【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~   作:ただの名のないジャンプファン

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標的22ドーナツの真ん中の穴は不要物と言われてるがあれはあれでおいしい

~side108部隊~

 

この前の事件以来ゲンヤはギンガと土方になにかしてやりたいと思い考えていた。しかし、当の土方は色恋沙汰にはあまり関心がない様子で、仕事以外には煙草とマヨネーズぐらいにしか興味を持たなくどうしたものかと考えた。

そしてゲンヤはある手を打った。

それは‥‥

 

「はぁ?私服調達‥‥ですか?」

 

「そうだ、これからは潜入や長時間の張り込みとかもあるからな、そこで服の調達をしといてくれ、ギンガと一緒にな」

 

と此処でギンガの名前が上がった。

 

「ちょっと待て、何でギンガの名をあげた!?」

 

「お前さんにとってはギンガが1番の知り合いだろう?この世界では?それに一緒に居る事が多いだろう?」

 

確かに土方はここに来てからギンガと行動する事が多くなった。

 

「っても何で俺なんだ?総悟とかの方が適任だろう?」

 

「沖田君なら‥‥」

 

「Hey、TOSHI~我が儘言うんじゃねぇよぉ~」

 

と少しチャラい感じの服装で入ってきた沖田。

 

「お前、いつの間にそんなもん買ったんだ!?つぅか誰がTOSHIだ!!」

 

「あぁ、トシ、俺の分まで買ってきてくれじゃ頼んだ。」

 

と最後に頼ろうとした近藤も土方の味方ではなく、

 

「はぁ、わかったよ。ギンガには言ってあるのか?」

 

「すまねぇな、お前さんから伝えといてくれ、ギンガもその事でなら今日は休暇にしとくって言っといてくれ。」

 

そう言われ何か納得しきれてないが土方はギンガを探しに行った。

で、

ギンガの姿を探して隊舎内を周りそして、ようやくギンガを見つけた。

 

「おい、ギンガ」

 

ギンガを呼び止めた土方。

 

「はい?何ですかトシさん?」

 

「いや、お前さ少し付き合ってくれねぇか?」

 

「え?//////」

 

ギンガは付き合っての言葉のみに反応した。

 

「ゲンヤのおやっさんがこれからは私服で捜査する事もあるから私服を調達してこいって言ってな、おやっさんもこの事でなら今日は休暇にしとくって言ってたし...って、おいギンガ、聞いているのか?」

 

「‥‥//////」

ギンガは無反応状態でそれでいて顔が真っ赤になりそして、

 

「えっ?/////あ、はい。わかりました/////そ、そ、それなら外で待っていてください!!すぐに用意してきますから。」

 

と言い残すと全速力でその場を離れ、女子更衣室へと走っていった。

 

「おい、ギンガ」

 

と振り向くとギンガはもう見えないぐらい遠くにいた。

 

「足速いな‥‥アイツ‥‥」

 

 

~sideギンガ~

 

そして、ギンガは今、女子更衣室の中で1人悶えていた。

 

「はぁはぁ、ど、どうしよぉ~‥‥こ、これって前に本で読んだ事のあるデ、デデデートよね‥‥? しかも/////トシさんから誘ってきてくれた。でもどうしよう‥‥今、私服はこれしかないし‥‥」

 

と今、着ている私服を見る。

 

「はぁ~こんな事なら、もっとお洒落して来ればよかった‥‥はぁ~仕方ない、これで行くしかないか‥‥ま、まぁ、外回りと思えば緊張がほぐれるかも‥‥」

 

財布の中身を確認して、財布をショルダーバッグに入れ、女子更衣室を出て土方と合流してギンガはショッピングモールへと向かった・

 

 

~sideショッピングモール~

 

「へぇ~結構でかい建物だな。」

 

ショッピングモールを見て土方は一言呟く。

 

「そうでしょう?此処はクラナガンで1番大きなショッピングモールなんです。ここに来れば欲しいものはだいたい揃います。そう言えば、トシさんの世界でこんな感じの建物ってあったんですか?」

 

とギンガは土方に無難な質問をした。

 

「ん?俺達の所と此処は街並みがぜんぜん違うからな、こういった建物はなかったな、ほらさっさと行くぞ‥‥」

とスタスタと先に歩いてショッピングモールの中に入って行った。

 

「あっ、待ってくださいよ!!トシさん!!」

 

とギンガ慌てて土方を追いかけた。

 

 

~sideショッピングモール内の服屋~

 

「こういうのは何か小洒落れているな。江戸じゃなかなか着ている奴は見ねぇな。」

 

と素っ気ないが少し興味があるのかマジマジと洋服を見ている土方。

そんな土方の様子を見て何だか新鮮だな、と感じるギンガ。

 

「トシさんってお洒落とかしないんですか?沖田君は早速というか、いつの間にか服を買っていましたし‥‥」

 

「ん?俺はそう言うのはしねぇな、てか、している時間が無いからな」

 

真選組の構図で土方は二番目に偉いが、下の問題児達そして上では上で近藤が何かと問題を起こしている為にソレのフォローばっかりしている土方である為、彼はあまり自分に時間を使おうとしない。

 

「そ、それなら私が選びましょうか?/////」

 

「ん?」

 

「その‥‥トシさんの服を私が選びましょうか?」

 

「ん?あぁ、それじゃあ頼むは‥‥」

 

「わかりました。」

 

ギンガは早速土方の服を選び始めた。

 

(うーん‥‥土方さんは動きやすい服装を好みそうね、だったら‥‥)

 

ズボンは黒いジーンズ、

上はTシャツの他にロング丈カットソー、プルオーバーシャツ、Vネックケーブル編みニット

上着にはデニムジャケット、チェスターコート、ダブルジャケット

をいくつか身繕った。

 

そして、ギンガの説明のもと、土方が試着すると、店員も

 

「お似合いですよ、お客様」

 

と、土方の私服姿を褒めた。

その後、近藤の私服も調達し、2人は服屋を後にした。

 

 

~sideショッピングモール内のレストランゾーン~

 

「昼食何にしますか?」

 

「別に何でもいいぜ」

 

土方の場合は食べ物にマヨネーズをかけられればそれで言い。

 

「う~ん、じゃあ‥‥ん?あれって‥‥」

 

ギンガは何を食べようかとレストランゾーンを見渡していると、彼女は見知った顔を見つけ、その人物に駆け寄って行く。

 

「お、おい、ギンガ」

 

土方もギンガを追いかけていった。

 

「あれ、もしかしてフェイトさん?」

 

とギンガは座っていた金色の髪の女性に声をかけた。

 

「あっ、ギンガ!」

 

「お久しぶりです!フェイトさん!!」

 

「こっちこそ」

 

と女性2人で盛り上がっている中、残された男性2人は、

 

「あの、お知り合いですか?」

 

フェイトと一緒に座っていた茶色の髪の少年がギンガが誰なのかを尋ねる。

 

「あぁ、こちらはギンガ・ナカジマ、スバルのお姉さんよ」

 

「あぁ、だから誰かに似ているって思ったんだ。それで、そちらの男性は?」

 

とやっと土方に会話が振られ、

 

「俺の名は土方十四郎。ここでは次元漂流者ってやつで、今はコイツの所属している部隊でバイトをしている。」

 

「トシさんの言う通り私のお父さん預かりなの、でもこの人達とても有能なのよ」

 

「へぇ~」

 

「えっと...フェイトさんって弟さん、いましたっけ?」

 

ギンガが?マークを浮かべて

 

「えっ?」

 

フェイトは一瞬誰のことかわからなかったがすぐにツナが、

 

「あっ、俺は沢田綱吉って言います。俺も土方さんと一緒で次元漂流者なんです。それで今は機動六課にお世話になっています。」

 

「へぇ~そうなんだ。よろしく、綱吉君」

 

「あっ、よろしくお願いします。」

 

と立ち上がり深々と頭を下げた。

 

「俺の事はツナでいいです。」

 

「うん、わかった。」

 

とギンガは言ったが土方は、

 

「.....」

 

(こいつは強いのか、フェイトって女はギンガと似た感じがするからたぶん魔導師ってやつだろうが...この沢田綱吉って言うのはどうも強いって感じがしねぇな。)

 

フェイトの事はだいたい見抜いたがツナの事はどうも強さって言うのを感じられずいた。フェイトと居るってことは少なくとも戦えるだろうが全く感じられないらしい。

 

「トシさん?」

 

「ん、あぁ、いや何もねえ、」

 

ギンガとフェイトは話していた時にずっと固まっていた土方を気にしたのか土方に話を振った。

 

「それで、2人は此処で何しているの?まさかデート?」

 

「ち、違います/////」

 

ギンガは顔を赤く染めて否定する。

 

「あぁ、ギンガの言う通り別にそんなんじゃねぇよ。」

 

土方はギンガと違って冷静に答える。

 

「そうなんですか」

 

「お前らも熱々カップルいいけど程々になあんまハメ外しすぎると...」

 

 

「「ち、違います!!」」

 

フェイトとツナはあっさりと否定した。

 

 

~side昼食終了~

 

土方とギンガはフェイトとツナと別れて、別の場所で昼食を食べた。

ギンガの昼食風景を見て、土方は、

 

(相変わらずよく食べるな‥‥)

 

と、ギンガの食事量にちょっと引いていた。

一方、ギンガの方も、

 

(トシさん、相変わらず、マヨネーズの量が多いな‥‥)

 

と、土方のマヨネーズ量にギンガもちょっと引いていた。

 

「さて、そろそろ帰るか」

 

と昼食が終わると土方が帰ろうときりだした。

 

「えっ!?も、もう帰るんですか...」

 

ギンガとしてはもう少し、土方と2人の時間を過ごしたかったため、ちょっと残念そうに言う。

 

「あぁ、もう用も済んだし、そろそろ帰んねぇと」

 

と言っているとトラブルが起こった。

 

「きゃー!!ひったくり!!ひったくりよ!!誰か捕まえて!!」

 

「「っ!!」」

 

「ギンガ!」

 

「はい!」

 

と女性の悲鳴を聞いて2人は走り出した。

 

「どけぇ!どきやがれ!!」

 

ひったくりは周囲の一般人を突き飛ばしながら走って逃げて行く。

 

「女ぁ!お前もどきやがれ!!」

 

ひったくり犯の前にジーパンにTシャツ、パーカーとラフな服装の少女が居た。

 

「.....ふっ!」

 

「ぐわぁ!」

 

するとその少女はひったくり犯に一本背負いを決めた。

 

「ちっ、このアマぁ!」

 

起き上がったひったくり犯は頭にきたのか、懐からナイフを出したが、

 

ドン!

少女はひったくり犯の鳩尾に腹パンを決めてひったくり犯は気絶した。

 

「ぐっ‥‥」

 

少女がひったくり犯を倒すと、そこへギンガと土方が追いついた。

 

「あれ?これ、もしかして貴女が?」

 

「急に襲いかかって来た‥‥正当防衛‥‥」

 

「ん?何だ?お前、万事屋の怪力娘に似てやがるな。アイツの知り合いか?」

 

「よろずや?何それ?」

 

と完全に知らない様子だったので、

 

(ちげぇのか?まっ、此処は異世界だからな、似た顔の奴ぐらいいんだろ)

 

「いや、すまねぇ、似た奴が知り合いにいてな」

 

「...そう、それじゃあ私はこれで」

 

と、その少女は踵を返して何処かへと行こうとする。

 

「あっ、ちょっとまって!」

 

とギンガはその少女を呼び止めて、その少女は振り返った。

 

「なに?」

 

「少しお礼させて」

 

と言われギンガの視線はドーナツ屋に向いていた。

ひったくり犯をショッピングモールの警備員に任せて、ひったくり犯を捕まえた少女はギンガに物凄い量のドーナツを奢ってもらった。

 

(顔もそうだが、食う量もあの怪力娘にそっくりだな)

 

大量のドーナツを食べる少女の姿を見て、この少女がますます知り合いの怪力娘に似ていると思う土方であった。

少女はドーナツを食べるとそれが意外にも美味しかったのか、ドーナツを気に入り、土産に買って帰ろうとしたら「私が出すよ」とギンガに言われたので、お土産のドーナツ代もギンガに奢ってもらった。

 

 

~side108部隊~

 

アクシデントはあったが、土方とギンガは無事に隊舎へと帰ってきた。

 

「あ、あの土方さん/////」

 

隊舎の玄関口でギンガは土方を呼び止めた。

 

「ん?どうした?」

 

とギンガはポケットをまさぐって

 

「これ/////あの...よかったら使ってください。」

 

と土方はギンガからプレゼントを渡された。

 

「ん?こいつは?」

 

「ど、どうぞ開けてください。」

 

「あ、あぁ」

 

ギンガからのプレゼントの中身は銀色のシガーレットケースだった。

 

「‥‥」

 

「‥‥土方さんはよくタバコ吸いますし...そのよかったら使ってください。」

 

だが土方から帰ってきた反応は、

 

「はぁ~」

 

ため息だった。

 

「な!?何ですかその反応は!!」

 

「えっ、あっ、わるいな別にそういう意味じゃねぇんだ。お互い似た考えだなって思ってな」

 

「え?」

そして買った袋の中から出したのは

 

「女に物渡すのは初めてでな」

 

と出したのは一本の簪だった

 

「お前のその長い髪ならよく似合うだろ。」

 

「あ、ありがとうございます!!大切にします!!」

 

とギンガは土方のプレゼントを喜んだ。

 

 

~side???~

 

山奥のいかにも秘密基地みたいな所で、

 

「あら、おかえりトレディちゃん」

 

「ただいまクアットロ」

 

「あら?トレディちゃん何か買ったの?」

 

「これ」

 

トレディは手に持っていたモノをクアットロに見せる。

 

「わぁ、ドーナツじゃん美味しそう」

 

「少しなら食べていい」

 

「そう、なら遠慮なく!!」

 

その後、数の子同士でドーナツを巡る戦いが起こった‥‥。

 

 

~ウラバナ~

 

土方が帰ったら、其処には待ち構えたかのように居たのは‥‥

 

「おかえりなせぇ、土方さん」

 

「ん?総悟か、どうしたまたサボってんのか?仕事をしろ」

 

沖田が居た。

 

「すいやせん...いや~面白いもんが見れたんで‥‥土方さんも見ますかい?」

 

とニヤニヤしながら沖田は土方に尋ねる。

 

「ん?何だ?その顔は?てめぇがその顔をする時はぜってぇ何か良からぬこと考えている顔だ」

 

「いや~、ただモテる男はプレゼントを渡す時もかっこいいなーと思いやして」

 

と言う。

 

「ん、てめぇ、何処から見てたんだ」

 

沖田の言葉を聞き、慌てだす土方。

 

「ここからでさぁ‥‥」

 

といつ買ったのか、沖田の手にはデジタルカメラがあった。

 

「いや~この時の土方さん、マジでかっこよかったですよ」

 

と連写した写真を丁寧に見した。

 

「総悟!!それを今すぐ消せ!!そして、テメェの頭の中もすぐに消しやがれ!!」

 

とブンブンと刀を振り回した

 

「あぶねぇですぜそんなもの振り回すと」

 

「やかましい!!」

 

沖田と土方の鬼ごっこは、この後3時間は続き、近藤が2人を止めた。

 

 

 

・・・・続く

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