干物妹!うまるちゃんの日常   作:若狭東

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挿絵を書いていたら、思ったよりも更新が遅くなりました。申し訳ありません。ついに、挿絵が完成しました。キャラを模写で書きました。下手ですが、挿絵が参考になったら、嬉しいです。目次に貼ってあります。


その15 うまると人生ゲーム

ある日の休日。

 

土間家では

 

こまるが王冠を被りながら、ポテトチップスを持っている。

 

タイヘイはコックになっていた。

 

きりえは「チッカチッカ」と音を鳴らしながら、工事現場の人になっていた。裏の方には、何か霊がいる様子だった。

 

 

 

一方、達生は……

 

 

 

女性になっており、グラビアモデルになっていた。

 

 

 

 

 

今から、2時間前

 

「やった!新記録!!」

 

こまるちゃんが、ファミコンで新記録を出す。こまるちゃんは新記録を出したことにとても嬉しいようだ。

 

「おぉ、いいじゃん」

 

達生はこまるちゃんの新記録に共感して、喜ぶ。

 

駿屋河(するやが)タイムセールでファミコン買って良かったね!」

 

こまるは目を輝かせている。

 

「グラフィックに味がありますね!!」

 

きりえちゃんはファミコンのゲームを見て、思ったことを言う。

 

確かに、ファミコンは他のゲームと違って、絵に味がある。

 

「ファミコンだけの良い所だ」

 

達生はきりえちゃんの意見に同感する。

 

「きりえちゃん、達生くんジュース持ってきたよ」

 

タイヘイさんがジュースを持ってきてくれた。

 

礼言わなきゃ

 

「ありがとうございます。タイヘイさん」

 

達生が言うと

 

一方きりえちゃんは

 

ビクッ 驚いた様子でタイヘイさんの方を向き、

 

「.………………」

 

そのまま少しの間、固まってしまい……テレビ画面の方へ向いた。

 

まだ、きりえちゃんはタイヘイさんに心を開いてないんだろう

 

達生はそう思いながら、きりえちゃんを見ていた。

 

その頃……タイヘイさんは

 

 

うーん。最初は嫌われてるんだと思ったけど、どうも人付き合いが苦手な子なようだ。俺が話しかけるとまったく喋らなくなる。

 

タイヘイさんはジュースを持ちながら、困った顔で考えていた。

 

タイヘイさんも大変だな

 

「きりえちゃん、達生くん、次は一緒に人生ゲームやろうよ!ファミコン版!」

 

こまるちゃんが人生ゲームで遊ぼうと誘ってきた。

 

「人生ゲームかぁ……懐かしいな、面白そう。いいよ」

 

そう、人生ゲームをやったことなんて、達生にとってとっくの昔の事である。小学生頃の時に、人生ゲームをやった経験だけだ。しかも、その時はゲームなどはなく、ボード版だったような気がする。

 

「う……うーん……あの私……見てるだけでいいですよ」

 

きりえちゃんは、恥ずかしそうだ。

 

「えーーいいじゃーん」

 

こまるちゃんはよっぽど、きりえちゃんとやりたいようだ。自分も出来れば、皆で遊びたいと思う。

 

きりえちゃん、そこを何とか…

 

「うま……こまる。あんまり無理言っちゃ……」

 

タイヘイさんはこまるちゃんに注意する。そうだよね。

 

無理に言ったらダメだよね

 

「そっか……」

 

こまるちゃんは寂しそうな表情をしている。その表情を見たきりえちゃんは

 

「やります」

 

こまるちゃんの表情を見て、火がついたようだ。

 

「あれ!?」

 

タイヘイさんは驚いている。

 

あはは…………

 

達生は苦笑いをしていた。

 

 

 

 

 

準備が整うと、こまるちゃんがゲームをスタートする。

 

「じゃあゴールした時に一番お金持ちの人が勝ちね!」

 

スタートボタンを押す。

 

その時、タイヘイさんは何かに気がついた。

 

「……何!?俺もやるのか!?」

 

タイヘイさんはこまるちゃんに聞く。

 

「こういうのは、人数が多い方がいいじゃん。コントローラーはローテーションね」

 

こまるちゃんはタイヘイさんの質問に答える。

 

自分的にも、人数が多い方が楽しいような気がする。何とかして、タイヘイさんにもやってもらわないと

 

「タイヘイさん。たまにはこういうのもいいんじゃないですか?」

 

「まぁたまにはこういうのもありか…」

 

あっさり、タイヘイさんは を出してくれた。

 

「よし!スタートしよう!」

 

画面には、4人の姿が書かれている。アバターのバリエーションが豊富で、4人にすごく似ている。

 

ファミコンでこんなことできるの!?

 

達生はそう思っていると

 

「ファミコンなのにアバターのバリエーションすごいな。似すぎだろ」

 

タイヘイさんも同じことを思っていた様子だった。

 

えーと……役職は

 

 

 

こまる  フリーター

 

たつお  学生

 

きりえ  水泳選手

 

タイヘイ サラリーマン

 

 

 

俺、学生か……微妙

 

 

 

ゲームはスタートし、こまるさんから始まる。

 

「ほい!!」

 

サイコロが回り、出た目は…6

 

〈マンガ家になり一発当てる!「プラス1千万!」〉

 

えっ、いきなり1千万。

 

達生は驚いていると

 

「いきなり一千万!?」

 

「すごいです。師匠!!」

 

2人も、達生と同じように驚いている。

 

「マンガ家は自営業だからヒット作を出せば億万長者を狙えるのです」

 

こまるちゃんはニヤリとしながら、タイヘイさんに向かって言う。

 

「そうなんですね!」

 

きりえちゃんは知らなかったようだった。

 

「そうなんだ。あんまり知らなかったな」

 

達生も、知らなかった。初耳だな

 

タイヘイだけは2人と違うことを思っていた。

 

またwikiで知ったような知識を

 

タイヘイさんはそんなことを思っていた。

 

次はタイヘイさんの番だ。

 

タイヘイはあることを思う。

 

ゲームだろうと俺はまっとうな人生を送らなくては

 

その時

 

〈転職チャンス!!〉

 

画面に表示されたのは……

 

〈  転職チャンス!! 

 

現在の「サラリーマン」から別の

 

職業に転職する事ができます  

 

   →する

 

    しない        〉

 

 

 

長考.…

 

タイヘイさんはすごい悩んでいた。すごい悩んでいるな。きっと現実で思う所があるんではないのだろうか?

 

こまるちゃんときりえちゃんのヒソヒソ話が聞こえてきた。

 

「すごい悩んでますね。師匠」

 

「きっと現実で思う所があるに違いない」

 

この2人も全く同じことを思っていたーー。

 

その事に、達生は少し笑ってしまった。

 

 

 

こまるの人生

 

 

 

マンガ家になった。こまるはヒットを連発!「プラス5千万!」

 

しかし締め切りに耐えられなくなる。「マイナス3千万」

 

無人島を買い自分の王国を作る。「王様」に転職!

 

とりあえずダラダラする。「干物王」に昇格!

 

 

 

 

 

 

 

タイヘイの人生

 

 

 

サラリーマンとして真面目に働く。「プラス5百万」

 

調理師免許を取り弟子入りする。「コック」に転職!

 

独立して自分の店を作る。「プラス1千万!」

 

子供が3人生まれる。「クッキングパパ」に昇格!

 

 

 

 

 

 

 

きりえの人生

 

 

 

水泳選手として日々練習する。「プラス百万!」

 

ついに全国大会で優勝!「プラス1千万!」

 

バナナに転んで怪我をする。「フリーター」に降格!

 

バイトで無理して風邪になる。「体力マイナス100!」

 

 

 

 

 

 

 

たつおの人生

 

学生として真面目に勉強をする。「プラス百万!」

 

大手の大企業に就職する。「プラス2千万!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レアキャラ「性別遊びの小悪魔」出現!!

 

性別を入れ替えさせられる。だが、職業はその基準で、性別にあった職業に転職させられる。

 

.…………え!?

 

性別が女性になる。「グラビアモデル」に転職。

 

慣れない性別と職業に苦戦。「マイナス1千万!」

 

 

 

その時、きりえちゃんに。

 

レアキャラ「貧乏神」出現!!

 

「所持金が0になった!」

 

きりえちゃん以外の3人は思った

 

『すごい不運!!』

 

というか……俺もすごい不運だと思うよ。性別が変わるって何だよ!?

 

意味わかんないよ!!

 

 

 

「.…………」

 

〈タイヘイは自分の店をたたんだ。〉

 

「え!?お兄ちゃん店たたんだら所持金0になっちゃうよ!?」

 

こまるちゃんは驚いた様子でタイヘイさんに聞く。

 

「え?いやぁ、子供も大きくなったからそろそろ閉店かと思って」

 

タイヘイさんはこまるちゃんの疑問に答える。

 

「もーー。これ所持金対決なのにーー」

 

こまるは言うと、タイヘイは

 

「……じゃあ。きりえちゃんと引きわけだな」

 

「! そうだね」

 

きりえちゃんと達生くんは落ち込んでいる。

 

「きりえちゃん!、達生くん!」

 

2人はこまるに振り向く。

 

「まだまだ人生は長いからこっからが勝負だよ!どんどん進もう!」

 

「し……師匠……」

 

きりえちゃんはこまるちゃんに励ましてもらい、元気が出たようだ。

 

「そうだね。元気出たよ」

 

達生も少しは元気が出た。でも、俺の人生どうなるんだ?

 

「!」

 

きりえちゃんは何か思いついた。

 

「.…………」

 

きりえちゃんは黙っている。

 

「あの……あ」

 

恥ずかしながら、きりえちゃんは言う。

 

「あ……ありっ……」

 

その時、きりえちゃんの足がファミコンに

 

 

当たった。

 

コン

 

 

 

デューー

 

テレビの画面が暗くなった。

 

「ぎゃああーーーっ!!す……すいません師匠!!デリケートなファミコンが!!」

 

きりえちゃんは焦っている。

 

3人は

 

「.………….…………」

 

きりえちゃんは必死に直そうと試みている。

 

「ちょっときりえちゃん。貸してみ」

 

達生がきりえちゃんに言う。

 

「は…はい」

 

こういうのは、確か

 

ファミコンの本体をもらうと、本体の電源を切り、ファミコンのカセットにふーーっ と息を吹きかけ、ファミコン本体に差し込み、電源をつける。

 

そうすると、直った。

 

「あ‥ありがとうございます」

 

きりえちゃんは感謝を伝えようとしていた。

 

「……まぁまぁ落ち着いて、」

 

達生は一回落ち着くように言い、また人生ゲームを始めることにした。

 

 

 

数日後

 

タイヘイはある本屋来ていた。手に持っているのは

 

〈料理人ブック〉 

 

料理人か……

 

どうやら、料理人に興味をもったらしい

 

 




挿絵が終わったので、更新スピードが通常に戻ると思います。次回もお楽しみに。
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