【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~   作:ただの名のないジャンプファン

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標的11 友達でも嫌なものは嫌といえ。

~side??????~

 

ホテルから少し離れたとある場所にフード付きのマントを羽織った1人の男性と同じくフード付きのマントを着た1人の少女がいた。

 

「あそこかオークションが開かれるホテルは‥‥しかし、お前の探しものはアソコには無いのだろう?」

 

男性はそう言うが少女はジッとホテルから目を離さない。

 

「気になるのか?」

 

男性が尋ねると少女はコクリと頷く。

 

「ドクターのおもちゃが近づいている‥‥」

 

と少女ポツリと呟く。

彼女の指には虫(機械)?の様なよくわからないものが止まっていた。

 

 

~sideホテル・アグスタ~

 

ホテル屋上には、シャマルがホテル周囲の監視や索敵などをしていた。

そうしたら、彼女のデバイス(クラールヴィント)に反応があった。

 

「っ!センサーに反応あり。」

 

と言いながらロングアーチに連絡とり情報の解析してもらい、そしてFWメンバー+炎真と獄寺そして新八に連絡が入り、地下の警備をしていた。シグナム、ザフィーラ、神楽、エリオとキャロにも同じく敵の接近の情報が伝えられた。

 

「エリオとキャロと神楽は一緒に上に行ってティアナの指示に従ってホテルに防衛ラインを引け。」

 

「「「はい。」」」

 

「そして私とザフィーラで敵を迎撃するぞ。」

 

「心得た。」

 

「「「「えっ!」」」」

 

「ザフィーラって喋れたの。」

 

「気づかなかった。」

 

「あのバカが見たら発狂して喜ぶアル。」

 

神楽の言うあのバカと言うのは言わずもがな、最近会った銀髪の爆弾魔の事だ

「とにかく、防衛の要はお前達だ。」

 

「う、うん。」

 

「頑張る。」

 

「やってやるネ!」

 

「前線各員、状況は広域防御戦です。ロングアーチ1と合わせて私、シャマルが指揮を取ります。」

 

「スターズ3、了解」

 

「スターズ4、了解」

 

「ライトニング3、了解」

 

「ライトニング4、了解」

 

「あぁ・・・ん?おい坂田はどうした?」

 

「あれ?そういえば、何処に行ったんだろう?」

 

「いないアルね、銀ちゃん!!」

 

 

~sideシグナム~

 

シャマルが戦闘準備を完了したと同時に、シャマル、ヴィータはバリア・ジャケットに炎真はハイパー化して飛んで行った。

 

「さぁ、新人どもの防衛ラインまでは1機たりとも通さねぇぞ!!」

 

ヴィータはグラーフアイゼンをビュンと一回し、した後、構える。

 

「お前も結構過保護だな。」

 

そんなヴィータにシグナムは微笑し語り掛ける。

 

「うるせぇぞ、シグナム!」

 

「ふふ。」

 

そんなヴィータとシグナムの様子を見て、思わず炎真も苦笑する。

 

「何がおかしい、炎真!!」

 

「いや別に。」

 

炎真は苦笑しながら、ヴィータからプイッと顔を背けた。

 

 

~sideティアナ~

 

前線で戦っている副隊長陣の様子をモニターで見ていた、スバル、エリオ、キャロ、ティアナ、新八と神楽そして獄寺達。

 

「副隊長とザフィーラもすごい!」

 

「炎真さん、さすがです。」

 

「あれで能力リミッター付き‥‥」

 

戦闘の様子を誰も気づかないように悔しそうな顔をしていたティアナ。

だがこれに、1人気づいていたとはティアナ本人さえ知らなかった。

 

「・・・」

 

 

~side??????~

 

『やあ、騎士ゼスト、ルーテシア。』

 

「貴様か‥‥」

 

「何の用。」

ゼストと呼ばれた男性は不機嫌を露にしてルーテシアと呼ばれた少女は静かに答えた。

2人に連絡してきたのは有能な科学者でそれでいて、様々な犯罪に関わるとして管理局から広域指名手配されているジュエル・スカリエッティだった。

 

「相変わらずつれないね、折角君達の友、友人ジュエル・スカリエッティが連絡をしたのに。」

 

「よく平然とそんな事を言えたものだな!?」

 

「おお~怖い怖い。それと話を戻すが、君達、例のホテルの近くで状況を見ているんだろう?実は、あそこにレリックはなさそうだが興味深いモノがあってね、君達、協力してくれないか?君達なら人知れずにモノを取って来るなんて造作もないと思うんだが?」

 

「断る。レリックが関係ないのであれば、我々はお前の指示に従う義理は無い筈だ」

 

ゼストはきっぱりとスカリエッティの頼みを断ったが、ルーテシアは、

 

「いいよ。」

 

と、彼女はスカリエッティの頼みをきいた。

 

「いや~ルーテシア。君は素直でいいね。今度お茶とお菓子を奢らせてくれ‥‥」

 

「いらない。」

 

スカリエッティの頼みをきいたが、彼からのお礼はきっぱりと断るルーテシアだった。

 

「つれないなぁ~スカさん、泣いちゃうよぉ~。まっ、それよりも君のデバイス(アスクルピアス)に僕の欲しい物のデータを送ったから。」

 

彼女は紫の宝石の着いたグローブのデバイスを見て、またスカリエッティに視線を戻した。

 

「あと、今少し手を組んでいる人達が居てね、その人たちは少し過激なんだよ。だから、君達はあまり近づかない方がいい。巻き込まれたくないならね。ああ、それと、ルーテシア」

 

「なに?」

 

「騎士ゼストが断ると思って、君に騎士ゼストの代わりの護衛を送っておいたよ。まだ稼働したばかりの娘なんだけど、その娘の事もよろしく頼むよ」

 

「うんわかった。それじゃあね、ドクター。」

 

「それじゃあ吉報を待っているよ。」

 

そう言ってスカリエッティは通信をきった。

 

「いいのか?」

 

「ゼストやアギトはドクターを嫌っているけど、私はドクター‥あまり嫌いじゃないから。」

 

と言った後、ルーテシアは呪文(?)めいたものを唱えると、魔方陣が出現し、そこからまた虫(機械?)みたいなものが出現し羽ばたいていく。

 

虫(機械?)を送り出した後、2人の背後に草を踏みしめる音がして、振り返ると、其処にはもう1人、別のフード付のマントを羽織った人物が現れた。

ゼストはその人物を警戒しているが、

 

「貴女が、ドクターの言っていた新しい娘?」

 

ルーテシアは平然とした様子でその人物に声をかけると、その者は声には出さないが、ルーテシアの問いに頷く。

 

 

~sideジェイル・スカリエッティ~

 

「それじゃあ吉報を待っているよ。」

 

スカリエッティはルーテシアとの通信をきると、自らの背後に立つ人物に声をかける。

 

「さてと、あとは君たちに任せるよ『晋助君』」

 

「あぁ、わかったよ。」

 

「ふぅ~。何もあそこを壊さなくてもいいと思うんだが?」

 

「ふふ、俺はぁ~ただ壊すだけだ。この腐った世界を‥‥似非正義におぼれたこの世界をな‥‥」

 

かっ、かっ、かっ、と歩いていく。

 

「おい、作戦を始めるぞ。」

 

「りょ~かい。」

 

「さぁて、祭の始まりだ」

 

と狂気の笑を浮かべた狂人達は祭りの会場へと出陣して行った。

 

 

~sideツナ&フェイト~

 

ホテル内はツナ&フェイト、はやて&なのは、に分かれて警備を行っている。

ツナとフェイトはホテル中の会場でオークションのオープニングセレモニーが終わって会場に用意された席に座って、オークションの出展物を見ていた。

 

「へぇ~色々なものが出ているんですね。」

 

司会者からこれはどんなロストロギアなのかの説明をきいて、ツナは感心しながら言う。

 

「えぇ」

 

「今の所は異常なしですね。」

 

「うん、でも外は‥‥」

 

とフェイトが言ったらゾクとツナに寒気が襲った。

 

「どうしたの?ツナ。」

 

「‥‥来る‥‥何か来る‥‥血の匂いを纏った獣のような何かが‥‥」、

 

ツナは突然席を立つと、震えながら周囲を見渡す。

 

「えっ?」

 

フェイトは突然震えながら席を立ったツナの行動が理解できず、首をかしげる。

その直後‥‥

 

ドゴォーン!

 

大きな爆音と共に天井に大穴が空いた。

 

ウワ―!!

 

キャ―!!

 

オークション会場は突然の爆発で大パニックとなる。

 

「あっ、ごめーん。アニメみたく、傘を開いたら飛べると思ったんだけど、やっぱ無理だった。ハハハハ、失敗、失敗」

 

天井に大穴を開けて、オークション会場に乱入したその人物は天井から落ちてきたにも関わらず、骨折どころかかすり傷一つ負っていなかった。

その人物は片手に番傘を持ち、頭をかきながら笑っていた。

 

突然の爆発と乱入者の出現で恐怖に怯えながら司会者が、

 

「なっ!?な、何なんだ君は‥‥?」

 

震える声で、乱入者に正体を尋ねる。

 

「俺?俺の名は『神威』‥ただの海賊さ。」

 

と神威と名乗ったその男はニコニコしながら答えた。

神威の笑みはまるで無邪気な子供の様であった。

しかし、ツナは神威のその様子を見て、先程より強く寒気を感じた。

それはもう悪寒と言っていいほどのレベルだった。

 

(神威‥‥アイツはただの海賊なんかじゃない‥‥アイツは‥‥アイツは血に飢えた獣だ‥‥)

 

ツナは全身を震わせながら、神威から目を離す事が出来なかった。

 

 

 

・・・・続く

 

 

 

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