士「……」ポチポチ
士はディケイドシステムの改良してると…
士「はっち…」
なのは「ストップだよ!」
士「なぜ!?」
なのは「油断も隙もないんだから」
士「……」テレテレ
なのは「褒めてないよ?」
士「残念です」
なのは「システムはどう?」
士「…シミュレーション上では上手く働いています」
なのは「何か問題が?」
士「ディケイドシステムは本来、生身では使わない設定なのでまだ何とも言えません」
なのは「…私で」
士「出来ません」
なのは「どうして?」
士「失敗する可能性がある以上…」
なのは「ある以上?」
士「実験は危険過ぎます」
士は頑なに拒否した。
フェイト「そうだよ、なのは」
なのは「フェイトちゃん…」
フェイト「もう少し自分の体を大切にして」
なのは「してるよ?」
フェイト「とにかく実験は安全が確認するまでは駄目だからね」
士「所で…」
なのは「どうしたの?」
士「どちらがどちらのシステムを積むのですか?」
なのは、フェイト「え?両方だよ?」
士「理論上無理です」
フェイト「なら、私は高機動を」
なのは「私は防御力かな」
士「わかりました。ですがフェイト隊長?」
フェイト「何かな?」
士「スピードに付いて行けますか?」
フェイト「どういう意味?」
士「簡単に言うと普通の車からレーサーマシンに乗り換えるみたいな物ですよ?」
フェイト「士はどうやって慣れたの?」
士「シミュレーターで」
フェイト「貸してくれるね?」ニコッ♪
士「スマイルはゼロなり」
フェイト「飲食店!?」
なのは「だから遊ばないの」
士「……」ガサゴソ
士はバイザー付のヘルメットを出した。
フェイト「これで試すんだね」
フェイトは早速被った。
十秒後…
フェイト「気持ち悪い…」
士「だから言ったのに。最初から最速でやるから…」
なのは「士君…もしかして…」
士「なのはさんも慣れておいた方がいいですよ?……撃たれるのに」
なのは「どうやって?」
士「シミュレーター…やってみます?」
なのは「うん…」
ヘルメットを被った。結果…
なのは「怖すぎるよ!」
士「いや、なのはさんのスターライトブレイカーも同じですからね?」
なのは「私…あんなのと同じの撃ってたんだ…」
フェイト「…何を見たの?」
なのは「…見る?」
フェイト「…やめとく」
士「懸命な判断です」
一体何を見せられたのだろうか…
士「……」ピコリン♪
士の端末が何かを告げた。
士「シミュレーション上では成功しました」
フェイト「なら」
士「後は実験して詳しいデータを録るだけです」
なのは「なら、お願い」
なのはとフェイトはデバイスを預けた。
士「お二人とも準備はいいですか?」
フェイト「うん」
なのは「大丈夫だよ」
士「なら、まずはフェイト隊長から」ガチャン
《カメンライド・ディケイド》
《カメンライド・ファイズ》
《フォームライド・アクセル》
フェイト「バルディシュ!」
バルディシュ《アクセル》
《スタートアップ》
二人はなのはの前から消えた。
《タイムアウト》
十秒後、膝をついたフェイトと士が現れた。
なのは「フェイトちゃん!?」
フェイト「う!うぅ…」
なのは「きゃぁ~!?駄目なの!」
ピンポンパンポン♪
暫くお待ち下さい。
なのは「次は私だよ」
ヴィータ「うし!ヤるか」
なのは「ヴィータちゃん?」
ヴィータ「はやてから事情は聞いた。アタシも協力するぞ」
士「では」
《カメンライド・キバ》
《フォームライド・ドッカ》
なのは「えっと~…何するの?」
士、ヴィータ「ひたすらハンマーで叩く!」
なのは「やっぱり!?」
士はドッカハンマーを、ヴィータはグラーフアイゼンを構えた。
ピンポンパンポン♪
暫くお待ち下さい♪
なのは「うぅ…ハンマー怖い…」
どうやらなのはにも初めてのトラウマが出来たようだ。
士「実験は成功ですね」カシャン
なのは、フェイト「出来てなかったら嫌だよ!」
士「では、再調整するのでデバイスを貸して下さい」
なのは達はデバイスを預けた。
ビー!ビー!ビー!
士「アラート?」
ブン!
士の前に通信モニターが現れた。
はやて『教会本部からの出動要請や。山岳地帯を走ってるリニアレールが内部に有るレリックとおぼしき物を強奪に来たガジェットに車両を乗っ取っられた。なのはちゃん、フェイトちゃん?行けるか?』
なのは『行けるよ』
フェイト『私も』
はやて『スバル、ティアナ、エリオ、キャロ?行けるか?』
フォワード陣『はい!』
はやて『士君、出れるか?』
士「ヘリに向かってます」
はやて『いいお返事や』
スバル『え!?なんで士が!?』
はやて『詳しい事は後や。機動六課、出動!』
なのはとフォワード陣、士はヘリ乗り込んだ。
スバル「なのはさん!何で士が!」
なのは「士君は隠れフォワードだよ」
スバル「でも!エリオ達より小さいんですよ!」
士「スバル姉さん」
スバル「士?」
士「僕の役目は乗っ取られた車両の奪還ですね?」
なのは「うん、お願いね。スバル達フォワード陣はレリックを。リィン?リィンは士君に付いてあげて」
リィン「お任せですよ!」
士「よろしく」
ヴァイス『リニアレール上部に到着!』
なのは「私とフェイト隊長は空を抑える。皆、頑張ってね」
フォワード陣「はい!」
なのはが外に出るとフォワード陣も続いた。
士「ヴァイスさん、先頭車両まで行けますか?」
ヴァイス『朝飯前だ!』
士「……」バッ!
《カメンライド・ディケイド》
スタッ!
士は変身するとディケイドになり車両の屋根に降りた。
士「行きます」
ガキィン!ガキィン!
ドカン!ドカン!
士「…ん?」
すると士が何かに気付いた。
士『なのは隊長』
なのは『どうしたの?何か問題?』
士『ディケイドシステムに反応です。どこかで監視されてます!』
なのは『こちらの戦力を見極められてるってこと?』
士『多分ですが。全力を出さないようにフェイト隊長にお伝え下さい』
なのは『わかった』
士「さて、では!」ガキィン!
士は屋根をくり貫いた。
士「二機か…」
《アタックライド・スラッシュ》
ガキィン!ガキィン!
ドカン!ドカン!
士「リィンさん、僕が列車を止めます。背後をお願いします」
リィン「任せるですよ!」
士「……」ポチポチ!
シャーリー『レリック、無事に保護!』
士「車両止めます」キキィ!
リニアレールが止まった。
士「ふぅ」
リィン「お疲れ様ですよ!」
士とリィンは外に出た。すると…
ルキノ『増援反応あり!一機?でも反応が大きい!?』
士「目視で確認」
リィン「何ですか!?あれは!?」
遠くから巨大なガジェット一型がやって来た。
なのは『フォワード陣はヘリに撤収!』
フェイト『はやて!限定解除を!』
はやて『こんなに早くジョーカーを切る羽目になるとは…』
士「割り込み失礼します。僕に任せて貰えませんか?」
フェイト『士?』
はやて『幾らディケイドシステムでも無理やろ!』
士「舐めて貰っては困ります」
なのは『何か手があるの?』
士「お任せあれ!ヴァイスさん!僕を最短距離で崖のてっぺんまでお願いします!」
ヴァイス『掴まりな!』
士はヘリの羽に乗ると上まで登り崖の上に降りた。
リィン「どうするですか!?」
士「とくとご覧あれ!」
《カメンライド・キバ》
士「奥の手だ!」
《アタックライド・キャッスルドラン》
ぶぉ~!
ドゴン!
すると地面からキャッスルドランが出てきた。
リィン「ふぇ~!?」
士「ふっ!」
士はキャッスルドランの屋根に乗った。
キャッスルドラン「グォ~!」
ドカン!
キャッスルドランは体当たりすると…
キャッスルドラン「グォ~!」
光弾とミサイルを撃った。
ドカーン!
士「決まったね!」
はやて『士君?後で面貸しや』
士「なぜ!?」
事件は解決したが士はお話しコースだった。