【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~   作:ただの名のないジャンプファン

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標的17 夢かどうか確かめようとして頬を抓るが夢の中で頬を抓ることは全くない

白蘭達が去り戦いが脅威は一旦去った現在、自分達のいたホテルは中と外共に前の様な姿は見受けられない.....それにホテルだけじゃなく仲間も負傷者多数中でも

 

「ヴィータ!!しっかりしぃ!!ヴィータ!!」

 

はやてが凍ったヴィータに叫び続けた。

しかし、凍ったままのヴィータは、はやての声に反応しない。ヴィータが生きてるのかそれとも最悪の状態なのか確認できてない

其処へ、シグナム達も戻ってきた。

 

「主はやて...」

 

シグナムは心配しながらはやてを見ていた。

 

「おい獄寺、凍っても死ぬ訳では無いんだな?」

 

「え、あ、はい‥敵からの情報なんで信憑性は低いですが、確かにトレディの奴はヴィータを凍らせた後、『凍らされても仮死状態のままで、氷を解かせば生き返る』と言っていました。」

だが最悪の状態は避けられたみたいだ。敵の情報の為に何処まで信ぴょう性があるのかはわからないが希望が持てた

そしてそれを聞いたリボーンが、

 

「そうか...はやてとなのはは、現場検証をしておいてくれ。シグナムとザフィーラは念の為、周辺の警戒を。スバル達はホテルからタオルとお湯、それから毛布とかを持ってきてくれ。ツナとフェイトはあんまり動かすな、傷に触る。全員が聞きたい事があるんだろうが、それは戻ったら情報の照らしあわせだ。炎真、お前はちょっと来い。」

 

「え?」

 

そしてリボーンがレオンをダウジングのバーに変化させて歩き回り

 

「ここだな、炎真ここを思いっきり殴れ!」

 

「わかった」

 

とハイパー化して、リボーンが言った地点を思いっきり殴る

 

「ふん!」

 

ドゴ!

 

殴ると、そこから、

 

ブシャー!

 

溢れんばかりの大量の水が出てきた。

 

「!?何したアルか?」

 

「水脈だな。」

 

「神楽、獄寺と銀時をまずこれで解凍するぞ。その後に戻れるならすぐに戻るぞ。」

 

「わかったネ」

 

神楽は獄寺に肩をかして新八は銀時に肩を貸して噴き出す水の下へと向かった。

 

「お湯とタオル、持って来ました!!」

 

「毛布持って来ました!!」

 

獄寺と銀時が水で凍った体の一部を解凍していると、スバルとエリオがホテルからお湯、タオル、毛布を持って来た。

 

「よし、しん.....神楽。ヴィータにお湯をかけて、その後タオルで擦って温めてやれ」

 

「おぉい、今何で僕を省いた。」

 

新八はリボーンが何故、自分の名前を言いかけたにも関わらず、ヴィータの面倒を神楽に変更したのかを尋ねる。

 

「そんなの決まっているネ。お前がヴィータに変な事するかもしれねぇだろうが!!この変態メガネ!!」

 

「しねぇよ!!何でこんな時までそんな扱い!!」

 

とぎゃあぎゃあ言っている時に、

 

「はは、「ドサ、」」

 

ツナが電池が切れたかのように意識を失ってしまう

 

「えっ?ツナ!」

フェイトが慌ててツナに駈け寄ると、

 

「ZZZ~」

ツナの寝息が聞こえる

 

「「「「寝たんかい!!」」」」

 

全員の全力のツッコミが空に響き渡る。

 

もう気力の限界だったんだろう

ツナ自身、最初神威の1発を死ぬ気じゃない状態のまま不意に受けたのと神威との戦いで体力の限界が来ていた。

 

「しょうがねぇ、帰ったらみっちりしごかねぇとな寝る間も惜しんで」

 

その後、全身が凍っていたヴィータの解凍と現場検証が終わり、代わりの部隊に引き継いだ後、皆は六課の隊舎へと戻った。

 

 

~side六課~

 

六課の医務室では、

 

「はい、弾の摘出は終わりましよ。」

 

「すまねぇな、シャマル、」

 

「別にいいですよ。これが私の仕事ですし、包帯もまいときますね。」

 

とシャマルが作業をしていると

 

「う、う~んシャマル...か?」

 

「「え?」」

 

ヴィータが目を覚ました。

 

「ヴィータちゃん!よかっっった!!」

 

と涙を流してヴィータの無事を喜ぶシャマル。

銀時もヴィータが目覚めた事に安堵の表情をして、

 

「俺は、はやて達を呼んでくる、」

 

と急いで医務室を出ていった。

 

「シャマル...此処は.....どこだ?」

 

ヴィータは虚ろな目で辺りを見回す。

 

「六課の医務室よ、」

 

「...医務室?」

 

とガバァ!起き上がり

 

「あいつは!ティアナ達は!!神楽達も無事なのか!!ん?フェイト!ツナ!!」

 

と意識が完全に戻り大声でシャマルに皆の安否を尋ねる。

 

「落ち着いて、皆無事よ、フェイトちゃん達も傷はひどいけど大事には至っていないわ」

 

「そうなのか?よかった~」

 

と皆の無事を来たヴィータは、

 

ボスっ

 

と再び布団の中に倒れた。

 

「‥‥なぁ、シャマル」

 

「何?ヴィータちゃん」

 

「‥‥トレディって奴の顔をお前は見たか?」

 

「私は直接見てないけど、話にはきいたわ。神楽ちゃんと同じ顔だったのよね?」

 

「あぁ、もしかして...いや、ほぼ100%アイツは‥‥「ヴィータ!!」」

 

とヴィータがシャマルにトレディの事を言う前に医務室にはまるで雪崩の様にはやて達が入ってきた。

 

「ヴィータ副隊長!!大丈夫ですか?」

 

スバルが言い、エリオとキャロもホッとしている様子。

 

「あ、あぁ、」

 

「ヴィータ、良かったネ!!目を覚まして!!私、心配したアルヨ!!」

 

ギュッー

 

と神楽が自分の思いの強さ分ヴィータを抱きしめた。だが夜兎である神楽に抱きしめられたら流石のヴィータもたまったもんじゃない。

 

「か、神楽ちゃん、ストップ、ストップ」

 

「えっ?」

 

シャマルが神楽を慌てて止めに入る。

 

「くる、苦しい、神楽‥‥ギブギブギブ!!」

 

と神楽に絞め殺されかけた。折角目を覚ましたのにまた意識を持っていかれかけた

 

「ヴィータ...」

 

「ん?どうした獄寺」

 

「すまなかったな、俺が相手の能力やしぶとさを読み違えたりして...もう少ししっかりしとけば、お前は...」

 

獄寺はヴィータに頭を下げて謝る。

 

「獄寺、あんま気にすんな、少なくとも大方はあっていたし、それにお前が居なければ、もっと被害は大きかったかも知んねぇし。あの後どうなったんだ?私が倒れた後は一体誰が奴を?」

 

「坂田が駆けつけてくれてな 、お前が凍っちまった後は坂田がトレディと戦ってくれた。」

 

と話していると、

 

「その話は明日やとにかく今回はこれで一旦終わろ、皆を疲れたやろ?ヴィータも今日明日はゆっくりしとき、明日、フェイトちゃんとツナ君が起きたら情報の照らしあわしをしよ。」

 

チラッとはやてが視線を逸らすと、はやての視線先にはツナとフェイトが静かに寝息を立てており、ツナの傍にはリボーンと炎真が居り、フェイトの傍にはなのはが見守っていた。

 

「あ、ああ」

 

「そうね」

 

「では、解散!」

 

とはやての号令の後、ヴィータを休ませるために皆は医務室から出ていった。

ただ、この時、医務室の中にティアナの姿が無かったのに気付く者はいなかった。

 

 

~side夜~

 

深夜、皆が寝静まった頃に医務室では、

 

「う、う~んあれ此処は、ゆめ?」

 

目が覚めたのはツナだった。

ツナは目が醒め辺りを見回して其処はさっきまでいたホテルとは全く違う場所だったので確認の為、1回頬を思いっ切り抓り、

 

「いてて、夢じゃないのか、なら運ばれたのかな?」

 

と起き上がり少し歩くと

 

「あっ、ヴィータさん‥‥」

 

ベッドではヴィータが思いっきり布団を蹴り飛ばして寝ていたので、

 

「良かった、大事には至らなくて...」

 

とヴィータがはだけた布団を彼女にかけなおして、

 

「フェイトさんも、ん?何か魘されているのかな?」

 

フェイトは寝苦しそうにしており、ツナは気になって少しフェイトの様子を見てみるとフェイトがバッと目を開け起きてしまった。

目の前にツナの顔があり、フェイトは、

 

「うぅ、ツ.....ツナ?えっ/////」

 

と慌てて起きてしまい、2人は‥‥

 

ゴン!

 

思いっ切り額をぶつけた。

 

「いてててて‥‥」

 

「つぅ~‥‥」

 

両者は額を手で抑えながら、

 

「す、すいません/////折角寝ていたのに...」

 

「う、ううん/////大丈夫あんまり気にしてないよ/////」

 

と言いつつ物凄く意識をしていたフェイトであった。お互い自分の顔が赤くなり暫く沈黙が続く

で、

 

「あの、フェイトさん?」

 

「何?」

 

「不謹慎な事を聞くかも知れませんが、何で魘されていたんですか?」

 

「え、あ、あぁ、魘されていたんだ‥‥別に大したことはないよ」

 

と隠すように言う。

 

「もしかして、ホテルで神威が言っていた『産まれ方』‥‥のことですか?」

 

ツナの言葉にフェイトが、

 

「う、うん」

 

小さく頷き、フェイトは俯く。

 

「そうですか.....あの‥‥もしよければ、話してくれませんか?」

 

 

 

「...え?」

 

 

「...フェイトさんが何に悩んでいるかを‥‥誰かに話したらスッキリする事もあります。俺はフェイトの力になりたいんです。仲間だから」

あの時は話さなくていいと言ったが多分塞ぎ込んでも進展しないだろうと直感するツナ

ツナの言葉にフェイトは、

 

「.....わかった。」

 

フェイトは話した。

自分がある少女のクローンである事を

最初は母親の傷を埋めるために作られた生命体だった自分

『プロジェクトFATE』の事を

昔、生みの親の命令で立場上なのはと敵対関係だった事をずっと使い魔と1人っきりだった事を

 

「そうだったんですか...」

 

「うん...」

 

(クローン人間...映画や漫画・アニメの中の存在だと思っていた。この世界にはそんな技術があるのか...)

 

ツナはフェイトが悩んでいた事を知りフェイトの気持ちを理解した。

1人という孤独の恐怖を.....

 

「俺の世界にはそんな技術はありません、クローン人間なんて映画や漫画・アニメの中だけだと思っていました。正直フェイトさんの抱く気持ちを全部は理解できません。」

 

ツナは正直にフェイトに対して言う。

 

「そうだよね...ごめんね...こんな話をして」

 

フェイトの声は涙声だった。

 

「でも、1人の恐怖はわかります。俺も昔はずっと1人でした。親は居ましたが...友達が全然できなくて...それであいつがきてから初めて友達が...仲間ができました。」

正直自分の過去はフェイトと比べたら小石と岩石よりもの重量差はあるだろう。でも過去の大きさに問わずどんな時でも1人というのは辛く厳しく切なく人を魔の海へと引きずり込み深みへと入ってしまう。だからこそその恐怖を見に染み込ませてるツナだからこそわかる引きずり込まれたとしても引っ張り戻してくれる存在の有り難さを

 

「仲間が友達がどれだけ自分を助けてくれるのかを俺はフェイトと同じ位わかってます。」

 

「え」

多分フェイトの事を救ったのはなのはだ。そんな事はこの2人を見てればわかる。そしてはやて共何かなのはと同じ位の絆の強さを感じる。でも彼女達が近くにいなかった今回、フェイトは1人で過去と無理やり向き合わせて壊れると思ってしまったらフェイトはここまで弱くなってしまった。自分と同じ位大きな戦いを越えて戦う力はとても強い...でも過去の影響だろう精神的には俺とあまり変わらない。

直ぐに崩れてしまうかもしれない。大きな傷はそう簡単に消えないのだから

 

 

だからこそ

 

 

そして立ち上がりフェイトの横に行った。

そしてフェイトの手を握り、

 

「え/////」

 

フェイトは顔を上げる。自分の手に入ってくる暖かみを感じながら

 

「フェイトさん、俺はずっとフェイトさんの仲間でいるつもりです。俺にとってのフェイトさんは暖かくて優しくて強い。それはどんな産まれ方をしても繋がりを守ろうとするフェイトさんは俺の憧れです。」

若しかしたら余計なお世話かもしれない。自分がフェイトの傷を治せる何て自惚れてる訳でもない。でもほっとけない見捨てられない、ここで自分が行かなかったら後悔してしまう様な気がしてならない。それに余計なお世話を躊躇ってちゃまず仲間なんて名乗れない。

 

だからこそツナは決心した。

 

フェイトは自分の生い立ちが人と一線を引いてしまう原因となるならと言うなら俺はその一線を越えるだけだ!

 

決意を固めたためか無意識に力を込めてしまう

 

「.....ツナ/////」

 

「だからその事で悩まないでください。皆ずっとフェイトさんと一緒にいますよ。」

こんな事を言った後でなんだが、どうやら本当に全て無意識だったらしい

少し少し我を取り戻してきて

 

「ご、ごごごごめんなさい、変な事を急に言って/////」

 

と慌ててフェイトの手を離してあたふたした。そんなツナをつゆ知らず、フェイトはさっきまで確かにあった手の温もりを確かめる様にもう一方の手で繋がらてた手を覆う。そして俯き確かにあった温かい感触をもう一方の手でも実感したためか頬が紅くなり微笑み少しわがままを言いたくなった。

 

「ありがと、ツナ...お願いがあるの」

 

「?、なんですか?」

 

「もう少しこのままでいてもらっていいかな?もう少しだけ‥‥」

 

と目を瞑った。

 

「...わかりました。」

フェイトは先程までツナに握ってもらっていた手を差し出してそれに応じて

ツナも再びフェイトの手を優しく握った。フェイトも自分に宿る他者の温かみを感じて眠りにつく。

 

あんな事があった1日だったがそんな事は過去の事もうこの2人は未来しか見えてない。そんな2人を祝福してるのか今日はまた1段と夜空が綺麗だ。

 

 

・・・・続く

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