今回はほのぼの回です。
また、独自設定がありますのでその点をご了承ください。
世間を騒がせたロケット団によるヤマブキシティ襲撃事件
あの後、すぐさま駆けつけたジムリーダーや、ジュンサーさんにより社内にいた団員、内通者は全て逮捕されることになった
被害状況についてだが大規模な戦闘により町のあちこちが修復工事を余儀なくされる状態となり、住民に関しては一時的に仮設住宅や近隣の町に移動して貰っている
幸い住民に人的被害はなかったが、やはり事件のことを恐れ未だに不安がる人も少なくはない
こちらに関しても専門のカウンセラーが治療に当たり、必要があれば入院治療などの処置を取るようにしている
そして、あれから1ヶ月…町の修復工事も大方完了し、住民の不安材料でもあったロケット団も、構成員の9割強が逮捕されたという報道により、皆、ヤマブキシティへの引っ越しなどを始めている…
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所は代わり…タマムシシティ…エリカのお屋敷
こんにちは。イセリアです。
あの事件から早1ヶ月、町の復興作業や住民が再び安心して暮らせる為に、警備体制の強化など様々な事がありましたが、無事平穏を取り戻せて何よりです
私とカリンも姿が変わったのは戦闘時のみでサカキが去ってすぐに元の姿に戻りました。あの力は何だったのでしょう?
ただ、事件の際に力を使い過ぎた影響でしょうか…左目が蒼いまま元に戻らなくなりました
今の所何もなさそうですが…心配なことに変わりはありません…
事情を知っている方からはもう力は使うなと釘を刺されてしまいました…
そして、現在、私の周りには…
バツの悪そうな顔をしてそっぽを向くカリン
真正面から睨みつけてくる、黒いオーラを纏ったカスミ
いつも通りの涼しい顔で隣に座るエリカさん
そして、何故か私に膝枕をされてくつろいでいるいるナツメさんが…どうしてこうなりましたか?
私どうしたらいいんですか?カリンに助けを求めてみましたが…うん…ダメですね…そっぽを向いてます
イセリア「すみません、どなたか状況説明を求めます…」
エリカ「?何かおかしいことでもありましたか旦那様?」
この人に意見は求めちゃだめですね…
カスミ「色々と聞きたいことがあるのだけど…そうね、まずエリカさんから旦那様って呼ばれてるのは何でよ!あなたは私の彼氏でしょ!ってゆうか、なんでカリンも何にも言わないのよ!」
エリカ「旦那様は旦那様ですからね。何かおかしいでしょうか?」
カリン「ごめんなさいカスミ…私にはこの人は止められなかったわ…あなたに連絡していなかった私にも落ち度があるのだけれど…」
そして、カリンはエリカさんが恋人になった経緯を簡潔にカスミに伝えた
カスミ「エリカさん…あのカリンが押し負けるなんて…やってくれますね…」
エリカ「あらあら、何の事かしらね♪」
カスミ「はぁ…もういいです…。で、それは分かりましたが…ナツメさん、なんであなたまでいるんですか!しかもそんなうらや…じゃなくて、えーっと…イセリアに膝枕なんてされてるんですか!?」
ナツメ「あら?いいでしょ?私は彼に何度もキスしたり裸まで見られた仲なんですから?今更よね?旦那さま♪」
ちょっとナツメさん?!そんなにカスミを…
カスミ「イセリア…?ちょっと、お話しようか?」
とても良い顔をしたカスミ…さんが居ました…
イセリア「ま、待って!ナツメさんもそんな誤解を生むような言い方「あら?事実でしょ?」…事実ですけど…」
カスミ「イ~セ~リ~ア~?…やっぱりお話が必要みたいね?」
カリン「ごめんカスミ…それも説明させて貰うわね…」
カリンが再びカスミに、ナツメさんを救出した時の事を話してくれた
カリンの言葉は素直に聞くんだねカスミ…
カスミ「まぁ…100歩譲って、キスや裸についての事は分かったわ…でもね、それと今の状況がどう繋がるのよ!」
そう、実はあれからナツメさんとも結婚を前提に交際をすることになりました…
あれは…事件から2週間くらい後のことでしたかね?
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あの日、特訓もお休みということで、珍しくお屋敷でみんなでくつろいでいた所に来客がありました
エリカ「あら?お客さんですわね?どなたかしら?」
ナツメ「久しぶりエリカ。暫くお休みが取れたから来たのだけれど…お邪魔させて貰ってもいいかしら?」
エリカ「あらあらナツメ。お久しぶりですね、その後、町はどうですか?」
ナツメ「まぁ何とか?って感じかしらね。ジムの方はまだ修理が終わらないし、町の復興にもまだ時間がかかりそうだから…って、お客さん?それならまた別の機会に来るけど?」
エリカ「いえ、大丈夫ですよ。いるのは私の旦那様ですから」
ナツメ「なら大丈夫ね…ちょっと待って、今何て言ったのかしら?旦那様?あなたいつの間に結婚したの?!」
エリカ「あぁ、そういえばお伝えしてませんでしたわね。といっても籍はまだ入れてないんですけどね///」
ナツメ「そ、そうだったの…ちょっとビックリしたわ。あなたとは付き合いが長いけど、今までそんな話、全く聞かなかったから」
エリカ「そうですわね。まぁ私も女性としての本能は持っていたということですわ♪」
ナツメ「(相変わらずズレた感性をしてるわね)…まぁいいわ。せっかくだから挨拶させて頂きたいのだけど…いいかしら?」
エリカ「えぇ、もちろんですわ。ナツメも私の自慢の旦那様に会われていって下さいな♪」
ナツメ「はいはい…お熱いことで…(この子が好きになるなんて…どんな人なのかしら?)」
そうして戻ってきたエリカさんが連れてきたのは…ナツメさん?!
イセリア「え、ナツメさん?どうしてここに?」
ナツメ「聞きたいのはこっちよ!なんでイセリアがこんな所にいるのよ?!」
エリカ「ナツメ。こちらが私の旦那様、イセリアさんですよ?」
ナツメ「へ?…はぁぁぁぁあ?!嘘でしょ、何でイセリアがエリカの旦那なの?!どういうことよ?!」
あの冷静そうなナツメさんが珍しく取り乱してます…というかさりげなく旦那様紹介するとか…あぁ、こうしてジムの人達に紹介したんですねエリカさん…
エリカ「ナツメ…少し落ち着いて。あなたらしくないわね」
ナツメ「それはそうよ!だって…イセリアは…その…(言えない、私の想い人です!だなんて…)///」
そうして、赤くなったナツメさんは意を決してエリカさんに耳打ちをしました…どうしたんでしょう?
エリカ「…あら?そうでしたの?でしたらナツメも奥さんになればいいじゃない?」
はい?今、この人何を言いました?聞き間違いでなければ、ものっ凄い爆弾を落とした気がするんですけど?
あ、流石のカリンもフリーズしてる。後、ナツメさんも…
ナツメ「ちょっと?!何で私がこっそり耳打ちしたと思ってるの、何の意味も無いじゃない?!」
あ、やっぱり聞き間違いじゃないんですね…後カリンさん?さっきから足をつねらないで下さい、地味に痛いんですよ…
エリカ「あら?だってナツメはイセリアさんの事が好きなのでしょ?でしたら何の問題もありませんわよね?」
エリカさん…この人は、もう器が大きいなんて言葉じゃ表せないレベルの人に…
カリン「あの…ナツメさん?一応言っておくけどイセリアは私と…後、ハナダジムのカスミとも交際しているわ。エリカさんは…まぁその…察してね?」
言い淀んだ?!あのカリンが?!あれ…ナツメさんが下を向いて…やっぱりこんな優柔不断っぽい男はお断りって感じになるのですかね?
ナツメ「……ふふっ…ふふふ…あはは…なら何にも遠慮することはないわね?そうでしょエリカ?「ええどうぞ♪」」
え?何だかナツメさんの様子が変わりましたよ?!っていうかこちらに近づいて…
イセリア「むぐっ?!」
えぇ…思いっきり顔を掴まれてキスされてます…何でしょう前にもあったような…あ、エリカさんですね
ナツメ「んぅっ…ちゅっ…んふぁ…うふぁ…んんぅ…」
うわっ…ナツメさんキス慣れて?いや、これ何だか記憶にあります…でも思い出せません…(※ヤマブキジムの時です)
ナツメ「んんっ…あふぅ…うむっ…ちゅっ………んはっ…はむっ………」
あぁ、もう…エリカさんと良いナツメさんと良い…年上の人は何でこんなにキスが上手いんですか…頭が蕩けそうになりそうです
ナツメ「…んちゅっ…ぷはっ……んん…(にゅる)」
んんっ?!…舌が…入って…
ナツメ「(れろれろ)…んぅ…んふぁ…あふぅ…ふぅ、ふぅ…ふぅ……んふっ…♪これで私も…あなたの奥さんね♪」
大人のお姉さん…怖い…っていうかカリンも止めて…あ、悟った顔してる…、しかもそのままサムズアップされた?!
ナツメ「というわけで…今後ともヨロシクね…旦那さま♪」
エリカ「うふふ…良かったですわ♪これでナツメともずっと一緒にいられますわね♪」
確信犯ですか?!エリカさん実はそっちもいける口なんですか?!
それからナツメさんが休みの間は2人でデートをするようになり(流石にお互い知らないことも多いので)
そして、隙あらばエリカさんと2人で(もしくは1人で)布団に忍び込んでくるようにもなりました…
艶々になった2人を見たカリンからは…「強く…生きてね…」と言われました…私、見放されましたか?
そうして、ナツメさんと結婚を前提に正式にお付き合いするようになり…
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カリン「……と言うことなのよ…ごめんなさいカスミ…私にはあの2人は止められないわ…」
カスミ「エリカさんだけじゃなくてナツメさんもそっちの人だったんですね…はぁ…まぁイセリアだから仕方ないか…」
あ、カスミにまで呆れられた…
カスミ「でもね…2人…いえ、3人共…?」
カリン「何かしら?」
エリカ「何でしょう?」
ナツメ「何よ?」
カスミ「私もイセリアと一緒の布団で寝たかったのに!なんで私だけ除け者なんですか?!みんな羨まし過ぎよ!!!」
そこですか?!確かにカスミとはハナダでデートして…その後キスを1回しただけですし…
エリカ「あら?でしたら今日はカスミさんも泊まっていかれてはどうですか?それでしたら私達は今日はお邪魔はしませんわよ?」
え?いやそれは「その話!乗った!」カスミ?!…カリンは…あぁ…もう菩薩のような表情に…
カスミ「そうと決まれば話は早いわ!イセリア!今からデートに行くわよ!」
イセリア「本気?」
カスミ「えぇ…久しぶりにおてんば人魚の本領、発揮させてもらうわよ♪」
まぁ…カスミとデートするのも久しぶりだからいいかな「あ、それと」…?
カスミ「今夜は、寝かさないからね♪」
まるで肉食獣のような目をしたカスミ…女は魔物…その意味が理解できたような気がします…
そして翌朝、とても艶々になり帰っていったカスミを見て、カリンは…私の肩を叩きながら…「今夜は私だからね?」とすごく良い笑顔で言いながら去っていきました
まぁ…男冥利につきますね…と思いながら一日を過ごした私でした
――――――――Side Out―――――――――
カスミ「ねぇ…イセリアの瞳のことなんだけど…大丈夫なの?」
エリカ「そうですわね…旦那様はいつも通りにしていましたが…心の中では不安が絶えないでしょうに…」
ナツメ「私達のせいでイセリアに、代償を…私の超能力じゃ何もしてあげられない…大切な人なのに…守ってあげられない…」
カリン「私達ができることは、なるべくイセリアに力を使わせないこと…あいつにも釘は刺したけど…でもあいつは使う…悲しみを止める為に、大切な人達を守るために…私達じゃそれを止めることはできない…だからせめて、あいつの心の支えになってあげたい」
カスミ「そうね。それに、自分が自分で無くなるなら、私達が連れ戻せばいいだけの話でしょ?」
エリカ「ですわ。旦那様の心の支えになることもまた、妻として必要なこと…必ずや守ってみせます」
ナツメ「そうね、それにいざとなったらリーダー権限の行使だって辞さないつもりよ。彼を守れるなら、今の地位なんて惜しくもなんともないもの」
カリン「私達で守りましょう。あいつを…イセリアとの未来を!」
どんな時代でも女は強い…そう、彼女達がいるならイセリアもその未来を掴むことが出来るかもしれない…
…-To Be Continued-