【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~ 作:ただの名のないジャンプファン
「よぅ、元気か?なのは」
「ミチル何もされてねぇよな!」
銀時の後ろをついてきたダイゴ。
「『元気か?』じゃないよ!遅いよ!!」
「大丈夫だよ」
なのはは銀時に声を荒らげるが、ミチルはダイゴを心配させまいと静かに答えた。
「そいつはすまねぇな。デートは30分前に行くのが流儀なんだが」
「な、何だ!?お前は?」
男達が怯えた顔で銀時に問う。
「何だ?お前は?てか、お前こそ誰だ?」
と銀時は怪訝な顔で男達に問う。
「私、私は「銀さん後ろ!?」」
なのはが叫ぶと同時に銀時は少し左に移動して洞爺湖の柄でクナイを止めた。
「ほう」
「おいおい、物騒だな~まだ自己紹介の途中だろう。」
「別にいらねぇだろ。お前は俺の名前知りたいのか?」
「.....全然」
「ならいいだろ。」
シノビは地面を蹴り銀時に突進してクナイで一刺ししようとしてきた。だが銀時はそれを当然のようによけカウンターを入れようとするがもう片方の手にクナイを持ちそれを止めた。
「ミチルーー!!」
「お、お兄ちゃん。」
目から涙が出てきたが顔は一瞬で笑顔に戻った。
「待っていろ!今...」
キーーン!
「え?」
ダイゴが目をやると銀時とシノビの戦いが激しくなっていた。
「ウオォォ!!」
この2人の戦いがヒートアップしてきていた。
銀時の斬撃を華麗にかわしていくシノビ。
シノビは防戦一方に見えるが、それは相手そして武器の性質上シノビの武器はクナイで、クナイは拳と同じぐらいの間合いや投擲なら協力な武器である。
だが刀や槍といった。間合いの広い武器相手では不利である。
クナイは基本的に相手の間合いに入り込んで至近距離で刺す。または数があるなら遠くから投げる。
銀時は知り合いに忍者やクナイを使う知り合いが大勢いるので、それを知っている。故に投げようと離れれば詰めて攻め、入り込もうとしても入り込めない環境を作り、攻めて行く。
(くっ、こいつ、剣筋が読めない上に速い...速すぎる。!?しまっ!?)
シノビの右手のクナイを上に弾き飛ばして、シノビのその横っ腹に一発入れた。
ズドーン!
「な!?」
誘拐犯は口があんぐりと空いた口が塞がらなくなっていた。
「ふぅ、」
「何てつえぇんだ。」
「銀さん。」
一方、銀時の戦いを見てなのは達も驚いていた。
なのはは1度シグナムとの戦いを見ていたがそれも瞬殺劇だった為にしっかりと見ていない。
だが、その銀時はシノビからまだ目を離さなかった。
「銀さーー」
ヒューん!
キン!
飛んできたクナイを弾いた‥‥だが、
ビヒューン
ブシャ
銀時の左肩から突如、血がふきだした。
「っ!?」
「なっ、クナイは弾いたんじゃねぇのか!?」
「あれは、クナイで出来た傷じゃない。」
「久しぶりだ。実に久しぶりだ‥‥魔力を使うのは‥‥」
シノビは底冷えする様な不気味で冷たい声をはく。
ゴゴゴ‥‥
なのはの肌は震えた。シノビのその魔力を感じて‥‥
その事から、シノビの魔力がとてつもなく強力で強大なモノだと肌で感じた。
(何て魔力、まさか今までリミッターで抑えていたの...?)
ミチルとダイゴもシノビの魔力に当てられて、冷や汗が流れていた。
「ダイゴ、妹を連れてはやく逃げろ。」
「な、あんた、まさかーー」
「自分を犠牲に逃がすつもりか。」
シノビは呆れた表情で銀時を見た。折角魔力を出して本気で殺れると思ったのに、自分が負けると自信喪失したように見えたからだ。だが‥‥
「そんなんじゃねぇよ。...CM後のBパートからは加減できそうにねぇんでな。」
洞爺湖を構え直して、
「こっからはR18指定タイムだ。そこの豚とお前をボコボコにしてやるよ。」
シノビの口角は少し上がる。
「何だろうな。お前からあのホラ吹きと似た感じがする。」
右手のクナイを前に左手を後ろに下げた。
シュン、
(((消えた!?)))
シノビの姿が消えた。全員の目からそう見えた。
ひとりを除いて...
グワァーン!!
激しく風が吹く。二人の獲物がぶつかる衝撃は子供たちには目を開くのがやっとだ。
今度は銀時が守りに入っていた。洞爺湖を使わずにかわす体制になっていた。
その理由は‥‥
「く、」
銀時の頬が少し切れた。
「また、武器には当たってないのに‥‥どうして?」
「ほら、どうした?防戦一方だな?」
シノビの猛攻は止まることなかった。シノビの攻撃は急所をつく攻撃ばかり。流石は暗殺で名がしれただけはある。
だからこそ銀時には読みやすかった。攻めないのはこうげきできないからじゃない。
ガシッ、
ブシュ。
銀時はシノビのクナイを手でそのまま止めた。
「な!?お前...」
「言っただろう。こっからはR18指定タイムだって。」
そのままシノビの右手を自分の方に引っ張りすぐに手首を掴んで。
「ぐっ!」
握りしめる勢いで手に力を入れて、
カラン
クナイを離してしまった。
「つーかまえた。」
銀時がそう言うとまずは左肩からそして腰最後に突きを入れようとしたが
「図に乗るな!」
魔法陣が浮かんで
「暴風圧!」
風の塊が銀時に襲いかかる。
「ぐ、ぐわぁぁ」
手を離してしまい後ろに吹っ飛んだ。
ズガァーン!
壁を壊して隣のビルまで吹っ飛んだ。
「銀さーーん!!」
「風魔手裏剣。」
目に見えたのは手のサイズほど気流が少し歪んでいた。さっきのは、これだった。空いた壁に投げこむ。
「くそ、早くほどけろ。」
ダイゴは、なのはを縛っている縄を外そうとするが変な結びのためになかなか解けない。
「お兄ちゃん、早くしないとあのお兄さんが!」
「わかっている...」
「ダイゴ君、私より今はミチルちゃんを」
「...今あの人を助けられのはあんただけだろ、あんたしかこの状況だはできねぇじゃねぇかよ!」
「ダイゴ君」
「無駄無駄、そいつは今魔力を出せないのさ。」
「は、」
「そいつの魔力は今薬で抑えられてんのさ。」
「なんだって、」
「わかったら大人しく、お前も捕まれ、男だろうがその歳だ、なんでもスポンジのように吸い込んでくれんだろう。それに世の中には男の子にしか欲情出来ない変態もいるんでな‥‥」
とダイゴの方に近寄って来たが、
ドン!
なのはは縛られた状態から足で鳩尾に一発蹴りを入れた。
「魔力なくてもこれぐらいできるよ。」
ドサッ
一発KO
カンカン!
「これ、多分何か特殊なものなのかも」
なのはが自分を縛っているものを分析していた。形状から見てバインドではないまず魔力を全く感じないしだからといって言ってこの包帯みたいなものは何なんだろうか?
~side銀時~
「~~つつ...!?」
何かが飛んでくる見えはしないが音はした為に洞爺湖で弾かずにその場を離れた。
二つ飛んできたがそれ以上の追撃はない
そしてとりあえず距離を見た。
(これ位なら行けるか)
そう思ってから少し下がると猛ダッシュしてジャンプしたそこから窓にライダーキックをして突入した。
パリーン
なのは達は音がした方を見ると、
「よかった、無事だった。」
安堵の表情をしてシノビは、
「凄いな、これでも死なないのか...」
銀時の生命力に感心した。
「は、これぐらいでくたばるかよ。でお前の目的は何なんだ、いつの間にやられてんのか知らねぇがそこのモブの手下ではないしそれにお前...」
「別にそこまでの目的はないが...そうだな強いてゆうなら面白いからだな。あそこのモブのような小さい事で威張るより、あそこのガキ共の親のようにやるのも面白そうだからな。」
とミチルとダイゴを指差す。
「お前!父ちゃんを知っているのか!!」
「あぁ、モブが吠えていた、しそれにお前の親父にも聞いた。お前の親父は裏で拾われ裏を生きてきた。犯罪は生きる為に当たり前、そんな考えを壊したのがお前の母親だ。お前の親父は母親に会ってからだ。奴隷を逃がしたりしたのはそして最後はそいつと駆け落ち、いろんな骨董品をとったのは生活費を稼ぐため...」
この話を聞いたダイゴは驚いた表情をした。自分はずっと親父は碌でもない奴と思っていたからだ。
「う、嘘だ...」
「ほんとさ、だから面白い、人との出会いが人を変えるその面白さを俺も体験しているからわかるんだよ。...あっ、そう言えばお前達に遺言があったな‥‥」
「ちょっと待て、遺言って...」
「そんなもの決まってるだろ、お前の親父はもう死んだんだよ、今頃は海の藻屑じゃないのか?」
「.......」
「お前達の遺言は『しっかりと生きろ』だ。死にゆくヤツに言われたく無いだろうが」
シノビは別に笑ってもなくそして悲しんでもなくただ無表情だ。
「おい、」
振り向きざまにすぐそこに銀時がいた。
「ん?」
ズガーン!
洞爺湖を振り下ろす。
「こいつらの親父の事を教えてくれた事は感謝するが俺の質問に答えてねぇぞ。何であれに従って妹となのはを拉致したかって聞いてんだ。」
「言っただろう?面白いからだ。」
ガン!バン!
銀時の追撃をかわしていく。
「てめぇの都合で、こいつらをきずつけてんじゃねぇ!!。」
グググ
「何で.....」
と、スタ
シノビは後ろに下がり手袋をとり手にまいていた包帯を伸ばして
キュルルル
「ん!?」
すれ違いざまに包帯で柱にくぐりつけた
きゅ!
「グググ」
銀時は抜け出そうと必死に前に行ったが、
「そいつは特殊加工でな、刃物にはめっぽう弱いが力にはとてつもなく強いんだ。...今度は俺からの質問だ。」
「何で戦う。お前はそこまで何の為に?」
「ふ、決まってんだろ、守る為だ。」
「今日知り合ったガキの命をかけて守るほどの価値があるのか?」
「時間なんて関係ねぇよ。そいつは俺の依頼人だからだ。.....ダイゴは妹を守りたい。ミチルは親父の尊厳を守りたい。俺はその想いを守るだけだ!!侍が動くのにこれ以上の理由がいるのかよ。」
「...つまらんな、買いかぶりすぎたようだ結局お前みたいなのは人の為に死ぬ口だろ。なら今死ぬが良い!」
シノビはクナイを銀時の口に向かって投げようとする。
「やめ、やめてくれよ」
か細い声でダイゴが声を出す。
「さらばだ!白夜叉!!」
ダイゴの声は聞こえず無感情にもそのまま投げた。
投げたクナイは銀時の顔に飛んでいき
キン!
つぅー
口から赤い液体が流れた。
「ぎ、銀...さん」
なのはも絶望した顔をした。
ミチルは声も出ないぐらいになっていた。
ダイゴも目を瞑り悔しそうに地面を叩く
だが、
それは次の瞬間希望に変わった。
グワァキン!
「おい、」
「は?」
見るとペッと口から鉄を吐き捨てた銀時。何と銀時はクナイを口で受け止めてそのまま噛み砕いた。
「はぁぁ!!」
なのは達は驚く。
あれを口で受け止めそのまま噛み砕くという神業をしでかしたのと生けていた安堵感で。
「おれの話はまだあるぜ。」
グググ‥‥
ビリ!
ビチ!ビチビチ!
「な!?」
「てめぇ、そのホラ吹きに伝えときな。」
走り出して、
「シコシコ仕込まずに堂々と来やがれコノヤロー!!」
グワァーン!!
ドーン!
パリーン!
シノビはそのまま窓の外へと放り出された。
その後、108部隊が来た。
「てんめぇ!ずっと外にいたんたら突入しやがれ!」
「いや、突入しようにも旦那のせいでタイミング失ったんですよ。」
沖田は悪びれる様子もなく言い放つ。
「ま、こっちはあんたらの要請で調べた様なもんだし、こっちの情報提供料としてそこのモブ共の首でwinwinという事で」
「おい、全然んな気しねぇぞ。」
と沖田と言い争いをしていた。
なのははダイゴとミチルといた。
「.....ミチルちゃんごめんね、わたしがもっとしっかりしとけば...こんな怖い思いは...」
だが、
「うんうん、そんな事ないです。お姉さんは私に怖い思いしないように居てくれた。それだけで.....」
「俺からもすまねぇな、」
「「え?」」
今度は銀時がいつの間にかダイゴとミチルの傍にいた。
「親父に会わせてやれなくて...」
銀時は頭を下げた。
「お前達は今回の事で大き傷を被っただけど...これだけは思っといてくれよ。お前達の親父は誇りに持てるかっこいい親父だ。そいつを失ったがお前達には支えて支えれる関係がまだある...妹には兄が兄には妹がいる。これからもこの
2人はお互いを見合った。
銀時は立ち上がりボソッと
「出来ることなら欲しかったよ。俺もその
やがて、108部隊が駆けつけた後に救護班が来て
「ほら、銀さんも行かないと」
血まみれでいつもの着物もだいぶ汚れてる。
「んあ、別に大丈夫だよ、お前こそ行かなくていいの」
「?何で私が」
「お前、掴まっている時、ピ―――とかピ―――とかやられてないのかよ?」
「なっ!?//////」
銀時のこの言葉でなのはの顔が一気に赤くなり、
「そんなことやられてないよ!!」
と、真っ向から否定した。
「え?そうなのか?お前、お前けっこー可愛いじゃん。アイツら見る目がねぇな‥‥」
「え/////」
「俺ら男から見たらお前はだいぶ可愛い方だと思うぜ。」
「...../////」
銀時のベタ褒めでなのはは無言のまま黙り込んでしまった。
だけど次の瞬間ソレは怒りに変わった。
「まっ、胸はあんま無ェがな。ハハハハハ‥‥」
ブチッ!
「まぁ、そういうのはあんま気に「ドン!」」
と銀時が台詞を全て言い終わる前になのはが銀時に腹パンを決めた。
「グボラァ!!」
銀時は腹を押さえ込み倒れた。
この攻撃が今日一番のダメージとなったのは誰も思いもしなかった。
「あの、なのはさん.....その腕で世界とれる.....ぜ。あう」
昇天。自業自得なり
「全く」
少し目を背けて夕暮れの具合か少し頬が染まっていた。
・・・・続く
ではまた次回。