【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~ 作:ただの名のないジャンプファン
~side沖田&雲雀~
「さぁ、始めようか?」
「へぇ~なかなか面白そうだ。」
まず雲雀から仕掛けてトンファーで打ち込むが沖田はそれを軽くいなした。
「ワォ、意外とやるねぇ、君。」
沖田の動きを見て雲雀が目を輝かせた。
久々の歯ごたえのある獲物に出会えた事が何より嬉しいのだろう。
だが、
「なんだ、お前はその程度か?」
と、まるで期待外れだと言わんばかりの表情の沖田にそう言われて雲雀はムスっとして、
「これならどうだい?」
と言い何か小さいものを離しトンファーで打ち付ける。
沖田はこれを躱したが驚いた事にコンクリートに何かがめり込んでいた。沖田はこれに驚く暇もなく、躱してから飛んできた。
今度は最初のよりも少しでかい。
そして、
ザン!
1つの球態の針が急に伸びる。
それを咄嗟にバランスを崩して躱すが、
「マジかよ!?っと、あぶねぇ!!」
すぐに攻撃してきた雲雀の攻撃は、沖田に2発ほどヒットした。
「グっ!」
「どうした?君の方こそこの程度かい?」
と雲雀が不敵な笑みで沖田に尋ねる。
カチン
「このやろう‥‥」
今度は沖田が不機嫌そうな顔をして雲雀を睨む。
「来なよ」
雲雀が沖田に指をクイクイと振って挑発する。
「上等!」
沖田を雲雀に斬りかかる。
カンカンカンカンキン
2人はとてつもない打ち合いをしていた。
~side土方・ギンガ・近藤~
108部隊では沖田を探していた。
仕事の途中で何処かに行ってしまった様なのだ。
捜索メンバーはギンガ、土方そして近藤の3人だ。
「ったく、あのヤロウ、仕事サボって何処に行きやがった。」
仕事を放り投げて行方不明になった沖田に対して愚痴る土方。
元々沖田は自由奔放な所があり、真選組に居た頃から巡察と名のサボりを良く行っていた。
土方は今回もそう言ったサボりなのだろうと思っていた。
「まぁまぁ、あまり怒らずにトシさん。」
とギンガが土方を宥める。
「そうだぞ、トシ。あまり怒っても仕方がない。それに総悟の事だ。大方、何処かで遊んでいるだけだ。そう心配する事はないだろう。」
近藤もギンガ同様、土方を宥める。
「相変わらず総悟に甘いんだよ!!近藤さんは!!」
「トシさんはいつもピリピリしすぎ何ですよ。もうちょっと肩の力を抜きましょう‥えいっ」
ギンガが少しからかいながら、土方の腕に抱き付く。
「ちょっ、ギンガ!?」
「えへへ」
土方の腕に抱き付き、ギンガは嬉しそうに笑みを浮かべる。
反対に土方は突然ギンガに抱き付かれてあたふたする。
「ったく。」
土方はギンガと近藤から視線を逸らして半ば諦めるように毒づく。
「いや~見れば見るほど恋人に見えますな~御二方~羨ましいぞ、トシ」
近藤は土方とギンガの様子を見てニヤニヤとする。
「いやだ。もう近藤さんたら!!」
ギンガが思わず近藤にツッコミを入れると、ドゴォーンと音と共に近藤が壁にめり込んだ。(笑)
「近藤さーん!!ちょっ、おい、ギンガ!!少しは力加減をしろ!!」
「あっ!!す、すいません!!近藤さん!!大丈夫ですか!?」
と2人は慌ててビルの壁にめり込まれた近藤に謝り。
ビルの壁から近藤を引きずり出した。
コンクリートのビルの壁にめり込んだと言うのに近藤は無傷だった。
「大丈夫だ。激しいツッコミは慣れている。」
と返して土方は「慣れないでほしい。」と頭を抑えた。
何で慣れているかって銀魂ファンならわかってもらえるでしょう‥‥
~sideツナ&フェイト~
「俺が来てもよかったんですか?」
ツナとフェイトは外回りで繁華街から少し離れた所を回っていた。
「いいよ。六課は今、人は足りているし、それに動ける人が多い方がいいでしょう?」
現場に直行するよりも、もし繁華街に何かが起きてもここの方が対処しやすいとの事だ。
「ガウ」
「あっ、ナッツいつの間に?」
急に出てきたナッツはフェイトの胸元に飛び乗った。
「あっ‥‥」
フェイトはナッツを受け止めた
「あっ、す、すいません。コラ!!ナッツ!!」
「いいのよ」
フェイトは微笑みながらナッツを撫でてナッツも
「がう~♪」
満更でもないご様子だ。
「ほっ」
ツナの頭の上に何かが乗ってきた。
「よっ」
「とっ」
「リボーン!?何でお前が居るんだよ!?」
「暇だからな、付いてきたんだ。それよりもナッツの奴、だいぶフェイトに懐いてんな。」
「そうだね、ここまで懐くのってエンマ以来だし。」
「ん?」
「どうしたんだよ、リボーン」
「ツナ、お前感じないのか?」
「え?あっ‥‥」
「?」
「炎‥しかもこれって‥‥」
とツナが呟くと、ツナとリボーンが走り出す。
「え?ツナ!リボーン!2人とも、何処に行くの!?」
突然走り出した2人に対してフェイトも慌ててそれについて行く。
~side雲雀&沖田~
こちらはさらにヒートアップしていた。周りの破壊など気にせずに。
「あんた、なかなか面白いな‥名前何て言うんだ?」
やりあっている最中に沖田に自分の名前を聞かれ雲雀は、
「‥‥勝ったら教えてあげるよ。」
「おもしれぇー!!ハァァ!!」
沖田が大きく振りかぶりそれを右手のトンファーで捉えて左のトンファーで攻撃するが、距離をあけてかわしたが、雲雀のトンファーの後の部分が外れチェーンとなり飛んできた。
これは沖田にとって予想外の攻撃だった。
「ぐふぅっ‥っち、その武器はなんでもありかよ。」
「はぁぁ!」
雲雀が沖田に襲い掛かると、またハイスピードの戦となり、両者の一進一退の攻防で周りの被害が激しく建物も大破していた。
「!?」
沖田に手錠がはめられそのまま引っ張られるそして雲雀のトンファーの先が刃物と変わり突き刺そうとするが沖田は刀を口にくわえて鞘でガードした。
雲雀はそのまま鞘を砕く沖田も手錠を壊した。
「ふん」
そこからまた雲雀がトンファーでの攻撃。躱されたとなるやチェーンを出してその状態から一回転をする。
沖田はそれを飛んで躱して電灯を掴んでそれを軸にして雲雀に飛びかかる。
「はぁぁ!」
ガキーン!
沖田の刀と雲雀のトンファーのぶつかりでさらに地面が凹む沖田は離れるやどこから出したのかバズーカを構えてそれを雲雀に撃つ。
雲雀は増殖させた棘でバズーカをガードして、
「ロール。」
「キュピー」
球針態を増やして、
「ち、目くらましか」
沖田はバズーカを乱発して煙で自分の正確な位置と球針態を隠す。
だが、雲雀は上に飛び球針態に乗りながら空を駆け抜ける煙など眼中に無いようだ。それは沖田も同じようだ。音と直感で雲雀の位置を知り、
「はぁぁぁぁ」
空からの雲雀と地の沖田の武器が交わる.....その時1人の人影が、
「「!!?」」
「やめろ」
「誰だ?」
「小動物」
入ってきたのはツナだ。
「誰だ?お前?」
「邪魔をしないでよ、小動物」
ツナはその場で両者の武器を握っている。
沖田もだいぶ力を入れるが、
(何だ?ガキにしてはだいぶ力がある、それに全く斬れねぇ)
「.....」
雲雀はツナから距離をとる。
「?」
「邪魔するものは何人たりとも潰すよ」
トンファーから刃を出す雲雀。
「そういうこった‥‥怪我したくないなら引っ込んでな」
標的が両者ツナに変わった。
「そこまでだ!!総悟!!剣を引け!!」
この場に響いた男の声を聞き、沖田はピタッっと止まった。
「なんでぃ、近藤さん。邪魔しないでくださいよ。折角、いいところなのに‥‥」
と文句をいいながら近藤を見る。
「いいところってお前周りを見てみろ!!」
土方が沖田に周辺を見る様に言う。
沖田は土方が言ったように周りを見る。
すると、
「あぁ~いつの間に?」
周辺は爆弾テロがあったかのようにボロボロとなっていた。
「『いつの間に?』じゃねぇだろう!!この確信犯!!」
周辺をこんなにボロボロにしたにもかかわらず、ソレを行った片割れである沖田はまるで自覚がなかった。
そんな沖田の態度にキレる土方。
「まぁまぁ、トシさん。それで総悟君そちらの方は?」
ギンガが沖田に雲雀の事を尋ねる。
「名前は知らねぇでさぁ。銃刀法違反で捕まえようとしてたところでぇ。」
「おい、お前名前はなんて言うだ。」
土方が聞いたが。
「そんな事はどうでもいい。」
雲雀はだいぶ機嫌が悪い様子。
「あぁ?どうでもよくない。さっさと名前を教えろ。」
「君は強いの?」
雲雀は今度、土方に噛みつこうとする。
そこへ。
「ちゃおっス、雲雀」
リボーンとフェイトも到着した。
「赤ん坊かい?僕は今虫の居所が悪いんだ。」
「1つ聞きたいんだが、お前どうやってこっちに来たんだ?」
リボーンの言葉にツナも気になっていた。
「君達がまた僕を巻き込んだんじゃ無いのかい?」
雲雀は今までの事からまたツナ達が自分を巻き込んだんじゃないのかと考えた。
しかし、ツナの方としては身に覚えのない事で、実際ミッドに雲雀が居る事に驚いている。
「ねぇツナ。もしかしてその子、ツナの知り合いなの?」
「あっ、この人は雲雀さん、俺と同じ学校の風紀委員です。」
「へぇ~ってことはツナの友達なの?」
フェイトのごく普通の質問に雲雀はツナに対して、
「.....」
無言でトンファーを向けてくる。
「ヒィィ、そんな滅相もない.....でも仲間です。」
この言葉に雲雀もリボーンも少し驚く。
「君少しかわったね」
「え?」
「で?どうすんだ?お前はこれから‥‥」
リボーンの言葉に雲雀は、
「別にここが何処だろうと僕には関係ない。好きにさせてもらう。」
「でも俺達といた方が‥‥」
「うるさい」
そんなやりとり見ていた近藤が
「なら俺達と居ないか?」
近藤の提案に対して雲雀は、
「やだ」
速攻で断る。
そこにすかさず、
「ちょ、何勝手に言ってんだ!」
土方が近藤を止めようとするも近藤は止まらない。
「まぁ待て、別に君の好きなようにすればいいさ、君が1人で居たいのならそれでもいい、だが俺たちの部署に所属という形を残してほしいんだ。」
ここからは声を潜めて、
「それに総悟との決着をつけたいだろう?俺達と来ればいつでもつけられるぞ」
この言葉に雲雀はピクッと反応した。
それにさっきからのこの男そしてV字の男にも今まで感じたことのない強さを感じていた。そこから近藤はツナの方を向き声も戻して、
「それに、ここに所属してれば何時でも連絡がつく君もその方が心配しなくても済むだろう?」
「え?」
近藤はこういった事を踏まえて雲雀を108部隊に誘った。
「ギンガちゃん、この子がうちに来ても問題は無いだろう?」
「はい、沖田君位の実力者が来てくれるのは嬉しい限りです。」
「.....僕の好きにそこの人とも戦っていいの?」
「あぁ」
雲雀はこの返事に、
「いいよ、いてあげる」
108部隊に居る事を了承した。
「んなぁぁぁ!?」
ツナは自分が説得しようとして何だが全くここまで素直に来るとは思ってなかった。
(雲雀さんは、あの人達をそこまで認めたってこと?)
ツナのやる事は一つだ。
「あ、あの」
ツナは恐る恐る近藤に声をかける。
「ん?何だね?」
「雲雀さんの事宜しくお願いします!!」
ツナは頭を下げ近藤は、
「いや気にしなくていい、こちらも自分の利点で動いたんだ。そこまでかしこまらなくてもいい、だから頭をあげなさい」
「はい」
「良かったな、雲雀の事も丸く収まって」
「うん、ほんとに」
リボーンの言葉に頷くツナ。
「うむ、では行こう‥‥えっと‥‥君の名は?」
「‥雲雀‥雲雀恭弥」
こうして雲雀は108部隊、真選組預かりとなった。
~sideウラバナ~
雲雀を連れ108部隊に戻った近藤はゲンヤに事の次第を報告するとゲンヤも雲雀の臨時雇用を認めた。
そして、カルタスとギンガに命じて108部隊隊舎の案内を行っている。
沖田はまた姿が見えず、恐らく何処かで昼寝でもしているのだろう。
そんな中、近藤と土方は108部隊の食堂に居た。
近藤がコーヒーを一口飲み、おもむろに土方に話しかける。
「なぁ、トシ」
「何だい?近藤さん」
「お前、以前よりギンガちゃんと仲良くなってなかったか?」
今日のギンガと土方のやり取りを見て、此処に来たばかりの頃を比較すると確実にギンガと土方の距離は縮まっている。
「ぶ、ゲホゲホ」
吸っていたタバコを灰皿に捨てて咳き込むぐらい驚く土方。
「別にんな変わんねぇよ」
「そうか?」
「あぁ、...この頃はまぁ、仕事の時よく一緒にいるが」
「.....トシ‥‥お前もしかして、ギンガちゃんとやったのか?」
「あぁ?やったって何を?」
近藤の言う『やった』に対してその言葉の意味が理解できないのか首を傾げる土方。
「そりゃお前、男女の信頼を確かにする...アレだ‥‥」
(夜の営みって奴を)
近藤の言葉に対して土方は、
「信頼ぃ?アレ?」
(模擬戦とかの事か?)
「まぁ、週に二、三度は‥‥」
これに過剰に反応する近藤。
「な、週に二、三度だとぉ!?」
(お前達そこまでの関係に発展していたのか!?羨ましいぞ!!トシ!!ギンガちゃんみたいな美人と‥‥でも、俺にはお妙さんと言う将来を決めた女性がいるから、むしろお前とギンガちゃんを応援してやるぞ!!)
「何暑くなってんだよ?近藤さん」
それを聞いた近藤はショックなのか、それともあの土方が1人の女性に対して恋心を抱いたのが嬉しいのか、何なのかよくわからずに固まった。
因みに後日から土方とギンガのカップルがもう100%と言う変な噂が流れこの2人を見る目が少し変わっていたのをこの2人が気づくのはまだは気のことであった。
なお、その間ギンガは女性局員から羨ましがられ、土方は男性局員から闇討ちをうけたり、模擬戦を挑まれる回数が増えたとか‥‥。
・・・・続く
すいません。昨日更新出来なくてこの頃平日より休日の方が忙しく感じるぐらい忙しく
ではまた次回。