巨大な農場、牧場、河川を所有し、
周辺国家へ食料品や、
鋼鉄武器の輸出で成り立っている、貿易国家だ、
エフェメールとは、古くからの付き合いで、
海産物と、葉物野菜などの、物物交換が、
今でも有効な付き合いをしている。
▽
傷つき、フラフラの一行の目に、
目指していた、
ムスクス公益国の壁門が見えて来る。
『ぉぉおおっ!!見えたぞ!!
ムスクス公益国だ!!着いたんだ!!』
「ぉ~・・・着いたぁ。」
『やりましたよ!!
貴方のおかげです!!
是非とも名前をお教えください!!
あの激!!感動いたしました!!』
「なまえ?
えっと、さ・・・砕月だ。」
『皆の者!!
このサイゲツ殿が
我々エフェメール軍を率いて、
帝国軍を迎え撃ち!!
敵の大将を討ち取ったのだ!!
ここに宣言しよう!!
サイゲツ殿こそ!!
英雄の中の英雄だぁあああ!!!』
あぁ・・・うるさいなぁ・・・
だれが・・・えいゆう?おれ?まさか・・・
『サイゲツ殿っ!?』
そのまま俺は気を失い、
気が付けば何処かのベットに寝かされていた。
▽
「ぁ~・・・。」
(気を失うって、
寝る感じと一緒なんだなぁ)
あぁ、そうだ、人、
殺したんだよなぁ。
切った時の感触が・・・!?
「ぐっ!?」
ベットから飛び上がり、
目に付いたバケツに、
ありったけ吐き出した。
「げほっ!?げほっ!?」
う゛ぇ゛~・・・きっつ・・・。
「う゛~・・・っ!?」
ぜんぜん食べてないから
胃液しかでねぇ・・・。
こんこんこん
誰だろう?
「ど~ぞ・・・。」
『入るぞ・・・っ!?大丈夫かっ!?』
え?誰?
女の人に知り合いなんていませんよ?
「・・・だれ?」
『ん?あ、あぁ、私だ、
ほら、
君に兵力の残数を教えたりしたじゃないか。』
え~・・・って事は、
ド定番の、
隊長さんは女の子でしたパターンですか・・・、
うぇ~・・・一番嫌なパターンじゃん。
『ぅ~、覚えてないのか?』
うげぇ~・・・
垂れ耳が更に垂れ下がって・・・え?
「垂れ耳・・・犬耳?」
『ん?耳がどうかしたのか?』
「は?へ?ケモ耳・・・まじで!?」
『急に元気になったな、
よかった、差し入れを持ってきたんだ。』
あぁ・・・腹減ってたんだっけ・・・、
てか、パンとかだよな?
『ほら、生肉と、堅(かた)パン、
それにバターだ、うまいぞ♪』
「ぉ・・・おぅ。」
だぁ~っ!?慣れねぇええ!!
つか、
ぜってぇ慣れる訳がねぇ!!
傾けながらウィンクとか、
むりだろぉぉおおっ!!
『ほら、食え♪』
「はいはい。」
さて、
見た目はフランスパン・・・ぽい、
てか、そのものだな、
生肉・・・腹壊さねぇよな?
○露丸とか、ねえからなぁ・・・。
がりっ!
「かってぇ~。」
流石は生食鈍器、
本場フランス産顔負け並みの硬さだ、
やっぱ、日本のやらかいパン、
食いたいなぁ。
がりっ!がりっ!がりがりがりがり・・・。
「硬いけど、美味いな?」
『だろだろ♪
この噛みごたえが堪らないんだ♪
それにこの生肉はな?
魚の骨を砕いて、
練り餌に混ぜて
育てた牛の肉なんだぞ♪』
牛?ホルスタイン?
あ、フラグだ、
小説を読みあさりすぎたせいで、
この先がある程度予想でき・・た、
けど!!
なんか、扉から覗いてるぅうっ!?
「あ、あの、
扉にいる奴は誰だろうか?」
こういう時は、
こっちから仕掛ける方がマシ、
のような、気がする。
『なに?誰だ?扉を開けろ。』
あぁ、戦闘モードって奴ですね?
犬耳だから、闘犬かな?
でも、こんなぺたんこ耳は。
『わ・・・私です、姉様。』
ぉ~、年齢は12~16歳程度だろうか?
いわゆる成長期の僅かな期間の初々しい時、
やめよう、この考えは不味い、非常に不味い。
「妹さんか、
お姉さんとは違った雰囲気だ・・・あ゛っ。」
しまったーーーーっ!?
つい言っちゃったーーーーっ!?
『え?本当ですかっ!?』
あれ?
『へ~、意外、はっきり言うなんて。』
え゛~・・・お前のほうが意外だよ!!
いきなりフランクに話しやがって!!
「そうかね?」
『そうよ?まず、私たちは“双子なの”』
へー、双子・・・双子?
「あぁ~、なるほど。」
言われて気づくけど、
確かに耳はほぼ一緒、
まぁ、男で2局選択迫られた場合、
いろいろ困るだろう、貧乳派と巨乳派、
今回は、姉が巨乳、妹が貧乳、
だが、あえて俺はその中間が好きだと言おう。
『なによ?双子じゃいけないの?』
『姉さん!』
「え?そうじゃないって、
二人共綺麗だなぁって。」
さぁ、修羅場へいざ!!
あれ?
『き・・・きれい?』
『わわ・・・わたしたちが?』
「あ、あぁ、あくまで、俺の主観だ!!
俺の!な!!」
くっそぉ~っ!?これも地雷かよ~っ!?
「まぁ、お前らの一族とか、
知らないから言うけど、
俺には綺麗に見える、
それは嘘じゃない!
それに、垂れ耳は
かなりのチャームポイントだと俺は思う!!
服装も無理に着飾らない、
素材を生かした着こなしだと思う!!
それに、顔立ち!!
ここまで整った顔立ちは初めて見る!!
どう見繕っても、
俺の故郷では美少女の部類だ!!
間違いない!!」
ぁ~・・・つい、勢いに任せて・・・、
ヤバイ、このあと、
もう一人か二人現れて、
余計にこじれる、
ぜぅったい!!こじれる!!