【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~   作:ただの名のないジャンプファン

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標的10 男のたしなみはまず女を褒めてから始まる。

~side移動中のへりの機内~

 

「はやて、ほんとにそこでいいのか?」

 

「‥うん、ええで‥‥」

 

「そうか‥‥はい、また俺の勝ち!」

 

「ぬぁぁぁぁぁぁ!また負けてもうた!!」

 

はやては頭を抱え、負けたことを悔しがる。

 

「へっ、詰めがあめぇよはやて、俺に勝ちたかったら、もっと理論的に来い。」

 

「くそーもう1回や。」

 

「あぁ何度でも相手してやるよ。勝ち続けるのは気持ちいいからな。」

 

獄寺は、はやてを見下す様な目つきをした余裕面ではやてを挑発する。

 

「ムキーッ!!絶対にその余裕ヅラ崩したる!!」

 

「何やってんだ!?あんたら!!」

 

と言いながら新八ははやてと獄寺がやっていたオセロを土台事おもいっきりふっとばした。

 

「あっ、何すんだ!?メガネ!!」

 

連戦連勝していい気分になっていたのに、オセロを台ごとふっとばされて、折角の気分が台無しになれて声をあげる獄寺。

 

「そやで、これからまた始まる真剣勝負を邪魔するなんて。」

 

はやても不機嫌そうに新八へ抗議する。

 

「黙れ、真剣になるならこの後の任務で真剣になりやがれ!!豆狸!!」

 

「うるさいぞ~新八。ドロー2そしてUNO。」

 

「まじ、アルか!?‥ついでにドロー2ネ」

 

「えぇーそりゃないよ。神楽。って言う事で、ドロー2」

 

と、銀時、神楽、スバルは呑気にUNOをしていた。

 

「あんたらも何やってんの!?」

 

ティアナが新八同様、銀時達にツッコミを入れる。

 

「何怒っているアルか。ティアナこれも訓練ネ、こうUNOに興じながら冷静と情熱の丁度いい気構えを作る。」

 

「えっ、そうなの‥‥って、んなわけあるか!あんたらがいんのは馬と鹿の間。」

 

とノリツッコミを新たに覚えたティアナであった。

 

「あぁ~残念、ノーペア。」

 

「僕はワンペアです。」

 

「わたしはスリーカード。」

 

「ふふふ、私はフルハウスです。」

 

「えっ、すごいじゃんか、キャロ」

 

「ほんとに?」

 

「これは決まりですかね。でリボーンさんは?」

 

「ふっ、ストレートフラッシュ。」

 

リボーンは、そうは問屋が卸さないといった顔で手札を皆に見せる。

 

「「「「がはぁぁぁぁぁ!!」」」」

 

リボーンのストレートフラッシュの手札を見て、ポーカーをやっていたメンバーは悔しがる。

 

「ふっ、また俺の勝ちだな。」

 

そして、ドヤ顔をするリボーン。

 

「く~今度こそ‥‥」

 

「もう一回勝負だよ、リボーン!!」

 

「いいぞ。返り討ちにしてやる」

 

フェイトと炎真はもう一度、リボーンにリベンジを申し込み、リボーンはその挑戦を受ける。

そこへ、

 

「何をやらせてんだ、リボーン!?ってか、なんで、お前が此処にいんの!?」

 

ツナが此処でツッコミを入れる。

 

「だって~ひとりでお留守番はつまんないんだもん。」

 

リボーンは頬に両手をあてて、ぶりっ子の様な声をあげる。

 

「可愛い子ぶんな!!そしてなんで炎真君とフェイトさんも何をやっているんですか?」

 

「「面目ない。」」

 

ツナは炎真とフェイトに冷たい視線を送る。

2人とも真面目な性格故か、ツナの言葉に反論できずに縮こまる。

 

「で、俺らまだ今回の任務の内容聞いてないですよ。」

 

「あれ話してなかったっけ?」

 

「は・な・し・て・ま・せ・ん!」

ツナが言い。

 

「イダダダダ‥はなしゅ、はなしゅ、ましゅから、抓らんといて‥‥」

 

肝心の任務内容を話していなかったはやては、獄寺から両方の頬を抓られた。

 

 

~説明中~

 

「今回の任務は、これから向かうホテル・アグスタで骨董品やロストロギアのオークションがあるんや。その時にレリックと間違えてガジェットがホテルを襲撃するかもしれへん。なので、会場警備とオークションに参加する要人警備をするのが今回の任務や。ちなみに、シグナムとヴィータと他数名の隊員は昨夜からあっちにおる。何か質問は?」

 

「あの‥‥」

 

と炎真が手を上げて質問する。

 

「さっきロストロギアと言っていたけど、それってダメなんじゃ‥‥」

 

炎真はロストロギアを個人で所有‥ましてやオークションに出すなんて本来ならば、違反なのではないかと尋ねる。

 

「オークションに出展するロストロギアは、一応取引許可は出ているから大丈夫や。」

 

「他に質問は?‥‥ないようやな。なら、獄寺君続き行くで。」

 

「はっ、また負けさせるぜ。」

 

そう言ってはやては獄寺と向かい合ってオセロを始める。

 

「ならこっちも始めるアル。」

 

「次は勝つよ!」

 

「はっ望む所だ。」

 

銀時、神楽、スバルもUNOをやり始める。

 

プルプル( 'ω')

 

彼らの様子を見た新八とティアナはプルプルと身体を震わせ、

 

「「やんなーーーーーーーー!!」」

 

と言う2人の突っ込みが移動中のヘリの中に響いた。

 

 

~sideホテル・アグスタ~

 

ホテルのオークション会場に着いたら、ものーーすごく長い列が出来ていており、受付け係が招待状の確認をしている。

そして、

 

「あっ」

 

「こんにちは、機動六課です。」

 

そこにはドレスを着て少し化粧をした。フェイトそしてタキシードを着てがっちがっちに緊張したツナがいた。

本来ならば、なのはとはやてもドレスを着る予定だったのだが、シャマルが用意したドレスの箱を見て、リボーンが、

 

「お前らは此処に警備の仕事で来たんだろう?そんなドレスなんざ着て、いざという時にちゃんと動けるのか?特にはやて、お前は六課の顔なんだぞ!!もう少し、責任者としての自覚を持て!!」

 

と、指摘して、はやては、Σ(゚д゚lll)ガーンとショックを受けた。

確かに警備任務の時には目立つ制服で警備した方が、警備をしていると言うアピールになり、不審者に対しては、警告となる。

そんな中、シャマルが折角用意したドレスが無駄になってしまうとごねたため、なのはとフェイトのどちらかが客に潜入する形で着ろとリボーンは妥協案を出した。

じゃんけんの結果、ドレスを着るのはフェイトとなり、リアリティーを持たせるために、フェイトの相方役として、ツナが選ばれた。

そこで、ホテルの貸衣装屋から急いでツナの身体に合ったサイズのタキシードを借りてきたのだ。

 

「ツナ君そんな緊張しなくていいよ。」

 

「ハイ、いいえ。」

 

(((どっちだよぉ!?)))

 

一方、ツナの方はと言うと、

 

(直視できねーー!)

 

ドレス姿のフェイトを見ることが出来なかった。

未だに純情な少年のツナであった。

 

「ってか、何で俺なんですか?此処は大人な銀さんとかの方がいいんじゃ‥‥」

 

「銀ちゃんはオークション会場で動くよりも周辺警備の方がいいって言ってな、それにリボーン君達に頼まれたんや。」

 

「リボーンに?」

 

『入らせるならツナが一番いいぞ。マフィアになる以上こうゆうのには慣れてもらいてーからな。』

 

「リボーンか!!ってか俺はマフィアになんてならないって言っているだろ。」

 

「まぁまぁ、っで、ツナ君どうや?」

 

「えっどうって?」

 

「決まってるやんか、フェイトちゃんの格好や、マフィアになるならないにしろ。こうゆう時に言葉をかけんのは男子としての礼儀やん。」

そしてツナはチラッとフェイトを見る。

フェイトもドキドキしながらツナからの感想を待っている。

 

「そ、その‥‥に、似合っていますよ。フェイトさん‥‥//////」

 

顔を真っ赤にしながら、フェイトを褒めた。

 

 

その頃‥‥

 

~sideティアナ~

 

ホテルの外では少しくらい顔をしたティアナがいた。

 

(よくよく、考えれば六課の戦力は異常ね‥隊長達はSランクオーバー副隊長達もニアSレベル‥そして10歳でBランクのエリオ、特別なレアスキルのあるキャロ、潜在能力と可能性の塊で家族のバックアップもあるスバル。そして、ツナや銀さん達なんて言わずもがな。)

 

「やっぱり凡人は私だけか。」

 

ティアナは寂しそうにポツリとつぶやく。

 

六課のメンバーを見て、魔力、才能を見比べて自分だけが劣る存在なのではないかと思い始めてきたティアナ。

兄であるティーダ・ランスターは自分と違い、優秀な魔導師だった。

隊長陣レベルではなくとも、魔力ランクはAで空戦属性もあった。

将来は本局の執務官も夢ではないと期待されていた兄で、ティアナにとっても自慢の兄だった。

そんな兄がある犯罪者の追跡中に犯人の手により、返り討ちに会い、殉職した。

葬儀の中、兄の上司は、遺影の前で堂々と兄の事を批難した。

幼いティアナにとってそれは物凄く屈辱的な事だった。

その時から、兄に代わって自分が執務官になり、兄の名誉を傷つけた奴等を見返してやるんだと決意した。

しかし、その夢は士官学校の受験前の適性検査でペースを乱された。

ティアナには空戦属性が無かったのだ。

魔力至上主義の士官学校では、魔力ランクは当然のこと、空戦属性がなければ、入れなかった。

ティアナは泣く泣く、誰でも入れる訓練学校の方へ変更を余儀なくされた。

それでも訓練学校では、相方となったスバルと共に好成績を維持し続けた。

そして、六課への誘いが来た時、この部隊で功績と実績を残せば、執務官への道も近づくのではないかと思って来てみれば、メンバーは皆、エース級や将来のエース級の魔導師やバイトとは言え、魔法以外でなのはとフェイトを圧倒する能力を持つ、能力者。

それならばまだましで、非魔導師である者達にさえ、最近の訓練では後れを取っている始末だ。

ティアナがこうして落ち込むのも無理はない。

 

「おい‥‥おい!!」

 

「えっ?」

 

自己嫌悪に陥っていたティアナは突如、声をかけられて我に返る。

 

「何だ、ティアナか‥‥」

 

其処に居たのは獄寺だった。

 

「何か用?」

 

「いや、別に‥‥でも、お前‥‥」

 

「ん?」

 

「やっぱ何でもねぇ。」

 

獄寺はティアナに何かを言おうとしたが、やっぱりいいと言って言うのはやめた。

 

「何よ!!何かあるなら、はっきり言いなさいよ!!」

 

ティアナは獄寺の煮え切らない態度につい、逆ギレするように声を荒げる。

 

「何でもねぇって言ってんだろ!!もういい、俺は向こうを回る!!ただそれだけだ!!じゃあな!!」

 

獄寺もティアナの態度に少し、カチンと来て、不機嫌なままその場から去って行った。

 

「ふん。」

 

ティアナは獄寺の態度と自己嫌悪が混じった事により、情緒不安定な様子で、獄寺から顔を背けた。

何やら、不安要素が入り混じる感じのホテル警備となった。

 

 

 

 

・・・・続く

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