セカイにヘイワはおとずれなぁあい!! 作:ガジガジムシ
「あ、と言ってもVでRな力を使う訳じゃないですけど。ハカコンとか欲しいですね」
「まあニジソウサクなんてそんなもんでしょう。所詮作者も、コケ以下ですからね……」
魔王は涙を流し始めた……が、直ぐに真顔に戻った。
「それでは破壊神様、早速地上侵攻について説明致します」
オッホン! と魔王は一度咳込む。
「まず地上にはあの憎っくき勇者ども、ひいては人間が地上の支配者として威張っております」
「コレは今まで何度も説明しましたよね。『。』の時も『or』の時も『3:D』の時も。もういい加減説明はいらないと思います」
「まあ勇者は、魔王を狙ってこのダンジョンまで来るという事を覚えておいて頂きたい」
「で す が !!!」
「それは今までの世界での事です。ガジフライ偵察隊によりますと、どうやら地上には我々魔物の事を知る人間などおらず、それどころか勇者まで居ないんだとか」
「正直言ってこの魔王、脱帽です。まさか勇者が居ないなんて……そんなんじゃ物語が進まないじゃないですか!!」
「という訳で、破壊神様には地上に侵攻して貰います。まあ勇者のくせに生意気だから、とかの理由で攻めればいいんじゃないですかな。勇者居ないけど」
「それでは破壊神様には此方を進呈いたします。ぜひご活用ください」
魔王は此方に一体の人型の物を置いてきた。なんだろうか、コレ。というか一体何処からこんな物を取り出した?
「あ、詳しい事を聞くのは無しの方向でお願いします。オトナの事情という奴です」
「それで此方はですね、『
「我が魔王軍のぽちゃリリス開発班が新たに開発した、破壊神様専用の現実世界での身体となります!」
「どうです、気に入りましたか? 凄いですよ、この魔道具は」
「もしも破壊神様が地上に出て行きたいと言うならば此方をお使いください。破壊神様が身に纏うとあら不思議! 人間のような姿に!」
「あ、もしもこの魔道具が壊れても破壊神様が死ぬなんて事はありませんので、ご心配なく。ついでに言えばストックもまだありますので」
魔王がパッ、パッと手を鳴らすと通路の奥からトカゲおとこ達が、先ほど魔王が出したものと同様の物を持ってきながら此方に向かって来る。その数約20匹。魔道具も20個。幾ら何でも多すぎではないか?
「ま、ホントはコレ、軍事用に作っていたものなんですけどね。エメレント単体では余りに弱すぎるので、その弱さをカバーする目的で作られたゴーレム型の魔道兵器」
「それがたまたま破壊神様にも合っちゃっただけなんですよ!! 驚きですね、ニジソウサクとはこんな事も出来るのか」
「ま、とりあえず今はダンジョン造りに勤しんでください。魔王軍が出来あがらなければ何もできないので」
それだけ言って魔王は魔王の部屋に戻って行った。
ふむ、という事は久し振りに人間視点に戻れる訳だな。魔王もいい事をするもんだ。
それじゃ、オーダー通り、魔王軍拡張に勤しむとするかな。まずはコケガジガジループで総力を底上げだ。
◯魔人形
分類: 魔導兵器
HP: 700(通常時)
ATK: 55(素手) XXX(間引き)
DEF: 78
RES: 33
速さ: 普通
特殊能力: 変身 ステルス 自爆
いつでもどこでもこんにちは。たとえ火の中水の中、どこでも配達トカゲ急便♪ でお馴染みの青トカゲムサシの運送員が配達してくれる魔道兵器の一つ。ストックが幾つかある。
最初期はエメレントの護身用として開発されていたが、エメレントの為に作るのがバカらしくなった為中止。
その後魔王軍技術部長のボチャ博士がコレを見て、エメレントを核にした強化型ゴーレムとして再開発する事を宣言する。
核にマインドエメレントを嵌める事で、結果としてまじんを上回る戦闘力を手に入れた。その代わりコストが高い。
更に技術員が開発した新技術を試験的に導入している。コレが原因で技術部長とケンカするハメになってしまったそうだ。
破壊神が使用するとHPとATKがバグる。魔王軍皇帝によると、「あ、それは【しゅじんこうほせい】って奴ですよ。全く、世の中理不尽ですよね」とコメントしている。