リンネ・ベルリネッタとミウラ・リナルディは一人の戦士に悪戦苦闘、それ以上の傷だらけにされていた。
「おらおらそんなもんかよ!」
リンネは走り出し拳を振るうも、戦士は拳を避けて瞬時にエネルギーを拳に回した。そのエネルギーは戦士と同じ紫の光を纏った。
「ライダーパンチ!」
エネルギーの込められた拳はリンネの腹へと打ち込まれた。
「この人・・・強い!」
[ディフェンド・プリーズ]
リンネは魔力を込めた光弾を幾つも放つが、戦士は音とともに魔法陣を自分の手元に開き、リンネの何発もの光弾を防いだ。その土煙が晴れた瞬間、ミウラが一撃の蹴りを入れた。
「ちっ!!」
戦士が勢いよく蹴り足を回すも、ミウラは不安定な状態で後ろへと回転し攻撃を避けた。
「リンネさん!下がって。」
「ミウラさん・・・。」
ミウラはリンネの前に立ち自らの構えを取った。
「行くよ・・・スターセイバー。」
[Yes.]
ミウラの声にこたえるように周囲を魔法陣が開き、ミウラの脚部、腕の鎧が光をみせた。
「抜剣。」
戦士は相手の形態の変化を見たからか構えを変え、まるで守りに徹するような動きを見せた。
「抜剣!空牙!!」
ミウラの収束させた魔力の一撃で戦士は少々仰け反ったものの、瞬時に体勢を立て直した。
「この・・・程度で!!」
戦士は武器である信号のような斧を召喚し、ミウラの横腹へと打撃を叩き込んだ。
「っ!!」
「ミウラさん!!」
ミウラは吹き飛ばされ倒れこんだ。ミウラがそこから立ち上がることはなかった。
「ほぉ・・・。肋がやられてたわけかぁ・・・。」
戦士はミウラへと近づいてく。その前にリンネが立ち塞いだ。
「大丈夫だ・・・。お前も同じところに送ってやるよ。」
[フルスロットル!チェイサー!]
戦士は斧をリンネへと振りかざした。リンネはそれを防ごうとして手を伸ばす。
[ヒッサーツ!フルスロットル!トライドロン!]
もう一人現れた戦士の強力な一撃は戦士の斧ごと吹き飛ばし、戦士は吹き飛び倒れていく。
「泊・・・進ノ介!」
「久しぶりだな・・・ガンバライダークロス。いや、柳リョウヘイ。」
リンネと共にフーカは膝を落とした。嘘だと信じたい。あの頃の優しさはひとかけらもなかった。
「どうして・・・?」
「何でじゃ・・・何でなんじゃ!!」
フーカはクロスに殴り掛かるも、クロスはフーカの攻撃を避け、フーカを蹴り飛ばした。
「テメェらみたいにクズの生き方は飽きたんでなぁ。」
「何で・・・何でなの!!」
リンネも同じく殴り掛かるも、クロスは片手に炎をともしリンネの拳へとぶつけた。リンネとクロスは同時に後ろへと吹き飛び同時に立ち上がった。
「ここは俺が引き受ける!みんなは一回退け!」
進ノ介の言葉にノーヴェは倒れたミウラを担いだ。
「皆!行くぞ!」
うなだれる様にフーカとリンネは立ち上がり、走ってノーヴェの後を追った。
「待て!」
向かおうとするクロスをドライブは力いっぱい殴り飛ばした。
「お前の相手は・・・この俺だ!」
「分かってねぇなぁ!!」
二人は同時に蹴りをぶつけた。
「俺たちはガンバライダー。つまりお前「ドライブ」を含む仮面ライダーは完璧に対策してんだよ!」
ドライブとクロスは同時に退くもドライブは武器であるハンドル剣を取り出し、斧を防いだ。
「お前がシンゴウアックスを・・・使うな!」
ドライブは弾き返し、クロスの腹にハンドル剣を直撃させた。
「進ノ介!このままでは・・・。」
進ノ介のベルトであるクリム・スタイン・ベルトは進ノ介にそういうと、進ノ介は舌打ちをしてクロスの攻撃を避けていく。
「お前に用事はないんだよ!じゃあな!」
クロスは高速移動を使い、逃げていく。追おうとするも、クリムはそれを止める。
「何でだよ!」
進ノ介はクリムへと問いかける。
「今彼を追っても勝てはしないだろう。」
進ノ介は変身を解いて、空を眺めた。かつての仲間がなぜ・・・。彼はどうしても靄が残った。
ナカジマジムに戻ったフーカたちは練習場の一隅、普段競技選手たちがいる練習場にいた。
「どうして・・・リョウヘイが。」
フーカとリンネはベンチに座り、同じ競技選手であるリオ・ウェズリーとコロナ・ティムル、そして高町ヴィヴィオの練習風景を見ていた。
「練習してるか?」
そこに入ってきたのはノーヴェだった。全員ノーヴェの元へと集まっていく。
「ミウラさんは・・・。」
ノーヴェは頭を掻きむしり、一息整えた。
「今は何とも言えない。今は心肺に問題はないけど・・・。」
「私の・・・せいです。」
リンネは拳を強く握った。
「リンネさん・・・。」
コロナはリンネの顔色を窺った。
「確かにミウラのやられた部分はお前が折った部分と同じだ。」
「じゃが、リンネは何も悪くない。大丈夫じゃ。」
ノーヴェとフーカの言葉にリンネは小さく頷いて顔を上げた。
「そういうことだ。」
進ノ介は階段を下りてそう言った。彼の前にはアインハルトとナカジマジムのバイトリーダーであるユミナ・アンクレイヴもいた。
「警察の・・・人?」
リオが少し不思議そうな表情を浮かべると、進ノ介は首を縦に振った。
「ごめんなさい。警察の方って言われると私もどうしようもなくて。」
ユミナが謝るとノーヴェとアインハルトがそれを止めた。
「この方は先ほど会長に会ってますので大丈夫ですよ。」
ホッと息をついた。ユミナを見て進ノ介は話し出した。
「皆には訳を話す。」
「こうなった理由も含めてね。」
クリムと進ノ介がそういうと、ヴィヴィオたちは驚きを隠せなかった。
「ベルトが喋った!!?」
進ノ介は頭を抱えて、彼女たちのデバイスシステムをツッコもうとした時だった。
「君たちのデバイスも喋るだろうに、驚くことはないだろう。」
おいおい、ベルトさんがそれいっても説得力ないだろ。進ノ介はそう心で思うも、自分から話を切り出したのだった。
ユミナ「今回バトル描写ありましたね。」
作者「まぁ、ミウラが原作とずれが置きそうではあるけどね(ViVid Strike!現在6話)」
ユミナ「原作がどうかも分からず何でドキドキですね♪」
作者「怖いとしか思えないようん。」
ユミナ「そこは向こうの方に期待です!」
作者「変な期待になってないそれ?」
ユミナ「大丈夫ですよ~。では来週もお楽しみに!」
作者「えっ?週一更新は聞いてないよ???????」