一途な彼女と私の旅   作:桔梗楓

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セキチクジム攻略戦です。
相変わらずのバトル描写です。
一部セリフが某ゲームより使われていますがご勘弁をお願いします。
また、独自設定がありますのでその点をご了承ください。


萌えもんSS46話ー現代に生きる忍

こんにちは。イセリアです。

 

セキチクシティに来て数日…本日は公式ジムバッジを賭けた試合に来ました

 

セキチクジムのリーダーキョウさんは、なんと忍者の末裔で、現代に生きる忍と皆さんから言われているそうです。強さだけではない萌えもんの奥深さを追い求めているという正にその道の求道者なのです。かっこいいですよね

 

その肩書は伊達じゃなく、手作りの特製の薬で傷ついた萌えもんを回復してあげたり、また、サファリゾーンの安全の為、日夜見回りをしているといいます。萌えもんへの愛情と共に、町の人からも信頼されているとても人格者のようです

 

使用してくるのは、毒タイプの萌えもんとの

ことなので、今回はサヤ姉を切り札に頑張りたいと思います(ヤマブキの事件で私の手持ちの萌えもんが知られてしまった為、ジム戦での使用は解禁しました)

 

 

さて、ジムの前までやってきたわけですが…実はこのジム、トレーナーの育成の他に、忍びとしての育成、そして、町の子供たちの為に内部が忍者屋敷のように改造されているらいしいのです。えぇ…楽しみですね。だって忍者屋敷ですよ?男の子なら殆どの人が憧れないですかね?

 

という訳で、ジムの中に入ったのですが…内装がすごいですね。外観と異なり全て和風な作りになっています。あ、マリーさんが嬉しそうです

 

そして、受付も宿屋の店先のような形になっており、立っている女性も、忍び装束…クノイチの格好です。なんだか違う意味でわくわくしてきましたね

 

受付「ようこそ、セキチクジムへ。本日はどういったご用件でしょうか?」

 

イセリア「こんにちは。私はマサラタウンのイセリアと申します。本日はジムリーダーキョウさんに、公式ジムバッジを賭けた試合をするために来たのですが…」

 

受付「あなたがイセリアさんですね…成程…。はい、確認いたしました。では、隣にある更衣室で、こちらの服に着替えて奥の部屋に進んで下さい」

 

着替え?このジムではそんなのもあるんですねぇ…とりあえず、渡された服を更衣室で確認したのですが…

 

少々アレンジが加えられていますけど、これってどう見ても忍びの…しかもクノイチの衣装ですよね?

 

更衣室内の電話から受付の女性に確認を取ったのですが、そちらを着て下さいと笑顔で答えられました…仕方がありません…

 

そして着替えの終わった私は受付の方に確認してもらい、奥の部屋へと向かったのです

 

(この時、受付の女性は思ったそうな…これでご飯3杯は行ける!と…この女性、確信犯である

 

奥に進むと襖で仕切られた部屋がいくつかあり、その先に一つの大きな扉がありました、凝ってますね…そこへ進むと道場のようなフィールドがありました…これがセキチクジム…今までのジムとはまた形が異なりますね…

 

そして進んで行くと…ゴイン!っ?!いったぁ…何ですかこれ…見えない…壁ですか?

 

すると上から声が聞こえてきました

 

???「…ファ ファ ファ!セキチクジム名物”見えない壁”はいかがかな?」

 

思いっきり顔をぶつけました…痛いです…

 

???「あの…父上…すっごく痛がってますけど…?」

 

???「何?!それはすまなかった。すぐに解除しよう…(ポチッ)」

 

すると何やら機械音がして目の前の壁が無くなったようです…そして忍び装束の2人が天井から降りてきました

 

???「あれもアトラクションの一つでな…すまなかった。一応怪我をしないように軟質素材で作ってはいるのだがな…」

 

???「当たり所が悪ければ痛い物なのですよ?いい加減ご自覚下さい父上!」

 

親子?でも一方的に娘さんから怒られてます…

 

???「う、うむ…以後気を付けよう。それで…お主が本日の挑戦者、マサラタウンのイセリア殿かな?」

 

イセリア「あ、はい。私がイセリアです。本日は公式ジム戦をするために来ました。よろしくお願いします」

 

キョウ「拙者はキョウ、ここのジムリーダーをしている。こちらは娘のアンズだ「よろしくお願いします(ぺこり)」。イセリア殿、先のヤマブキでの件は連絡が来ている。君にはとても感謝をしているよ…。しかし、なぜそのような格好をしているのかな?」

 

えっ?!これって試合に必要だからじゃないんですか?!

 

イセリア「実は…受付のクノイチの人から、これを着て先に進んで下さいと言われたのですが…」

 

キョウ「あやつめ…重ね重ねすまない…。あやつは、自分の趣味に合いそうな人を見つけると、どうもコスプレ?とやらをさせたくなるらしいのだ…それ以外はとても優秀なクノイチなのだがな…」

 

あぁ…どうりで最初にじっくりと見られていたんですね…納得がいきましたよ…。しかしこの様子だとキョウさんもかなり手を焼いてるみたいですね…

 

イセリア「まぁ…質問せずに着てしまった私も非がありますので、お気になさらず…それと、隣の娘さんは?」

 

アンズ「アンズと呼んで下さい、イセリア様。実はナツメ様から、イセリア様のヤマブキシティでの突入劇を聞き、一度でいいので、そのお姿を拝見したいと思い、無理を言って父上に同行させて貰ったのです」

 

ナツメさん…あれって秘密なんじゃ…?いえ、もう考えるのは止しましょう…

 

イセリア「では、アンズさん。実際に私を見てどうでしょうか?まぁ…こんな姿なので格好は付きませんけど…「そんなことはございません!」え?」

 

アンズ「イセリア様には、その御姿がとても良くお似合いです!まさに私の目指すクノイチの姿、其の物なのです!…あと…サインと、一緒に写真を撮ってもらっても良いでしょうか?///」

 

イセリア「えっと…私は構いませんけど…なるべくなら写真は他の方には見せないで下さいね?「もちろんです!門外不出の家宝にさせて頂きます!」(それはそれでちょっと困りますね…)ま、まぁそれは無事にジム戦が終わった後でと言うことでお願いします。負けてしまっては格好も付きませんので…「はい!速攻で父上を倒して下さい!イセリア様!」」

 

あぁ…キョウさんの顔がとても寂しそうに…とはいえ行きますか

 

イセリア「で、ではキョウさん。バッジ認定の試合、お願いします!」

 

キョウ「う、うむ。では改めて名乗ろう…拙者はキョウ、毒タイプのエキスパート。…毒を食らったら自滅!眠ってしまったら無抵抗 …忍の技の極意!毒萌えもんの恐ろしさ!受けてみるがよい!」

 

イセリア「マサラタウンのイセリア。家族の為に、みんなの為に、私は、勝利を具現します!」

 

(ジムリーダー並びにトレーナーを承認…萌えもんバトル…レディ…)

 

「「GO!!」」

 

キョウ「行け!モルフォン!すかさず”かげぶんしん”で敵を惑わせ!」

 

モルフォン「忍びの極意とくと見よ!」

 

現れたモルフォンは多くの残像を生み出し、その本体を隠す

 

イセリア「増えただけなら、全員まとめて吹き飛ばしなさい!オウカ!”はなふぶき”」

 

オウカ「花桜の吹雪よ…全ての敵を打ち破って!」

 

多重に分身したモルフォンに、膨大な量の花弁の吹雪が襲い掛かる

 

モルフォン「何て量なの!これじゃあ分身が…!?」

 

見えた…そいつが本体だ!

 

イセリア「オウカ!すかさず”すてみタックル”で止めを!」

 

オウカ「そこですね!はぁぁぁあ!」

 

渾身の力を込めたオウカのタックルがモルフォンに直撃する

 

モルフォン「かはっ?!何て威力…」

 

(モルフォン戦闘不能)

 

まずは1人目!次はだれが来る?

 

キョウ「ヤマブキの英雄…伊達ではないと言ったところか。ならばこいつでどうだ!行けマタドガス!”えんまく”で敵をかく乱せよ!」

 

マタドガス「さしずめ煙遁の術ってところかね?見えない恐怖に怯えるがいいさ!」

 

辺り一面を煙幕により視界を遮られる…”はなふぶき”じゃ煙は吹き飛ばせない…どうする…?

 

キョウ「そのまま足掻くがよい!マタドガスよ敵を陽動しつつ”ヘドロばくだん”で体力を削れ!」

 

マタドガス「了解しました頭領!おらおらおら!」

 

オウカ「きゃぁぁぁあ?!」

 

イセリア「オウカ!さっきの”すてみタックル”の反動ダメージが大きい…何とかあの煙を…そうだ”こうごうせい”で光を収束させるんだ!」

 

オウカ「は、はい!陽光の力を…私に…」

 

オウカの身体に光が収束していく…そして、その光が煙から漏れだし僅かながらにもマタドガスの位置を特定する

 

イセリア「オウカ!左斜め方向に”はなふぶき”!」

 

オウカ「そこです!お花さん達…お願い!」

 

これなら敵の位置が特定できなくてもある程度の攻撃を当てることはできます!

 

マタドガス「ちっ!厄介な技だね!煙幕も薄れてきたし…早く決めないとマズイよ頭領!」

 

キョウ「分かっている!ここは敵の体力を削るためにも…相打ち覚悟で頼むぞ!”だいばくはつ”!」

 

マタドガス「これも忍者の仕事なんでね!消えな!」

 

凄まじい音と共にマタドガスが爆発を起こす。オウカもそれに巻き込まれ

 

オウカ「きゃあぁぁあ!!!…マスター…ごめんなさい…」

 

(マタドガス、フシギバナ戦闘不能)

 

ダメージを負ったオウカには耐えられなかったか…

 

イセリア「よく頑張ってくれたねオウカ。ならこっちも行ってカリン!」

 

カリン「あの時の私とは違うってこと、思い知らせてあげるわ!」

 

キョウ「ブースターか…面白い!ならば行くがよい!ベトベトン!毒の恐怖を味あわせるがいい!”どくどく”の術!」

 

ベトベトン「あなたには、猛毒がお似合いよ?じっくりと苦しみなさい?」

 

カリン「こんな毒ぐらいで、私を止められるとでも…?!何これ、普通の毒じゃない!イセリア!早く決着を!」

 

イセリア「分かってる!速攻で決める!”フレアドライブ”で防御ごと貫け!」

 

ベトベトン「なっ?!私の装甲が…こうも簡単に…ふっ…でもあなたも道連れよ?」

 

(ベトベトン戦闘不能)

 

しかし普通の毒よりもさらに強力な猛毒がカリンの身体を蝕む…

 

カリン「こんな…毒ぐらい…くぅ…」

 

キョウ「よくやったベトベトンよ!イセリア殿!お主のエースは、これで居なくなるも同然、止めを刺せ!ゲンガーよ!」

 

ゲンガー「影から隠れてこんにちはってね!悪いけど一気に決めさせてもらうよ!」

 

ゲンガー…あんな萌えもんまで用意していたのか…カリンのスピードじゃ追いつけない…ならばせめて、一撃だけでも!

 

イセリア「カリン!一撃だけでもいい!”エボルブフレア”!」

 

カリン「せめて、体力だけでも削って見せるわ!はぁぁぁあ!!」

 

エボルブフレアは先制技…しかしその分威力には劣ってしまう…

 

キョウ「一撃は貰うか…まぁ良い、”シャドーパンチ”で沈めろ!」

 

ゲンガー「ちっ…ちょっと痛かったけど…こいつで止め!」

 

影からの強襲がカリンを襲う…そして猛毒で体力を失っていたカリンはそれに耐えきれず…

 

カリン「きゃう!?…ごめん…また、足を引っ張っちゃったわね…」

 

(ブースター戦闘不能)

 

イセリア「いや、相手もエキスパート、こっちの判断が甘かった…ごめんね」

 

オウカとカリン…2人の為にも…

 

イセリア「そちらの切り札がゲンガーなら、こちらも切り札を切らせて貰います!」

 

キョウ「何!あのブースターが切り札ではなかったというのか?!」

 

イセリア「正解です!そして…真打は…」

 

サヤナ「遅れて出てくるってことね♪」

 

キョウ「その萌えもんは…カントーにはいないタイプの者か…しかし、そうそうゲンガーは落とせんぞ!」

 

サヤナ「あらあら、すこし大人しくしましょうね?”さいみんじゅつ”で…眠りなさい?」

 

ゲンガー「なっ…忍びに眠りなど…くっ…zzz」

 

キョウ「何と?!そのような技を…おのれ小癪な!起きるのだ!ゲンガーよ!」

 

しかしサヤ姉の催眠術は強力で、よほどのことでない限り起きることはない

 

サヤナ「だめよ?寝た娘は起こすなって言うでしょ?するなら…”ゆめくい”よ?」

 

ゲンガー「zzz…うぐっ…いやっ…そんな、拷問なんて…くぅ…」

 

(ゲンガー戦闘不能。よって、勝者…マサラタウンのイセリア)

 

サヤナ「やったわね、いっちゃん♪」

 

イセリア「ありがとうサヤ姉…それに2人とも、お疲れ様」

 

キョウ「ふっ…流石にお主、やりおるな…。忍びの術を越えたその力、見せて貰ったぞ。そら!ピンクバッジを受け取るがよい!」

 

これがピンクバッジ…残るバッジは後2つ…もう少しで…

 

キョウ「お主と良い、先の小娘と良い…マサラタウンのトレーナーは面白いな。そうだ、ピンクバッジを持っておればお主の萌えもんの防御力を上げる!そして戦ってない時でも”なみのり”の技を使えるようになる!そしてこいつも持っていくがよい、これをお主に!400年昔より我が家に伝わる萌えもん技マシン!こいつには極意!”どくどく”が封印してある!この毒は普通の毒よりも強力な猛毒を相手に与える!これは相手に恐怖を与える技なのだ!」

 

イセリア「キョウさん、ありがとうございます!」

 

キョウ「うむ!拙者もお主も持てる力を出し尽くした!それで敵わぬなら…さらに精進あるのみよ!」

 

流石に求道者…言葉の重みが違います…いつか、私もこんな風に…「イセリアさん!」…?

 

アンズ「お見事な試合でした!忍びの技をことごとく反していくその力…素敵でした!私ももっともっと修行して、イセリアさんみたいな立派なクノイチになります!」

 

嬉しいけど…アンズさん…私は男だから忍者ですよ?

 

それと、後ろで悲しそうにしているお父さんを、目標にしてあげて下さいね?

 

イセリア「いつか、同じ舞台で戦おうね。待ってるから」

 

アンズ「はいっ!あ、後…約束の、サインと写真をお願いします…///」

 

忘れてました…というかサインなんて書いたことないんですけど…

 

イセリア「サインは書いたことがないから…とりあえず名前で良いのかな?」

 

アンズ「なら私が初めての人に!嬉しいです!ならこの色紙に”甲賀クノイチ、イセリア参上。アンズへ”ってお願いします!あと、写真は私の隣で…あ、父上、撮影して下さい。はいこれカメラ」

 

哀愁漂うキョウさんは、父親らしく「ハイ、チーズ」と言いながらシャッターを切ってくれました

 

イセリア「えっと、これで良いかな?」

 

アンズ「何言ってるんですか?あと20枚は色々なポーズで写しませんと!」

 

とアンズさんに押されるがまま、結局50枚近く、写真を撮りました…最近の女子って…すごいですね…

 

そしてキョウさんは最後に…

 

キョウ「君達なら、リーグを制覇することは夢ではない。またいつの日か手合わせを願うよ」

 

と華麗に去って行きました…かっこいいですね…私も忍術を覚えたいです

 

そうして、次の町、グレンタウンへの計画を立てながらその日は休みに付きました

 

 

 

…-To Be Continued-

 

 

――――――――おまけ―――――――――

 

某ファンクラブにて

 

N「それで、例のブツは?」

 

A「はっ…ここに…」

 

そこに出されたのは、クノイチのコスプレをして恥じらう、大量のイセリアの写真が…

 

E「任務ご苦労です。これであなたも我がファンクラブI(イセリア)L(ラブ)への正式な入会を認めます」

 

A「ありがたき幸せに存じます!」

 

K「どうでもいいけど、これ…イセリアにばれたら、絶対怒られるわよ?っていうか何で表記が頭文字だけなの?」

 

E「単なるノリです♪」

 

K「まぁ、えり…じゃなかったEさんの考えることですからね…」

 

N「しかし、見れば見るほど可愛いわね…次は何を着て貰おうかしら?」

 

E「和服…は見慣れてますし。かといって普通の女性服も着て貰いましたからねぇ」

 

K「もういっそのこと、水着…とか?」

 

N,E,A「「「それよ(ですわね)(です)!!!」」」

 

こうしてイセリアの知らない間に恐ろしい計画が進められているのでした

 

―――――――おまけ終了――――――――

 

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