また、独自設定がありますのでその点をご了承ください。
こんにちわ。イセリアです。
タマキとライラを仲間に加えた翌日、私達はタマムシシティに来ています
ちなみにメンバーは、カリン、オウカ、ミオ、タマキ、ライラの5人で来ています
なぜ、私達がタマムシシティに来ているのかと言いますと、グレンタウンの研究所の人から、このタマムシシティのマンションでイーブイが保護されているという情報を得たからです
もし、そのイーブイがカリンとライラの姉妹なら会わせてあげたいと思い、ジム戦の攻略の前に来たわけです
ちなみに、ミオさんとタマキさんは別行動をとっています(先にエリカさんの御屋敷に行くと言っていましたけど…)
さて、そろそろマンションに着きますね…
ライラ「姉さん…ここに居るっていうイーブイって…私達の姉妹の誰かなのかな?」
カリン「どうかしらね…、イーブイ自体は地方によってはそこまで珍しくないって聞いたこともあるし…まぁ、姉妹の誰かだったらうれしいわね」
流石のカリンも少し緊張しているみたいです…まぁ、もしかしたら、自分の生き別れの姉妹かもしれないので仕方ないですよね
っと、この部屋ですね…チャイムを押して…あ、事前に研究所の人を通じて連絡はしていますので
お婆さん「はい?どちらさんですかねぇ?」
イセリア「あ、私イセリアと申します。研究所の方から連絡が来てると思うのですが…」
お婆さん「あぁ、あなたがそうだったんですねぇ。どうぞ中に入ってくださいな」
そうして、お婆さんに連れられて中に入ると1人のイーブイがいました
カリンとライラの方を見てみると…
カリン「セリナ?…セリナなの?」
セリナ「ん…そうだけど…お姉ちゃん達何で私の名前を知ってるの?」
ライラ「セリナ!私達だよ!あなたのお姉ちゃんのフラム姉さんとライラよ!」
セリナ「え…?お姉ちゃん達…なの…?本当に…?お、お姉ちゃーん!!」
そうして抱き合う3人の姉妹…良かった…本当に…家族が再会できるのは…嬉しいことですよね
カリン「イセリア、この娘はセリナ。私達姉妹の末の妹よ。で、セリナ、こっちは私のパートナー、イセリアよ」
セリナ「セリナです。よろしくお願いしますねイセリアさん」
イセリア「よろしくねセリナちゃん。良かったねカリン、ライラ…末の妹なら、尚更心配だったでしょ?」
カリン「そうね、その娘はとっても気が弱かったから、一番心配したのよ…」
セリナ「あの…お姉ちゃん、カリンって?」
カリン「あぁ、そうね…今の私の名前はフラムじゃなくてカリンって名乗ってるのよ…理由は、その内話してあげるわね。それにしても、本当に無事で良かったわ…あれから、どうしたの?」
セリナ「うん…お姉ちゃん達とはぐれてから、私は町の方に逃げたの…そうしたら、丁度、観光に来ていたお婆ちゃんに見つけられて、そのまま保護してもらったの…それから、このマンションで暮らしながら、グレンタウンの研究所に、お姉ちゃん達の情報が入ってきたら教えてもらうようにしてたの」
お婆さん「本当に良かったわぁ。保護してすぐの頃の、この娘の悲しそうな顔をずっと見てきたからねぇ…。なら、セリナちゃんはお姉ちゃん達と一緒にお行なさい」
セリナ「………お姉ちゃん…。私ね、このままここで暮らそうと思うの「「セリナ?!」」私もね…最初はね、お姉ちゃん達と一緒に行こうと思ってたんだよ…でもね、このお婆ちゃん、1年前にお爺ちゃんを亡くしちゃって…私まで出て行ったら1人になっちゃう…。お婆ちゃん達には今までとっても良くしてもらったから…だから私は、ここに残って恩返しをしたいの…」
お婆さん「セリナちゃん…私のことは良いのよ?私の…いいえ、私とお爺さんの願いは、セリナちゃんが、お姉さんと再会できて、幸せになってくれることなんだから…ね?」
セリナ「ううん…それでも私は…私の命を助けて、そしてお姉ちゃん達と会わせてくれたお婆ちゃんの元に居たいの!…ダメな妹でごめんね…お姉ちゃん…」
カリン「セリナ…あなたはダメなんかじゃない…お婆さんのことを考えてあげられる、心の優しい…私達の自慢の妹よ」
ライラ「そう…それは誇っていいことなのよ?あなたの、お婆さんを思う優しさ…それは何事にも代えがたい尊い物なの…だから泣かないで…ね?」
セリナ「…ぐすっ…ありがとう…お姉ちゃん達…うぅ…」
カリン「全く…泣き虫な所はホント、変わってないわね…よしよし…。大丈夫、今までと違って場所が分かったんだから。いつでも会えるわ。だからあなたはお婆さんを支えてあげて?」
セリナ「ありがとう…私はいつでもここにいるから、だから、心配はいらないよ!」
ライラ「うん…強くなったわね…あなたはあなたのできる事をしなさい。他の姉妹のことは私達に任せて、あなたはお婆さんにしっかりと恩返しをするのよ?」
セリナ「うん!」
姉妹の絆っていいですね…そうして、私達はマンションを後にしました…
カリン「ずっと泣き虫で弱い子って思ってたけど…。強くなったわね」
ライラ「そうですね。まぁこれからはいつでも会いに行けますから。それにしてもこの地でカリン姉さんとセリナ…2人に出会えるなんて思いませんでしたよ。もしかしたら、もう1人くらいいますかね?」
カリン「そうね。いてくれると嬉しいわね…まぁリーグを制覇して残る姉妹も探さないとね!」
イセリア「その為にはがんばってリーグを制覇しないとね」
ライラ「イセリアさんとお仲間さんでしたら、できますよ!それに、イセリアさんには早く姉さんと結婚して貰いたいんですからね?」
カリン「ちょ、ちょっとライラ!あなたも、なかなか言うようになったわね…」
ライラ「タマキ様の所で修行しましたので。ところで、そのタマキ様とミオ様はどちらに?タマムシシティに入ってから、直ぐに別の建物へ向かって行きましたが?」
あぁ…それは別途説明がいりますね…
――――――――上空を移動中―――――――――
ミオ「所で、ヌシ様?このタマムシシティにはヌシ様の側室がおると聞いておるが…まことかのう?」
イセリア「側室って…一応婚約者ってことにはなってますね。どうかしましたか?」
ミオ「なに、女にはな…戦わぬといかぬ時があるのじゃよ…くふふ」
イセリア「あの…相手は普通の人なので変なことをしたらダメですよ?」
ミオ「分かっておる。じゃから言うたじゃろ?女の戦いじゃと…の?」
――――――――そして今―――――――――
エリカ屋敷にて
沈黙がその場を支配していた
その場にいるのは、エリカ、カスミ、ミオ、タマキ…みんなイセリアの婚約者となっている者達だ
そんな中初めに口を開いたのは…
エリカ「それで、本日はどのようなご用件ですか?」
タマムシジムリーダーのエリカである。いつもは飄々とした今日はどこか緊張した面持ちである
まぁそれは仕方がない話である…なにせ目の前にいるのは、伝説の萌えもんフリーザーとサンダー
しかも体からはプレッシャーが放たれている状態だ
ミオ「そう緊張するでない。本日の要件と申したのう、なぁに、簡単な話じゃ。わらわ達もヌシ様と、夫婦になることになったのでな、挨拶に伺ったまでのことよ。のうタマキ?」
タマキ「せやな、うちらはイセリアはんと夫婦になると決めた。せやから、その挨拶に来てんねん。おかしいことなんて何もないやろ?」
と飄々と応える2人…
エリカは、珍しく内心かなり焦っていた。恐らくこの方達は、女としての序列を分からせる為に来たのだと…
カスミも同様に焦っていたが、幸いミオとは前に一度会話をしているので、そこまでの緊張は無かった…とは言えこの沈黙の場はきついのだが…
しかし、そこに救援がやってきた
ナツメ「エリカ~、上がるわよ~イセリアはまだ来てない…の?」
流石のナツメも2人を見て驚きを隠せなかったようです。何せ、女の私達ですら見惚れるくらいの絶世の美女、しかもそれが2人もいるのですから…
しかし、この2人…見た目以上にやりますね…特にフリーザーのミオさんでしたか…まるでこちらの考え全てを、見通してくるような瞳…
サンダーのタマキさんこそ口にこそ出さないが、その眼差しから感じられるのは強い意志…これが伝説の女ですか…何と言う嫁力…凄まじいですね
エリカ「ナツメ。こちらは旦那様の、新しい奥方様で、ミオ様とタマキ様と申します。くれぐれも失礼の無いように…」
ナツメ「分かったわ。それで、その2人が何の用でしょうか?」
ミオ「くふふ…大方、検討は付いておるじゃろう?そちも、そちらにおるエリカとやらも、賢明のようじゃしのう。カスミとは前にも話したがな」
カスミ「えぇ…ご無沙汰しています…(相変わらず綺麗な人だけど怖いよ~…)」
タマキ「まぁ、早い話、誰がイセリアはんの一番の奥さんになるか、ゆう話をしに来たんや。別に重婚なんて普通のことやし、うちらもそれで納得しとる…けどな…」
ミオ「そう、まぁヌシ様のことじゃ…みんな同様に愛してくれるとは思うが、やはり女に生まれたからには堂々と正妻を名乗り、一番に愛してもらいたいものじゃ…違うかや?」
そういってミオさん以外の人達の顔が真っ赤になります
ミオ「まぁそこでじゃ、ちょっとした提案なのじゃが…妻になる…つまりヌシ様の寵愛を受け、子を一番に生んだ者が正妻になる…どうかのう?まぁ…先にタマキが言うた通り、重婚は当たり前で、誰が正妻という決まりもないのじゃが…やはり一番にはなりたいとは思わぬかや?」
その時、女性陣に雷が走った!
エリカ「でしたら問題ありませんわ…私が全て搾り取ってさしあげますからね」
ナツメ「あら、私の超能力をもってすれば余裕ですよ?いいのですか?」
カスミ「……確か次のアレの日は…///」
しかし、そんな3人を見て…
ミオ「くふふ…じゃからお主らはまだまだ子供なのじゃよ。良いか?仮にそれで無理やり子が出来て、ヌシ様が喜ぶと思うかや?むしろ責任やら何やらで、逆に追い詰めてしまうかもしれぬぞ?」
この伝説…性悪である…
ミオ「大事なのは、あくまでもヌシ様から求めてくること…その結果として授かったなら、それが運命というものじゃろう?すなわちそれこそが一番の寵愛の印なのじゃよ」
ジムリーダー達は思った…あぁ…この人は格が違い過ぎると…
ミオ「とはいえ、ヌシ様はまだ旅の途中、故に今回は、協定を結びに来たのじゃよ」
みんな「「「「協定?」」」」
ミオ「そう、早い話、旅がひと段落つくまでは、抜け駆け厳禁、手出し無用ということじゃ…わらわも今のヌシ様に、これ以上、負担を掛けたくないからのう。それに、旅が落ち着かぬ限り、お主らもチャンスが少ないじゃろう?それは公平性に欠けるからのう」
エリカは思った…旦那様のことを一番に考え、尚且つ、私達にも公平であるという慈悲の心、自分とは器が違うと…
ナツメは思った…大人だと思っていた自分の考えが、まだまだ全然、子供だと思い知らされたと…
カスミは思った…あぁ…この人がここに来た段階で、既に勝負は決まっていたんだなと…
タマキは思った…こいつ、絶対狙っとったな…と…
そうして、彼女達は頷くしかなかった…
ミオ「では協定を結ぶということで良いかのう?ふむ…皆が良いなら、わらわも嬉しいぞ。では今後はみなでヌシ様を支えていこうぞ…のう?」
この瞬間…女の戦いという名の、序列戦争は終わりを告げた…無論、全てはミオの計画通りだったのですが…
―――――――――――――――――
そしてみんなと合流するために、エリカさんのお屋敷に向かったのですが…
なんでしょうこの光景…勝ち誇ったミオさん…そして、魂を抜かれたかのように、がっかりしている他の人達…え、何があったんですか?
ミオさんに目をやったところ…「これが正妻戦争…女の戦いというものじゃよ?」と言われました
まぁ、しばらくして回復したみんなとお茶をして、その日はマサラタウンに帰りました
しかし、みんなの態度が何だか遠慮しているような…(特にエリカさんとか)…まぁそんな日もあるんですかね?
さて、カリンの姉妹も見つかったことですし、早くロキちゃんにも追いつきたいので、次はトキワシティのジム攻略を目指してがんばりますかね
そうして、とても良い笑顔をしたミオさんに乗ってマサラへと帰るのでした…
…-To Be Continued-