魔法少年リリカル士!?   作:高町 優希

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10話

 

 

 

 

はやて「さて、これよりスカルエッティの本拠地に乗り込む」

 

 

なのは「皆、準備はいい?」

 

 

フォワード陣「はい!」

 

 

シャーリー「八神部隊長!見てください!」

 

 

はやて「あれは…」

 

 

揺りかごが姿を現した。

 

 

シャーリー「地上に戦闘機人の反応確認!ガジェットも複数出てます!」

 

 

はやて「本拠地に来させないつもりやな!」

 

 

フェイト「どうする?」

 

 

はやて「どうするも何もガジェットを放っておくわけにも行かへん」

 

 

士「僕が出る」

 

 

はやて「士君?」

 

 

士「地上のガジェットは全て僕が抑える」

 

 

スバル「無理だよ!一人でなんて!」

 

 

士「スバル姉さん」

 

 

スバル「なに?」

 

 

士「ギンガ姉さんを頼むね」

 

 

スバル「士…」

 

 

はやて「わかった、士君を信じよう。フォワード陣は戦闘機人を。フェイト隊長は本拠地を、なのは隊長は揺りかごを」

 

 

なのは達「了解!」

 

 

士「……フルパフォーマンス」

 

 

士はアースラから飛び降りて地上に向かった。

 

 

士「変身」

 

 

《カメンライド・ディエンド》

 

 

《カメンライド・オールライダー》

 

 

スタッ!×10

 

 

士「ここから先は通さない!」

 

 

ダッ!×10

 

 

オールライダーはガジェットの群れに飛び込んだ。

 

 

士「……」ドキュン!ドキュン!

 

 

《アタックライド・ブラスト》

 

 

士「ハァ…ハァ…」

 

 

はやて『士君!もうええ!下がるんや!』

 

 

士「まだまだ!」

 

 

士はボロボロになるまで戦い続けた。

 

 

ヒュー…ガシャン

 

 

士「停止…した?」

 

 

シャーリー『揺りかごの上昇速度激減!及びガジェットの停止を確認!』

 

 

士「どうやら本拠地か揺りかごを抑えたみたいだね」

 

 

士は変身を解いて座り込んだ。

 

 

シャーリー『大変です!計算上揺りかごの速度は激減しましたが艦隊が到着する前にポイントに到着してしまいます!』

 

 

はやて『何やて!』

 

 

士「…休ませてくれないな」ヨロッ

 

 

士は立ち上がると…

 

 

士「変身!」

 

 

《カメンライド・ディケイド》

 

 

士「シャーリーさん…揺りかごの駆動炉の位置はわかりますか?」

 

 

シャーリー『え?それならヴィータ副隊長が送ってくれましたけど』

 

 

士「転送ヨロシク」

 

 

シャーリー『う、うん』

 

 

士「駆動炉を確認…」

 

 

はやて『士君?何をする気や?』

 

 

士「ディケイドシステムをぶつけて止めます」

 

 

はやて『ディケイドシステムをってそれ士君自身じゃ!?』

 

 

士「特攻!」

 

 

《ファイナルアタックライド》

 

 

はやて『やめるんや!』

 

 

《ディ・ディ・ディ・ディ・ディケイド》

 

 

士はジャンプするとカードのシルエットを通って揺りかごの駆動炉を目指した!

 

 

はやて『やめるんや!誰でもいい!近くにいる奴!士君を止めるんや!』

 

 

カッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッ!

 

 

士はシルエットを通る度に速度を上げていた。

 

 

スバル「士!?」

 

 

士「スバル姉さん」

 

 

スバル「駄目だよ!やめて!」

 

 

士「スバルお姉ちゃん」

 

 

スバル「士?」

 

 

士「ギンガお姉ちゃんと仲良くね」

 

 

カッカッカッカッカッ!

 

 

ズトン!

 

 

士「うぉ~!!」

 

 

士は揺りかごの外装を蹴り破り中に突入した。

 

 

スバル『士~!』

 

 

士「サヨナラ、姉さん達」

 

 

ズトン!

 

 

ただでさえ、ヴィータの攻撃で壊れていた駆動炉に更に強い衝撃を加えて暴走させて内部破壊を引き起こした。

 

 

ドガーーーーン!!

 

 

揺りかごは内部爆発で砕け散った。

 

 

はやて『なんちゅう事を…』

 

 

はやては拳を握り締めた。

 

 

シャーリー『私が…教えたばかりに…』

 

 

はやて『シャーリーのせいやないで』

 

 

シャーリー『ですけど!』

 

 

はやて『ウチの判断力が甘かったんや…』

 

 

シャーリー『八神部隊長…』

 

 

皆が俯いた時…

 

 

ピコン

 

 

シャーリー『え?これは…ディケイドシステムの反応を確認!』

 

 

はやて『何やて!』

 

 

シャーリー『ものすごいスピードで瓦礫と共に落下してます!』

 

 

はやて『誰でもいい!必ず助けるんや!』

 

 

空戦魔導師達は皆落下する士を追いかけた。

 

 

《ウィングロード》

 

 

スバル「士~!」ギュィーン!

 

 

スバルはカードリッジを使って更に加速していた。

 

 

スバル「士!相棒!」

 

 

マッハキャリバー《気にせず行って下さい!》

 

 

スバル「士~!」

 

 

後少しと言うところで手が届かずにいた。

 

 

スバル「士!手を伸ばして!士~!」

 

 

スッ

 

 

士は意識を失いながらも手を伸ばしてきた。

 

 

ガシッ!

 

 

スバル「士!」キキィ~!

 

 

プシュ~!

 

 

マッハキャリバーからは煙が上がっていた。

 

 

スバル「相棒、ありがとう」

 

 

マッハキャリバー《良かったですね、相棒》

 

 

士も無事に助けられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スバル「め!」

 

 

ギンガ「め!!」

 

 

士「反省してます」

 

 

スバル「後悔は?」

 

 

士「してない!」

 

 

スバル、ギンガ「め!!」

 

 

士「はい、スンマセン」

 

 

助けられた士はギンガの退院と共に特攻の事を怒られていた。

 

 

スバル「何で特攻なんてしたの!」

 

 

士「他に手がなかった」

 

 

ギンガ「だからといって!」

 

 

士「怒ると美人が台無し」

 

 

ギンガ「そんな~///」

 

 

スバル「私は!?」

 

 

士「残念」

 

 

スバル「がーん…私…残念だったんだ…」

 

 

うやむやに成功した士だった。

 

 

はやて「ま、結局何時も通りって事やね」

 

 

なのは「アハハ…」

 

 

フェイト「いいのかな?」

 

 

はやて「ええんとちゃうか?」

 

 

はやて達は士とギンガ、スバルやり取りを微笑ましく眺めていた。

 

 

士「さて、帰ろう」

 

 

スバル「ねぇ、士?」

 

 

士「なに?ニヤニヤして」

 

 

スバル「もう一度お姉ちゃんって言って?」

 

 

士「調子に乗るな、ダメ姉」

 

 

スバル「がーん…私ダメ姉だったの…」

 

 

何気ない日常に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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