セカイにヘイワはおとずれなぁあい!! 作:ガジガジムシ
書き方がここからブレ始めます。いつか治るんじゃないかなー、と思います。
「Wewe ni nani⁉︎」
「うるさい、黙れ」
俺を集団で囲んで、現在進行形でリンチしてくる相手に近づいて一度顔を腹に拳をぶつける。その勢い余って相手の腹は……貫通してしまった。手が生臭い。
手元のコレを道端に投げ捨て、殺気を放っている奴らに振り返る。
「全く、出来れば俺にも分かる言語で喋ってくれませんかね、外人さん方?」
「kuzimu! Buttobashi'll!!!」
「ダメだこりゃ」
怒っている黒人男性はその手にナイフを持ってコッチにダッシュしている。ふむ、少し危ないが……
「——kuwa⁉︎」
「まあこの体ならばそんな心配は無用だろうな。事実素手で刀身掴んでも血出ないし」
その発言の通り、俺の拳にはナイフの刃が握られているのにも関わらず、一滴も血が流れ出ていない。それどころか逆に、ナイフの刃が欠けてきた。
「っと、いい加減奴さん方がビビってきたな。逃げられる前に養分になって頂こう。装備、フォレ・マスター」
そして、ツルハシスキル・不気味な穴を使用。周囲に地鳴りが響く。そしてそれが最高潮になった時に、一瞬だけブワッと一際大きな地鳴りがなる。
この地鳴りが起こった事に原住民は驚いていたようだが、それが治るとふぅ、とあんしんしたかのように一息吐いた。
「そんなに安心していいのかい? あいつらは貧相な身なりだったとしても、食っちまうんだぜ?」
そして、原住民達に終焉を伝える、羽ばたきが辺りに響き始めた。どうやらきたようだな、俺用の、魔王軍部隊が。
部隊の魔物達は原住民達にその巨大で凶悪な牙を用いて噛み砕いていく。そんな中、噛み付かれている一人の男性が叫んだ。
「Kufanya, nini guys haya ⁉︎」
「……もしかして、コイツらの事を知りたいのか?
だったら教えてやるよ、こいつらはガジフライ、ガジガジムシの成虫に当たる魔物だ。……って、言語が通じる訳もないから分かんないか」
人間が1mはありそうな巨大な蛾に襲われているのを見ながら、そんな事を呟く。
それにしても、この広い世界を征服するなんて、無理な話だよな……。アフリカ大陸の一部ですら、こんなに広く感じるって言うのに。
「Gya Oh Oh! Silaha Oh Oh!!」
というか魔王の奴、なんで魔物の神である俺に対して現地で働かせようとするのだろうか。確かにこの身体は強いが、そういう問題じゃないと思うんだ。
「Oh ni machungu! ! Kufika mbali hivyo!!」
「というかいい加減煩いな、こいつら。面倒だ、眠らせよう」
ツルハシをトゥルハシに変更。人間達が全員入る辺りの所に幾つかの眠り玉を配置する。
「さて、ではお別れだ。痛みとも、現実ともな。……良い夢を」
空中に浮かぶツルハシで突き、その玉を全て破壊した。砕かれる際には紫色の波長を周囲に発したが、俺並びに我が魔王軍には何の影響もない。影響があったのは人間どものみである。
「……よし、眠ったら結構死んだ奴が増えたな。生き残りもあと僅かの命だ」
このしかばね共はどう有効利用してやろうかな。非道にも俺はそんな事を考えていた。
と、いう訳で破壊神悪役化。批判殺到しそうですね。
因みにこうなってしまった経路を。
世界を征服していく主人公達→勇者とか人間倒していく→殺していく→魔王のお願いにより破壊神現地行き→現地の人間潰さないと!!
って感じです。やっちまった感が否めないんですが。