また、独自設定がありますのでその点をご了承ください。
気が付いたらお気に入りが100件を超えててビックリしました。
登録してくれた方々に感謝します。
もう少しで完結ですので最後までお楽しみ頂ければ幸いです。
こんにちわ。イセリアです。
シバさんとの戦いを終え、次なる部屋へと着いた、私達の目の前に広がるのは…墓標…?いえ、どちらかと言うと慰霊碑のようなものですか…?
どことなく、シオンタウンを連想させる光景ですが…あの時みたいに嫌な感じはしません…むしろこれは…安らぎ?
???「待ってたよ。あんたが挑戦者のイセリアだね?無事にシバを突破できたようで何よりさね」
そうして奥から現れたのは、貴婦人を彷彿とさせる初老の女性…
キクコ「あたしは四天王のキクコ。フィールドを見ても分かる通りゴースト使いさ。どうだい?驚いたかい?」
イセリア「初めましてマサラタウンのイセリアです。確かに驚きましたけど…でも、ここからは悪意は感じない…純粋な…安らかな感じがします」
キクコ「そうか…あんた、分かるんだね?まぁいいさ、マサラタウン、オーキドの爺に図鑑を頼まれてる子だね?」
イセリア「オーキド博士をご存じなので?」
キクコ「あぁ、あいつと私は、昔はトレーナーとして慣らしたもんさ、その時のオーキドは中々いい男だったよ。今じゃ見る影もないがね…。あんた、オーキドの孫と一緒に図鑑を作ってるんだってねぇ?」
イセリア「えぇ、そうですが…」
キクコ「図鑑なんて作ってるようじゃダメだ!萌えもんは、戦わせている時が一番輝くものなのさ!あんたにも、本当の戦いってものを教えてやる!」
イセリア「あなたの言葉を否定はしません…ですが!私にも負けられない理由があります!マサラタウン、イセリア!家族の為に、みんなの為に!…勝利を具現します!」
キクコ「そう来なくちゃね!なら、行かせてもらうよ!」
(四天王並びにトレーナーを承認…萌えもんバトル…レディ…)
「「GO!!」」
キクコ「行きな!ゲンガー!現実を思い知らせてやれ!」
ゲンガー「まったく…子供をいじめる趣味は無いのだけれどね…」
イセリア「こっちもお願い!サヤ姉!本当の輝きを見せて!」
サヤナ「弟の願いに応えるのは姉の義務だからね、お姉ちゃんも本気で行くわよ!…メガシンカ!」
キクコ「ふん!データの少ない萌えもんとメガシンカかい?なら、思いっきりやれるねぇ…ゲンガー!”ナイトヘッド”で様子を見な!」
ゲンガーから恐ろしい幻が放たれる…しかし、それはメガシンカの光によって阻まれる
サヤナ「あらあら?素敵な歓迎ね…お返ししてあげるわ」
イセリア「サヤ姉!”サイコキネシス”」
強力な念の波動がゲンガーを襲う
ゲンガー「エスパー?!っく…これは相性が悪いね…」
(ゲンガー戦闘不能)
キクコ「ちっ…よりにもよってエスパータイプかい!なら、その素早さで翻弄してやりな!ゴルバット!”かげぶんしん”!」
ゴルバット「ふっ…この分身…その鈍足では見切れまい!」
多重に分身したゴルバット…ですが…
イセリア「その答えはキョウさんから教えて貰っています!サヤ姉!”ハイパーボイス”で全て掻き消して!」
サヤナ「あらあら…私が音痴みたいじゃない…まぁいいわ、ラァーーーーーーー……!!!」
サヤ姉の声に乗せられた力が周囲に拡散される
ゴルバット「くっ…これでは本体も何も…「そこだ!”サイコキネシス”!」なっ?!きゃぁっ?!…」
(ゴルバット戦闘不能)
キクコ「くっくっく…面白いねぇ…それに、ジムリーダーからも、しっかりと学んでいるようじゃないかい?」
イセリア「えぇ、みなさんの戦いは、私の旅の記憶…思い出…経験…全てがあって今、ここにいます!」
キクコ「いい心がけだ!ならもっと、その力を見せて貰おうか!いきな!ベトベトン!こいつの防御は一味違うよ!」
ベトベトン「私の防御はゲンガーや、ゴルバットとは全く違うわ!そう簡単に落とせるとは思わない事ね!」
それも、キョウさんとの戦いで経験済みです!
イセリア「サヤ姉…”めいそう”で力を!」
サヤナ「えぇ…力よ…私に集え…」
そうして瞑想を始めたサヤ姉に光の粒子が集まっていく…
キクコ「何だかやばそうだね!今の間に決めちまいな!ベトベトン!”のしかかり”で潰しちまいな!」
その髪をさらに巨大にし自分の体重を重くするベトベトン…そして、瞑想中で動けないサヤ姉にのしかかる
ベトベトン「体重が重くなるのは女として癪だけど、これも勝負なんでね!潰れてしまいなさい!」
しかし、そのベトベトンは吹き飛ばされる
サヤ姉「あらあら…ダメよ?女の子が軽々しく、おいたしちゃ…ね!」
そうしてサイコキネシスで吹き飛ばされていくベトベトン…瞑想により、その威力は遥かに上がっていた
あの、堅牢なベトベトンを一撃で倒せるぐらいの威力へと…
(ベトベトン戦闘不能)
キクコ「相性の悪さに加え、この能力…流石に厳しいねぇ…だけど、あたしも抵抗させて貰うよ!行きな!アーボック!そのまま”ようかいえき”で溶かしちまいな!」
アーボック「えぇ…溶けなさい!」
アーボックから全てを溶かす禍々しい液体が放たれる…しかし、サヤ姉は
サヤナ「”サイコキネシス”にはこんな応用もあるのよ?知ってたかしら?」
そう、放たれた液を、全てサイコキネシスで受け止め、相手に返したのだ…(そんなこと普通の萌えもんはできませんよ)
アーボック「きゃぁぁああ?!」
キクコ「技の応用…まさかシバのあれを見て?!」
イセリア「えぇ、学習装置で戦闘記録を見ていたサヤ姉ならできると思いました。ではもう一度”サイコキネシス”!」
サヤナ「さぁ、聞き分けのない子はボールに帰りなさいな…」
そして再び放たれる念の波動がアーボックの体力を全て持っていく
(アーボック戦闘不能)
残るは1人…最期は誰を出してくる?
キクコ「さて…あんたの強さは分かったよ…。だが、私も四天王…本来ならば使わない萌えもんなのだけどね…真の切り札を使わせてもらうよ!その力を解放しな!”ゴースト”!」
最後の1人がゴースト…?いや、なんだこの気配…凄まじいプレッシャー…それにあの姿は…
キクコ「どうだい?これが正真正銘の私の切り札ゴーストの”ブラックフォッグ”さね!本当なら使うつもりはなかったけど、あんたは別だ!」
サヤナ「いっちゃん!あのゴースト…普通じゃないわ!」
イセリア「分かってる!…あれは、もしかして希少個体…?」
キクコ「そうさ、よく知ってるねぇ。このブラックフォッグは、そんじょそこいらのゴーストとは違う、かつて、とある町で神として祀られ、畏れられた、正真正銘の神霊の化身さね!その力は災厄に匹敵する!お前にこいつが倒せるか!」
確かに…凄まじいプレッシャー…伝説の、ミオさんと同等以上の威圧感…生半可な萌えもんじゃ太刀打ちできないね
イセリア「それでも…全力で太刀打ちさせて貰います!サヤ姉!力を収束させて…全力全開の”はかいこうせん”を!」
サヤナ「それしか突破する手段はなさそうね…いいわ…私の全力…見せてあげるわ!」
キクコ「いい覚悟だ!ならばこちらも行くよ!ブラックフォッグ!”ナイトヘッド”!」
ナイトヘッドは本来自身の幻影を見せつけ、レベルと同じ量のダメージを与える技…だけどあれは違う!明確な力…破壊力を感じる…
サヤナ「くぅっ…この力…きついわね…でも…最初に言ったでしょう!可愛い弟の為に、お姉ちゃんは負けないわ!ハァァァッ!!!」
超高密度のエネルギー同士がぶつかり合い…そして、その余波でこちらも吹き飛びそうになる…
そうして、ついに決着が付いた…
キクコ「ふっ…まさかブラックフォッグの力が押し敗けるとはね…あたしの完敗だよ」
(ゴースト戦闘不能、公式ルールに従い、勝者、マサラタウンのイセリア)
そう、勝ったのはサヤ姉でした…あの凄まじい力に…よく耐えてくれた…私の自慢の姉です…
サヤナ「良かったわね…いっちゃん…。お姉ちゃん、がんばったわよ?」
そういってメガシンカが解除され、その場に倒れそうになるサヤ姉を受け止め…
イセリア「ありがとう…それから、お疲れ様、私の自慢のお姉ちゃん…」
サヤナ「ふふっ…♪じゃあちょっと休ませてもらうわね…」
そうして眠りについたサヤ姉をボールに戻し…後は…
キクコ「大したもんだよ、あんたと…あんたの萌えもんの絆…。あんたの勝ちだ、流石オーキドの爺が目をつけるだけのことはあるね」
イセリア「いえ…、それに、ブラックフォッグを通して、キクコさんの思いも感じ取ることができましたので…」
その言葉にピクリと反応するキクコさん
イセリア「キクコさんはオーキド博士と袂を別った…でも、それはお互いの夢の為…夢の在り方は人それぞれ…」
キクコ「そうさ、別に奴の夢を心から否定するつもりなんてないさ…。ただ、あの頃…トレーナーとして一緒に在った頃…ただただあいつと戦うのが楽しくてね…。あいつが研究者になるって言ったときは猛反対したものさね。でも、それは夢の為…あいつは人と萌えもんの共存、あたしは戦いの中で輝く美しさ…それぞれの夢を追っただけ…」
イセリア「キクコさん…。このフィールドに入ったとき…悲しさじゃない…慈しみの心を感じました…それは、あなたと萌えもんの絆…」
キクコ「お見通しか…。そうさね…少しだけこの娘の事を話しておこう…。ブラックフォッグは元々、何らかの古代宗教の神として地域に祀られていた…。でも、いつしか人はそれを忘れ、ただそこにあるだけの力を畏れ…討伐しようとしたのさ。そこを偶々通りかかった、あたしとオーキドがこの娘を保護して、守ることにした…萌えもんの力を畏れるだけじゃない…いつか共生できるようにね…。さぁ、昔話はここまでさね。あんたは次の部屋に向かいな、そこに、最強の四天王がいる。そいつに勝てるか、見させてもらおうかね」
イセリア「ご教授…ありがとうございました…」
そうして、私は萌えもんを回復させて次の部屋…最強の四天王がいる場所へと向かいました…これで…私達の旅が終わる…
…-To Be Continued-
ブラックフォッグは電撃ピカチュウネタです