そしてまた数年が立つと…
ギンガ「スカウト?」
スバル「うん。機動六課って新しい部隊から」
ギンガ「やったじゃない」
士「……」カチャカチャ
スバル「士~?お姉ちゃん昇格するよ?」
士「そのまま昇天して」
スバル「何気にひどい!?」
士「物を大切にしない人に情けはない」
スバル「ごめんなさい。私が悪かったです。だから優しい言葉を」
士「直った」
士はローラーシューズを直した。
士「何でこんな短期間で壊せる……体重が増え…」
スバル「つーかーさ~?」
士「戦力的撤退!」
スバル「まて~!」
士「ギンガ姉さんヘルプ!」
ギンガ「諦めなさい」
流石に今回はギンガもスバルの味方だった。
士「うぅ…お婿に行けない」
スバル「スッキリ♪」
激しいスキンシップだったようだ。
士「でも機動六課?どこかで聞いた名前」
スバル「何処で?出来立ての部隊だよ?」
士「ん~…お!」
スバル「思い出した?」
士「バイト先がそこ」
ギンガ、スバル「……えっ!?」
士「…やっぱり。間違いない」
スバル「やったー♪士と一緒だ~♪」
士「さて、転属願いを」
スバル「させないよ!」
スバルは士の端末を消した。
士「ギンガ姉さん」
ギンガ「何?」
士「助けて」
ギンガ「たまにはスバルにも甘えさせてあげたら?」
士「ギンガ姉さんの頼みなら仕方ない」
スバル「うぅ…士は私に優しくない」
泣きつつも士と一緒に働ける事になったスバルは嬉々としていた。
ティアナ「……」ブィ~
スバル「やっほ~♪」
士「……」ブィ~
ティアナ「ちゃんと付いてきてるわね」
スバルはティアナの運転するバイクで二人乗りして、士は自分サイズのマシンディケイダーに乗ってティアナを追い掛けていた。
キキィ!キキィ!
ティアナ「ここね。バイク停めてくるわ」
ティアナは士と一緒にバイクを停めに行った。
ティアナ「ここね。失礼します!」
スバル「失礼します!」
士「失…恋しました!」
ドテ!
中で転んだ音がした。
スバル「誰!相手は誰なの!」
ティアナ「突っ込む所が違うでしょ!」
はやて「まさか初日からかましてくるとは…」
ティアナ、スバル「スイマセン!」
士「……」テレテレ
ティアナ、スバル「照れるな!」
はやて「久しぶりやね、スバル、ティアナ。そっちの子は初めましてやな」
スバル「ほら、士?ご挨拶」
士「士・ナカジマ技師です」
はやて「あ~!今日からバイトに入るデバイス技師か!こんなにちっちゃいとは」
士「姉共々よろしくお願いいたします」
はやて「中々出来た弟さんやね」
スバル「私には辛口ですが…」
はやて「今日は荷物整理でもしててえな。明日から本格的に活動するさかい」
ティアナ、スバル「はい!」
士「はい」
こうして無事に?転属と就職した。
士「……」ポチポチポチポチ!
次の日から士は早速スバルとティアナのデータを集めていた。二人のローラーシューズとアンカーガンを更に最適化する為に。
士「……ん?訓練が終った」
士は早速スバル達の下に向かった。
トテトテ!
スバル「つーかーさ~♪」
ピタッ
またしゃがんで両手を広げたスバルは目の前で止まられた。
スバル「うぅ…また…」
士「脱いで」
スバル「ふぇ///」
士「早く」
スバル「そんな!?ここには皆居るし、外だし…」
士「ローラーシューズを脱いで」
スバル「へ?ローラー…シューズ?」
士「他に何がある?」
スバル「アハハ…」
士「?」
ティアナ「お馬鹿」
スバル「面目ない」
スバルは士が持って来たシューズを履くとローラーシューズを士に渡した。
士「やっぱり。部品が取れかかってる。また無茶したね?」
スバル「ごめんなさい」
士「まぁいい」カチャカチャ
ティアナ「士、私のアンカーガンもお願い」
士「任せて」
なのは「凄いね。こんなにちっちゃい子なのにデバイス技師なんて」
士「このおばさんは?」
なのは「おばさん!?」
士「お姉ちゃんが言ってた。私より年上はおばさんと」
なのは「スバル?ちょっとお話ししようか?」
ティアナ「そうですね」
スバル「冤罪です!誤解です!濡れ衣です!士!お姉ちゃんを殺す気!」
士「ブラックジョーク」
なのは、ティアナ、スバル「笑えないよ!」
士「残念」
ボケながらもデバイスのメンテはちゃんとしていた。
士「終った」
スバル「ありがとう♪」
士「……」ポチポチ
なのは「何してるの?」
士「自分のデバイスにも今回のデータを流用してます」
なのは「士君、デバイス持ってるの?」
士「一応」
スバル「自作で」
なのは「スバルと一緒で装着型?」
スバル「どちらかと言うと装備型ですかね?」
なのは「装備型?」
士「ガジェットを一機お願いします」
なのは「あ、うん」ピッ
なのははガジェットを一機出した。
士「変身!」ガチャン!
なのは「変身した!?」
士「では」ガチャン
《アタックライド・ブラスト》
士がライトブッカーをガンモードにしてガジェットを撃ち抜いた。
ガチャン!
士「ふっ!」バッ
士は横に飛ぶと後ろに来ていたガジェットに…
《アタックライド・スラッシュ》
ライトブッカーをソードモードにして斬撃を放った。
士「趣味が悪い」
士はなのはの方を向いた。
なのは「ごめんね?」
士「まぁいい」カシャン
士は変身を解いた。
なのは「士君の師匠は?」
士「僕のは我流」
なのは「そうなんだ」
士「いいデータが録れた」
なのは「でも他人のデータを集めてどうするの?使えないでしょ?」
士「色々と使える」
なのは「例えば?」
士「隊長陣のスリーサイズのデータは高く売れる」
なのは「犯罪だよ!」
士「ブラックジョーク2」
なのは「全然笑えないよ!」
スバル「こら?なのはさんで遊ばないの!」
士「お姉ちゃんのは売れたの」
スバル「誰!誰に渡したの!?」
士「さぁ、仕事」
スバル「えっ!?ジョークじゃないの?ねぇ!ジョークって言ってよ!?」
なのは「アハハ…」
スバルの苦労が少しわかったなのはだった。