やはり俺がこの終末世界を生き延びようとするのは間違っている。   作:きょうポン酢

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今回から避難所編が始まります。


第六話

俺たちが避難所へ到着してから数時間が経過している これまでの戦いと緊迫感のせいで俺たちの疲労はピークに達していた、今俺たちは避難民が集まるホールで休息を取っているところだ

 

八幡たちは葉山隼人、三浦優美子、戸部翔、海老名姫菜、川崎沙希、戸塚彩加、材木座義輝、鶴見留美、津田さんと避難所について説明を受けていた。

 

津田「私が避難所を取りまとめている津田という者だ、ここには近隣住民の方々が避難している 食料や飲料、寝具など生活用品はあらかた揃っていて、避難所の周りにはバリケードが張ってある。奴らの侵入は防げているはずだ」

 

津田「何か質問が有れば聞こう」

 

静「ここはこの騒ぎが起きてから、この状態を維持しているのですか?」

 

津田「我々が到着した時には何人かの人が避難していてな、そのままでは奴らの侵入を許してしまいかね無かったから、住民の方々と資材をかき集めバリケードを作ったんだ」

 

雪乃「ここはネットワーク環境が保たれていますか?」

 

津田「我々が見たところ問題無く使える様だった、ただあまり良い情報は得られ無かったよ」

 

雪乃「後で使わせてもらってもよろしいでしょうか?」

 

津田「好きに使ってくれて構わないよ」

 

葉山「...」

 

俺は葉山の顔を見る、前に会った時と雰囲気が変わっている気がする、何かあいつの中で変化でもあったようだ

 

戸塚「八幡たちが無事で本当に良かったよ!」

 

戸塚が天使の様な笑顔で微笑みかける、とつかわいい

 

八幡「避難所では自衛隊の救助が期待できると思って来たんだが、そう言った情報は無い様だな」

 

沙希「あたしたちもそう思って来たんだけどね...今のところ政府からは救助といった情報は無いね」

 

結衣「きっと総理大臣が頑張ってるんだよ!」

 

葉山「どうだろうね、総理の独断では厳しいと思うよ、現状では国会すら開けないような状態だろうしね」

 

優美子「多分大丈夫だし、自衛隊だって柔なやつらじゃないっしょ」

 

戸部「それあるわ〜」

 

津田「我々に今出来るのは救助の情報が入るまで、出来るだけ避難所へ来る住民を保護することぐらいだろう」

 

静「そうですね...津田さんは銃を扱えるのですか?」

 

平塚先生が津田さんが肩にかけているライフルに注目する

 

津田「ええ、私は元傭兵として働いていた経験が有るので」

 

小町「傭兵さんでしたか〜、道理で只者では無い雰囲気を感じたわけですね!」

 

小町は武術を嗜んでいるおかげかその人のオーラを感じとれるようだ

 

静「傭兵...つまり銃が使えるということですね、私たちはいくつかの銃を確保して来ました、私たちに使い方を教えて貰う事は可能でしょうか?」

 

津田「良いですよ、承りましょう」

 

戸部「津田さん傭兵だったとかマジパネェっしょ〜」

 

姫菜「私はなんとなく気づいてたかな、明らかに一般人の動きじゃなかったから」

 

俺たちはホールで座りながら話を聞いていた

 

葉山「俺たちは交代で外の見張りをしているんだ、外はバリケードがあって避難所の周りには安全な領域が少し有るからね」

 

俺はある事に気が付いた

 

八幡「お前ら、その銃は隠しておいた方いいぞ」

 

いろは「せんぱい、どうしてですか?」

 

八幡「人間が集まれば必ず諍いが起きるのは世の常なんだよ。俺たち高校生が銃を振り回しているのを周りの人間はどう思うだろうな? そこから悪意が生まれる可能性だってあるんだ」

 

雪乃「流石比企谷君ね、腐った目でも...腐った目だからこそ見抜けることもあるのね」

 

優美子「あんさぁーヒキオのこと馬鹿にしすぎっしょ、あーしは結構ヒキオのこと見直してるんだけど」

 

雪乃「あら、私の比企谷君の評価は高いわよ?あなたと比べてね」

 

結衣「二人とも落ち着いてよ、今は言い争いをする時じゃないよ!」

 

八幡「俺はプロのぼっちだからな、人の悪意を感知する事に関しては俺の右に出る奴は居ない」

 

葉山「...」

 

葉山「優美子も落ち着いて、雪乃ちゃ..雪ノ下さんも」

 

留美「八幡ちょっといい?」

 

俺は留美に呼ばれて後を付いていく

 

 

トイレの前で皆からは見えていない

 

留美「八幡は...これから先元通りの生活に戻れると思う?」

 

八幡「どうだろうな...国の頑張り次第じゃないか?」

 

留美「私はこんなになって元通りの生活を送れるとは思えないよ...お母さんも奴らみたいになっちゃったし...」

 

留美「でも八幡は林間学校の時やクリスマスパーティーで私を気にかけてくれたよね? 私ちゃんと気が付いてたよ」

 

八幡「俺は何もしていない、お前が自分でやった事だ」

 

留美「それでも私は嬉しいの、世界がこんなになっても八幡は前をちゃんと向いてる...いつまでも後ろを向いてられないって気付かせてくれたのは八幡だよ」

 

八幡「...」

 

留美は俺に抱き着いてくる

 

留美「八幡と一緒なら私はどこまでも頑張れるよ、八幡は私の希望なの」

 

鶴見は潤んだ目で俺の目を見つめてくる...このままではいけない方向に行ってしまいそうだった

 

戸部「あー漏れる漏れる、マジでヤバイっしょ!!」

 

戸部がこちらにダッシュでやってくる様だ 留美は俺から急いで離れる

 

留美「八幡...私諦めないから」

 

留美は皆のところへ戻って行った

 

八幡「春ってこんなに暑かったっけなぁ...」

 

留美に抱き締められた所が熱く火照る

俺は避難所で貰った缶コーヒーを啜りながら、体の熱が下がるまで待たざるを得なかった

 




読んでいただきありがとうございす。八幡だから気付けることっていうのはあると思います。

次回も楽しみにしてください。

誤字が目立ってしまいお詫び致します。
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