん達は一瞬で戦闘不能になり解放された
サカキ「なんだ…なんなんだ、その技は…く…こうなれば人質を「させると思うの?」なっ?!」
私は”ヴァニッシュ”を撃ってすぐ”しんそく”で人質になっていた社長と秘書さんを救出していた
イセリア「もうあんたに打つ手はない…大人しく投降しな」
サカキ「おれが…俺がこんな所で終わってたまるか!」
そして、隠し持っていたスタングレネードを床に叩きつけ部屋は閃光に包まれる
イセリア「しまった?!サカキは?!いない…?」
その床には穴抜けの紐が落ちていた…くそ…また、取り逃がしたっていうのか…
そうして多くの犠牲を出した今回の事件は…ロケット団員の大半の捕縛とサカキの逃亡という幕引きを迎えた…
…-To Be Continued-
ギガフレアとヴァニッシュはオリジナル技になります(技名は様々なゲームでありますが)