『お主にはすまないことをした。そのお詫びとしてお主を転生させよう』
いきなり自分の、目の間の前が真っ白い空間に変わり、高身長な老人が現れた。
「俺って、死んだのか?」
自分の記憶を振り返り、本屋で買い物をして帰っていく途中で、大型トラックに跳ねられそうな子供を。突き飛ばして助けて、そのまま自分は大型トラックに跳ねられて死んだことを思い出した。
『本来は、あそこでお主も助かるはずじゃったんじゃが、こちらのミスでお主は死んでしまったのじゃ』
「俺が突き飛ばした子供は、無事だったのか?」
『あの子供なら、突き飛ばされた衝撃で少し怪我した程度じゃ。安心せい』
俺は、自分が助けようとした子供が助かったことに喜んだ。そのせいで自分が死んでも転生できるので寧ろ自分が死んだのは役得だと思ってしまった。
『逞しい人の子じゃのう』
どうやら考えていたことを読まれていたらしい。
「俺が転生する場所は、どこなんだ?特典は勿論貰えるんだろう?」
『お主が転生する場所は、お主が買っていた本の中から選んだ魔法少女リリカルなのはの世界に転生してもらう。それと安心せい。特典は勿論やるつもりじゃ』
「特典は俺が、決めていいのか?」
『勿論じゃ。さあ、特典を決めるのじゃ』
俺はそういわれて、自分の特典を決める。決めた特典は以下の通りだ。
・七つの大罪
・膨大な魔力量
・強靭な肉体
・戦闘の才能
・魔法の才能
『他のは大体わかるが、なんじゃその七つの大罪というのはなんじゃ?』
「これは、オリジナルのレアスキルとして特典で頼む。能力は・・・・・」
『うむ、了解したのじゃ。いまからお主を転生させる』
「分かった」
転生できる事に喜びが声に現れてしまった。
『ああ、それと、お主が行く世界は、お主が存在することによって、ほかの作品のキャラが登場したり、その世界の出来事が変わったりするので、気おつけるのじゃ』
高身長な老人が杖を、何もないところから出現させ、こちらに向けて、何か唱えている。営商か何かだろう。
それを見ていると、すぐに自分の周りに魔法陣が出現し、自分の姿が足元から消えていく。
『最後に、お主は赤ん坊から転生が初まるからの』
「最悪だ。転生できることに浮かれて、忘れて・・・」
転生できる喜びで、大事なことを忘れていた事を悔やみながら転生した。
『ふう、転生したか。よし少し、サービスしてやろう。見た目を黒髪黒眼のイケメンにしてやろうかの。後、原作キャラと関われるようにしておく必要があるの』
そういって老人は、楽しそうにその場から姿を消した。
次回は、赤ん坊からのスタートです。