魔法少年リリカル士!?   作:高町 優希

2 / 10
2話

 

 

 

 

 

スバル「いい?お、ね、え、ちゃ、ん!」

 

 

士「ス、バ、ル」

 

 

スバル「ちがーう!合ってるけど違うよ!」

 

 

ギンガ「どうしたの?」

 

 

スバル「士がお姉ちゃんって言ってくれないの!」

 

 

ギンガ「もう。スバルで遊んじゃ駄目だよ?」

 

 

士「わかった。ギンガ姉さん」

 

 

スバル「何でお姉ちゃんだけ!」

 

 

士「姉の威厳?」

 

 

ギンガ「あ~…」

 

 

納得してしまったギンガだった。

 

 

スバル「む~!」

 

 

数日間、このやり取りが行われた。結果、士が折れた。

 

 

士「……」

 

 

スバル「つ~かさ!何してるの?」

 

 

士「職探し。タダメシは良くないから」

 

 

スバル「ふーん」

 

 

ギンガ「何してるの?」

 

 

スバル「職探しだって。タダメシは駄目なんだって」

 

 

ギンガ「スバル?意味わかってる?」

 

 

スバル「えへへ?」

 

 

ギンガ「士?そんな事気にしなくていいんだよ?貴方はまだ小さいんだから」

 

 

士「でも…」

 

 

ギンガ「でもじゃありません!返事は?」

 

 

士「はい」

 

 

ギンガ「よろしい」

 

 

職探しは保留になった?……はず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

士「……」カチャカチャ

 

 

スバル「士~ってまたガラクタ弄ってるの?」

 

 

士「失礼な。これは仕事」

 

 

スバル「仕事?」

 

 

士「壊れたから直してと頼まれた。近所の奥さまに」

 

 

スバル「…直るの?」

 

 

士「直った」ブィ~

 

 

スバル「うそ!?」

 

 

士「完璧」ふきふき

 

 

士はドライヤーを磨くと…

 

 

士「届けてくる」

 

 

スバル「私も行くよ~!」

 

 

ピンポーン♪

 

 

奥様「あら?士ちゃんにスバルちゃん?どうしたの?」

 

 

士「直った!」

 

 

奥様「うそ!?」

 

 

士「見てて」ブィ~

 

 

士は近くのコンセントに差し込むとドライヤーが動いた。

 

 

奥様「凄いわね~。直らないと思ってたのに」

 

 

士「えっへん」

 

 

奥様「お礼はどうしたらいい?」

 

 

士「う~ん…オヤツで」

 

 

奥様「いいの?そんなので?」

 

 

士「子供のする事なので」

 

 

奥様「大人びいてるわね」

 

 

士「いや~」テレテレ

 

 

奥様「はい、オヤツとジュースね」

 

 

奥様はオヤツとジュースを持ってきた。

 

 

士「いただきます」

 

 

スバル「いただきまーす♪」

 

 

二人はオヤツを楽しんで帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

士「……」グツグツ

 

 

スバル「士~?入るよ~って!何この臭い!?」

 

 

士「実験中」

 

 

スバル「何これ?」ヒョイ

 

 

士「若返りの薬」

 

 

スバル「赤ちゃんになりたいの?」

 

 

士「売って儲ける?」

 

 

スバル「決めてないの!?」

 

 

士「試験品だもん。危ないから返して」

 

 

だが不幸とは突然来るもの。

 

 

スバル「はーい…イテ!」コテン!バシャ

 

 

スバルが転ぶと薬品が士にかかった。

 

 

士「あっち~!」

 

 

スバル「ご、ごめん!」

 

 

士は急いでシャワーを浴びた。

 

 

士「ひどい目にあった」

 

 

スバル「だからごめんって」

 

 

士「もういい。スバルには期待しない」

 

 

スバル「お姉ちゃん扱いじゃ無くなってる!」

 

 

士「当然」

 

 

しばらくお姉ちゃん扱いはされなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

士「訓練校に入る?寝言は寝て言うもの」

 

 

スバル「言い方が辛口だ!?」

 

 

士「で?僕に教えてどうしろと?」

 

 

スバル「お姉ちゃんが使ってるローラーシューズを作って」

 

 

士「部品代は?」

 

 

スバル「ん!」じゃら

 

 

士「何これ?」

 

 

スバル「私のお小遣い全部!」

 

 

士「…本気なんだね?」

 

 

スバル「うん」

 

 

士「仕方ない」ガサゴソ

 

 

士は物入れを漁り始めた。

 

 

士「ん」

 

 

士は一組のローラーシューズを出した。

 

 

スバル「何これ?」

 

 

士「用意しておいた」

 

 

スバル「士~♪お姉ちゃん嬉しいよ~♪」スリスリ♪

 

 

士「暑苦しい」

 

 

スバル「士~♪」

 

 

しばらくの間包容が続いた。

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。