とある科学の元魔術師   作:珠風船

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第8話:1年前冬,一方通行だ、設定の紹介

 原作開始1年前冬、一方通行だ

 

 第七学区とある郵便局にて

 

 

 現在この郵便局は強盗に襲われていた。強盗の数は二人。一人は銃を持っていたが、学園都市の治安を守る風紀委員(ジャッジメント)に倒されていた。だが、隠れていたもう一人が人質を取ったため、誰も動けなくなっていた。

 

 だが郵便局員の一人が警報を鳴らしてしまったことで防犯シャッターを起動させてしまう。人質がいるにもかかわらず。

 

 この郵便局員の対応を苦虫を噛み潰したかのような目で睨みつけるのは風紀委員(ジャッジメント)の一人である固法美偉。彼女は偶然この場に居合わせていた。そして、固法の隣に立っている少女は白井黒子。彼女もまた風紀委員(ジャッジメント)の一人である。ちなみに人質になっているのは初春飾利。彼女は風紀委員(ジャッジメント)を目指している一般人だ。

 

 

「セキュリティ信号ヲ受信シマシタ。侵入者ヲ排除シマス。武器ヲ床二捨テテ、床二伏セテクダサイ」

 

 ウィィィィィという音と合成音声を立ててやってきたのはゴミバケツのような形をした警備ロボットである。警備ロボットは警報装置の作動と同時に起動するタイプのようで、人質がいるにもかかわらずに強盗を取り押さえようとしている。

 

「チッ、面倒な事を……」

 

 強盗は舌打ちをするとともに自分のコートのポケットの中を漁る。その様子は明らかに不愉快そうである。

 

(ポケットから何か取り出した!?)

 

 固法はそう判断すると自身の能力を発動させる。彼女の能力は強能力者(レベル3)透視能力(クレアボイアンス)。その名の通り、遮蔽物を無視して透視できる。

 

 そうこうしているうちに、警備ロボットが強盗に近づいていく。だが、ここで白井が動く。強盗に迫る警備ロボットを目隠しにして強盗に近づこうとする。友人である初春を助けるためだ。

 

 白井は小学生ながら、学園都市でも希少な空間移動(テレポーター)の使い手である。彼女は自分の能力に自信を持っていた。その結果、焦って行動を急いでしまった。

 

(ここで取り押さえられれば!)

 

 だが彼女は焦りすぎてしまった。一人目の強盗を取り押さえたことで勢いづき、強盗がどんな能力を持っているのか見極めずに突っ込んでしまったのである。

 

 白井の思惑を外れて、強盗が行動を開始する。ポケットから取り出した小さな球体のようなものを警備ロボットに投げつけた。あまり勢いがついていないように見えるが、警備ロボットに当たった瞬間、突然ロボットが爆発した。 

 

「・……? 一体何が、…………っ!!」

 

 爆発の刹那、固法が白井を庇ったことにより白井は爆発の被害を受けずに済んだ。だが、代わりに固法が爆風の被害を受けた。さらに、ロボットが爆発した際の破片によって固法の背中には無数の金属片が刺ささり、頭からも出血している。

 

「そんな……どう……して?」

 

「相手の……手の内が……わからないなら……突入しない。おぼえとき……なさい」

 

 そう言うと固法は意識を失う。

 

「だ、だいじょう、っ!」

 

 自分を庇った固法に駆け寄る白井だが、それを黙って見ているほど強盗は優しくない。白井の顔面を思い切り蹴り飛ばした。人質である初春を捕まえたまま。

 

「テメェ、ロボットをブラインドにして妙なことしてやがったな」

 

「あぎ、があぁぁあア」

 

 白井の行動にキレた強盗は倒れている白井の足首を踏みつける。踏みつけられた白井の足首は派手な音を立てて折れた。白井の足首が折れたことは強盗にもわかっているだろう。だが、強盗はそれでも白井の足を踏みつけるのをやめようとしない。

 

「最初に倒したあのバカみてぇに俺もやれると思ったか? あぁ? なめんじゃねえよ、クソガキ」

 

 最初に倒した男は拳銃を持っていたが白井に一瞬で倒されていた。哀れな彼はそこらへんで気絶している。

 

「白井さんッ! 白井さんッ!」

 

 初春は泣きながら白井に駆け寄ろうとするが、強盗の男が手を離さない。周りにいる大人たちは強盗に完全にビビリ、小学生の白井と初春がどうなろうが知ったこっちゃないといったように隅で震えている。

 

「チッ、無駄な時間使っちまったな。……あ?」

 

 流石に時間の無駄になるかと判断した強盗は白井の足を開放して、本来の目的であった金の強奪に移ろうとする。だが、足を解放された白井が足の痛みを堪えながら初春に手を伸ばす。そして、

 

「かならず、助けてみせますの」

 

 白井が発した声は今にも消えそうな小さな声だったが初春には確かに届いていた。初春の足になんとか手を伸ばすことに成功、そして自身の能力を発動させる。

 

「えっ?」「あ?」

 

 強盗に腕を掴まれていた初春が一瞬で消える。強盗と初春には何が起こったのかは把握できなかったが、白井はなんとか初春を救出することに成功した。自分を犠牲にすることで。

 

「てめぇ、空間移動(テレポーター)使い手か」

 

「ええ。生憎、まだまだ未熟なもので自分を飛ばすことはできませんが」

 

 白井は触れているならば人を一人移動させることはできる。だが、自分を移動させるだけの力量はまだ無かった。初春を外に逃がすことには成功した。シャッターの外からは初春の叫ぶ声が聞こえてくる。

 

「し、白井さん! なんでっ!」 

 

「初春、外のことは任せましたわよ。私はまだ、事件を解決してませんから」

 

 初春を助けることには成功したが、またしても強盗が白井を蹴り飛ばす。白井はもう満身創痍であるが、まだ勝算が残っていた。

 

(警報が鳴ってから、かなりの時間が経ってますの。このまま時間を稼げればなんとか……)

 

 白井が行っているのは時間稼ぎ。郵便局は防犯シャッターによって強盗の逃走経路を塞いでいる。白井のような空間移動(テレポーター)が使えるならまだしも、簡単には抜け出すことはできない。それに時間が経てば学園都市の警察にあたる警備員(アンチスキル)がやってくる。強盗は世間一般で言う詰の状態であると言えるだろう。だが、

 

「クソガキ、てめぇこのまま時間稼ぎをすれば何とかなると思ってるだろ。人質は逃がした。逃げ道も塞いでる。時間が経てば警備員(アンチスキル)が来る。そういう魂胆か」

 

(バレた……。でもわかったところで逃げることなんて、)

 

「図星か、クソガキ。でもよぉ、俺の能力を忘れてねえか?」

 

 そう言って強盗はポケットを探る。そして、先程警備ロボットを壊した時のように取り出した物、パチンコ玉を防犯シャッターに投げる。これといってスピードがあるわけではない。それに全力で投げてもシャッターに弾かれるだけだろう。だが、

 

「な……!」

 

 パチンコ玉がシャッターに当たると何故かシャッターに穴があいていき、建物の外がはっきり見えるほどの大穴を開けた。

 

絶対等速(イコールスピード)。俺が投げたものは遅い代わりに前に何があろうが進み続けんだ。俺が能力を解くか、投げたのがものが壊れるまで止まらない。……ん?」

 

 そう言って強盗、もとい絶対等速(イコールスピード)はさらにパチンコ玉を投げつけてシャッターを壊そうとするが、近くに銃が落ちているのに気が付く。そして絶対等速(イコールスピード)は拾った銃を白井の顔面に向ける。

 

「てめぇの能力でATMから金を引き出すこともできる。が、てめぇはやりすぎた。能力を使うよりこっちの方が確実だよな?」

 

「くっ……」

 

「残念だったな、思惑が外れちまって。こんなガキ殺すのは忍びないが……死ね!」

 

 白井は目をギュッと瞑る。そんな白井の様子など無視して、絶対等速(イコールスピード)が白井に向けて銃を撃とうとしたその時、

 

 絶対等速(イコールスピード)が能力によってあけたシャッターの穴が突然破裂、シャッターの破片が郵便局の中に飛び散る。突然シャッターが破裂したことにより、中にいる二人は動揺する。

 

「な、なんだ!?」「なんですの!?」

 

 そして、爆発によって空いた穴から人が入ってくる。深く被ったフードと鼻まで覆うマフラーによって顔は見えない。マフラーとフードのわずかな隙間から外を見る侵入者は周囲の様子を見渡すと呟く。

 

「たくよォ、何だァ? 随分と楽しそうなことしてンじゃねェか」

 

 白井は一瞬だけだが見た。マフラーとフードの間からチラリと見えた侵入者の眼が凶暴な赤い色に染まっていたことを。

 

「白井さん! 大丈夫ですか!?」

 

「う、初春!? あの方は一体……?」

 

 初春はもはや仕事を成していない防犯シャッターの穴から郵便局の中に入り、白井に駆け寄る。初春の目には泣いたような跡があったが、今の初春の顔は自信に満ちている。

 

 

 

  ◆

 

 

 

 少々時間を遡り、初春が白井の能力で建物の外に逃がされた時に戻る。

 

「し、白井さん! なんでっ!」 

 

「初春、外のことは任せましたわよ。私はまだ事件を解決してませんから」

 

 白井がそう言った瞬間にドガッという音が聞こえてくる。

 

「どっ、どうすれば……」

 

 初春は焦っていた。そんな中でも初春は何かしなければならない。白井は自分に外のことは任せると言った。ならば自分に出来ることはただ一つ。それは、

 

「お願いしますッ、助けてください!中で風紀委員(ジャッジメント)が強盗に襲われてっ……!」

 

 助けを求めること。今は正午。第七学区のこの場所にはたくさんの一般人が歩いている。誰かが助けてくれると思い、初春は声を張り上げて叫ぶ。だが、

 

「強盗だってよー、コエー」「通報したほうがいいんじゃね?」「もうされてるだろ」「つーか風紀委員(ジャッジメント)助けるって逆だろ」

 

 所詮一般人にとって、こんなことは対岸の火事。助けようとするものなど皆無。むしろ笑いものにしている。それに襲われているのは風紀委員(ジャッジメント)。警察官が強盗と取っ組み合いをしているところに飛び込もうとする一般人はいないだろう。それでも、

 

「助けてっ! 誰か!!」

 

 初春は助けを求める。白井たちを助けるために。初春の目には涙が溢れている。誰も助けてくれなくても初春に出来ることはこれしかない。初春は必死になって声をかける。今度は通行人に掴みかかって。

 

「お願いします、助けて!」

 

「あァ? 何だクソガキ」

 

 初春が掴みかかったのはフードとマフラーをつけた人物。顔は見えないが、声で男だというのはわかる。が、声を聞くだけでも助けを求めるべき人物でない事が分かる。だが、

 

「強盗に襲われてっ! 中に人がいるんです!」

 

 初春は白井たちを助けなければならない。こんな危険なことに一般人を巻き込むわけにはいかないが、事態は相当に切羽詰っていた。

 

「……ンなもん、ほっとけば警備員(アンチスキル)が来るだろォが」

 

「でも! 早く助けなきゃ白井さんが、」

 

「! 、ちっ」

 

 彼はめんどくさそうに舌打ちをするが、それは初春に向けられたものでは無かった。舌打ちの直後、防犯シャッターがメキメキと音を立てて壊れていく。さらにシャッターを壊していった小さな物体、パチンコ玉は確実に初春へと向かっていく。初春は突然のことに一切反応できなかったが、

 

「えっ? き、きゃあ」

 

 ギリギリで彼が初春を突き飛ばしたことで当たらずに済んだ。初春を突き飛ばした後、彼の雰囲気が一瞬で変わった。顔が見えなくても、声を聞かなくてもわかるほどの怒り。それは周囲の温度が一瞬にして下がったと感じられるほどのものだ。

 

「ったく、あの実験でまだイラついてるってのによォ。……下がってろ、クソガキ」

 

「あ、あの、」

 

「……」

 

 彼は初春の言葉を無視するとシャッターの前に立つ。そして頭に手を当てて一瞬だけ考えるような素振りを見せると、シャッターへ向けて回し蹴りを放つ。普通なら穴が空いたシャッターであったとしても、人間が全力でタックルしたところで壊すことはできないだろう。だが、

 

 ゴッという大きな音を立ててシャッターに穴が破壊された。彼の蹴りはシャッターに先ほどの穴とは比べ物にならないほど大きな穴を開けた。人一人が楽に通れるほどの大きな穴を、だ。そして彼は悠々と自分であけた穴から中に入っていく。

 

「す、すごい」

 

 初春が感心するのも無理はない。彼女はこれほどの能力を見た事はなかった。学園都市製のシャッターに簡単に穴を開けるほど威力。彼は間違いなく大能力者(レベル4)以上の能力者だろう。少しの間、呆気にとられていた初春だが、

 

「し、白井さん!」

 

 我に返ると同時に穴から中に入っていく。初春は心の中で思った。この人なら何とかしてくれる、と。それはどこか確信めいたものだった。

 こうして、事は先ほどのシーンまで戻る。

 

 

 

  ◆

 

 

 

 

「何だ、お前? ピンチに駆けつけたヒーロー気取りの馬鹿か?」

 

「…………」

 

「はっ、ビビっちまったようだな。まさか銃を持ってるとは思ってなかったか? なんとか言ってみろよ、ああ!?」

 

(くそっ、防犯シャッターに穴開けられるほどの高位の能力者かよ。能力も銃も心許ないな。だが、)

 

 絶対等速(イコールスピード)は侵入者を煽るが内心では少し焦っていた。大能力者(レベル4)クラスになると軍隊でも充分に活躍できる。絶対等速(イコールスピード)程度の能力者がそんなのを相手取るなんて、野生の肉食動物と素手でケンカをすようなものだ。しかし、そんな絶対等速(イコールスピード)にも勝算はあった。それは、

 

「こっちには人質が山ほどいるんだ。例えばこの風紀委員(ジャッジメント)とかな?」

 

「「こ、固法先輩!」」

 

 絶対等速(イコールスピード)が拳銃を向けたのは、先程から気絶していた固法。これならたとえ大能力者(レベル4)でも手は出せない。そう判断しての行動だった。だが、侵入者はこんな事で動揺するほど柔な性格をしていなかった。

 

「   」

 

「あ? 何だって!?」

 

「クックククク、ぎゃ八ハハハハ! 何だよ、何だ、何ですかァ!? 冗談言うならもっとマシなもンにしろってのォ! オイオイ、俺を笑わせて殺す気かよォ!?」

 

「な、何だと、てめぇ!」

 

 絶対等速(イコールスピード)はそう言うと、突然笑い出した侵入者に拳銃を向ける。実際この状況でこれだけ煽られたなら拳銃を向けるのが普通だろう。しかし拳銃を向けられても侵入者の態度は変わらない。

 

「俺がヒーローならテメェはただのザコキャラかァ!? オイ、三下ァ! フラグ立てすぎだろォ! 死亡フラグ立てンのが趣味なンですかァ!? 残念すぎて哀れみすら覚えンぞォ! ええ、オイ!!」 

 

「あなたは一体何を!?」

 

 そう問うのは白井である。この状況、拳銃を持つ人間を挑発するのは下の下策だ。白井のリアクションは当たり前である。絶対等速(イコールスピード)は案の定、挑発に乗った。絶対等速(イコールスピード)は侵入者に向けた拳銃の引き金に手をかける。

 

「……そんなに死にたいならそうしてやるよ」

 

「逃げてください!」

 

 白井の叫びも虚しく絶対等速(イコールスピード)は、無情にも引き金を引いた。ダンッという音が拳銃から発せられる。だが、

 

「……えっ、あ?ぎゃああああああああ」

 

「「!!」」

 

 一つずつ説明していこう。悲鳴を上げたのは絶対等速(イコールスピード)。突然手に握っていた拳銃が爆発したのだ。彼が引き金を引いたのとほぼ同時に。当然、彼が拳銃を握っていた彼の手からは流血。彼が床に伏せ、痛みに呻いているのを見ている初春と白井はただ呆然と見ていた。彼女らは今の状況に頭が追いついていなかった。

 

「ぐがあああ、く、くそが。ち、ちきしょう」

 

「よォ、随分と痛そうだなァ。どうしたァ? 救急車でも呼ンでやろォか?」

 

「! ひ、ひぃぃぃ」

 

 音もなく侵入者は絶対等速(イコールスピード)に近づいていた。現在絶対等速(イコールスピード)を包んでいる感情は恐怖とパニック。拳銃に不具合はなかったはずだ。もはや彼の思考力はそんな事を考える余裕もない。

 

「おーおー、随分と怯えちまってンじゃねェか。オイオイ、こりゃヒーローショーなんだろォが。ザコキャラでも最後まで仕事しねェと。職務放棄はダメだよなァ?」

 

「ま、まて。俺が悪かった。……だからゆるし、」

 

「ざーんねーん。許しを請うなンざ、坊主か聖職者にでもするンだなァ。同情はすンぜ。だがよォこっから先は、」

 

 ここで一旦彼は言葉を区切る。とはいっても既にアッパーカットのスイング中なのだが。この後の声は小さく、白井と初春には聞こえなかったが絶対等速(イコールスピード)にはしっかり聞こえていた。

 

一方通行(・・・・)だ」

 

 ドゴォォォォォ

 

 天井から人が生えた。比喩とかじゃなく言葉の通り、絶対等速(イコールスピード)は天井に刺さっていた。死んではいないだろうが、天井から血が滴り落ちていた。だが、とりあえず事件は終息した。

 

「チッ、全然ダメだな。……帰るか」

 

 彼はイラついたように呟くと自分で開けた穴から外に出ようとする。だがここで彼を帰すわけには行かない人物がいた。

 

「あ、あの待ってください!」

 

「あ?」

 

「あの私、初春飾利といいます。私はまだ風紀委員(ジャッジメント)にもなれていませんけど……いつか風紀委員(ジャッジメント)になってみせます!えっと、ありがとうございました!」

 

「……せいぜい頑張る事だな」

 

 そう言い残して彼は去っていく。彼を見送る初春の目には強い決意が宿っていた。そして彼がいなくなってからすぐに警備員(アンチスキル)が到着した。こうして今回の郵便局が襲われた事件は多少の負傷者を出すものの本当に解決された。

 

 

 後日談

 絶対等速(イコールスピード)は全治3ヶ月を超える大怪我で入院。白井、固法は怪我をしつつも始末書を書かせられる羽目になった。白井はこれまでの自分の慢心を反省。初春は決意を新たにして風紀委員(ジャッジメント)を目指していった。事件を解決し、自分たちを助けてくれた彼を目標として。

 

 原作開始1年前冬fin

 

 

 

 ◆ 

 

 

 

 次の話から原作を開始する予定なので、このあたりでオリキャラの紹介や裏話、ボツにした案を紹介していこうと思います。面倒だったら飛ばしてもらって結構です。

 

 桐船 梓(きりふね あずさ)

 身長:165cm

 年齢:22歳(この小説開始時)→27歳(原作開始時)

 国籍:日本

 家族構成:ミラジェーン=ヴィクトリアと超能力者(レベル5)(両者とも居候)

 サイド:科学サイド

 所属:第七学区冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)が勤める病院

 職業:ナース

 住居:第七学区、試験用マンション

 外見:NARUTOのうずまきクシナを想像してもらえればよろしいですね。原作開始前はショートヘアだったが、原作開始後はロングヘアに。それにより、これからの外見はクシナと一緒。

 性格:リトルバスターズの来ヶ谷さん(可愛い物好き)と沙耶さん(天然なところ)をミックスしような感じで。あとクシナも少し入る。普段はおちゃらけているが、いざという時はシリアスにも対応可能。料理、洗濯などの家事スキルは無いが、医療技術などは結構高い。

 人間関係:ミラたちの親代わり。吉川のような学園都市にいる研究者、また先生方との繋がりはそれなりにある。

 過去:研究者だった。研究者を辞めた理由はとある事件が原因。その事件で冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)に助けられた事が有り、今は彼がいる病院でナースをしている。

 好きな物:幼女、可愛いもの

 嫌いな物:楽しくないこと、自分自身

 

 裏話:このキャラの外見を決めている時にちょうど再放送のワンピースでシャンクスが出ていたので赤髪になりました。最初は外見をクシナにするというのはなかったのですが、NARUTOを読み返してクシナ登場→ちょうどいいか、となりました。その為、これからはロングヘアに変更。

 

 

 アルバス=ダンブルドア

 ミネルバ=マクゴナガル 

 ハリーポッターに出てくるまんま。イギリス出身のところから名前、外見、性格などなど。二人共後進の育成に精を出しているため魔術師というよりも魔導師。だが二人共魔術師としての腕は超一流。世界的にもかなり有名。主人公であるミラの魔術の師匠でもある。ダンブルドアは聖アウグスティヌス大聖堂の責任者。使う魔法もとい魔術はハリーポッターの方とは異なる(ハリーポッターのままだと、どうしてもショボく感じるので。というより、禁書の方が壮大すぎますが)

 

 裏話:聖アウグスティヌス大聖堂は実際にある世界遺産です。気になったら調べてみてくださいな。ちなみに別名は聖オーガスティン修道院です。調べていてちょうどいいなと思いました。規約に実在の建造物の縛りは無かったと思います。

 最初はマクゴナガルを出す気はなかったのですがノリで出ちゃいました。もう出ないかもね。

 この二人を出した件なのですが、オリキャラを出すよりもイメージがしやすいと思ったからです。執筆者的にも読者的にも。ダンブルドアは皆さんもある程度は知ってる、という前提がありますけど。知ってますよね?今更ですが。

 こんな経緯があって出すことになりました。次の登場をお楽しみに。

 

 

(矢印の前は5年前、後は原作開始時)

 

 ミラジェーン=ヴィクトリア

 年齢:9歳くらい→14歳くらい

 身長:169cm

 国籍:イギリス→日本

 家族構成:不明

 サイド:魔術→科学

 所属:イギリスのとある魔術組織→常盤台中学2年

 職業:魔術師→中学生

 住居:イギリス→学園都市常盤台中学学舎の園内の学生寮

 レベル:無能力者(レベル0)超能力者(レベル5)序列第八位

 能力:聖女の祝福(ジャンヌブレス)→外見を変化させる(具体的な名前は次回)

 魔法名:Proelii753(意味はいつか発表)

 外見:FAIRY TAILのミラジェーン・ストラウスと一緒。名前もそこから。違うところは右腕が義手(肘から先)、右目が義眼、それと髪の毛が白髪に。(FTでは銀髪)右腕の肘にはリボンを結んでいる。これは桐船達から貰った大切なもの。右目の義眼は霊装。能力を使おうとすると銀色になって、さらに赤い十字模様が入る。どんな力があるかはまだ不明。スタイル抜群。

 性格:だいたいFTのミラジェーンで、FTの2年前で荒ぶっていた時代は無し。料理などの家事スキルは高い。超能力者(レベル5)の中で一番の良識人である。意識を失うと恐ろしいことになる。(桐船談)

 過去:聖女の祝福(ジャンヌブレス)という通り名で呼ばれており、治療できない人はいなかった。魔術サイドの冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)。実際は彼よりもハイスペック。(切断された腕でも治療可能)ダンブルドアの愛弟子。とある理由で所属していた組織を離反。イギリスから学園都市まで逃亡、超能力者となり魔術を捨てる。

 友好関係:桐船のことは普段はどうしようもないと思っているものの、頼れる人、親のような存在という認識。学園都市で初めての知り合った大切な人。また食蜂操祈や御坂美琴と特に仲がいい。食蜂とは学生寮のルームメイトであり、クラスも2年連続で一緒。だが美琴は違う。(とある女王が裏で動いていた、ということは言うまでもない)食蜂操祈と御坂美琴が喧嘩するときの原因の六割はミラについて言い争い。美琴はミラをライバル視(主には胸)しているものの仲が良い。常盤台中学や近くの学校の生徒からは尊敬されている。芳川桔梗とも顔見知り。

 好きな物:料理、友達、桐船梓

 嫌いな物:G、タバコ、負ける事

 

 裏話:最初、義手は左手だったのですが麦野さんとモロ被りしたので右腕に変更。(義眼という設定まで被りましたが、開き直りました)

 外見と名前をミラにしたのは私が好きだからです。ただそれだけ。

 男主人公にしようか迷いましたが、食蜂さんとの友人設定をやってみたかったので女主人公に。この設定はあまり見なかったので。誰かとくっつく、なんて事にはなりません。仲良くなることはあると思いますが。

 

 設定のなどはこれで終わりです。次回から原作入ります。これからもよろしくお願いします。




 長かった。とっても長かった。何度疾走しかけたか・・・。某動画サイトにはまり、執筆が何度止まったことか。でもやりきった。これからも頑張ろうと思います。

 その内、全体的に手直ししようと思います。原作入りますしね。小説書き始めてから他人のを読む時間がなかなかなかったんですが、久しぶりに読んでたら改行の仕方変えようと思いました。案外書く側にならないと気がつかないことって結構あります。

 ではありがとうございました。 
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