一途な彼女と私の旅   作:桔梗楓

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萌えもん屋敷とフジ老人の話になります。
また、独自設定がありますのでその点をご了承ください。


萌えもんSS52話ー萌えもん屋敷の悲劇

こんにちは。イセリアです。

 

トモシビ山で数日ほど修行をした、私達は、現在グレンタウンに戻ってきています

 

そうそう、コルニさんですが…

 

コルニ「うん!この数日、すっごく楽しかったよ!また、いつか、会ったときはヨロシクね!」

 

と言ってグレンタウンに帰るなり、すぐに船に乗り旅立ちました(カントーの他の町を観光したいとのことでした)

 

そして、私達はカツラさんに、メガシンカの事についての報告をすると共に、メガストーンをくれたフジ老人について尋ねてみました

 

すると、カツラさんは、少し懐かしい、そして悲しそうな顔をして語ってくれましたので、ここからは要点を纏めて話します

 

――――――――――――――――

 

カツラとフジは昔、一緒に旅をしていた、良き研究仲間でもあり、良きライバルでもあった

 

そして、ある時、南アメリカのギアナのジャングルで、新種の萌えもんを発見した

 

カツラさんとフジは、その萌えもんに協力を仰ぎ、研究所へと同行してもらった

 

その萌えもんも、自身の事で、少しでも人間と萌えもんとの、共存関係が築けるのなら、と快く承諾してくれた

 

ジャングルの帰り道、協力してくれた萌えもんが、とある泉へと案内してくれ、そこで2つの輝く石をくれた(それがこのメガストーン)

 

泉はとても神秘的で、近くに住む野生の萌えもん達からは、神の泉として、崇められていた

 

実際に、この泉の成分を調べたところ、人や萌えもんを回復する力や、進化を促進する力が備わっていたという

 

そして、当時、2人が研究拠点としていた、グレンタウンの洋館…現在の萌えもん屋敷にて新種の萌えもんの研究を始めた

 

研究して分かった事だが、なんとこの萌えもん、今まで研究してきた全ての萌えもんのDNAを有していた

 

もしや、この萌えもんは、全ての萌えもんの起源なのでは?とも考察もしたが、確証が得られない為、その件は保留となった

 

私達はこの萌えもんを”ミュウ”と名付けた

 

しばらくしてこの萌えもんがタマゴを生んだ…いや、創造したといった表現が正しいだろうか?

 

そして、ミュウはタマゴを私達に託し、旅立っていった…どうやら、自分にしかできない役目ができたようだ

 

タマゴから生まれた萌えもん、これもまた、ミュウとは異なる姿をしていた。私達はその娘にミュウツーという名を付けた

 

ミュウツーは純粋な戦闘能力が高いことが分かった。しかし、そこからが私達の別離の始まりだった

 

フジがミュウツーの純粋な戦闘能力をさらに高めるための研究を始めた

 

私はフジを止めた。しかし、彼は何かに取りつかれたかのように研究に没頭した

 

そして、悲劇は起きた

 

度重なる実験の末、ミュウツーが暴走したのだ

 

トレーナーとして慣らした私が、簡単にあしらわれるレベルの強さのミュウツー…私達には止める事ができなかった

 

ミュウツーは暴走の末、屋敷を破壊し、どこかに姿を消した

 

幸か不幸か、あれから数十年…ミュウツーが、どこかの町を襲ったという報告はされていない

 

私達は悔やんだ…。我々の…人と萌えもんの共存の為に、その力を貸してくれたミュウに申し訳が立たない

 

それ以降、私はジムリーダーとしてトレーナーを正しく導くためにその知識を役立て…

 

フジは自身の研究への後悔と贖罪を込めてか、研究者としても、トレーナーとしても足を洗い、傷ついた萌えもんや、孤児のための保護施設を作り、そこで生涯を終えると告げた

 

私達は、そこで別離の道を選んだ

 

しかし、道は違えど、トレーナーと萌えもんが、いつの日か共存できることを、夢にすることには変わりない

 

だが、ミュウツーが未だに世界のどこかにいる事に変わりはない。いつの日か見つけ出し…今度こそ対話してみせる

 

――――――――――――――――

 

そんな過去があったんですね…

 

しかし、ミュウとミュウツーですか…萌えもん図鑑を完成させるためには、いつしか出会わないといけませんね…

 

ですけどミュウ…何故でしょう?とても懐かしい感じがします

 

カツラ「長々と昔話をすまんな…。そうだ、君たちがナナシマで修行している間に、トキワシティのジムリーダーが帰って来ているぞ」

 

イセリア「トキワのジムリーダーが?…出張で長期不在と聞いていましたが…好都合ですね」

 

カツラ「うむ。君達なら彼を倒し、リーグへと進めるだろう。しかし油断はするなよ?」

 

イセリア「もちろんです。トキワのジムリーダーは、バランスの良い編成で、隙のない構成だと聞いてます」

 

カツラ「そこまで分かっているなら、私から言うことは何もないな…健闘を祈るよ」

 

そうして、私達はグレンタウンを後にして、一時実家のマサラタウンを目指すことにしました

 

最後のバッジ…獲得してリーグに辿り着きませんとね…あ、あと母さんに色々と報告をしないと…

 

そうして、マリアの”そらをとぶ”で私達は始まりの町、マサラタウンへと向かいました

 

 

 

…-To Be Continued-

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