【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~ 作:ただの名のないジャンプファン
~sideツナ&フェイト~
時は遡ること何分か前‥‥
会場はオークションと言う空気では無く完全にパニックとなっていた。。
なぜならそこには先ほど天井から爆発と共にやってきた『神威』と名乗る海賊少年がいたからだ。
神威は周り見渡した。
ツナは、ハッと何かを感じたのか。
「みんなーーー逃げろーー!!」
大声で客に此処から逃げる様に言う。
神威は天井にあった鉄格子をヒョイと持ち上げるとそれを客席に向かって放り投げたのだ。
「っ!?いけない!バルディッシュ!!」
フェイトはとっさに魔道弾は放ったので被害はそこまでだが、神威の一連の行動を今見た客の混乱に拍車をかけ、ホテルの中は大混乱になる。
~sideはやて&なのは~
「今の所、ホテルの中は、異常はないな」
「うん。そうみたいだね」
ホテルの外では、ガジェットが襲撃してきたみたいだが、副隊長陣の活躍でガジェットは駆逐されているみたいなので、ホテル内には混乱は起きないだろうと思っていたはやてとなのは。
だが突如、ホテルの客達が大慌てで出てきた。
「な、なんや!?」
「え?なに!?どうしたの!?」
慌てて外へ逃げようとする客達。
しかし、外は今交戦中であるのでなのはとはやては、客達に落ち着くように指示を出すが、パニック状態の客達にはやてとなのはの声は届かなかった。
~sideツナ&フェイト~
「さてと、どうしようか?君達は逃げなかった所を見ると君達がこの世界の警察かな?えっと‥‥」
神威は自分のズボンのポケットから一枚の写真を取り出して、
「えっと、あっ、君か?フェイト・テスタロッサ・ハラオウンって」
「えっ?何で?貴方が私を‥‥?」
「俺の協力者が君を保護しろって言ってね、君の産まれ方にちょっと興味があるみたいなんだ...」
フェイトは神威の言葉に驚く。
「産まれ方?」
ツナは神威の言うフェイトの産まれ方と言う意味がわからず、頭に?マークを浮かべていた。
そしてフェイトをチラッと見ると、彼女は少し震えていた。
「フェイトさん?え?‥‥っ!?」
ドーン!
神威がツナに一気に近づいて思いっきり殴り飛ばした。
「モブはモブらしく背景として壁の中にめり込まれていなよ」
無邪気な笑みをフェイトに向けたまま神威はツナに視線を向けずに彼を壁に向かって殴り飛ばしたのだ。
「ツナ!!」
「君には同情するよ、母親の欲望のために作られた挙句、使えない人形と言われたんだから‥‥」
「バルディッシュ!!」
フェイトが神威を黙らせようとバルディッシュを振りかざし、一気に神威めがけて振り下ろす。
ドーン!
「なっ!?」
「おい、何だ?その攻撃は?」
すると神威はフェイトの一撃を傘でガードしていた。
フェイトは自分の一撃が笠一本だけで防がれた事に驚愕する。
「ほら、もっと本気を出せよ‥‥でなきゃ‥‥」
グワォーン!
傘でフェイトをぶっ叩いた。
「本当の人形になっちゃうぜ」
「キャア!」
フェイトは後ろに吹っ飛ぶ。
「やれやれ、警察のエースっていうからちょっとは期待していたのに、ぬるい、ぬるすぎるよ、お前‥‥全く期待外れだ‥‥」
神威は倒れ込んだフェイト見下し、失望したような顔をする。
「はぁぁ!!」
負けじとフェイトも魔法弾を放ったが片手で受け止められ弾かれた。
「これじゃ、俺は渇く一方だ...」
そして笠の連打でフェイトを叩きまくった。
(...なんて攻撃なの...重すぎる...このままじゃ...私は...誰か助けて...ツ.....ナ...)
意識が薄れゆく中フェイトが思ったら、
ズガァーン!
「ん?」
がん!
神威は殴られ蹴り飛ばされた。
「すまない、遅くなった。」
立っていたのはフェイトが薄れゆく中思った人物。
「ツナ.....遅いよ...」
フェイトの多数の打撲痕だけじゃなく血も出ていた。
「へぇ~生きてたんだ。しかもさっきと見違えるぐらいに、」
神威はまるでとびっきりの餌を見つけた肉食獣のような顔をしていた。
(やっぱり、こいつは、物凄くやばい...今まで戦って来たヤツらとは何か違う...)
「お前に聞きたい事がある。」
「ん?」
ツナは神威に対し質問をした。
「何故フェイトを狙う?」
ツナの質問に神威は、
「あれ?何だ?知らないのか?ソイツの正体‥‥」
「やめて!」
フェイトが叫ぶ。
「フェイト?」
「何だ、お仲間に隠し事か?冷たいねぇ~なら、俺が教えてあげよう...「すまない」」
「は?」
神威がフェイトの出生に関する秘密を言おうとした時、
「すまないフェイト、そこまで嫌がるなら俺は聞かない」
ツナは聞かないと言う。
「いいのか?そいつについては‥‥」
「あぁ、フェイトこれだけは言っておく、君がどんな産まれ方をしようと、俺の、俺達の仲間であることに変わりはない。」
「ツナ」
「ま、どっちでもいいか、どうせお前は此処で俺に‥‥刈られるんだしな!!」
神威は勢いよく地面を蹴りツナに近き殴りを入れようとしたが、勢いをいなされツナに腕を掴まれ、そして、
「ふ!」
腹に一発入れられた。
神威も負けずと頭突きを入れるそしてツナと距離をとる今度はツナが連発で殴ったが神威はガードした。
「ちっ、」
そして両手を抑えると、
「お前は一体何なんだ...お前は俺とは違う!!人を殺した事もない...」
「あぁ、」
「なのに何でお前はこんな強さがある。」
「俺は人を殺すために強くなったんじゃない。仲間を大事な人を守るために強くなったんだ!!」
ツナの額の炎が弾けそして色に深みがました。
神威はツナのこの答えに
「仲間を...守るため...そんな事で強くなれるだと...ふざけるなぁぁ!!」
無意識に神威の逆鱗に触れたツナ。
両者腕をがっしり掴みながら、
「「はぁぁ!!」」
次の瞬間、両者の周りには煙がたち激しい殴り合いが始まった。
ズガガガァァン!!
神威もツナも一歩も引かずマシンガンのように殴りあった。
そして一時距離をとって、
「ナッツ!」
「ガウ」
「形態変化!!」
ツナのグローブが変化した。
(何だ?)
神威にはわかる筈がなく、
「なっ!?」
次の瞬間神威の懐に潜り込んでいた。
(こいつ、スピードが上がった!?今までと桁違いだ。)
ツナのラッシュが神威を襲ったが神威は、
バシッ!
「軽いな...確かにスピードは大したものだがこれぐらい...」
ツナを蹴りあげ神威はツナより上に上がり両手を合わせて殴り落とした。
「グ!ガハァ!」
「ツナ!!」
フェイトはツナの身を案じてツナの元に行こうとしたが傷が深くあまり動けない。
そして、フェイトの意識がここで途絶え彼女はその場に倒れた。
~sideなのは&はやて~
こちらは客の誘導をしてから、
「一体どうなっている?」
「「リボーン君!?」」
「いつの間に!?」
ドーン!
「今のはっ!?ホテルの中から‥オークション会場からや!!」
「見に行くぞ、」
リボーンがオークション会場へと向かい、
「あっ、ちょお待ちぃ、リボーン君」
なのはもはやてもついていく形になった。そして扉の前になると、
「だいぶ、歪んでいるな」
強い衝撃のせいでドアが変形し開ける事が出来なかった。
「どいて、私が開けるよ」
なのはが魔法弾を出して無理やりドアを壊して、
「直ぐ入るぞ!」
とオークション会場に突入した。
その中では、
「な、なんやこれ!?オークション会場がめちゃくちゃやないか!!それに...」
ツナと神威が激しく戦っていた。
ドーン!
バン!
ドーン!
「くっ、」
ツナが苦しそうにそして何かを直感してふと見たらリボーンとはやてとなのはが入ってきた。
(なのはにはやて‥それにリボーンも‥‥)
リボーンの姿を確認するとツナは無線をリボーンに繋げて
(リボーン)
「ん、何だ?ツナ」
「え!?」
(フェイトがそこに倒れている、ひどい怪我だ。早くシャマルの所に運んでくれ、俺は‥‥)
ズガガガァァン
リボーンとの会話中に神威が傘で撃ってきた。
「戦いの中、何をしているの?余所見?随分と余裕だね?」
「ツナ君!?」
「あかん、私達もツナ君の援護に!!」
「待て!」
「何や!リボーン君!!このままやとツナ君が‥‥」
「アイツはツナが抑える、それよりもフェイトが怪我をしている様だ、俺達はフェイトを回収するぞ!」
「え!?フェイトちゃんが!?」
そしてなのは達がフェイトの元に行くのを確認したら、
「よし、なら‥‥」
ツナが神威に前進して神威の周りを回って、
「超Xストリーム!」
まるで炎の檻のように神威の周りを渦巻いた。
「行くぞ、ツナがアイツに見つからないように戦ってくれている」
そしてなのは達がフェイトの元に行くと、
「フェイトちゃん!」
「な...のはそれ...にはやて...とリボー...ン」
なのはに声をかけられて、フェイトは意識を取り戻す。
「大丈夫?」
とは聞いたがフェイトの傷は思ったよりも深い。
「とりあえず、ここから出るぞ、それからまず俺が応急処置をする。」
「えっ?リボーン君そんな事も出来るん?」
「あぁ、出来る、早く運ぶぞ、ツナがアイツを抑えてくれているうちに‥‥」
フェイトがはっとして
「ツナ!?ツナは大丈夫なの!」
「あぁ、今は俺達から敵を引き離そうと頑張っている。」
「ツナ...」
フェイトは申し訳なさそうに顔を歪める。
「大丈夫だ、あいつは守りたい仲間がいるならそれに比例して強くなるやつだ。」
そのツナの方はと言うと、
超Xストリームの炎が消えて、神威を確認する。
しかし、
(っ!?あいつがいない!まさかっ!?)
肝心の神威の姿が無く、ツナは神威が自分から目標をフェイトに変えたのかと思い、フェイトの方を見ると、
「残念、こっちだ!!」
横から神威が傘でツナをフルスイングする。
神威の標的はいつの間にか完全にフェイトからツナに変わっていた。
「ぐはァ!」
ドーン!
ツナが吹っ飛び、
「「「ツナ君!!」」」
なのは達が思わず声をあげる。
「あれ?何処に行くのかな?フェイト・テスタロッサ・ハラオウン‥‥」
そして神威がゆっくりとなのは達の方へ歩いていくと、
ズガァヒュン
「こっちだ、Xカノン!!」
「むっ!?」
神威は傘を開いてガードする。
「早く行け!!リボーン!!」
傘のためツナを見失った神威。
そのツナは神威の背後にまわりスープレックスを決めた。
「行くぞ!!」
リボーンが走り、
「くっ、行くでなのはちゃん!!」
「わかった!!」
はやてとなのははフェイトを背負いながら走った。
(ツナ...)
フェイトは最後までツナの身を案じていた。
「やれやれ、やっと邪魔者はどこかに行ったか‥‥」
神威がムクっと起き上がる。
「お前、やっぱり...」
「折角の戦いを邪魔させるのは嫌だからね...、」
神威は傘を直してからから突撃してきた。
(く!どんどん重くなっている、)
ツナも負けずと反撃するが、苦しくなる一方だった。
「それで終わりか?まだ行けるよな!」
「ぐ、ガハァ」
膝をつき、口から血を吐く。
「うおお!!」
ツナも反撃をしようと攻めに行った。
「本当にやるな、侍と言いお前と言い...だが、所詮は貧弱な地球人だな!!」
ツナの両手を受け止め膝蹴りを腹にぶち込んでグルングルンと振り回して外に飛ばした。
「うわぁぁぁ」
~sideリボーン達~
今リボーンがフェイトの応急処置を行っていた。
「打撲痕が目立つな、とにかく止血をしとくぞ。」
と、救急箱を開けて治療をしていた。
「フェイトちゃん...」
親友がここまで傷ついた為に物凄く心配をしていた、なのはとはやて。
「.....ごめんね、なのは...はやて‥私が負けちゃって...」
「気にしたらあかんよ、フェイトちゃん」
「本当に...ツナ達にしっかりしている所見せないといけないのに...私ってぶ‥「無様だなフェイト」」
フェイトが自身を無様と言う前にリボーンがき先に言った。
「リボーン君!!今のはあかんやろ!!仲間にーー」
はやてが怒ってるところにリボーンが
「お前、本当に死ぬ気で戦ったのか?さっきの奴‥アイツは強いかもしれねぇが、お前も強いのは俺もツナも銀時達も知っているぞ。お前戦いの中でアイツに何か言われたのか?」
「・・・・」
リボーンの問いにフェイトは黙り込む。
その時
((なのはさん!!))
となのはを呼ぶ声があった。
~side銀時~
「何ですか?急にホテルが...?」
新八がホテルの方を見ていると獄寺が、
「10代目ぇぇ!!」
ふらふら状態のツナを心配して声をかける。
声をかけられたツナは獄寺の方を見ると獄寺の手足が凍っていた。
「獄寺君!?どうしたんだ?それは!!それに神楽も...」
と言いかけているところに、
「まだまだ終わらせないよ!!」
神威もツナに追いつく。
「くっ!」
ツナは神威の拳を受け止めた。神威の姿を見た神楽は、
「か、神威ぃぃ!!」
怒気を含む大声で叫ぶ。
「誰だ?また神楽と雰囲気が似てやがる。」
神楽と容姿が似ており、神楽の様子から少なくとも味方ではない事は確かな様子。
「神楽ちゃんのお兄さんです!」
新八が獄寺達に神威が誰なのかを説明する。
「えっ!?神楽さんのお兄さん!?」
キャロ達が驚く。
~sideツナ&神威~
「へぇ、アイツもこっちに来ていたのか‥‥」
同じ異世界に偶然だが、妹も流れ着いていたにも関わらず、神威は神楽を興味無さそうな目で見ながら呟く。
「お前、本当に神楽の...」
獄寺はこの目の前の男は本当に神楽の兄なのかを尋ねる。
確かに容姿は神楽とどことなく似ているが、纏っている雰囲気は余りにも禍々しい。
トレディの兄と言われた方がむしろ、しっくりくる。
「あぁ、神楽は正真正銘、俺の妹だ...だが、アイツは...誰だ...?随分と神楽に似ているが、俺には神楽以外に妹はいねぇし、親戚にもあんな面を持つ奴は居なかった‥‥」
神威の見ている方を見るとソイツは今、銀時と戦っていた。
「銀さん!?」
銀時も体の一部が凍りついていた。
「10代目...すいません...俺の力が足らずに...ヴィータが...」
「ヴィータがどうしたんだ!?」
と獄寺がツナに凍った姿のヴィータを見せると、
「なぁ!?」
完全に凍りついたヴィータの姿を見て驚愕する。
「どうした...?気が動転しているよ。ダメだよ、そんなんじゃ‥‥」
神威は取りあえず、銀時と戦っている神楽のそっくりさんの正体はおいといて、今は自分の獲物であるツナに蹴りを入れようとすると、
ガシ!
神威の足を掴んで、
「お前達か?」
「ん?」
「お前達が...ヴィータを...」
「だったら、どうする?」
「ゆるさない...お前は絶対ここで倒す!!」
神威を睨みつけて神威の足にエルボーを決めて
「ぐふっ!」
ツナはまだ離さず、
「ナッツ!形態変化!攻撃モード、I世のガントレット!!」
と言いツナの拳の炎が丸くなりそして‥‥
「
獅子の形を模ったツナの怒りの一撃が神威に決まった。
・・・・続く