魔法少年リリカル士!?   作:高町 優希

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9話

 

 

 

 

ギンガ「失礼します!」

 

 

はやて「お~ギンガ…士君!?」

 

 

ギンガ「連れて来ちゃいました♪」

 

 

はやて「ナイス♪」

 

 

士「僕はマスコット。何もする気ない」

 

 

初っぱなから拒否してきた。

 

 

はやて「士君、話は聞いたよ?頼む。もう一度ウチ等を信じてくれへん?」

 

 

士「僕は裏切られるのが大嫌い」

 

 

はやて「気持ちはわか…」

 

 

士「本当に分かる?親に裏切られ、捨てられた気持ちを」

 

 

はやて「それは…」

 

 

ギンガ「士?どういう…」

 

 

士「姉さんの知らない僕の過去の話だよ…」

 

 

それっきり士は黙ってしまい廊下に出た。

 

 

なのは「士君…」

 

 

士「何よう?」

 

 

なのは「ごめんなさい!」

 

 

士「謝られても過去は変わらない。無意味」

 

 

なのは「お願い!私はいい!フェイトちゃんだけでも…」

 

 

士「止める事もしなかったのに?」

 

 

なのは「それは私の…」

 

 

士「僕は【技師】として来てない。【マスコット】としているだけ」

 

 

士はなのはに背を向けた。すると…

 

 

ヴィヴィオ「なのはママをイジメちゃダメ!」

 

 

士「……」

 

 

士は無視して通りすぎた。

 

 

士「……」カチャカチャ…ポチポチ

 

 

ギンガ「士~って何してるのかな?」

 

 

士「新しいディケイドシステムを作ってる」

 

 

ギンガ「許す気に…」

 

 

士「僕は許すつもりはないよ?」

 

 

ギンガ「どうして…」

 

 

士「いい機会だから話すよ。僕はね親に捨てられて旅をしてたんだよ?分かる?信じていた親に目の前で捨てられた気持ちを。だから僕は裏切られるのが大嫌い」

 

 

ギンガ「士…」

 

 

士「信じて裏切られる位なら信じるのをやめる」

 

 

ギンガ「そんな悲しい事を言わないで」

 

 

ギンガはそっと士を抱き締めた。

 

 

ギンガ「もう一度…もう一度だけ信じてみて」

 

 

士「……わかった」

 

 

ギンガ「士!」

 

 

士「試させてもらうよ?」

 

 

そして次の日、士は訓練所に立っていた。なのはとフェイトと対峙して。

 

 

なのは「本気なの?」

 

 

士「本気だよ」

 

 

フェイト「…わかった」

 

 

なのは、フェイト「セットアップ!」

 

 

士「……」カチャン

 

 

《カメンライド》

 

 

士はディケイドライバーではなく銃を出してカード入れて銃口部分をスライドさせた。

 

 

なのは「ディケイドじゃない!?」

 

 

《ディエンド》

 

 

士は青い仮面ライダーになった。

 

 

士「さぁ、始めるよ。デバイス技師権限発動。リミッター限定解除」

 

 

レイジングハート、バルディシュ「yes」

 

 

フェイト「接近すれば!」

 

 

士「……」

 

 

《カメンライド・ブレイド》

 

 

士はブレイドを召喚した。

 

 

フェイト「召喚魔法!?」

 

 

士「伊達に技師をやってたわけじゃない」

 

 

なのは「キャロのデータだね」

 

 

士「まだまだ」

 

 

《カメンライド・響鬼》

 

 

フェイト「更に違う奴!?」

 

 

士「呆けてていいの?」ドキュン!

 

 

フェイト「クッ」

 

 

一気に2対3にされてしまった。

 

 

士「……」ドキュン!ドキュン!

 

 

フェイト「クッ!」

 

 

フェイトとブレイドは互いの武器で攻めあっていた。時おり士の援護射撃がフェイトを襲い…

 

 

なのは「アクセルシューター!」

 

 

響鬼「……」ドドン

 

 

響鬼は音撃棒烈火で応戦していた。こちらも士の援護射撃で苦戦していた。

 

 

士「……」

 

 

なのは「(強い!ランクSはある!)」

 

 

フェイト「(このままじゃ何も出来ないで終わる!)」

 

 

士「諦めたら?」

 

 

なのは「諦めない!だって諦めたら士君は信じてくれなくなる!」

 

 

士「システムの為でしょ」

 

 

なのは「システム何てどうでもいい!私は!士君に信じて貰いたいだけなんだよ!」

 

 

フェイト「だから私達は諦めない!

 

 

士「口だけならなんとでも…」

 

 

なのは「口先だけにするつもりはない!」

 

 

士「……」

 

 

フェイト「私は!私達は貴方と友達になりたい!」

 

 

士「友達?」

 

 

フェイト「そうだよ!皆、仲間で友達だよ!」

 

 

なのは「一緒になろう!」

 

 

士「……」ピタッ

 

 

士が止まるとブレイド達も止まった。

 

 

士「もういい」カシャン

 

 

士は変身を解いた。

 

 

なのは「待って!まだ!」

 

 

士「デバイス技師権限発動。リミッターON。ディケイドシステム凍結解除」

 

 

なのは「え?」

 

 

フェイト「士?」

 

 

士「確かに見せて貰ったよ。貴女達の絆を」

 

 

士はギンガの部屋に戻った。

 

 

なのは「士君…」

 

 

フェイト「士…」

 

 

二人は士を見送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ー部隊長室ー

 

 

スバル「士~♪」

 

 

士「ウザイ」

 

 

スバル「あぁ!この口撃、士だ~♪」

 

 

士「ギンガ姉さん、スバル姉さんがおかしくなった」

 

 

ギンガ「士のせいでしょ?」

 

 

変な方向にスバルは向かい始めた。

 

 

士「ちょっとやりすぎた」

 

 

ちょっと反省した士だった。

 

 

はやて「さて、士君?さっきのは何や?」

 

 

士「新しいディケイドシステム」

 

 

フェイト「召喚してたね?」

 

 

士「ディケイドシステムのデータを具現化してる。ランクS位はある」

 

 

なのは「キャロの召喚データをベースにしたの?」

 

 

士「そう。中々貴重なデータ」

 

 

キャロ「私のデータが役に立つの?」

 

 

士「使い方次第では隊長と互角にやりあえる」

 

 

フェイト「そうだね」

 

 

エリオ「能力も使い方次第なんですね」

 

 

士「それを決めるのは本人」

 

 

ギンガ「そうだね」ナデナデ

 

 

士「む~」

 

 

士はくすぐったそうにしていた。

 

 

はやて「さて、任務のお話や」

 

 

士「じゃ」

 

 

士は立ち去った。

 

 

ティアナ「いいんですか?」

 

 

はやて「本人いわくマスコットとしているんやから文句は言えへん」

 

 

士抜きで次の任務の話が進んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

士「しまった。置いてきぼりとは…」

 

 

士は置いてきぼりにされた。地上本部公開意見陳述会の為に皆出払っていた。その時…

 

 

ビー!ビー!ビー!

 

 

士「アラート!?」

 

 

ルキノ『一般局員はシェルターに避難して下さい!』

 

 

士「ここを狙ってきたのか!」

 

 

士は外に向かい始め、通信室に強制的に繋いだ。

 

 

士「グリフィスさん!僕が迎撃する!その間に避難と救援連絡を!」

 

 

グリフィス『何を言ってるんだ!君は今は局員では…』

 

 

士「そんなこと言ってる場合じゃない!一人でも多く助けるにはこれしかない!」

 

 

シャーリー『グリフィス君!』

 

 

グリフィス『すまない。頼んだ』

 

 

士「変身!」

 

 

《カメンライド・ディエンド》

 

 

士「フルパフォーマンスだ!」

 

 

《カメンライド・オールライダー》

 

 

士は九体のライダーを召喚した。

 

 

士「散れ!」

 

 

全員機動六課全体にバラけた。

 

 

士「……」ドキュン!ドキュン!

 

 

士はガジェットを撃ち抜いていた。

 

 

士「グリフィスさん!情報を!」

 

 

グリフィス『9割避難完了!通信妨害で救援連絡が届いたかは不明!』

 

 

士「わかった。後はこっちで何とかする!今そちらに護衛を送るから避難して下さい」

 

 

グリフィス『すまない!』

 

 

士はクウガを護衛に行かせた。

 

 

士「ん?あれは!?」

 

 

士が空を見るとヴィヴィオが連れ去られる所だった。

 

 

士「くそ!撃てない」

 

 

下手に撃てばヴィヴィオに当たってしまう。

 

 

士「とりあえず残った人々だけでも!」

 

 

士達は何とか凌いだ。……しかしヴィヴィオを拐われてしまった。

 

 

士「ごめんなさい…」

 

 

なのは「士君は良くやってくれたよ。皆を守ってくれたじゃない」

 

 

士「でもヴィヴィオが…」

 

 

なのは「大丈夫。必ず助け出すから」

 

 

なのはが帰って来た頃には六課はボロボロだった。

 

 

フェイト「良くやってくれたね?一人で大変だったでしょ?」

 

 

士「……」

 

 

フェイト「大丈夫。士のせいじゃないよ」

 

 

士「……」

 

 

はやて「そやで。士君のおかげで助かった人たちもおるんや」

 

 

士「……」コクッ

 

 

はやて「さて、これからが正念場や」

 

 

この後、はやて達はアースラに拠点を移した。

 

 

 

 

 

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