ある日の放課後、達生は部活がなく、ゲームセンターに用事があるので、ゲームセンターに向かう。その用事の内容は、ゲームセンターPLAZAに、小学生からの友達がバイトをしている。その友達が今日発売先着100名のプレミアムつきのスペ4のキャラのフィギュアを取り置きをして頂いてるので、それを買いに行くためにゲームセンターに行く。
「早く行こっと、フィギュアが俺を呼んでるぜ」
達生は学校から走ってゲームセンターに向かった。
ゲームセンターPLAZAに到着すると、友達を探し始め、店内を見渡したらレジにいた。
「よっ、お久しぶり」
友達が俺を見ると
「お、達生やん、来るのが早いな」
笑顔で友達は迎えてくれました。こいつの笑顔を見ると元気をもらえるよ。
「フィギュアのためなら、速攻で来るよ」
あ…俺もうオタクじゃん。まぁ今更いいや。
「達生。もうガチ勢やんか」
といろんな笑い話で盛り上がりました。盛り上がりすぎり、店長に注意されてしまった。他の客にじろっと見られていたが、その時は気がつかなかった。
「で、本題の例の商品2つを」
「わかりました。少々お待ちください。」
仕事とお喋りのけじめはきっちりしているようだ。
まだかな、まだかなと待っていること1分ほど……
「ご用意できました。合計で6420円になります」
財布を出して、諭吉さんを召喚した。
「おつりは3580円です」
「はーい。ありがとうね」
礼を言うと
「またのご利用お待ちします。」
多分またお世話になるかな
家に帰る途中に問題はおきた。
たまたま前に海老名さんとうまるさんが歩いていた。2人とも会話をしながら歩いている。2人ともこんなに仲いいんだと改めて知った。
その時、うまるさんのバックからピンク色の消しゴムが通学路に落ちた。2人とも、落ちたことに気がついてない。
落ちたことに気がついた俺は2つの選択肢に迷っていた。
ある選択肢とは、見て見ぬふりをするかということ。極力他人の問題事には絡みたくない性格なのである。話したことがある人なら、拾って渡せる。だが、2人とも喋ったことがない。しかも、うまるさんには前のスト4の見られてしまったかもしれない件もある。
しかし、人として拾うのが礼儀なのではないのだろうか
ここで拾わなかったら、俺はただの悪人のような存在になってしまう。
究極の選択に陥ってしまった俺は歩くのをやめて、その場で考えた。運が悪く、その場にいたのは
俺だけ……
うーん。どっちがいいんだ
悪人になるか、俺にとっての面倒ごとに手を出すか
悩んで、悩んだ末……俺が出した結論は
消しゴムを拾った。
流石に悪人になりたくはない。だが、消しゴムを拾った時には、2人との距離が大きくなっていた。悩んでいる時に、距離が広がってしまったのだ。
気づかれないように声をかけるチャンスを伺っていると
「それじゃまたね。海老名ちゃん!」
「またね。うまるちゃん!」
海老名さんは1階に、うまるさんは2階に行ってしまった。
あぁ…なんてことだ。
渡すには家に行かないとならないパターンか。明日の学校で渡す選択もあるが、あんまり女子の私物を持つことに違和感を感じる
アパートの2階に上り、うまるさんが入った部屋の前にたどり着いた。
ピンポン押すのに、勇気がいるとか言っている場合ではない。
ピンポーーーン
ガチャーン
「お兄ちゃん、おいすーっ!!ねぇ今日の夕飯……」
うん?
続く