インフィニット・ストラトス~空を切り裂く七つの翼~ 作:紅優也
春二side
「夏兄、どうして決闘になっちゃったんだろうね?」
「俺に聞くなよ.......(ジト目)」
「ご、ごめん二人とも......」
夏兄のジト目にセシルが謝る。
「いや、良いよ。里奈がセシリアを推薦したのも、セシルがキレたのも当たり前の理由だしな。」
実際夏兄も僕も冬姉がバカにされたらキレるしね。
「で、でも一夏と春二は専用機持って無いよね?それじゃあ圧倒的に不利だよ?」
箒姉に抱えられている段ボールに入っている優がそう言う。
う......そう言えばそうだった......って、え?
「え?セシルや優は?」
「......イギリスを出る前に政府に渡された。」
「た、束姉さんが入学前に作ってくれた。」
僕らが無茶苦茶不利だ......
「あ、織斑君達に、オルコット君に......篠ノ之君は何処に?」
「ああ、この段ボールの中です。」
山田先生が優が段ボールに入っているのを確認するとなんとも言えない表情で用を言う。
「皆さんには寮で生活してもらうことになりましたからその部屋の鍵を私に来ました。」
「あ~~~俺や春達がISを使えるからですか?」
「?何故だ?」
「ぼ、僕らを拉致して解剖してISに乗れる男性を増やそうとする人間がいるからじゃない?」
箒姉の疑問に優が答える。
「必要最低限の物はもしもの時に寮に送ったから良いとして後は......」
「私が送っといた。」
「わ、冬姉!?」
ベシン!←僕が出席簿で叩かれた音。
「むきゅ!?」
「学校では織斑先生だ。」
あう......忘れてた。
「それから貴様らの部屋だが......篠ノ之弟は一人部屋で後は女子と相部屋だ。」
「「「ちょっと待って(待て)!!」」」
「む?気に食わんのはわかるが仕方ないだろう。空いてる部屋が一つしか無い上に織斑兄と織斑弟は入寮が急に決まったんだ文句を言わずにさっさと行け。
それからある程度落ち着くまでは部屋の備え付けのシャワールームで我慢しろ。」
「「「はい......」」」
僕ら三人は溜め息を吐きながら教室を後にした。
......
「え~~~と......ここか。」
僕は寮の自分の部屋に来ていた。
「ノックしとかないと。」
流石に開けた瞬間女の子の裸を見て騒がれたら凄いことになりそうだからね。
コンコン
......誰もいないのかな?
ガチャ
「失礼しま~~~す。」
僕は部屋の戸を開けて部屋に入る。
何か......ホテルの二人部屋みたいだな。
後は......シャワー音くらい.......
......シャワー音?
「ってかなりまず......」
ガチャ←シャワールームの戸が開いた音。
「ふう......え?」
僕が震えながら後ろを振り向くと......水色の髪を首の辺りで切り揃えている女の子がそこに『裸』で立っていた。
「「....................」」
僕らの間になんとも言えない空気が流れる。
「き、キャア!」
「す、すいませんでした!」
僕は慌てて部屋の外に飛び出る。
そう言えば備え付けのシャワールームがあったんだよね......
「......は、入って良いよ。」
「し、失礼しま~~~~~す。」
僕は頬をひきつらせながら部屋に入る。
部屋には女の子が制服を着ていて(何でだろ?)顔を真っ赤に染めて眼鏡をかけているところだった。
「え、え~~~~~~今日から同室になる織斑春二です。宜しくお願いします。」
「............さ、『更識簪』。宜しく。」
更識さんは顔を真っ赤にしたまま下を向いてしまう。
か、可愛い......そう言えばスタイルも......って何考えてるの僕!?
「え、えと、よ、夜ご飯食べに行こうか?」
「......ううん。暫くパソコンに向き合ってるから良い。」
???何でだろ?
「ん~~~~わかった。一区切り着いたら来る?」
「......う、うん。」
更識さんが少し目を反らしたのは何でだろう?
「じゃ。」
「......ん。」
僕は部屋から出ると食堂に向かって歩き始めた。
尚、セシルの同室の人はオルコットさん。
夏兄の同室の人は里奈姉でノックもせずに入ったから里奈姉の裸を直に見て悲鳴をあげられて悲鳴を聞き付けて駆けつけた箒姉に追いかけ回されたらしい。
如何でしょうか?
次回もお楽しみに!