超次元遊戯ヴィーナス   作:超輪

1 / 3
クロテューヌ「なんか暇だな〜」

暇でやって来た島。その島の名前はドリームキャス島。古代文明が存在するその島に私服姿で出歩いているクロテューヌは暇を持て余しに観光店や観光地、そして崖の上で景色を眺めていた。

クロテューヌ「あいつら(第三者)は大人しいし、そこらの原種の変異やら襲うような事故はない。平和過ぎでしょもう〜」

クロテューヌはそのあまりにも平和な世界を退屈に思っていた。ラスティションの占領事件から約二年が経った今。毎日当たり前な一般的な日常が続いている。その事にクロテューヌは不満を抱いていた。

クロテューヌ「なんでもいいから、何かないかな〜。別次元に行くのもいいけど、正直私が求める快楽はないね〜。どれもめんどくさい世界観。見ていたら正真正銘の悪役として全てを終わらせたくなるから却下」

クロテューヌが今を悩む。何しようか、今から何しようかを考える。しかし思いつかない。ならばと思ったクロテューヌはこう呟いた。

クロテューヌ「そうだ!作り話をしよう、うんそうしよう。そう言ったら、今まで見てきた知識を合わせれば、これが面白そうだ」

手に持っている缶のファンタをストローを通じてちょっと飲み、そして次元の名、そのプロローグを語る。

クロテューヌ「次元の名は遊戯次元……デュエルモンスターズで構築された異世界。決闘者(デュエリスト)が目指す最強の称号、キングオブデュエリスト。それを目指して戦う四女神達と妹達、そしてそこに決闘者(デュエリスト)として乱入するジント達と私達のお話。始まり始まり〜」



Episode01 夢の一歩

ここはプラネテューヌ。そして私ことネプテューヌはいつもの様にカードゲーム【遊戯王】を外で対戦相手とデュエルをしている。でもただのカードゲームじゃない。デュエルディスクという機械を使用してデュエルすると、特殊な電波を放ち、一定範囲にカードの絵に記されたモンスターがなんと姿を現すと言うすごいカードゲームなのだ。

 

ネプテューヌ「これでトドメ!行っけ!私自身(パープルハート)!プレイヤーにダイレクトアタック!クロスコンビネーション!」

 

私のデッキのエースにして女神姿であるパープルハートが対戦相手に攻撃し、LP(ライフポイント)を0にした。遊戯王のルールでは、LP(ライフポイント)が0になったプレイヤーは敗北する。つまり、パープルハートの攻撃で相手のライフを0にさせた私は勝者なんだなー!

 

「やっぱり女神様は強いな〜」

ネプテューヌ「ふふ〜ん。楽しいデュエルだったよ!またやろうね」

「うん!女神様!」

 

対戦相手である小学生の子。突然デュエルを申し込まれたからその挑戦状を受けんだけど、やっぱり楽しいね!子供とか大人とか、そんなの関係なく楽しめる。子供向けのカードゲームとは思うかも知らないけど、実は子供どころか中青年までも熱狂的。古代から続くカードゲームなだけあって、生活上遊戯王も生活の一つのように当たり前な日常になっている。私達、国を守護する四女神と妹もその一員にもなっている。

 

ネプテューヌ「さって〜。今日はもう帰ろっと」

 

デュエルを終えた私は家であるプラネタワーへ帰る。仕事もあるから、それを終わらさないと遊戯王が出来ないのだ。いーすんも遊戯王が好きなんだけど、まずはやる事を終わらせるのが大事だとうるさい。まあ正しい事だから仕方ないっちゃあ仕方ない。

 

 

 

 

そしてプラネタワーのリビングに戻ってきたところで、我が妹ことネプギアと親友のコンパが互いのデッキを見て何か相談しあっている様子。そこに私が訪ねる。

 

ネプテューヌ「どうしたの?カードをじーっと見てて」

 

私の声を聞いた2人は私の存在に気付いて、おかえりと一言挨拶してから本題に入る。

 

ネプギア「実はこの後、私とコンパさんの2人で討伐クエスト行くんだ。これは仕事だからお姉ちゃんも一緒に行くからね!」

コンパ「ねぷねぷ。今日も頑張るです!」

 

なるほどね〜。その為に使うカードを選んでたんだね、私も行く事になってるから選ばないと。ちなみにデュエルディスクを起動させる事で一定範囲にモンスターの姿を現すようになるって説明したんだけど、なんとこれは武器としても使えるんだよね。ドラゴンモンスターを呼んで乗せてってもらうのも出来るし、専用のカードだけど家庭に役立つモンスターを呼ぶ事も出来る。まさに便利の極み!

 

ネプテューヌ「いーすんはどうしたの?」

ネプギア「いーすんさんなら多分、カードショップかな?」

ネプテューヌ「いーすんがカードショップ!?」

 

とそこでびっくりしている君!?え?してない?まあそれは良いとして、いーすんは三週間に三回だけカードショップに行くのが日常なんだよね。なんで三週間に三回かは分からないけど、歴史の記録者にしてプラネテューヌの教祖とも言えるいーすんがカードを買いに行くなんて想像が付かないけど、これが現実なのよね。

 

 

 

 

ネプテューヌ「とまあ色々省略して、クエスト開始の地、平原に来ました〜!ブイ!」

ネプギア「お姉ちゃん·····それはここで言わなくても········じゃなくて、誰に言ってるの?」

 

とネプギアが白目で私に軽くつっぱりをかける。そんな短いコント?の空気を変えて、手持ちのデッキを確認し、デュエルディスクにセットして自動シャッフル。そして、クエスト開始に必ず使うフィールド魔法、ギルドの受付員から受け取ったこのカードを私が使用する。

 

ネプテューヌ「さあ行くよ!フィールド魔法!依頼開始空間!」

 

カード名の通り依頼のスタート。このカードを発動すれば、付近で討伐依頼の遂行中信号を送り、ステージ内の定められた範囲に立ち入り禁止の文字を表示させる。つまり一般人を遠ざける策略。

 

ネプテューヌ「さあ、狩りの始まりだよ!」

ネプギア「うん!」

コンパ「はいです!」

 

今回の討伐クエストの対象は増えつつあるスライヌの討伐、その数は20体以上。つまり20体以上のスライヌを倒せば依頼完了する。と言うことでこの平原内にいるスライヌを隈無く探す。

 

ネプテューヌ「見つけた!先手必勝!」

 

最初に見つけたのは私。と言っても緑が続いている平原に青いスライヌを見つけるなんて容易い。私は早速スライヌの近くまで駆けていき、ネプギアとコンパも向かう。

 

ネプテューヌ「まずはデッキから5枚引いて、そこからモンスター!」

 

デッキから5枚のカードを引く。そのカードを確認し、出すべきモンスターを選ぶ。

 

ネプテューヌ「行っくよ!来て!DN(ドリームナイツ)・ソードナイト!」

 

☆4 光属性 戦士族

DN(ドリームナイツ)・ソードナイト

攻撃力 1500

守備力 1100

 

私が召喚したドリームナイツは目標のスライヌに向けて急加速して、剣の範囲に入った瞬間、剣の軌跡がスライヌ一体を一閃する。DM(ドリームナイツ)・ソードナイトの攻撃力は1500。ザコライヌなんてスラッシュだよ!

 

ネプギア「次は私です!マジシャンズ・ヴァルキリア召喚。スライヌを攻撃!」

 

☆4 光属性 魔法使い族

マジシャンズ・ヴァルキリア

攻撃力 1600

守備力 1800

 

ネプギアが召喚したのはマジシャンズ・ヴァルキュリア。そのモンスターの魔法で攻撃し、一体のスライヌが消滅。

 

ぬらぁ!

 

別のスライヌが私のソードナイトに攻撃しようしてきた。しかしその攻撃はあっさりと跳ね除けて反撃。返り討ちにあった。

 

コンパ「私の番です!私はシャイン・アビス召喚です!そしてスライヌさんに攻撃です!」

 

☆4 光属性 天使族

シャイン・アビス

攻撃力 1600

守備力 1800

 

コンパが召喚したのは攻撃力1600の天使族通常モンスター。そのモンスターから放つ光の攻撃でスライヌを撃破。

 

ネプテューヌ「これで3体!」

 

残り17体。平原を見渡せばその数は丁度17体、そのスライヌが私達の存在に気づいた。一体一体ときりがないので一気に倒そうと私が動く。

 

ネプテューヌ「ドロー!みんな拡散して倒すよ!」

ネプギア「分かったよ!」

 

作戦変更。別れて倒す。それぞれ散開してスライヌを倒す戦法に入る。そして私は私自身の役目をこなす。

 

ネプテューヌ「自分フィールド上にDM(ドリームナイツ)の名を持つモンスターが居る時、特殊召喚する!いでよ!レベル2!DM(ドリームナイツ)・エクシーズサポーター!」

 

☆2 光属性 機械族

DN(ドリームナイツ)・エクシーズサポーター

攻撃力 200

守備力 100

 

私が召喚したのはDN(ドリームナイツ)・エクシーズサポーター。このカードは場にDM(ドリームナイツ)が一体以上居る時、手札から特殊召喚出来る。更にこのモンスターをエクシーズ素材に使用する時、レベル4のモンスターとして扱う事が出来る。

 

ネプテューヌ「DN(ドリームナイツ)・エクシーズサポーターの効果でレベルを2から4にする!レベル4のDN(ドリームナイツ)・ソードナイトとレベル4となったエクシーズサポーターでオーバーレイ!」

 

私がしようとしているのはエクシーズ召喚。同レベルのモンスターをエクシーズ素材に使用する事で、素材に使ったレベルと同じ数字のランクのエクシーズモンスターを召喚する方法。私がレベル4のモンスターを素材に使った事でランク4のエクシーズモンスターをエクシーズ召喚する事が出来ると言うこと。

 

ネプテューヌ「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!刮目せよ!ランク4!DN(ドリームナイツ)・ロードワイバーン!」

 

★4 光属性 ドラゴン族

DN(ドリームナイツ)・ロードワイバーン

攻撃力 2300

守備力 1500

 

DN(ドリームナイツ)・ロードワイバーンの攻撃は2300のエクシーズモンスター。オーバーレイユニットを一つ使う事で、テキストに記された効果を発揮する。

 

ネプテューヌ「DN(ドリームナイツ)・ロードワイバーンの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使い、相手フィールド上の攻撃力500以下のモンスターを全て破壊!」

 

テキスト通り宣言した私はその効果を使ってスライヌを倒す。ロードワイバーンから放たれた効果はスライヌに直撃し、私の目の前にいる合計5体のスライヌが消滅する。

 

ネプテューヌ「よし!これで残り·····えっと、12体!」

 

残り12体。そう数えた私は散開したネプギアとコンパへ顔を向けると、ネプギアには上級モンスターを召喚しており、コンパは3体のレベル4のモンスターで順調に討伐している。

 

ネプギア「行きますよ!私自身!パープルシスターの効果で攻撃力を半分にして全体に攻撃!M.P.B.L!」

 

☆6 光属性 天使族

プラネテューヌの女神候補生

攻撃力 2400

守備力 1900

 

効果発動後 攻撃力 2400〜1200

 

コンパ「全員でスライヌさんを攻撃です!」

 

それぞれのモンスター倒し、合計8体のスライヌを撃破。後は4体と言ったところ。その4体は私達から少し離れた先にいたが、何やら様子がおかしい。

 

ネプテューヌ「あれってあれだよね。絶対あれだよね」

ネプギア「そうだね。うん、あれだね」

コンパ「あれってなんです?」

 

スライヌ4体がやっているのは合体しようと動いている、つまり一つになって力を増幅させる。遊戯王でいう融合召喚なのかな?多分。と思った瞬間。

 

ゴオォォオアアァァ!

 

ネプテューヌ「ネプ!?」

 

4体のスライヌが合体した時、ドラゴンの雄叫びが聞こえた。そのドラゴンはすぐスライヌの後ろにいた。そして炎のブレスを放ち、スライヌを丸焦げにして消滅した。

 

ガアアァァ!!

 

ネプテューヌ「あれは!カノープス!?」

 

突然現れたカノープスが私達を見つけた時、殺意ある眼を光らせ、こっちに向かってくる。どうしてこんなにところにカノープスが!?いいや、これでいいかも!エースモンスターを出す時だよね!

 

ネプテューヌ「ネプギア!コンパ!力を貸して!」

ネプギア「うん!」

コンパ「はいです!1発ドッカンです!」

 

私は向かってくるカノープスに向けて走りながら戦う。

 

ネプテューヌ「ドロー!手札からマジックカード、DN(ドリームナイツ)エクシーズリカバリーを発動!自分フィールド上にDN(ドリームナイツ)と名を持つエクシーズモンスターがいる時、そのモンスターをエクストラデッキに戻し、エクシーズ素材に使用したモンスターを特殊召喚する!」

 

共に向かうロードワイバーンが光に包まれ、エクストラデッキに舞い戻る。その際に墓地に行った一体のエクシーズ素材とオーバーレイユニットとして使ったもう一体を選択し、フィールドに呼ぶ。

 

ネプテューヌ「いでよ!DN(ドリームナイツ)・ソードナイト!エクシーズサポーター!そしてこの2体をリリースし、アドバンス召喚する!」

 

2体のモンスターを生贄に捧げ、手札に眠っていたエースを召喚させる。

 

ネプテューヌ「プラネテューヌの女神。守護の刀を手に持って、迫り来る魔物を一閃せよ!これぞ!主人公補正の力なり!アドバンス召喚!四女神の一人!守護女神パープルハート!」

 

☆7 光属性 天使族

守護女神パープルハート

攻撃力 2700

守備力 2300

 

デュエルディスクに女神化した自分自身のカードをモンスターゾーンに置いて、光の中から姿を現す。そして私は一度走るのを止めてその場に立つ。

 

ネプテューヌ「守護女神パープルハートの特殊効果発動!自分フィールド上と墓地に存在する全てのモンスターの枚数1枚につき、200ポイントの攻撃力をアップさせる!ネプギア!コンパ!」

ネプギア「うん!パープルシスター!お姉ちゃんに力を貸して!」

コンパ「皆さんの力を一つにするです!」

ネプテューヌ「ネプギアには一体、コンパには三体、そして私の墓地に二体。全てで6枚!すなわち、1200ポイントの攻撃力がパープルハートに加算される!」

 

守護女神パープルハート

攻撃力 2700〜3900

 

ネプテューヌ「バトル!私の分身、守護女神パープルハートで、向かってくるカノープスに攻撃!クロスコンビネーション!」

 

勢いをまして向かってくるカノープスに、味方の力を引き継いでパワーアップしたパープルハートが刀を構え、仕掛ける。カノープスの攻撃の前にパープルハートの攻撃が先について、連続を食らわせ、切り上げたところでカノープスを真っ二つに一閃し、爆発した。

 

ネプギア「やっぱりお姉ちゃんは凄いよ!」

コンパ「やった〜です!」

 

勝利のフィナーレ!がなったようなイメージをしてガッツポーズ!どうよ!主人公補正パワー!

 

ネプテューヌ「今日のクエスト完了!依頼開始解除、さあ〜帰ろっか!」

 

フィールドに召喚した全てのモンスターの姿が薄れ、次第に消えるとデュエルディスクの機能を停止させて、プラネテューヌのギルドに帰る。

 

 

 

 

そして夜、私はプラネタワーの私室で自分のデッキを見直していた。

 

ネプテューヌ「我ながら、主人公補正もあって勝ってきたりしてるけど、ノワールとブランとベールには連続で勝てないんだよね〜。特にノワールには」

 

他の女神達のカードや戦略を考えて、デッキの編集をしている。私の夢は、キングオブデュエリストの称号を取得して、プラネテューヌに輝かしい未来を手にする事。でもそれはほとんど無理かも知らない。ノワール達に五連勝するくらいの実力がないと自信が湧かない。2ヶ月に一度行われる遊戯王の大会には参加するけど、トーナメントに勝ち上がる時、いつも女神や実力者が登る。そんな私も上がれるけど、勝てるかと聞かれたら無言に済ましちゃう。

 

ネプテューヌ「どうにかしてノワールに連続で勝てる実力になれないかな〜」

 

そう思って月の光がさす窓から外を見る。そして思い出す。毎回見る夢の最後の光景、そこに現れる輝くモンスターと2人の女の人。デュエルディスクを構えてデュエルしているところ、結末が分からないまま夢から目を覚ます。気にする事はあるけど、特に気になるのはその夢を毎回見て、毎回同じタイミングで終わると言う事。

 

ネプテューヌ「ん〜」

 

気にする事が多くてなかなかデッキ編集に入れない。そう思ってカードを放って置いてベッドにダイブ。

 

ネプテューヌ「むあぁぁぁ!頭から離れて〜!わあぁぁ〜!」

 

ベッドに顔を突っ込んで、両足をバタバタとベッドを叩いてがむしゃらに動く。その時。

 

???「ネプテューヌ」

 

どこからか声が聞こえた。

 

ネプテューヌ「もしかして、私?」

???「そうよ、私よ」

 

ベッドに突っ込んでいた顔をあげて、声が聞こえた方を見ると、そこには女神化した私、パープルハートが私と同じパジャマ姿でベッドに座っていた。

 

ネプテューヌ「もう一人の私·····」

PH「ほら、おいで、慰めてあげるから·····ね?」

 

私は無意識にパープルハートの隣に座り、体を傾いて身を預けると、パープルハートは優しく頭を撫でてくれた。

 

PH「今日のクエスト。とても良かったわ。突然現れたカノープスに切り札の私を召喚して、仲間の力を借りて倒す。とてもかっこいい光景だったわ。ネプテューヌ」

ネプテューヌ「そう?そうだよね!うん!」

PH「そうよ。その時に見せた実力を、明後日の大会に引き出せばいいの」

ネプテューヌ「で、でも、どうやって?思った通りに行かなかったら、負けちゃうよ」

 

私はパープルハートに撫でてもらいながら、明後日にやってくる大会に不安を漏らすと、パープルハートは答えた。

 

PH「そんな事ないわ。デッキに秘めた力は一つの戦術だけじゃなく、全く別の戦術があるわ。それに導くのはカードの力と信じる心よ」

ネプテューヌ「カードの力と信じる心·····」

 

パープルハートから聞いた二つのキーワードが心に響く。その瞬間、静まりかけた気持ちから希望が湧いたかのように元気が出てきた。

 

ネプテューヌ「私·····頑張って見る!」

PH「その調子よ、もう一人の私。民を守る守護女神が民を信じる様に、デッキを扱う主はデッキを信じるのよ。そうすれば必ず答えてくれる。私とは別に、カードの魂が貴方に姿を見せて力を貸してくれる。だから大丈夫よ」

ネプテューヌ「うん!」

 

パープルハートに慰められ、不安が消えた私は改めてデッキ編集に入る。今度はもう一人の私と共に考え、デッキを改良させる夜の時間が長く続いていった。

 

 

 

 

そして二日後、大会の日がやって来た。場所はプラネテューヌのスタジアム。そこはスポーツや超大物歌手の5pbのライブ場としても使われる超大型スタジアム。そこに全国から任意で決闘者(デュエリスト)が集まっている。その中に私と妹はもちろん、他の女神達も参加している。その証拠にスタジアムの入口に人集りがある。その中心に彼女達がいる。そこへ無理やり入って向かう。そして抜けると、案の定彼女達がいた。

 

ノワール「あら、ネプテューヌとネプギアじゃない」

ブラン「女神として、私達との決まり事は決して破れない。だから来るのは当然よ」

 

私とネプギアを見つけたノワールとブラン。それに続いてベール、ユニ、ロムとラムが存在に気付くと、人集りに困り果てていた表情が晴れた。

 

ネプテューヌ「ノワール!今度こそ私が勝つんだからね!」

ベール「その様子ですと、かなりの自信をお持ちのようですわね。ネプテューヌ」

ネプテューヌ「うん!だからトーナメントで相手になった時、覚悟してよね!特にノワール!」

ノワール「ふん。そういうからには私に会うまで負けない事ね」

 

私とノワールの目線があって火花を散らす。今度こそ勝つ!現在三連敗から脱出して、ノワールに勝つんだ!もう一人の私と一緒に改良したこの新たなデッキで!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。