干物妹!うまるちゃんの日常   作:若狭東

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その2 こまると達生の出会い 前編

ある日の放課後、達生は部活がなく、ゲームセンターに用事があるので、ゲームセンターに向かう。その用事の内容は、ゲームセンターPLAZAに、小学生からの友達がバイトをしている。その友達が今日発売先着100名のプレミアムつきのスペ4のキャラのフィギュアを取り置きをして頂いてるので、それを買いに行くためにゲームセンターに行く。

 

「早く行こっと、フィギュアが俺を呼んでるぜ」

 

達生は学校から走ってゲームセンターに向かった。

 

 

 

 

 

ゲームセンターPLAZAに到着すると、友達を探し始め、店内を見渡したらレジにいた。

 

「よっ、お久しぶり」

 

友達が俺を見ると

 

「お、達生やん、来るのが早いな」

 

笑顔で友達は迎えてくれました。こいつの笑顔を見ると元気をもらえるよ。

 

「フィギュアのためなら、速攻で来るよ」

 

あ…俺もうオタクじゃん。まぁ今更いいや。

 

「達生。もうガチ勢やんか」

 

といろんな笑い話で盛り上がりました。盛り上がりすぎり、店長に注意されてしまった。他の客にじろっと見られていたが、その時は気がつかなかった。

 

「で、本題の例の商品2つを」

 

「わかりました。少々お待ちください。」

 

仕事とお喋りのけじめはきっちりしているようだ。

 

まだかな、まだかなと待っていること1分ほど……

 

「ご用意できました。合計で6420円になります」

 

財布を出して、諭吉さんを召喚した。

 

「おつりは3580円です」

 

「はーい。ありがとうね」

 

礼を言うと 

 

「またのご利用お待ちします。」

 

 

多分またお世話になるかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰る途中に問題はおきた。

 

たまたま前に海老名さんとうまるさんが歩いていた。2人とも会話をしながら歩いている。2人ともこんなに仲いいんだと改めて知った。

 

その時、うまるさんのバックからピンク色の消しゴムが通学路に落ちた。2人とも、落ちたことに気がついてない。

 

落ちたことに気がついた俺は2つの選択肢に迷っていた。

 

 

 

ある選択肢とは、見て見ぬふりをするかということ。極力他人の問題事には絡みたくない性格なのである。話したことがある人なら、拾って渡せる。だが、2人とも喋ったことがない。しかも、うまるさんには前のスト4の見られてしまったかもしれない件もある。

 

しかし、人として拾うのが礼儀なのではないのだろうか

 

ここで拾わなかったら、俺はただの悪人のような存在になってしまう。

 

究極の選択に陥ってしまった俺は歩くのをやめて、その場で考えた。運が悪く、その場にいたのは

 

俺だけ……

 

うーん。どっちがいいんだ

 

悪人になるか、俺にとっての面倒ごとに手を出すか

 

悩んで、悩んだ末……俺が出した結論は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

消しゴムを拾った。

 

流石に悪人になりたくはない。だが、消しゴムを拾った時には、2人との距離が大きくなっていた。悩んでいる時に、距離が広がってしまったのだ。

 

気づかれないように声をかけるチャンスを伺っていると

 

「それじゃまたね。海老名ちゃん!」

 

「またね。うまるちゃん!」

 

海老名さんは1階に、うまるさんは2階に行ってしまった。

 

あぁ…なんてことだ。

 

渡すには家に行かないとならないパターンか。明日の学校で渡す選択もあるが、あんまり女子の私物を持つことに違和感を感じる

 

アパートの2階に上り、うまるさんが入った部屋の前にたどり着いた。

 

ピンポン押すのに、勇気がいるとか言っている場合ではない。

 

 

 

ピンポーーーン

 

 

 

 

 

ガチャーン

 

「お兄ちゃん、おいすーっ!!ねぇ今日の夕飯……」

 

 

 

 

 

 

 

うん?

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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