干物妹!うまるちゃんの日常   作:若狭東

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リアルが落ち着いたので、連載をスタートします。ですが、久しぶりに書くため、以前よりももっと駄文になっているかもしれないです。少しでも上手くなれるように、これから頑張りますので、これからもよろしくお願いします。


その50 達生とクリスマス 2

12月24日

 

シルフィンの家

 

現在、うまるちゃんは笑顔のまま固まっていた。

 

「U・M・Rさんはゲーム大会の王者なんですのよ!!すごくかっこいいんですのよ!」

 

「外国の男の人?」

 

海老名ちゃんがシルフィンさんに聞く。

 

そりゃ、U・M・Rって名前はコードネームであって、コードネームのことを知らない海老名ちゃんにとっては外国の男の人と思うのが当然だろう。

 

「U・M・Rさんは何もかもが不明なんですわ~!もしかしたら、宇宙人かもしれませんわ!」

 

「ぶっ……」

 

俺は吹いてしまった。まだ、飲み物を飲む前で良かった。飲み物を飲んでいる途中だったら、間違いなく水しぶきが出ていただろう。

 

俺は隣にいるうまるちゃんの表情を見たいと思い、見て見ると

 

うまるちゃんは飲み物を飲んでいるが、手が震えており、コップも震えている。ガタガタガタ……と効果音を付けてもいいぐらい、震えていた。

 

表情も青ざめたような表情になっていた。

 

うーん。大丈夫だろうか?

 

この時に「わっ!」と驚かしたら、面白いことになるだろう。だが、そんなことをしたら、今後、一生口を聞いてくれないようなことになるかもしれないので、俺はやめておくことにした。

 

俺はうまるちゃんの耳元でささやく。

 

「うまるちゃん。大丈夫?」

 

「おかしいなぁ……。今日って会う約束してないんはずなんだけど……」

 

うまるちゃんは俺に独り言のような、なおかつヘルプを要請しているようなことを言うが、俺にどうしろと?

 

「今日こうしてみなさんと遊んでいるのも……全てはU・M・Rさんのおかげですの。ワタクシ……日本に来てから友達があまりいなくて……学校に入学してからも友達が増えないままでしたの」

 

シルフィンさんは語りだした。俺とうまるちゃんを除いた、海老名ちゃんときりえちゃんは真剣に話を聞いている。

 

うまるちゃんは現在進行形で…どうしようか……と考えているようだ。

 

「でも日本では「勝負して勝ったら仲間になる」という風習があることに驚きましたの。そのことを見習って、うまるさんと仲良くなりたくて、学校で勝負を挑んでたんですの」

 

うん?「勝負して勝ったら仲間になる」?

 

まぁ、軽く流しておこう。

 

「でもU・M・Rさんが教えてくれましたわ。「勝って仲間にするんじゃなく一緒に楽しんで仲間になるんだ。そしてその力が未来へ繋がる可能性を秘めたThe DREAMなんだ」って…」

 

そんなことをうまるちゃんは言ったんだ。

 

俺は少し笑いながらも隣のうまるちゃんを見るが、目を大きく見開いて何か驚いている様子だ。

 

もしかして、シルフィンさん話を盛ってる?

 

それから、シルフィンさんはケーキを食べながら、U・M・Rとの出会いや、今までのU・M・Rとの思い出を俺たちに話した。明らかにうまるちゃんが言わなさそうなことも言っていたので、話を盛ってるような気もするが、これも流しておくことにしよう。

 

 

 

 

 

「スヤァ……zzz」

 

そして……寝た。

 

「起こさない方がいいよね……?」

 

海老名ちゃんがシルフィンさんの顔を見ながら、小声でシルフィンさんを除いた人に言う。

 

「きっと疲れてたんだね……」

 

豪華なこの部屋の飾り付けを見る限り、用意を夜まで一人でやったに違いない。

 

俺は部屋にあった毛布をシルフィンさんに掛けて、4人はシルフィンさんの家を出た。家を出て、3人は立ち話をしている。そんな中、俺はある重大なことに気がつく。それは……

 

女の子だけでこんな夜道に歩かせたらマズイということだった。何を言っているのだ?と思う人もいると思うが、現状を説明すると、きりえちゃんの帰る道に対して、うまるちゃん、海老名ちゃんの帰るアパートの道は逆だった。

 

何で俺がきりえちゃんの家の方向を知っているかって?

 

同じ部活の人間として知らないことはない。ということにしておいてくれ。

 

この状況、ギャルゲーの選択肢で例えるなら

 

1.『海老名ちゃん、うまるちゃんを見送る』

 

2.『きりえちゃんを見送る』

 

3.『……?笑?』

 

4.『シルフィン宅に戻る?』

 

さて、どうするか……

 

まず、3と4は却下だ。4は何故、自宅に帰ろうとしている所をシルフィン宅に戻らなければならないんだ?意味がわからなさすぎる。

それを言ったら、3も意味不。

残る選択肢は1と2のみ。

女の子2人だけでも、帰れるかなと一瞬思ったが、それはそれで何か差別しているような気がする。

 

どうしようか、必死に考えていると

 

「おっ、きりえじゃねぇか?」

 

俺を今の悩みから救ってくれそうな、天使?的な人が現れたのだった。

 

 

 

 




これから毎週の土日のどっちかに投稿できるように頑張ろうと思います。
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