【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~   作:ただの名のないジャンプファン

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すいません。一日あけてしまいました。
更新です。


標的59 幾千の言葉より一発の拳

 

 

 

~sideはやて~

 

現在地上本部での待機命令が出ているなのはとはやて。

先程まで堅苦しい部屋に待たされていたのにお茶の一杯、茶菓子すら出んのか!?と怒りに燃えていたはやてが先程と打って変わって、今はご機嫌に菓子を食べていた。

 

「いや~さっすが地上本部や、いい材料つこぅてはるなぁ~それに作るシェフも腕がええから、尚更具材の味が引きたっとる~」

 

「はやてちゃん、もう少し遠慮しようよ‥‥」

 

その遠慮の無さになのはもたじたじである。

 

「なのはちゃんも食べな損する美味さやで」

 

「う~ん」

 

正直に言って、なのはだって食べたい。しかし、ここまで遠慮無く食べている人を前にしたら食欲が無くなるものだ。

 

「はやてちゃんいい加減にしないとさぁ‥‥」

 

これだけは言いたくない、流石に無神経だと思えるがそれでも遅くなってはいけない。だから決意した。

 

 

「太るよ」

 

 

なのはのこの一言で、はやての手の動きピタッと一瞬で止まり、

 

「やっぱり、最近横腹が気になり始めてんや‥‥私、大丈夫かなぁ?なぁなのはちゃん」

 

また先程とは打って変わって今度は泣き始めた。

はやての言う通り、最近はやては主にデスクワーク中心で現場にも訓練にも出ていないので、運動不足となっている。

そのうえ、朝、昼、夜の三食はちゃんと食べているので、最近ちょっと脇腹が気になっていた。

そんな中、大量のお菓子となのはの「太るよ」のこの一言は、はやてに強烈な一撃を与えるのに十分な威力であった。

こんな時に管理局のお偉いさんが来た時どうしよう?

本当に賑やかな人だ。

なのはがそう思っていると、

 

コンコン‥‥

 

部屋のドアがノックされ、

 

「失礼します。...あの‥‥」

 

カローラが部屋に入って来た。

 

「はっ!いや何でもないです、どないしましたん?」

 

はやては一瞬のうちに涙顔から普段の顔に戻り、カローラに応対する。

 

「誠に勝手ながら最高評議会の方々は急用が入り、本日は会見できなくなりました。六課の査察については、『運営に関して問題ない』とおっしゃっていました」 

 

「そうですか」

 

何事も無かったかのように笑顔を浮かべるはやて。

もし、はやてがキレるタイミングが遅かったら、恐らくはやてはカローラに待ちぼうけを食らわされた怒りをぶつけていただろう。

だが、美味しいお菓子のおもてなしで機嫌が直ったはやてはカローラに怒りをぶつける事はなかった。

 

「あの銀さ‥坂田銀時さんは?」

 

なのははカローラに銀時の事を尋ねる。

 

「先に伝えました所、『先に駐車場にて待っている』と仰っていました」

 

「そうですか、ほな、これで失礼します」

 

「ご足労おかけしました」

 

はやてとなのははカローラに一礼し、銀時とシグナムが待つ駐車場へと向かった。

 

そしてシグナムを呼び銀時と合流して、

 

「銀さん、何もされへんかったか?」

 

レジアスに何かされなかったかを尋ねる。

 

「え?あぁ、にしてもあそこのパフェ美味しかったなぁ~」

 

まぁ、待合室であれだけのスイーツを食べていたのだから、何もされていないだろう。

 

「確かに、メッチャ美味しかったわ」

 

銀時同様、別室でお菓子を食べまくっていたはやても銀時に同調する。

 

「んで?お前らの方も何もなかったのか?」

 

「うん、査察の方も今の所問題なしって、後は‥‥」

 

「あっちか」

 

銀時達は、地上本部からの依頼を受けたフェイトとツナの方を心配した。

 

 

~sideツナ~

 

船首の船倉に行くには一度船外から出て船首の入り口から入らなければならない。その途中で、ツナは‥‥

 

(それにしてもあの子達は一体何だったんだろう?)

 

先程、パーティー会場ではぐれていたリコと言う名の少女と彼女の連れのジャンのことを考えながら歩いていた。

 

(あの2人‥‥普通の人とも魔導師とも違う何かを感じた‥‥)

 

ツナはその違和感に似た感覚を普段、身近に感じている様な気がしていたがその違和感をどうしても思い出せない。

そんな中、

 

カッ カッ カッ カッ

 

「な、何?」

 

ツナが船外に出ると突然、自分に向かって幾つものナイフが投擲された。

 

「1つだけ聞くが、お前が沢田綱吉か?」

 

立っていたのは銀髪の長い髪に眼帯をした少女と‥‥

 

「き、君はさっきの!」

 

パーティー会場にて『リコ』と呼ばれた少女が立っていた。

しかも服装は先程、パーティー会場で着ていたドレスではなく、青を基調としたボディースーツだった。

そして、リコの首元には『Ⅻ』隣に立つ銀髪眼帯少女は『Ⅴ』の数字が書かれていた。

 

「先程はどうも、それで私たちの質問に答えなさい‥‥それと私の名前は、ナンバーズ12、ディードと申します。此方は姉のナンバーズ5 チンクです‥‥」

 

リコ‥‥もとい、ディード名乗った少女は無機質な声でツナに尋ねる。

 

「だったらなんだと言うんですか?」

 

ツナは少し声を下げて答えて

 

「私達の目的は貴方とFの遺産であるフェイト・テスタロッサ・ハラオウンの2名‥‥」

 

「っ!?」

 

フェイトの名前が出てツナは、

 

「お前達が何故俺達を狙うか知らないがフェイトに危害を加えるつもりならここで倒す!!」

 

ツナはハイパー化して戦闘態勢を整えた。

 

(雰囲気が変わった!?)

 

(気をつけろ。ディード)

 

2人は念話をしながらツナを警戒した。

 

「はぁ!」

 

グローブに炎が灯り次の瞬間

 

「なっ!」

 

「バカなッ!?」

 

一瞬で2人の目の前にいた。

 

「フン!!」

 

そして2人を吹っ飛ばして、

 

「どうした、お前達の力がこんなものなら拍子抜けだぜ。トレディの方がもっと強いんじゃないのか?」

 

(あいつ!!)

 

ディードはツナの挑発めいた言葉にカッとなり、

 

(落ち着けディード!戦場では冷静さを欠いた者の負けだ!!)

 

(くっ‥‥)

 

チンクに止められ、

 

(ディード、姉が陽動かける。隙ができたら奴を仕留めろ!!最悪手足の1本は切り落としても構わん!!)

 

ディードはチンクの作戦を聞き、一旦考えて、

 

(わかった。)

 

ツナを睨んだ。

 

 

~sideフェイト~

 

一方、船尾の船倉に向かったフェイトの方では‥‥

 

「あ、あなたは!?」

 

フェイトが目にしたのは2人の女性。片方は見た事が無かったが、もうひとりは先程自分に飲み物を渡した女性のバーテンダーだった。

2人の服装はやはり、青を基調としてボディースーツを身に纏っていた。

 

「貴女がFの遺産‥フェイトお嬢様ですね?よけしければ、我々とご同行を願います。」

 

「く!あなた達は何者!」

 

「ナンバーズ7、セッテ。」

 

ピンクの髪をした女性と

 

「同じくナンバーズ8、オットー」

 

茶色の髪の子が、それぞれフェイトに名を名乗る。

 

「ナンバーズ‥‥バルディッシュ」

 

フェイトもバリアジャケットを展開して戦闘態勢をとった。

 

 

~sideツナ~

 

船首では完全にツナが有利に思われたが、

 

「Isツインブレイズ発動。」

 

(ら、ライ○セーバー!?)

 

ディードはビームで出来た刃のようなものから刀の柄から出てツナに襲いかかった。

 

(何なんだ?さっきから感じるこの違和感は?)

 

考えているうちにディードは2本の刀の片方がツナの頬をかすった。

ツナの頬からはツゥーっと血が流れる。

 

「戦いの中で考え事か?随分と余裕だな。ボンゴレ10代目。」

 

「っ!?な、何故それを!?」

 

ツナが聞こうとしている間に2本のナイフが飛んできた。

それをツナはキャッチをして

 

「もう1人いるのを忘れるなそして‥‥」

 

(何だ?)

 

ツナは直感的に危険を感じてナイフを離した。

 

「IS発動!ランブルデトネイター」

 

ドーン!!

 

ナイフが突如爆発した。

もしあのまま手に持っていたら、手がどうなっていたか考えるだけでも恐ろしい。

 

「くっ‥‥」

 

ツナの頬に冷や汗が流れた。

 

 

~sideフェイト~

 

一方のフェイトも苦戦を強いられていた。

 

「Isスローターアームズ」

 

セッテからブーメランのようなものが出てきてフェイトを襲うがフェイトはこれを魔法弾で壊してセッテに近づくが

 

「Is、レイストーム」

そう言うと複数の光線がフェイトを襲うそれをかわしていったがそしたらセッテのブーメランも復活をしてフェイトを襲うがフェイトのスピードはそれを超えた。

 

(私のもツナのように速く的確に...ここ!)

 

攻撃の間にできた隙間から

 

「トライデント...スマッシャー」

 

直線的な魔法弾が二人に向かい

 

ズドーン!!

 

爆発が起きた。

 

 

~sideツナ~

 

「はぁぁー!!」

 

チンクのナイフ攻撃とIS能力、そして、ディードのツインブレイド、この攻撃がツナを追い詰めて行き、

 

「ディード、ソイツから離れろ!!」

 

チンクがディードに離れる様に言うと、ディードはツナから距離をとる。

 

(一体何を考えている?)

 

チンクの行動の意味を理解できないツナ。

だが、答えは直ぐに分かった。

 

「IS発動!ランブルデトネイター」

 

チンクが自身のIS能力を発動させる。

すると、ツナの周りには最初にチンクが投擲したナイフが刺さっていた。

 

「しまっ‥‥」

 

ツナが急いでその場から逃げようとすると、

 

ドカーン!!

 

爆発が起き、ツナはその爆発に巻き込まれた。

 

「‥‥決まった。案外あっけなかったね、チンク姉。」

 

チンクのISが完全にヒットしたのを見てディードががっかりしたように呟く。

 

「ああ。裏社会のボスと聞いていたが所詮は魔力を持たぬ人間‥こんなものか...」

 

「何故俺のことを知っている?」

 

「っ!?」

 

「な、何だと。何故‥‥」

 

「あの程度の攻撃でやられる程、俺はやわじゃない。」

 

「くっ、舐めるな!!」

 

とホコリを払いそしたらディードが刀をツナに振りかざした。

 

「はぁぁ!」

 

だがツナはそれを受け止めディードを自分の元に引っ張り、ディードの首を狙った。だがディードは残っていたもう一方の刀でそれをツナに誘うとした。が

 

「...狙い通りだ。」

 

「何!?」

 

もう一方も受け止めて、

 

「死ぬ気の零地点突破初代エディション」

 

受け止めた刀を凍らせた。

 

「これでお前の武器は無くなった。」

 

ツナはディードを離して

 

「何故!武器を無くなった私を攻撃しない。」

 

「...戦意の無い人を傷つけるつもりは無い、お前も戦う気がないならもう辞めてくれ。」

 

ツナのその言葉を聞きチンクは、

 

「ふざけるな!!これは戦いだ!そのような甘い考えが戦場で通ると思うなよ!!」

 

とまたナイフを投げ得意の爆発をさせようとしたが、

 

「ふっ!」

 

腕を大きく振りグローブから出る炎でシールドをはって

 

バンバンバン!

 

「くっ!」

 

「これがお前の言う戦いか?」

 

「‥何が言いたい。」

 

「お前達からは意思を全く感じない...最初は何かわからなかったが...お前達の意思の無い攻撃など俺には通じない!!」

 

ツナの炎が急に大きく揺らぎ色に深みがました。

 

 

~sideチンク~

 

「私達の意志がないだと‥‥?どういう意味だ!?貴様!!」

 

「‥‥」

 

ツナの言葉に対して、チンクは怒気を含んだ声でツナを睨む。

それはディードも同じで彼女もツナの事を睨んでいる。

元々、感情をほとんど植え付けられないまま稼働したディードであったが、ツナの言葉は理由もなく無性にディードをイライラさせた。

 

「...この世界に来てからいろんな人に会った。」

 

ずっと疲れても練習をするティアナそれに飛びつくスバル、

ツッコミ役である新八にいたずらをして彼と追いかけあっている神楽、

フリードを撫でながらエリオと喋っているキャロ、

何か大きなものを背負い今もたまに悲しい瞳をする銀時、

調理場所で料理とはいえない何かを作っているシャマル、

まだ二十歳前ながらも一部隊を指揮しているはやて、

自分の身が傷つきながらも部下を思うヴィータ、

剣を振りたまに自分にも模擬戦を挑むシグナム、

ふぁ~とあくびをして自分を認識して走ってくる定春、

ずっと夜遅くまで訓練計画を練っているなのは、

いつも優しくにこやかに迎えてくれるフェイト、

 

そして、オレンジの髪で傘を携えた神楽と似た面影を持つあの男の背中も...

 

「黙れ!お前如きに私達の何がわかる!!」

 

チンクとしては稼働した時から自分は人間では無く強力な兵器として生まれ、その存在価値を示す為には常に勝ち続けなければならなかった。

彼女が、かつてゼストと戦い再生治療が可能な筈の右目をそのままにしているのは、自分への諫めだった。

眼前の非魔導士なんかの男に敗北、同情なんてされたら、これまでの稼働年月がすべて無駄となり、自分の存在が否定されている気がしてならなかった。

 

「俺はお前達の事はわからない...だが、迷っているならこれ以上戦おうとしないでくれ...」

 

悲しげな瞳をそして炎の勢いも弱まった。

チンクは苦虫を噛み潰したよう顔でツナを睨んだまま。

その時、

 

(ディード)

 

ディードの下に突然、オットーから念話が届いた。

 

(オットー、どうしたの?)

 

(Fの遺産を捕まえた。)

 

(本当に!?)

 

(あぁ、そっちの状況は?)

 

(ごめん、こっちは正直ちょっと苦戦している...)

 

(なら、僕達のところに呼んで‥‥セッテと一緒に四人でやろう)

 

(...うん)

 

(どうしたの?)

 

(ううん、何も無い...今から行くから‥‥)

 

(うん、待っている‥‥)

 

(‥‥チンク姉様)

 

ディードはオットーとの念話を切り、次にチンクへと念話を繋いだ。

 

 

~sideフェイト~

 

時は少し遡り

 

「くっ、データ通り、確かに速くて強い‥だが‥‥オットー、AMFの濃度を上げて」

 

セッテは声を潜めてオットーにAMFの濃度を高める様に頼む。

 

「わかった。」

 

オットーはAMF発生装置を調節し、AMFの濃度を強めていく。

それはガジェットが発するAMFの濃度を遥かに超えるモノだった。

 

「何!」

 

バルディッシュの機能が低下し、フェイトは体が重く感じた。

 

(AMFのせいで魔力が...)

 

AMFのせいで魔力が下がって行く事に気づいた。

しかし、その時には既に遅く、オットーのIS能力は結界にも使用する事が出来、フェイトは完全にオットーが作り出した空間に閉じ込められた。

戦闘機人達の独自能力であるISは魔法と違う能力であり、AMFの効果を一切受けない。

魔導師によくありがちな体質で、魔法のみに頼り、身体の基本的な訓練をしていない者が多く、フェイトも全く訓練はしていない訳では無いが、戦闘機人と比べて身体機能は余りにも差があり、とても戦闘機人は、ほぼ丸腰状態で勝てる相手では無かった。

 

「くっ‥‥」

 

ガク!

 

セッテとオットー2人相手に格闘戦をやっても勝てる筈も無く、フェイトは膝をついてしまった。

 

「はぁ‥はぁ‥はぁ‥はぁ‥‥」

 

「フッ、だいぶ苦しそうだな?」

 

セッテがフェイトに近づいて、彼女を蹴り飛ばした。

 

「ぐっ」

 

戦闘機人の蹴りをモロに喰らったフェイトは転びながら吹っ飛んでいった。

 

「無様‥あれが管理局のエースの姿なんて‥‥」

 

吹っ飛んで行ったフェイトを見ながら、オットーは呆れながら言う。

 

「オットー、確実にとらえる為、もう少し弱らせよう」

 

とまたブーメランをだして、オットーも無数の弾を出した。

 

「わかった...ISレイストーム!!」

 

「スローターアームズ!!」

 

「くっ‥‥」

 

フェイトのバリアジャケットは彼方此方破れ、身体も出血している箇所が目立つ。

必死に体を起こそうとするフェイトだが、予想以上のダメージで体が言う事をきかない。

2人の攻撃がフェイトに向かった時に、

 

ズガァーン!!

 

壁の一部が爆発し、チンクとディードがやって来た。

そして、2人の後を追うように‥‥

 

シュン!

 

1人の男が割り込んできて、戦闘機人達を思いっきり睨んだ。

 

「やっと来たか?」

 

オットーが男の方を向いて言う。

 

「待っていた。」

 

セッテの言葉に疑問を抱いたツナ

 

「何故俺達を狙う?」

 

「愚問だね。敵である僕らが答えると思う?」

 

オットーが無表情に答える。

そこでフェイトが痛みをこらえながら、上半身を起こす。

 

「う、う...ん、ツ...ナ///」

 

まだ少しぼやけているのか、

 

「気がついたか?フェイト」

 

「うん、...え!?」

 

フェイトの意識がはっきりして今の自分の体制に驚いた。フェイトは今ツナにお姫様抱っこされていた。

 

「え、/////」

 

「大丈夫そうだな。」

 

「.....ごめん。」

 

フェイトは顔を俯かせてツナに突然謝る。

 

「えっ?何が?」

 

「私‥また、ツナの足引っ張っちゃった」

 

バツ悪そうにフェイトは言いツナは、

 

「ふっ、気にするな何度でも、何度でも、君を助けるさ、フェイト」

 

暖かい笑みでフェイトを見た。

 

「ツナ//////」

 

フェイトも赤くなりツナを見た。

 

「さて、そこで少し待っていてくれ」

 

そう言うとフェイトをその場に下ろして、

 

「すぐ終わらせる。」

 

と戦闘機人達の前に歩いて行った。

 

 

「もう用は済んだか?」

 

チンクがツナに尋ねる。

 

「ああ、待たせたな。」

 

ツナは4人の戦闘機人達と向かい合い。

 

「オットー、私とディードが肉弾戦で戦う。」

 

「わかった。」

 

そしてセッテとディードがツナにめがけてパンチをしたがツナはそれを紙一重で避けそしてディードが回し蹴りをして、それを受け止め反撃をしようとするとセッテがまたきたのでディードを離し距離を置く。

 

「オットー!」

 

「チンク姉様」

 

「わかっている!!」

 

「任せろ!!」

 

オットーのレイストームとチンクの投擲の弾を操りながらツナを襲うがツナにはあまり当たらずセッテもスローターアームズを投げて

 

「どうだ!」

 

レイストームとチンクの投擲は炎のシールドでセッテのブーメランは、

 

カチーン!

 

またも零地点突破で凍らせた。それをセッテに投げた。

 

「オットーあの氷から魔力反応は」

 

セッテが、

 

「全く感じない...」

 

そしてセッテがツナに殴りかかり

 

(この人たちも...)

 

ツナはそんな事を思いながら悲しげな瞳をしながら攻撃をかわしていった。

だからこそ、セッテ達をなるべく傷つけずに捕縛しようとした。

 

「それはさせない」

 

オットーがレイストームでツナを拘束した。

 

「何!?」

 

「わからなかったよね...僕のISはこう言う事もできるんだ。」

 

「これで当たる!」

 

「終わりだ」

 

セッテがブーメラン、チンクがナイフをツナにまた投げつけてツナはオットーのレイストームを引きちぎって躱そうとしたが後にフェイトがいるので

 

ズドーン!

 

「当たった」

 

「やったか?」

 

「お前達に加減がいらないのはわかった、ならば、手加減はなしだ!!」

 

「なっ!」

 

「速いっ!?」

 

2人の懐に入って

 

「Xバースト!!」

 

ツナの拳がセッテに当たりそして後ろのオットーとぶつかった。

 

「これで終わりだ、大人しくしてくれ。」

 

その時ナイフを持ったチンクが

 

「!?」

 

(身柄を確保できなくてもコイツのデータだけでもとる)

 

ナイフでツナを襲うがツナはそれをいなして最後に手を受け止め、

 

「まだやるのか!?」

 

(くっ、残念だが、これまでか‥‥)

 

チンクはナイフを投げやすいように持ち替えツナの頬をかすらせ床にナイフを突き刺した。

このナイフも爆発させるのかと思ったツナはチンクと距離をとるが、チンクはナイフを爆発させず、チンクもツナと距離をとる。

 

(ん?なんだ?)

 

「時間切れだ.....今回は潔く負けを認めよう…だが、私達の任務も成功だ‥‥貴様の身柄とFの遺産の確保はあくまでもついでだったからな‥‥」

 

チンクが負け台詞とは思えない意味ありげな台詞を吐く。

 

「?...どういう意味だ?それはっ!?」

 

ツナがチンクの言っている意味が分からず、答える訳はないが、反射的にチンクに尋ねる。

 

「敵にそう簡単に情報を教えると思うか?」

 

「ならば、お前達を捕まえて、情報を聞き出す。」

 

ツナがチンク達の身柄を確保しようと駈け寄るが、一歩間に合わなく、チンクの刺したナイフが眩い光を発する。

 

「ぐっ‥‥」

 

その眩しさにツナとフェイトは思わず目を閉じる。

2人が怯んでいる隙にチンクはディード達と共にその場から去って行った。

 

(くっ、逃げられたか‥‥だが、チンクが言ったあの言葉意味は一体?)

 

ツナはチンクが最後に言った言葉の意味が分からなかった。

ツナ達とチンク達のドンパチがあり、船は大混乱となり、現場にはミッドの『空』、首都防空隊が船に来て、混乱は何とか収まった。

そして、その後、船倉を調査した結果、あるケースからレリックが見つかり、管理局に回収された。

フェイトはセッテ達との戦闘で負った怪我により、少しの間、病院へ入院する事になった。

 

 

 

 

・・・・続く




ではまた次回。
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