【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~ 作:ただの名のないジャンプファン
~AM5:00~
辺りには何もなく、何処までの続く暗黒の闇が広がるそこには1人の少女がいた。
少女はひたすら泣きそして‥‥。
「やめて、やめて、やめてぇぇぇ!!」
叫び声をあげていた。
ガバァ
「はぁ、はぁ何や夢か。ってかまだ5時やん。あかん完全に目ぇが覚めてもうた。」
もう夜が明けてきた様な時間帯でカーテンの隙間からちょっとした朝日が差し込まれていた。気が落ち着きただの夢だと認識して彼女は目を覚ます。何故かこんな夢を見た時に限り自分のトラウマを刺激するような事件に遭ってしまう。
~side部隊長室~
「はやてちゃんいる?ってあれ、手紙?」
なのはが部隊長に入ると、はやての姿はなく、デスクの上に一通の手紙が置いてあった。
『皆さんと読んでください。』
・・・・・・・・そう書かれていたので一応皆を呼び、手紙を読むことにした。
『今回この手紙を書いたのは皆さんに伝えたいことがあって書きました。なのはちゃんの様に休みを知らずに働き詰めになったりして、もし体調悪くしたりすると士気にも影響が...そこで皆にも休みというのを覚えて欲しくこの手紙を書きました。...でも、流石にいきなりは無理があると思い私にならい下さい。ということで今日は休みます。』
『PS、近くにに炎真君いたので誘いました。(誘うと書いて無理やりと読む)』
『PSのPS、甘いで、なのはちゃん。私は前ので諦めたと思うな。』
『PSのPSのPSおみやげは何がいいですか?』
『PSのPSのPSのPS、このPSってなんか使いたくなるよね。(笑)』
・・・・・・
はやてからの置手紙を見た後、皆は唖然としていたが、段々思考が戻り、手紙の内容を理解していくと‥‥
「「「「「ふざけんなぁぁぁぁぁ!!」」」」」
六課の隊舎が揺れる程の怒号が飛び出る。
「なんですかこれは!?結局のとこサボりですよね!?」
「何が習うだよ!!ちきショー!あの狸女め!つーかこの文体どっかで見たんだけどPSって使うやつは皆バカばっかだな、コノヤロー!!」
「てか、何で炎真君まで!!」
「おみやげ何かな?ティア~楽しみだよね」
「そこじゃないでしょうバカスバル!!」
「何が甘いよ。だよ帰ったら絶対~(゚皿゚#)」
このように様々な意見‥‥ほとんどがはやてに対する愚痴と怒号が飛び交う。
~sideはやて&炎真~
一方、その問題のはやてと炎真はクラナガンの繁華街に出ていた。
「さぁー!遊ぶで。炎真君」
久しぶりの休みと言う事ではやては生き生きとしていた。だが炎真はあまり気乗りがしていない何故なら
「あの‥やっぱりまずかったんじゃ~」
炎真は未だにはやてが行った行動が問題あるのでは?思いそしてそれをと指摘する。
「何言ってんねん!ここまで来たら楽しまな。」
ちなみに何で炎真は出ていこうとしたはやてを目撃した為にそのまま口封じを兼ねて連れていかれた。
だからこそだろう未だに気乗りせずにはやてを止められなかった罪悪感が彼の良心を蝕んでいるのは
しかしはやては変わらずに
「それに炎真君もこの機会に服とか見るとええ!ツナ君に聞いたで他の男性陣のお下がりやって」
「ん~そうだけど」
炎真の思考に畳み掛ける様に指摘して炎真もまた強く言えない。
「はぁ~あかんな~炎真君。こんな可愛い子と一緒に買い物できるんやから、素直に喜び!!」
もうある意味建前もへったくれもない
(でもみんなに悪いし...)
最後の手段である言葉は出さずに目で訴えようとしてはやての良心に訴えかけようと試みるが全く意味をなさなかった。
「さっ行くで」
はやては炎真の手を引いて繁華街を歩き回る。まだ納得はしていないがどう足掻いても無理なのは理解した。
「まず、ここや」
はやてが炎真を連れてきたお店は服屋‥と言うよりコスプレ衣装専門店に近かった。
「ちょ、はやてさん、流石にここは!!」
「何や?嫌か?」
と何ともは不思議そうにはやては炎真を見た。
「はやてさん。何その目?嫌に決まっているでしょう。一体いつから僕にコスプレの趣味があると思われてたの!?」
「なら炎真君がエスコートしてや場所は私が教えるから」
「はぁ~。」
ということで炎真がエスコートする事になった。『まず服屋に行ったら僕にはもう他にないから一旦戻ってまた考えて出直そう』と要は遠回しに炎真は帰ろうと勧めるが駄々こねられたのでどうするか考えている。もう付き合うしかないな
僕も帰ったら皆に怒られるのを覚悟しよう。
そう決心した。
それから時間が経って
「少し待っていて、僕ジュースでも買ってくるよ。」
「ほんなら私も」
「大丈夫だよ。」
と言い炎真は行った。
それを見送り少し目を閉じたらまた昔の事が
「はぁ、はぁ何や今日はこればっかやな。」
「どうしたの?」
炎真が戻って来た。
「いや、何でもないで。」
と笑顔を浮かべていたはやてだったが額や顔には薄っすら汗があった。
「次にはどっか遊べそうなところ行く?」
「なら、私が案内したる。」
と張り切っていった。まず映画に行ってゲームセンターそして昼食それからボーリングなどにもいった。
‥‥因みにゲームセンターやボーリングこれは炎真がぼろ負けしてはやては笑ってた。
少し間を、開けて、
「炎真君もハイパー化とかせぇへんとなんかイマイチやな」
「あまり言わないでください。」
~side夜~
「ねぇ、はやてさん?‥‥2人っきりになれる場所とかない?」
と炎真が聞いたのではやては赤くなり、
「ふっ、ふっ2人っきり‥‥////」
(どうゆう事やまさか、炎真君、私の事を‥‥//////)
と炎真を見たとうの炎真の頭の上には?マークが浮かんでいたが。
「あっ、ないなら」
「ある、あるよ」
と少し離れた街道を歩いていた。
「ここならいいか‥‥ねぇ、そろそろ出てきてもいいんじゃない。」
炎真は、はやて以外の人物に声をかけた。
「へっ?」
なにを言っているのかわからなかった。
「けっ、やっぱり気づいてやがった。」
ゾロゾロと人が出てきた。
「流石に視線がね。で、僕達に何かな?」
「お前に用はない。あるのは八神はやてお前だ。」
男の1人がはやてをビシッと指さす。
「え?私?」
「闇の書の主‥お前がやった罪は忘れてないよな?」
「っ!?」
「罪?」
炎真は男の言っている事が分からず、首を傾げるが、はやては明らかに動揺している。
「こいつはな、俺達や他の大勢の魔導師から魔力を奪った。自分が助かりたいがためにな!!それなのに管理局に入り、のうのうと生きてやがる。しかも、高給取りなうえにボーナスまで貰っていやがる!!そんなの許せるわけがないだろ!」
「俺の娘は魔力を奪われてその場に放置されてそのまま凍死した!!お前の部下の騎士のせいでな!!」
「ワシの孫は将来を約束された魔導師だったのに、お前の下僕に魔力を奪われ、魔導師としての道を断たれ、自殺した!!」
「だから俺達がかわりに仇をとるんだ!!こいつに死を持って償わせる。」
はやては震えていた。知られた事実や、やはり自分が、
その時炎真がはやての前に手をやって
「確かに僕ははやてさんの過去は知らない。君達が言ったことが事実かもしれない。でも自分が助かりたいだけって言うのは絶対ない!!それは断言出来る!!」
ボゥ
一瞬襲撃者達も驚いたが
「はっ、いい仲間を持ったな。凄く騙されやすくて、お前も随分助かるだろう。ソイツに厄介事を回して自分は常に日の光だけを浴びている」
「ふぅ、」
カッ!
ドゴン!
炎真の周りの地面が剥がれボコと炎真を中心に地面がめり込んだ。それを見た襲撃者達は
「まるで毛を逆立てて威嚇する猫だな。」
犯人はデバイスを起動させて
「よくその犯罪者を守る気になるな。」
「犯罪者...君達は知っているでしょ。はやてさんがどれだけ苦しんでいるか...」
炎真の言葉にはやてが反応する。がその人達はお構い無しに攻撃をしてくる。それを
「今日だって、彼女を一人にした時はやてさんは...うなされていたんだ。」
炎真はそう言うだけで攻撃を躱さなかった。
「っつ!!」
その人達は一瞬動きが止まるが攻撃はやまなかった。
「炎真君!」
何でよけへんの!
「貴様やる気が無いのか、」
「君達と戦う気は無いよ、だって貴方達も被害者だもん。戦う気になれないよ。」
炎真はそう言うがその人達は、
「ならそこをどけ!」
「できない」
「何故だ!!」
「貴方達にもわかってほしい。罪をという闇を背負いながらも必死に貴方達のような犠牲者を出さないように頑張ってるはやてさんの事を...」
この時炎真をグーで思いっきり殴った。
「邪魔をするな!!もう後には引き返せないんだよ!!俺はこの女を」
とナイフを取り出してはやてに向けるだが炎真がそれを受け止めた。
「引き返せるよ。犯罪を犯しても前に進める。今のはやてさんのように!!」
「っつ!!何でお前はそこまで...こいつの肩を持つ、何で俺達にも...」
「僕も理不尽に家族を殺されたからだよ。」
全員一斉に炎真を見る。
「家族を失うのは辛いよ、復讐もしたくなる。でもね、家族は貴方達の大事な人はそんな事を思うの、貴方達が犯罪が後に戻れないと言うなら、貴方達の大事な人達は自分の未来を犠牲にしてまで復讐をしてほしいと思うの...」
私はこの時の炎真君の瞳を忘れられなかった。必死に犯人達に訴えかけている彼の瞳はまるで殺意も怒りもすべてを静かに受け入れる大地のようなそんな瞳をしていた。
「く、うわぁぁぁ」
彼の顔を...彼の瞳を見た犯罪者はナイフやデバイスを落として泣き崩れた。
やがてその人達は騒ぎを聞きつけた局員に逮捕された。だが最後に
「まだ聞いていない。」
「?」
ナイフを持っていたひとが
「何故お前は彼女をそこまで...俺達をここまで」
「僕にとっての『誇り』だからだよ。」
この言葉に犯人もそしてまた私も一斉に炎真を見た。
以前、こんな言葉を残した人がいた。
『誇りだから譲れないんじゃない、譲れないから誇りなのさ。』
「お前の名前は」
「ーーー古里炎真。」
彼は静かに呟いた。
「ありがとう、古里。そしていい仲間を持ったな」
そしてその人達と別れた後に私もある事が聞きたくて仕方がなかった。
周りはすっかり夜。明かりが眩しく灯っていた。そしてそこのベンチではやては座り炎真が
「はい、コーヒー、落ち着けますよ。」
(あれ少し...)
ポツポツと雲はないけど雨が降ってきただけどはやてはそれにも気づかない、それぐらいの量
「ありがと...」
はやてはそう返して炎真からコーヒーを受け取った。
「.....あまり気にしないでくださいよ。」
「え?」
炎真はなんでもありませんとかえす。
「炎真君、なぁ、さっきの言葉の意味聞いてもええか?」
「?」
「炎真君にとって『誇り』ってなんなん、私のことを『誇り』って言ってくれたけど。」
「以前誇りって何なのか語ってくれた親友がいました。その人は自分の譲れないもの...仲間を誇りと言っていました。」
「僕もそれは同じです。仲間は譲れません。でももう一つ譲れないこともあります。それは罪を犯した僕だからこそもう一つあるんです。罪を犯してもどんなに苦しくても、前に進もうとする行動も僕にとっては譲れない。」
はやてを見ながら
「はやてさんは大きな罪を犯しても、その人達の思いを忘れること無く、むきあいながら、必死に頑張ってる。そんなはやてさんだからこそ僕は.....ってはやてさんどうしたんですか!!?」
炎真君の驚きでやっと気づいた。今私は泣いとるんやと
ポロ
一滴流れ落ちるとさらにさらに流れた。前とは明らかに違う。でも泣きやめない。
「あれ?おかしい、何で、何でこんなにも」
悲しくなんてない。痛いわけでもない。ただ、ただ嬉しい...嬉しいだけなんや!!
炎真がナイフを受け止めた時を思い出す。
こんな私の為に体を張ってくれた。
さっきの炎真の言葉が頭から離れない。
こんな私を誇りと思ってくれている。
「えっと、確か、あった!はやてさん。はい、ハンカチです。」
差し出されたハンカチを私は無言で受け取りそして
「ありがとう」
私は赤くなった頬と瞳が恥ずかしいから目を合わそうとしいひんかった。
「いえいえ」
「なぁ、少しお願いがあんねん、」
この時私は少し胸を抑えていた。
「何ですか?」
「今度から私の事、はやてって呼んでくれへん?」
何やろうこのドキドキは初めて感じたかもしれへん。胸が熱くなる。彼を見るとどんどん胸が高まってくる。
「え?別にいいですけど、」
「それから、その馴れ馴れしい思わんといてな、私もエンマって呼んでも...」
少しでも炎真君に...おこがましいかもしれへんけど、でも、でも
私の心はもう...
「別にいいですよ」
だけどまだ炎真は気づいてなかった。
後日、はやては六課の後見人のリンディ提督とレティ提督に襲撃者達に対しては無罪放免を頼むと同時に、自分達が管理局に入った時、説明を受けた闇の書への被害者達へのアフターケアについても尋ねた。
すると、確かにアフターケアはされている筈なのだが、念の為調査をしてみると、その結果、その時の経理部門の一部の局員達が結託して密かに被害者や遺族達に支払われる筈の保証金や遺族年金を横領していた事が発覚し、それらの不正を行った局員達は全員粛清された。
はやてはそれでも自分から動けばこの人達は犯罪に手を染めなかったはずだと思い後日、騎士たちを連れて自分の足で被害者達に謝罪をしに行った。
・・・・続く
今回どうでした?正直炎真の動かしに自身がなく自分としてはかっこよさを追求しすぎて炎真らしくない!と読者も思われたかとまた不満があるのならどんどん言ってください。
ではまた次回。