マインドクラッシュは勘弁な!   作:あぱしー

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前回のあらすじ
ツバインシュタイン博士「イヤッッホォォォオオォオウ!!」

デュエルマッスル(心)を鍛えるぜ!!





第44話 『君の栄光を』『なかったことにした!』

 

 双六の店にて城之内は双六と共にカードと睨み合っている。

 

「このカードは――」

 

「いや待つんじゃ、それなら――」

 

 そんな2人の様子を新しく入荷したゲームに興じながら遊戯と話す杏子。

 

 そして杏子が振ったダイスの絵柄を見つつ、遊戯に問いかける。

 

「ここのところの城之内は何してるの? また絵柄がバラバラね……」

 

 遊戯も3つのダイスを転がしながらそれに答える。

 

「じゃ次はボクの番。城之内君はなんだかじいちゃんと特訓してるみたい。ボクも手伝うって言ったんだけど城之内君に断られちゃって――よし! 召喚クレストが揃った! ディメンションダイス!」

 

 サイコロが展開し、その中から出てきたモンスターが杏子の最後のライフを削る。

 

「あーあ、また私の負けね……遊戯みたいにモンスターが全然出せないわ」

 

「まぁ運も実力の内ってね!」

 

 遊戯は想い人との楽しい時間に嬉しそうである――これが青春ってヤツか……

 

「このゲーム難しいわね……次は本田が――あ、そうだ本田のヤツいないんだった……」

 

 次は遊戯と本田の勝負を見てコツを掴もうと本田を探す杏子だが、その本田がいないことを思い出す。

 

 そんな杏子に遊戯は最近の本田の動向に意識を巡らせる。

 

「そう言えば最近の本田君は学校が終わると牛尾君と一緒に出掛けてるみたいだよ? 2人で何をしてるのかまでは分からないけど……」

 

 そう言えばこの前2人でいるところを見たと思い出す遊戯。

 

「そうなんだ。なら、城之内ー! アンタは何か知ってるー?」

 

 杏子がより詳しいことを知っていそうな城之内に問いかけるが――

 

「ん!? いや? 俺も聞いてはみたんだが教えてくれねぇんだよ。牛尾のヤツに聞いても本田が言わねぇなら言えねぇだとよ」

 

「『言えない』ってことは……ひょっとしてバイトかな?」

 

 牛尾いわく「言わない」ではなく「言えない」。そこに気が付いた杏子がその「事情」を想像する。

 

 

 牛尾はKCで勤めているため、その点から本田が頼ったのではないかと……

 

 「事情を話せない」点は彼らが通う「童実野高校」では基本的に許可が下りない限りバイトは禁止されているためと考えれば辻褄が合う。

 

 

「いいバイト先だったら紹介して――」

 

 自身の夢の為に貯金している杏子は自身も厄介になろうかと考え始めたそのとき、双六の店の扉が開かれ来客が訪れた。

 

 来店したお客さんに対し双六は城之内の傍を離れ店主として対応する

 

「いらっしゃい」

 

 出迎えた双六を入口近くじっと見つめる金髪の小柄な外国の少女。その手にはクマのぬいぐるみが収まっている。

 

 そしてズカズカと店内に入り双六の前で立ち止まり、強い物言いで尋ねた。

 

「あなたが武藤双六ね?」

 

 少女の目的は双六のようだ。

 

「そうじゃが、どちらさんかな?」

 

「ワタシはレベッカ。アメリカから来たの」

 

 名乗りを上げる少女だが双六の記憶に彼女の姿はなかった――初対面の筈である。

 

「それはわざわざそんな遠いところから、店主として嬉しいぞい。それで今回はどういったご用件かの?」

 

 用件を尋ねた双六にレベッカは「ズイッ」と手を出し、責めるように言い放つ。

 

「返してよ! 《青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)》」

 

「「「えぇ!?」」」

 

 思わぬ用件に驚く遊戯たち。

 

 だが双六は答えに困る。

 

 

 《青眼の白龍》のカードを返すとすればこの少女ではなく双六の友人ただ一人である。

 

 だが今現在、海馬瀬人が所持している。

 

 後々、双六が海馬にデュエリストとして勝負して取り返す予定であっても、今の双六の手元に《青眼の白龍》のカードはないのだ――仮に双六の友人の代理で来たとしても今の双六にはどうすることもできない。

 

 

「スマンの……あのカードは――」

 

 事情の説明をしようとした双六の言葉を遮るようにレベッカが急かすように言葉を続ける。

 

「ブルーアイズは元々私のおじいちゃんのカードなんだからね! ね~テリーちゃん!」

 

 レベッカは手元のクマのぬいぐるみ、テリーちゃんに同意を得るように話しかける――テリーちゃんは何も答えることはない普通のぬいぐるみである。

 

 

 だが双六はレベッカの言った「おじいちゃん」というワードが頭に引っかかった。ひょっとすれば、と。

 

「君はまさか……しかしあのカードは……」

 

 レベッカの祖父と双六に《青眼の白龍》を友情の証として託した友人が同一人物である可能性を考えた双六はまたもや言葉に詰まる。

 

 親友のくれたカードを「カードの心」を教えるためとはいえ賭けてしまい、結果的に失ったこと、さらにそのカードをまだ取り返していないことなどが双六の心を締め付ける。

 

 そんな言葉が出ない双六をカードの返却に渋っていると考えたレベッカは追い打ちをかけるように畳み掛ける。

 

「返したくない? そりゃそうよね。わざわざアメリカから泥棒してったぐらいだから」

 

「泥棒!? レベッカ それは誤解だよ! あのね、じいちゃんは――」

 

 遊戯は祖父が盗みなどしないと反論しつつ、祖父、双六の弁護に入るが――

 

「言い訳なんて聞きたくないわ! そうでなきゃ、おじいちゃんがあのカードを手放すわけないもの!」

 

 レベッカは取り合わない。あのカードを本当に大切にしていた祖父の姿を知っている故に。

 

「どうしても返したくないのなら勝負よ!」

 

「「「えぇ!?」」」

 

「デュエルよ デュエル!」

 

 レベッカから自然な流れでデュエルによる解決が提案された。

 

 

 問題が起きればデュエルで解決する――常識である。

 

 

「いいわね! すぐにデュエルリングを手配して! ハリーアップ!」

 

 クマのぬいぐるみの手を遊戯たちに向けながらレベッカはそれ以上話すことはないと言わんばかりの態度を取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして遊戯たち一行は海馬ランドにてデュエルリングの使用の手続きのため遊戯と城之内が受付に行くが――

 

 受付周辺は大変混雑していた。

 

「うへぇ……こりゃ大分並ぶな……」

 

「そうだね。どのくらい待つのかな?」

 

 受付に辿り着くだけでもかなりの時間がかかりそうな様子に気分が落ち込む2人。

 

 

 そんな遊戯たちに聞き覚えのある声が耳に入った。

 

「よし、本田。さっきのデュエルでデカいプレイミスが1個ある。なんだと思う」

 

 そう言ってモニターを指さす男に本田は腕を組みながら頭を捻る。

 

「ん~~ッ!? わかったぜ! 良いカードが引けなかったことだろ!」

 

 我答えを得たり、といった風に自信を持って答える本田。

 

 だがモニターを指さす男はそのまま頭を抱え、活を入れるように本田に言い放つ。

 

「ちげぇよ!! この前教えただろうが! 時にはライフを失ってでもモンスターを残さなゃならねぇってよぉ!」

 

 遊戯は思わぬ人物の遭遇に驚く。

 

「牛尾君! それに本田君まで!」

 

 そう2人の正体は牛尾と本田であった。

 

 どうやらデュエルリングの使用者のデュエルを見て勉強中のようだ。

 

「よう、遊戯じゃねぇか。あの大会以来だな」

 

 驚く遊戯に挨拶を返す牛尾。

 

 そして本田は――

 

「げぇ! 城之内! なんでオメェがここに!」

 

 城之内もいることに気付き本田は自身の計画の危機に慌てていた。

 

「ん? なんで本田がこんなとこにいんだ?」

 

 本田のデュエルリングのデュエル観戦。

 

 それは本田がデュエリストでないことを知る城之内からすればどこか引っかかるものだった。

 

「いや~その~そうだ! そう言う城之内こそ何しにここに来たんだよ?」

 

 慌てて弁解を始める本田。かなり無理やりではあるが話を逸らしにかかる。

 

「デュエルしにきたに決まってんだろ?」

 

 海馬ランドのデュエルリングが使えるコーナーにきてすることは一つだと城之内は不思議そうに本田を見つめる。

 

 本田の冷汗は止まらない。

 

 そんな姿を見かねて牛尾がフォローに入る。

 

「そうかい。だがデュエルリングの使用は半年先まで予約が埋まってるぜ」

 

「半年待ちだとぉ!」

 

 牛尾の発言に驚く城之内――彼らを取り巻く状況的に困ったことになってきた。

 

「ああ、決闘者の王国(デュエリストキングダム)での反響が大きくてな……まぁソリッドビジョンが使えんのは限られてるからしょうがねぇ部分もあるんだが……」

 

 世界的に放送されていただけに反響は凄まじかったと続けた牛尾に遊戯は言葉を失う。

 

「そう、なんだ……」

 

「おいおい、どうすんだ遊戯――どうみてもあのガキ納得しねぇぞ」

 

 城之内の言うとおり、今のレベッカに「デュエルは半年後に決着をつけよう!」などとは口が裂けても言えない。

 

 テーブルデュエルで納得してくれるだろうかと考え始める遊戯――望み薄である。

 

「なんだ? どうしたお前ら、トラブルか?」

 

 遊戯と城之内の困り顔を見た牛尾は心配そうに尋ねる。

 

 そんな牛尾を見て城之内に天啓が降り立った。

 

「そうだ! 牛尾! お前って確かKCに勤めてんだよな!」

 

「ああ、まあ、そうだが……」

 

 グイッと牛尾に詰め寄る城之内に引き気味に答える牛尾。

 

「牛尾! 頼む! 今すぐデュエルリングを使わせてくれねぇか!!」

 

 手を合わせつつ頭を下げ頼み込む城之内。

 

 城之内とてこういった頼み方は好ましくなかったが他ならぬ師匠である双六のピンチである。背に腹は代えられない。

 

「ボクからもお願い!」

 

 城之内の考えを理解した遊戯も続けて願い出た。

 

 2人のただならぬ様子を感じ取った牛尾は溜息を一つ吐く。

 

「のっぴきならねぇ状況なのはわかった。だがまずは訳を聞かせてもらってもかまわねぇか?」

 

「うん、実は―――」

 

 遊戯は牛尾に今置かれている状況の説明を始める。

 

 そして用件を手早くまとめて説明を終えた遊戯は不安そうな顔で牛尾を見上げた。

 

「――っていう訳なんだ……」

 

「成程な……大体の事情は分かった。だがココのデュエルリングを手配してやるこたぁできねぇ――ちゃんと順番を待ってるヤツら(子供たち)を蔑には出来ねぇからな」

 

 海馬ランドは一般開放されているテーマパークである。

 

 さすがに一般客を押しのけるようなマネは牛尾の一存では出来なかった。

 

「そんな……」

 

 落ち込む遊戯。だが牛尾は安心させるようにニカッと笑う。

 

「まぁそんな落ち込むなよ。俺は『ココ』のは使えねぇって言ったんだ――ようは『ソリッドビジョン』さえ使えりゃあいいんだろ? なら付いてきな――とびっきりの奴がある」

 

 牛尾はとある事情からある「モノ」の使用許可を最近得ていた。

 

 そして今の遊戯に「偶然」にもおあつらえ向きの「モノ」であった。

 

――()()「偶然」、か……さすがに考え過ぎだよ、な?

 

 牛尾はペガサス島での一件から「偶然」に敏感に反応してしまう。

 

 その「偶然」に牛尾は見えない糸の存在を感じざるを得ない――本当に「偶然」であっても……

 

 

 

 

 

 

 そして牛尾の案内の元、KCに向かう遊戯たち一行。

 

 しかし移動続きのせいかレベッカのフラストレーションは確実に蓄積しているのが見て取れた。

 

 そんな事実から目をそらすように城之内は本田に問いかける。

 

「そういやぁ本田? 何で牛尾とデュエル観戦みてぇなことしてたんだ?」

 

 先程回避したと思っていた話題が本田を襲う。

 

「えーと、なぁ牛尾!」

 

「いや、俺に振るなよ。もう観念して話しちまった方がいいんじゃねぇか?」

 

 牛尾に丸投げした本田にさらに丸投げし返す牛尾――そろそろ潮時だと考えたのだろう。

 

 杏子は「観念して」の言葉から本田をジト目で見つめる。

 

「まさか悪巧みでもしてたの?」

 

「いやあ、その、俺もデュエルを始めて見ようと思ってな!」

 

 牛尾のフォローを失った本田は観念したように訳を話す――表面上だけではあるが。

 

「おっ? デュエル始めたのか! なんだよ水くせぇな、そんなら俺に声をかけろよ!」

 

 そんな本田の儚い抵抗も城之内の善意が打ち砕く。

 

 だがまだ本田は諦めない。

 

「いや、ほら、あれだ。最近忙しそうなお前の邪魔しちゃ悪いと思ってな……」

 

「ならボクが教えてあげたのに……」

 

 とっさの機転も遊戯に封じられる本田。

 

 本田の目は世界新記録が狙えそうな程に泳いでいた。

 

「なんか怪しいわねぇ~。何考えてるの?」

 

 本田のやましそうな隠し事に勘付き始めている杏子を見て、牛尾が大きくため息を吐きながら本田に観念するように首を振る。

 

「ハァ~。もう隠しとくのは止さねぇか本田? ここまで付き合っといてなんだが、この手の話はキチンと城之内に通すべきだろ?」

 

「俺に?」

 

 だが城之内には思い当たる節がまるでない。

 

 そんな城之内に牛尾は本田に代わり続ける。

 

「要は城之内。オメェの妹さんがデュエルを始めるってぇ話を聞きつけたコイツがなら自分が教えてやろうとデュエルを始めたわけだ」

 

「静香もデュエル始めんのか! ん? でもなんで本田がそれを隠すんだ?」

 

 理解が追い付かない城之内。

 

「あ~なるほどね!」

 

 だが杏子はすぐさま気付く。

 

 本田にとって話し辛い筈である――若干、不純な動機ゆえに。

 

 

 なおも頭に?マークのつく城之内に牛尾が付け足した。

 

「そりゃぁ~。妹さんを大事にしてるオメェには話しづれぇだろ?」

 

「あ~うん。ボクもなんとなく分かるよ」

 

 納得を見せた遊戯に続き城之内の顔に理解の色が浮かぶ。

 

 それにつれ顎が吊り上る城之内。

 

「なるほどな……本田ァ、オメェとは一度キッチリ話をつけなきゃならねェようだな……」

 

「いや~あははっ、ははっ」

 

 迫る城之内に笑ってごまかす本田。

 

 完全に蚊帳の外でそろそろ我慢の限界なレベッカ。

 

 若かりし頃を思い出し「青春じゃな~」と感慨に耽る双六。

 

 

 場は混沌としていた。

 

 

 

 

 

 

 そうこうしている内に遊戯たち一行はKCの本社の施設に到着する。進むにつれて厳重さを増していくセキュリティー。

 

 牛尾がカードキーらしきものをスライドさせると、分厚い扉が音を立てて開いた。

 

 案内されたのはKCの一角の研究室と思わしき部屋。

 

「いったいどこまで行く気!」

 

 とうとう我慢の限界に達したレベッカの怒声が部屋に響く。

 

 牛尾は研究室の台座と思しき個所を示しながら念押しするように返答した。

 

「もう着いたとこだ。ココでのことは他言無用で頼むぜ? お前らを信用して連れてきたんだからよ」

 

 牛尾が示す先に鎮座するのはコードに繋がれた2つのデュエルディスク。

 

 だがそれらの形状はペガサス島での大会で使用したものとは大きく異なっていた。

 

「なによこれ?」

 

 全員の意思を代弁するかのように尋ねるレベッカ。

 

「最新モデルの『デュエルディスク』だ。テスト段階つってもほとんど終わってるがな――まぁ早い話がデュエリストキングダムのときの改良版だ」

 

「へぇ~これがそうなのね」

 

 牛尾の説明にレベッカは大会を見ていたときから使ってみたいと思っていたゆえに興味津々である。

 

 それは遊戯たちも同様のようだ。

 

「よっと、使い方だが――――」

 

 デュエルディスクの1つを手に取り、装着の仕方からカードのセッティング位置の説明を行っていく牛尾。

 

 レベッカも先程の不機嫌さなど吹き飛んだように目を輝かせていた。

 

「――とまあこんな感じだ。違和感があったらすぐに言ってくれ。あと、念押しするようで悪いがこのことはまだ口外しねぇでくれよ――俺の首が飛んじまう」

 

 もしものことを考えた牛尾だが「物理的」にとの言葉は寸前で飲み込んだ。

 

 

 最新型のデュエルディスク。

 

 その存在に諸事情によりペガサス島での大会に参加できなかったレベッカは御満悦だ。

 

「フフン! さぁ! さっそくデュエルといきましょう! 武藤双六!」

 

 そのレベッカの宣言に最新型のデュエルディスクを手に取ろうとする双六――そのやはり目は輝いた。

 

 本来の目的を覚えているのだろうか。

 

 

 だがその双六の手を遊戯が制した。

 

「待ってレベッカ!! ボクが相手になる!」

 

「遊戯……」

 

 最新型のデュエルディスクを前にお預けをくらいションボリする双六。

 

 だが遊戯はそれに構わず牛尾に尋ねる。

 

「このデュエルディスクはまだ実用化されたものじゃないんでしょ?」

 

「ああ、そうだが――危険がねぇことは実証済みだぜ?」

 

 遊戯の心配は杞憂だと牛尾は返す――安全性は確立されているゆえに牛尾はココに案内したのだから。

 

「それでも、ボクは心配なんだ……」

 

 過去に一度、双六はデュエルリングでの海馬とのデュエルにて心労から体調を崩したことがある。

 

 それゆえに遊戯は双六の健康が心配だった。まだ世に出回っていないことが引っかかるようだ。

 

 そんな遊戯の優しさに心を打たれる双六――「最新型」に釣られた心はどこへ行ったのやら。

 

 

「それでいいかな、レベッカ?」

 

 確認する遊戯にレベッカは自信気に応える。

 

「武藤遊戯なら 私の相手にとって不足はないわ」

 

 両者がデュエルディスクにデッキをセットし腕に装着したのを合図に互いを見やる2人。

 

 そして両者の腕のデュエルディスクが音を立てて展開した。

 

「「デュエル!」」

 

 




~原作のレベッカとの違い~

今作の「原作の改編」によって割を食ってしまった一人。

原作では全米チャンプだったが
今作では「キレイなキース」が全米チャンプである。

ゆえにチャンプに挑むために奮闘するが――

ドーマの策略が不発に終わった為に家族を失わなかったので
表舞台にガンガン出てくる「ラフェール」

ペガサスがバリバリ現役なので同じく
表舞台にガンガン出てくる「ペガサスミニオン」たち

そんな彼らに阻まれたため挑むことすら出来なかった――ゆえに若干勝利に飢えている。



しかし、この頃のレベッカはキツめの性格やったなぁ……


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