機竜使いの異世界訪問記 作:水や氷系統が好きな人
それとかなり短い(2000字いっていない)上に、けっこう投稿間隔が空いてしまいすみませんでした。
ルクスがプラットホームに戻ると、すでにフィルフィが《テュポーン》を纏って待機していた。
「ルーちゃん、お疲れさま」
「うん、ありがとう。フィーちゃんも頑張ってね」
「うん、行ってくるね」
ルクスとフィルフィが短い会話を交わすとフィルフィはアリーナ・ステージに向かっていった。
「あら、見たこともないISですわね。ずいぶんと重くて遅そうですこと、あれほど大きな的なら外すことはありませんわ」
セシリアは自らのいる方とは反対側のプラットホームから出てきて、すでにアリーナ・ステージでセシリアを待っているフィルフィの纏っている《テュポーン》を見るとそう呟き、その姿から『ブルー・ティアーズ』の武装である六七口径特殊レーザーライフル《スターライトmkⅢ》を外すことは無いだろうと確信してしまった。
セシリアは自らの勝利を確信し、微笑みながらアリーナ・ステージへと飛び立った。
そうして上空には鮮やかな青のIS『ブルー・ティアーズ』を纏い、腰に手をあてポーズを決めているセシリアと、地上には巨大な紫の神装機竜《テュポーン》を纏ったフィルフィが、対峙した。
「あら、逃げずにやってきましたのね」
「……」
「わたくしの『ブルー・ティアーズ』に圧倒されて、言葉を発することもできないのですわね」
セシリアは、フィルフィが返事をしなかったことを独自の解釈に基づき間違った方向に捉えた。
フィルフィが無口なのはいつもの事であり、ついでに言うのであれば、フィルフィはつい先日ヘイブルク共和国の『悪たる王』との戦いで非常に凶悪で大型な陸戦型の神装機竜、《アルクラ》と戦ったばかりであり、『ブルー・ティアーズ』ぐらいで圧倒されるはずも無かった。
「確かに、先程の試合貴方の幼…」
セシリアがそれ以上言葉を続けることは出来なかった。
『それでは、両者試合を始めてください』
ピーというアラームの音と共に試合開始のアナウンスが響き渡った。
「《
フィルフィが試合開始のアラームが鳴るのと同時に呟くと、《テュポーン》の巨大な左腕の二の腕部分の装甲から
《竜咬縛鎖》とは、装甲のいろんな箇所から射出され、射程内の敵を捕縛することができるという《テュポーン》の特殊武装の一つである。
「きゃーー!?」
フィルフィの放った《竜咬縛鎖》が『ブルー・ティアーズ』を捕らえ、高速で地上にいる《テュポーン》へと引き付けていっていた。
「えい」
バキンっ!
次の瞬間、間延びした声からは想像もつかないような素早い動きで、相手を引き寄せつつ放つ、強制のカウンターの一撃が凄まじい音を立てて、まずは『ブルー・ティアーズ』の特殊武装、《スターライトmkⅢ》を粉砕した。
「なっ!?」
セシリアが驚き、現状を認識しようとしている時には、すでにフィルフィは獣のように俊敏な動きで、宙返りを行い、セシリアの背中側に回っていた。
「えい」
そして、セシリアが体勢を立て直す間も与えず、フィルフィは攻撃を遮るものがない、がら空きの『ブルー・ティアーズ』の背中目掛けて、装甲機竜による強力な蹴りをお見舞いしていた。
ドン!
セシリアはフィルフィの蹴りによって、アリーナ・ステージの反対側の壁にまで吹き飛ばされ、思いっきり壁に激突した。
それと同時に、試合終了のブザーがなり、
『試合終了。勝者、フィルフィ・アイングラム』
と宣告された。
今回、投稿が遅くなった理由は、バハムートを一巻から最新刊まで通しで改めて読んでいたからです。その結果、バハムートのssも書きたくなってしまったという訳です。
(読んで思ったことは、リーシャ様も、クルルシファーさんも、下手したらコーラルにも負けるのでは?ってことと、 12巻はアイリ回になるのかな?ってことと、フギル兄さん対シングレンの戦いを見てみたいかなってことでした)
それに、出てくる機竜の伝承とかを調べるってのもかなり面白かったので、執筆にさく時間が減ってしまってました。
次回はもっと早く上げれるように、寄り道せずに頑張りたいと思います!