インフィニット・ストラトス~空を切り裂く七つの翼~   作:紅優也

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クラス代表選抜戦の前です。


第三話

春二side

 

「(わ、わからない......)」

僕は今ISについての授業を受けているんだけど......殆どわからない......

ISについての説明書は一応貰ったんだけど読む機会が無くていまだに家の本棚に入ってるんだ。

因みに夏兄は古い電話帳に間違えて捨ててた(捨てた後で気付いて青ざめてたけど。)

 

「織斑一夏君、織斑春二君、何かわからない所がありますか?」

「「全部わかりません!!」

「......織斑兄に織斑弟、春休み中に説明書が渡された筈だが?」

「古い電話帳に間違えて捨てました。」

「自宅に新品の状態で置いてあります。」

ゴッ!←夏兄の頭に冬姉の出席簿が炸裂した音。

ペチン←冬姉が僕の頭を叩いた音。

 

「~~~~~~!!」

「うきゅ!?」

「織斑兄、捨てるな。織斑弟、後で自宅に行って持ってこい。」

「「はい......」」

所で僕と夏兄の扱いが全く違った気が......

 

「気にするな。」

「は、はあ......」

え?読心術?

 

......

「セシリア、ISについて教えてくれ。」

「何故私に聞きに来ないんだ!?」

休み時間に夏兄がセシリアさんにISについて聞きにいったら箒姉が食って掛かった。

 

「あ~~~箒の説明はとんでもなく抽象的だから覚えられねえんだよ。」

「う.....」

箒姉も自覚はしていたのかすぐに下がった。

 

「一夏、姉さんは知識を詰め込み過ぎるからきついと思うよ?(主に時間的に)」

「う......」

セシルは身をもって知っているのか乾いた笑い声をあげる。

 

「う~~ん......じゃあ誰にってそろそろチャイムがなりそうだから席に座ろうぜ。」

僕らは夏兄の言葉を聞いて慌てて席についた。

因みに優は廊下から来る視線を怖がって(いつの間にか)用意した『段ボール』の中で震えていた。

 

......

「授業の前にクラス代表を決めようかと思う。」

教室に入って早々に冬姉はそう言った。

 

「織斑先生、クラス代表って何ですか?」

「ああ、来週の対抗戦にでたり生徒会議に出席したり......まあ、学級委員長みたいなものだと思ってくれ。」

「はあ......でも何で一時間目とかに決めなかったんですか?」

「..........忘れていたんだ。」

その言葉で僕と夏兄、箒姉と優以外の全員がこけた。

相変わらず冬姉ってずぼらな面があるよね。

 

「.......尚、自分で立候補するも良し、推薦するも良しだ。」

『あ、じゃあ織斑一夏君を推薦します!』

『あ、じゃあ私は織斑春二君!』

『私は篠ノ之君!』

『私はオルコット君で!』

たちまちの内に僕らの名前が挙がっていく。

う~~~~~ん......どうしよう?

 

「あの......私はオルコットさんで......」

里奈姉......『西園寺里奈』の言葉で周囲(主に銀髪赤目の女の子や金髪碧眼なのに日本人の女の子

)の空気が変わった。

 

「......私ですか?」

オルコットさんが怪訝そうな顔で里奈姉を見る。

 

「は、はい。オルコットさんは代表候補生ですし実績も十分あります。だからクラス代表としてはやって行けるんじゃ無いかなと思って......」

里奈姉の言葉に夏兄、セシル、優の三人がほっとしたのがわかる。

このままオルコットさんに決まりかな?

 

『納得出来ないわよ!(このままじゃ原作とどんどん離れて行っちゃう......絶対に食い止めないと......!)』

「何がですか?」

『代表候補生だから大丈夫!?誰が決めたのよそんな事!大体イギリスのお嬢様にクラス代表何か任せたら威張りくさって困った事になるの目に見えるじゃない!

だったら男子に任せた方が......』

プツン←僕の堪忍袋の尾が切れた音。

 

「いい加減にしな......」

「それ以上姉さんをバカにするな!」

僕が怒ろうとしたらセシルがキレた。

 

「姉さんの思いや努力を何も知らないくせに!何も知らない人間が姉さんをバカにする理由は何処にも無い!」

「オルコット弟の怒りも最もだ。しかし言い方はともかくそいつの『代表候補生だから大丈夫』では無いというのも事実だ。」

だからと冬姉は一言。

 

「オルコット姉と西園寺、織斑兄と織斑弟、篠ノ之弟とオルコット弟でタッグを組んで戦ってもらう。

それで決まれば文句は無かろう?」

『そ、それなら良いですけど......』

「そうか、一週間後第三アリーナでクラス代表を決める為の試合を行う。

全員良いな?」

「は、はい。」

「望む所です。」

「わかりました。」

「わかりましたわ。」

どんどん決まっていく中で僕は本当に前途多難だなと思い溜め息を吐いた。

 




如何でしょうか?
因みにこの作品のクラス代表は二人です。
次回もお楽しみに!
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