インフィニット・ストラトス~空を切り裂く七つの翼~   作:紅優也

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春二のヒロインが決まります。


第七話

春二side

 

放課後に僕と夏兄は怪我をした里奈姉の見舞いに来ていた。

 

「里奈姉、大丈夫?」

「うん、幸い骨は折れてませんし......すぐに治るはずです。」

そういって里奈姉は僕の頭を撫でる。

 

「里奈、一言言っておくが......」

「は、春二君には興味はありませんよ!」

夏兄の殺気を纏った注意を里奈姉は全力で否定する。

まあ、里奈姉は夏兄一筋だからねえ......

 

「織斑兄弟、ここにいたのか。」

僕が里奈姉と夏兄のやり取りに苦笑していたら冬姉が入って来た。

 

「千冬姉、何か用......」

ゴッ!←夏兄が出席簿で殴られた音。

 

「織斑先生だ。」

「はい、織斑先生。」

夏兄......

 

「ところで何かあったんですか?」

「ああ、先程電話があってな。お前たちに専用機が授与されるそうだ。」

......へ?

 

「やっぱり俺達がISを使えるからですか?」

「それもあるが、本音はお前たちを日本に囲うための楔だろうな。オルコット弟はイギリスのISを優に至ってはどの国にも無いISだ。国としては少しでも不安を無くしたいんだろうな。

......まあ、不安を無くすために二人に手を出したら只では済まさんが(反旗を翻してやる)。」

「冬姉、何か言った?」

「いや、何も言ってないぞ。」

「あはは.....ところで此処保健室ですよ?」

「「「あ」」」

この後僕らは当然のように保健室の先生に注意された。

 

......

 

「冬姉、ちょっと聞きたい事があるんだけど良いかな?」

「学校内では織斑先生と言え......何だ?」

「あのさ、僕らの専用機って誰かの専用機を中断して作ってるんじゃあ......」

「......正解だ。私も気になって束に調べて貰ったんだがこの国の代表候補生の専用機の開発を打ち切って作られているらしい。」

「そっか......」

そっか......更識さんが一人でISを作っているのは僕らが原因なのか......

 

「ところで何でそんな事を聞くんだ?」

「......同室の子がこの国の代表候補生何だよね。」

「......すまなかった。」

冬姉が僕に何とも言えない顔で僕に謝ったのは凄い印象的だった。

 

 

..........

 

「ごめんなさい。」

「............いきなり何?」

僕は部屋に帰って早々に更識さんに土下座していた。

 

 

「だって僕と夏兄のせいで更識さんのISの開発は打ち切られて一人で作る事になっちゃったし......」

「......そのことなら良いよ。確かに織斑君達のISの開発が優先されたせいで私のISの開発は打ち切られちゃったけど......そのお陰で姉さんと同じ事を出来るんだし。」

更識さんがにこりと微笑む。

あう......凄く可愛い......

 

「......どうかしたの?」

「ああ、いや!更識さんが可愛いと思っただけ......」

あ。

 

「......//////////」

ああ!更識さんがオーバーヒートしちゃってる!?

 

「さ、更識さん大丈夫?」

「......(コクコクコクコク)」

相変わらず顔が赤いけど......大丈夫そうだね。

 

「あの一つ提案があるんだけど......」

「......な、何?」

 

「あの......ISについて教えてくれない?」

正直言って更識さんのISの開発の息抜きになれば良いな程度の提案だけどね......

 

「......別に良い。」

「ありがとう。それからこれからISを作るのが長引きそうだったらご飯作るよ。」

勉強を教えて貰うんだからそれくらいはしなきゃね。

 

「......ありがとう。」

因みにこのお礼で僕の胸がまた高鳴ったのは内緒だ。

 

尚、この時に更識さんと僕は名前で呼びあう事になった。

..........

第三者side

 

「離して虚!私は今から簪ちゃんをたぶらかすあの子を成敗しなきゃいけないの!」

「駄目ですって御嬢様!」

IS学園の生徒会室で簪と殆ど似ている(違いは眼鏡をかけてないのと雰囲気位である)IS学園の生徒会長でありまた彼女の姉である『更識楯無』を彼女の従者である『布仏虚』が必死で抑え込んでいた。

 

何故かと言うと彼女が簪の部屋に(簪に何かあった場合に備えて)仕掛けていた盗聴機から春二と簪が名前で呼びあう瞬間を聴いてしまったからだ。

 

「く......離して!私はもう二度と簪ちゃんに馴れ馴れしい男は近づけないって決めたんだから!」

「いや、全然馴れ馴れしく無いですからね!?あの男と違って!」

シスコン此処に極まれりである。

 

「っ......!」

ようやく収まったのか楯無は荒々しく席に座る。

 

「はあ......ところで本当?『転生者』が新入生に『大量』にいるって。」

「はい、今年だけで約『2000人』がやって来ましたが大半は入学試験で落ちました。」

「後は......企業から推薦された例だね。」

「はい、私達の代の様に代表候補生に転生者がいないのがせめてもの救いです。」

彼女達は揃って溜め息を吐く。

 

「転生者って男の場合は今年入った篠ノ乃さんやオルコットさん、それから私とかでハーレムを作ろうとしてるんだよね?」

「女の場合は織斑君の恋人になろうとすることですね。」

「ただ......転生者のどの記憶にも織斑君達に『弟がいる』なんて一切無かった。

これは偶然かな?」

楯無の言葉に虚は何も言わない。

 

「はあ......今年は荒れそうだなあ......」

楯無はこれからの事を考え深い溜め息を吐いた。




如何でしたか?
因みに転生者達は大半が束や更識家に捕まり記憶を覗かれましたが原作のキャラや野望がが見えただけで原作の流れは見えませんでした。
そして春二のヒロインは簪です。次回もお楽しみに!
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