インフィニット・ストラトス~空を切り裂く七つの翼~   作:紅優也

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原作ブレイクが入ります。


第六話

セシルside

 

「セシル、起きなさい。」

「へぶし!?」

僕、『セシル・オルコット』は姉である『セシリア・オルコット』にベッドから引きずり落とされて起こされた。

 

「な、何?」

「もう、昨日言いましたわよ?箒さんの弟も交えてISの訓練をすると。」

あ、そういえば言ってたっけ。因みに姉さんが篠ノ之さんを名前呼びなのは.......察してください。

 

「そういえば昨日一夏が『また』篠ノ之さんから逃げ回ってたね。」

「箒さんの話では一夏さんが西園寺さんの胸を掴んで押し倒していたらしいですわ。」

......何があったんだろう?(一夏が足を滑らして里奈の胸に偶然手があたりながら転けたためby作者)

 

「優!朝だぞ起き......そのパジャマはどうした?」

優の部屋の前には既に篠ノ之さんがいて優は......狐の着ぐるみパジャマ(青紫色)を着ていて眠たそうに目を擦っていた。

......昨日自己紹介の時に山田先生が保護欲が沸いたのもわかる気がする。

 

「えへへ、昨日たまたま会った布仏さんと趣味が合って貰ったんだ。」

............そうか、優は着ぐるみパジャマを集めるのが趣味なのか。

 

「優......お前と言う奴は......」

篠ノ之さんは苦笑いをしながら優の頭を撫でていた。

 

「あ、箒。里奈知らないか?」

ちょっと羨ましいかつ微笑ましい光景を見ていたら一夏がやって来た。

 

「む?どうかしたのか?」

「ああ、今朝起きたら里奈がいなくてさ。探してたんだ。」

「それならランニングに言ったとかじゃないの?」

「いや、里奈はそういうのやんないからさ......ちょっと心配なんだよな。」

確かにそりゃ変......

 

『夏兄、大変だよ!里奈姉が第三アリーナでなぶられてる!』

そんな春二の悲鳴じみた声が放送と共に聞こえた。

 

「な......」

「す、すぐに行こう!」

僕らは慌てて第三アリーナに突っ走って向かうことにした。

 

......

里奈side

 

「う......あ......」

『ほら、どうしたのモブキャラ!もう終わり?』

私『西園寺里奈』は第三アリーナでまだ一次移行(ファーストシフト)も終わっていない私の専用ISと共に相手になぶられていました。

 

相手は昨日私がオルコットさんを推薦した時に反論してきた相手で『今から私と戦いなさい!私が勝ったらセシリアの推薦を取り消した後、私と部屋を交換しなさい!』と言って有無を言わさず私を部屋から引きずり出しそのまま戦闘に突入したのですが......

 

「(相手が特殊危険世代(アンノウンフェイズ)のISだったなんて......)」

特殊危険世代(アンノウンフェイズ)とは世界中のISとは武器の面などで世代が違い過ぎまた『何故か』世界中にある467個のISのコアどれにも該当しないISの事であまりにも危険すぎるので見つけ次第パイロットの殺害が義務付けられるほどのISなんですが......まさか持っていたなんて......!

 

相手は自分のIS......『ストライクフリーダム』の圧倒的な性能で私を倒すとそのまま私をなぶり始めたのです。

 

『さあ、さっさとセシリアの推薦を取り消して私と一夏の愛の巣を返しなさい!』

「い......や......です......」

私はほとんど絞り出すような声で相手の言葉を否定しました。

オルコットさんを推薦したのは私の意思ですし......何よりこの人の目は織斑君を『物』のように見ていました。

だから......だから!

 

「死ん..でも......私は、貴...方になんて......屈しません......!」

『ふうん......なら......望みどおり死になさい!』

相手はISの全ての武装を展開し私に向けました。

ああ、私......死ぬんですね。

今思えばちっぽけな人生でした。最後に織斑君に小学生の頃にした告白の答えを........聞きたかったです......

 

「アウトだ馬鹿者。」

そういって相手を吹き飛ばしたのは......彼女の最強の相棒(IS)『暮桜』を身に纏った織斑先生でした。

 

......

千冬side

 

「やれやれ間に合ったか。」

私『織斑千冬』は殺害される寸前だった西園寺が無事なのを見てホッと息を吐く。

 

春二の放送を聞いた私は校則を無視してその場でISを身に纏った後アリーナの天井をぶち破りそのまま相手に体当たりをかんこうし吹き飛ばした。

後は......

 

『な、何で暮桜があんのよ......?原作と全然違う......』

この馬鹿の処理(殺害)か。

 

しかも......またこいつら(転生者)か。神(笑)から力を貰いやたら強いISを振りかざす身の程知らず(バカ)

束がやたら苦労するのもわかる気がするな。

 

奴は確か......『ストライクフリーダム』だったか?奴とはもう『数十回』も戦ったな。

だから......

 

「行くぞ、暮桜。」

一瞬で終わらせてやる。

 

『っ!ドラグーン!』

奴は背部の翼の遠隔操作兵器を射出するが......私は暮桜の武装の一つ遠隔操作兵器『白竜』を腰から射出し全て撃ち落とす。

 

『は......?』

奴が呆然としているが私はお構いなしに奴に肉薄し......

 

「さようならだ。」

上半身と下半身を泣き別れにした。

 

私が西園寺の方向に向くと......西園寺は気絶していたものの西園寺のIS『雷業』が一次移行(ファーストシフト)していた。(しかも損傷も完全に修復されていた。)

 

「......束だな?」

私はため息を吐きながら西園寺を抱き上げて駆けつけてきた一夏に手渡してやった。




如何でしたか?
因みに束&千冬が転生者について知っていたのは......お察しください。
因みに千冬が使った白竜はガンダムスローネツヴァイの『ファング』を里奈のIS『雷業』はストライクガンダムのバリエーション機『ライゴウガンダム』をモデルにしています。
次回もお楽しみに!
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