まだ読んでくれていた人がいたことに驚いています。
これからもこんなペースですが頑張ります!
ではどうぞ!
伊織side
「それに、吉井明久と神谷伊織だっている」
…シン------
そして一気に下がる。
俺たちはオチ扱いかよ!まあそんなとこだろうと思ってたけどさ。
「ちょっと雄二!どうしてそこで僕の名前を呼ぶのさ!全くそんな必要は無いよね!」
『だれだよ、吉井明久って』
『えーっと、確か…。あ!さっき趣味が邪神狩りって言ってたヤツじゃねえか?』
『あーいたなー、そんなヤツ』
「ホラ!折角上がりかけてた士気に翳りが見えてるし!僕は雄二や伊織と違って普通の人間なんだから、普通の扱いを------って、なんで僕を睨むの?」
「お前こそ異常だボケ!」
「どこが!?」
いや、明久。お前は十分異常だ。趣味邪神狩りはおかしいだろ。
「そうか。知らないなら教えてやる。こいつの肩書きは《観察処分者》で、そこで我関せずを貫こうとしている神谷はこの試験召喚獣システムの《開発者》だ」
『な、なにーーー!?』
あ。言っちゃった。まあ、どうってことないんだか。
『《開発者》ってどういうことだよ!このシステムは4年ほど前から始まったんだぞ!その頃はまだ中学生、いや下手したら小学生だぞ!』
『だいたい、なんでそんなヤツがこの学校、それも最底辺のクラスにいるんだよ?』
結構知っているものだな。Fクラスなのに。Fクラスなのに!
大事なことだから二回いいまみた。
…地の文でかんじゃった。
「まあ、開発者といっても開発グループの中の一人ってだけだけどな」
「ということでだ。神谷も実は姉に負けず劣らずの成績だってことだ」
『おおーー』
「えーっと、僕は?」
「いてもいなくても同じような雑魚」
「何故さらっと罵倒?」
「とにかくだ。俺達の力の証明として、まずはDクラスを征服してみようと思う」
「うわ、すっごい大胆に無視された!」
…ドンマイ、明久。なんとかなるさ。肝心なのは諦めない心。
「皆、この境遇は大いに不満だろう?」
『当然だ!』
「ならば全員筆を執れ!出陣の準備だ!」
『おおーーっ!!』
「俺達に必要なのは卓袱台ではない!Aクラスのシステムデスクだ!」
『うおおーーっ!!』
「お、おー…」
クラスの雰囲気に圧されたのか、姫路も小さく拳を掲げていた。健気だな。
「明久にはDクラスへの宣戦布告の使者になってもらう。無事大役を果たせ!」
とボーッとしているといつの間にか、また明久が追い詰められている。
まあいいや。寝よっと。
「…下位勢力の宣戦布告の使者ってたいてい酷い目に遭うよね?」
「大丈夫だ。騙されたと思って行ってみろ」
「…本当に?」
「もちろんだ。俺を誰だと思っている」
もちろん外道。それ以外は無いだろう。
「…わかったよ。それなら使者は僕がやるよ」
「ああ、頼んだぞ」
こうして明久の死者(誤字にあらず)により、戦いの火蓋は切って落とされた。
…願わくは明久に明日がありますように。
伊織sideout