【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~   作:ただの名のないジャンプファン

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更新です。


標的28 会いたくないやつにあったらとりあえず顔だけは笑顔

~side銀時~

 

スラム街っぽい所に足を運んだ銀時とダイゴの2人。

 

「おい」

 

そこで、銀時は近くにいたゴロツキに声をかけた。

 

「あぁん!てめぇ何もんだガキ連れてこんな所に何しに来やがった!!」

 

そこにはいかにもワルですみたいな格好の青年達が溜まっていた。

銀時が声をかけるとガラの悪い青年は銀時を睨みつけてくる。

 

「ドルゴ・カールベルトって男を探してんだ。少しでもいいからソイツの事、知らねぇか?」

 

しかし、銀時は全く動じない。

 

「知っていても教えねぇよ。まっ、財布を置いて行ってくれるなら別だけどな」

 

その言葉から下品な笑い声が響いた。

 

「すまねぇな、財布はいつも空なんだ。あんま目立つ事したくねぇ...」

 

「金がねぇんなら話になんねぇな!帰れや!!天パのオッサン!!」

 

この言葉に銀時が反応した。銀時に天パはタブーだ。

銀時は少し歩いて近くの土管に行くと洞爺湖を上げ振り下ろすと、

 

ズガーン!!

 

不良達はこれに驚いた。なんの手品も魔力も無くただの馬鹿力のみで破壊したからだ。

しかも木刀で‥‥

 

「あと二つ言いか?一つは俺の質問に答えるか答えないか、そして人のコンプレックスを簡単に言ってんじゃねえぞ!クソガキ共がぁ!!」

 

因みにこの時ダイゴもいたのだが土管の時になんて人を標的にしたのだろうと思った。

もし、あの時なのはではなく、銀時の財布をすっていたらと思うと、空の財布をすった挙句、自分もあの木刀でのされていたかもしれなかった。

それではあまりにも割に合わない結果だった。

 

「ドルゴ・カールベルトですね、聞いた事有ります。確か結構やばい奴隷商会に属していたんです。今は知らないですがちょくちょく商品にも手を出していたとか」

 

「そうそう」

 

ガラの悪い青年らは銀時のこの行動を見て態度を180度変えて、ドルゴ・カールベルトの事をペラペラと話す。

この答えにダイゴは、

 

「くっ、あのヤロウ‥‥やっぱり‥‥」

 

歯を噛み締めては震えていた。その時

 

「あれもしかして旦那?」

 

気の抜けた声をかけられた。

そしてそこに居たのは見たくもないし、会いたくもなかったあの不良警察の中のドS野郎の...

 

ヒューん

 

ドーン

 

土煙が立ち込めた沖田を確認するや間髪入れずに飛び蹴りが飛んだ。

 

「おっと、危ねぇじゃないですか旦那ぁ~」

 

ヒョイとかわして何時ものペースで話す沖田。

銀時としては何故、異世界であるミッドチルダに沖田が居るのか分からなかったが、一つ言えるのは異世界に来てまで会いたくない奴に出会ってしまった。

それだけだった。

 

「いや~ごめんごめん、何でこんな所にいるのかな?沖田君」

 

(なんでこのドS不良警官が居るんだよ。コイツが居るって事は、ゴリラとニコチンマヨラーも居るんじゃねぇだろうな‥‥)

 

表面上の表情は笑みを浮かべているが、心の中では苦虫を噛み潰したような顔をしている銀時であった。

 

「そのセリフそのままバットで打ち返しますよ」

 

「そのセリフをまたバットで」

 

「そのセリフを「もういい、しつこい!!」」

 

永遠と無限ループする会話を半ば強引に止めたダイゴ。

 

「俺は仕事ですよ、しっかりとバカが馬鹿しないようにとしたらお仕置きしねぇといけねぇですし。」

 

「次元超えてお役所仕事か、精が出んな」

 

「旦那程じゃありやせんよ。で、どうしたんですかそいつ?」

 

と沖田はダイゴを指さした。

 

「身寄りのないガキだよ。とりあえず親父探してんの」

 

「こんな所でもそう言う仕事ですかい?」

 

と少し笑い、

 

「おい、今馬鹿にしなかった」

 

と言うと首を振る。

 

「ま、どうでもいい事ですがこの所、子供の誘拐が目に余っていましてね...あんたらが探している奴かは知りやせんが...それとさっきあっちの方で戦闘音みたいな音がしてやしたよ」

 

と指さす方向はダイゴの家の方だ。

 

「な!?」

 

銀時はすぐに走り出した

 

「それとその商会最近また活動を始めたとか」

 

すれ違いざまに沖田が告げた。

 

 

~sideダイゴとミチルの家~

 

銀時とダイゴが着いた時にはもう遅しで‥‥

 

「ミチル...ミチルーーーー!!」

 

「なのはーー!!」

 

両者叫ぶが返答はないし、なのはとミチルの姿も見当たらない。

余り戦闘痕はないがちょっとした変化はあった。

 

「くそ!くそ!」

 

悔しさのあまり地面を叩きまくるダイゴ

 

「ん?あれは‥‥」

 

銀時が見つけたのはなのはの携帯だった。

そして着信が来ていた。

 

ピッ

 

「あっ、なのは!」

 

電話の相手はフェイトだった。

 

「いや、俺だ。」

 

「銀時!?なのははどうしたの?やっと出たと思ったら」

 

「フェイト、なのはに何があったかは俺も知らねぇがすまねぇ。どうも、なのはは攫われちまったみたいだ」

 

「えっ!?なのはが!?」

 

「あ、ああ‥‥」

 

この言葉にフェイトは今の状況を理解した。そして親友を心配する前にまずは...

 

「銀時、なのはに調べてって頼まれたの、これが少しでもいい状況に転ばれば...ドルゴ・カールベルト自身はそこまでの大物じゃないでもその人が所属している組織が‥‥」

 

「有名な奴隷犯罪者だろ。それは俺も知っている」

 

「どうやって調べたの!?」

 

「そんな事より、それがどこら辺で活動しているかわかるか?」

 

「それは複数の可能性があるの。しかも決定打にかける」

 

「そういう時は場所を絞る。ダイゴここの住所は?」

 

と此処でダイゴに振った。

 

「ミッドチルダ、クラナガン南西地区の第4番地区‥‥」

 

「聞いていたか?」

 

「うん、なら銀時は」

 

とそこからフェイトの指示が入った。

 

 

~sideなのは~

 

日も差し込まない位に広い部屋の床になのはは倒れていたが、

 

「うっ、ウ~ン」

 

目を覚ました。

 

「う、う~...ここは...」

 

なのはの近くにミチルは居た。

ミチルは無事だが自分の方はバリアジャケットのままなのにうまく魔力が練れない。

辺りにはAMFが張られているみたいだ。

 

「え?」

 

「目が覚めたかね?」

 

そこに第三者の声がした。

 

「ここはどこなの?」

 

なのはが警戒しつつその人物に此処が何処なのかを尋ねる。

 

「此処はただの廃墟さ高町なのは」

 

と第三者の人物は此処が何処なのかを説明する。

 

「そして私が「あ、ミチルちゃん!」」

 

自分の隣で縛られているミチルに声をかけた

 

「あの、ちょっと私がーー」

 

また話を遮られて、

 

「起きたか、丁度いい。」

 

「ちょ!先生まで私にも名乗らせて!!」

 

「先生?」

 

「そうだこの方は伝説の殺し屋コードネームシノビ」

 

自分の自己紹介はできないが新たに現れたもう1人人物の紹介はできた。

 

「シノビ...聞いたことがある、管理局の手練れの魔導師や沢山の権力者を殺したっていうでもそれ自体昔の話よ!私自身リンディさんに聞いた程度しか‥‥」

 

リンディ・ハラオウン...管理局員で六課の後継人の1人であり、そしてフェイトの養母でもある。

 

「それは親父だ。おれは名前だけ借りてんだ。それよりお前、今魔法使えねぇだろ?何でだと思う?」

 

「...」

 

「お前を眠らせた時に使用したこの薬、これには魔力と言うよりリンカーコアに麻酔と似た影響を与えてんだ。」

 

「‥‥」

 

てっきりAMFだと思っていたら、別の手段でなのはは魔力を封じられていた。

 

なのはの魔力を封じたタネを言うと此処で何故か少し席を離した。誰かに連絡を入れている様子。

 

「いや~それにしてもいい女だ。少し胸が足りねぇがまた~」

 

と下劣な目でなのはを見ている。

 

「貴方、何でミチルちゃんを狙うの?」

 

「なぜって、そりゃこいつの親父の借金の肩代わりにだな。」

 

「借金‥‥それってどれ位の...」

 

「さぁな」

 

「ふざけてるの!」

 

相手の態度に怒りを向けたなのは。

 

「ふざけてねぇさ、こいつの親父はな、商品を幾つか勝手に持ち去って逃げたんだよ。それの一つにこいつの母親役がいたんだこいつの髪飾りもそうさ、これにも数百万と言う金が発生すんだから」

 

とこいつの見る目は人を見る目ではなかった、本当に物を見ている目だった。

ただ一ついい情報を得たこの子達の親についての‥‥

そしてミチルの目から少し涙がたれていた。その涙は恐怖の涙ではない嬉し涙だった。ミチルは知っていたのだだけど知らないふりをしていたそれは母親が常に言っていたからだ。父さんを恨まないでと

 

だがそんな気も知らないで、

 

「さて、返してもらおうかこの髪飾り」

 

とミチルから強引に髪飾りを奪う。

 

「やめて痛い!」

 

「こんな事で痛がってちゃダメだよ~ミチルちゃん、君はこれからいろんな人の相手をしてもらうんだから~」

 

と臭い息をふきかける。

 

「さいてーね。」

 

「?」

 

「最低よ、貴方、人を物としか見ないその態度、お金にしか目がないその心!!貴方は本当に「ドカ!」」

 

「お姉さん!!」

 

顔を殴られたなのはの今の状態は柱体をロープでぐるぐる巻の状態なので何も出来ない。

ただ、相手を睨む事しか出来ない。

 

「あん、言わせておけば、図に乗るなよこのアマぁ!!商品であるお前達、魔導師は魔法がなければなんの価値も残んないのさ、覚えておけ!!お前を商品にする男の名を「ヒュン!」」

 

ストン!

 

ツー

 

男のそしてなのはの横にはクナイが刺さっていた。

 

「なんつった?それをお前の商品にする、少し話が違うんじゃないのか?」

 

シノビは戻ってきた。

 

「冗談ですよ~先生、ほら私まだ自己紹介してないしできるだけかっこよくしたいなと思って、」

 

「それならいいが、さてと‥ん?何がおかしい?」

 

自分がピンチである筈なのに、なのはは怖がるどころか笑っている。

 

「ふふ、私達に『魔法が無ければ何も無い』って?‥‥あるよ、魔法より凄いものが‥‥」

 

「あん?」

 

「何負け惜しみを言ってんだ?この女?」

 

「とうとう、頭がおかしくなっちまったか?」

 

なのはの言葉の意味を理解していないのか、男達は首を傾げる。

その時、

 

ズドーン!

 

突然、爆発音が響いた。

 

「な、何だ!?」

 

「た、大変だ、襲撃だ!グホォ」

 

何が起こったのかを知らせに来た仲間が突然倒れた。

 

「おい、どうした!?」

 

すると倒れた仲間の後ろには、

 

「どうもーデリバリー地獄(ヘル)の坂田銀時で~す。」

白銀の髪を煌めかせ紅く鋭い眼光が緊張を張り巡らせるその緊張を切るかのようなのんびりとした声だがそこにいるだけで鳥肌の立つ殺気を放つ

 

 

白夜叉見参!!

 

 

・・・・続く




ではまた次回。
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