イーチ 〜ALL TO CHANGE NOW〜 作:グレル 速蒼
1話 アンドロイド イーチ
某所にて…。
??A「精神安定、先生、遂にやりましたね。」
謎の人「あぁ、遂に…やっとだな。」
何故だ。
??B「まさか本当に成功するとは。正直言って奇跡ですよ。」
謎の人「あぁ。本当に良かった。君達のおかげだ。」
何故なんだ。
??A「まだ、不安要素は消えていません。油断は出来ないですね。」
謎の人「そうだな。だが、今は成功を祝おう。……総員!良くやってくれた。流石私の誇る研究者だ。これからも頼むぞ!」
総員「了解!」
どうして!こんな……こんな…っ!
2054年 千葉県 習志野市
謎の男性「これハ…1だな!…ヨシ。」
謎の男性が、鉛筆一本をみて、何故か興奮している。
女性「あら、また1で騒いでる。そんなに面白いもんなの?」
謎の男性「さあ?デモ、ナゼか興奮するんデスヨ。」
女性「あの…さっきから言葉が変だけど…が、外国人なの?」
爺さん「むむ?確かに少し喋り方がおかしいな。どれ、見せてみろ。」
女性「え?見せてみろって何するの?」
爺さん「微調整するんじゃよ。」
女性「え…。」
爺さん「ここに座っとくれ。」
謎の男性「はい。わかりました。」
そう言って謎の男性は椅子へと腰掛ける。そして爺さんは……彼の背中を開けて何かし始めた!?
女性「……。」
突然の光景に女性は声も出ない。だが、5分後には正気が戻った。
爺さん「およ?どうやらここがおかしいんじゃな。」
女性「ねぇ、安慶田さん。この子どうしたの?」
安慶田「安慶田さんじゃなくて、安慶じいと呼べと言うたじゃろ長田!…おっと、そうじゃ。お前さんも彼に挨拶せい。」
長田「えぇ!?えーっと、長田でーす。よろしく?(急にフリを入れてくるなっちゅうの!旧姓で自己紹介しちゃったじゃない!)」
謎の男性「よろしくお願いします。長田さん!あれっ?ナガタさんですか?それともナカタさん?」
長田「ナガタよ。…というか、安慶田さんも旧姓じゃなくて、茜って名前の方で呼んでよ!」
安慶じい「長田の方が呼びやすいじゃろ。それになんじゃ?安慶田さんじゃと?なんだその他人行儀な感じの呼び方は!ワシの孫じゃろ。安慶じいと呼ばんか!」
茜「そっちの方が呼び慣れてるの!」
謎の男性「お互い様ですね。」
安慶じい「む……。」
謎の男性は二人に的確な指摘をすると、どちらも途端に黙ってしまった。
茜「ううっ…ぐうの音も出ない。ってか、誰よこの人…ひと?」
安慶じい「アンドロイドじゃよ。ワシが設計した。」
茜「えぇ!安慶田さんそんな仕事してたの?」
安慶じい「おうとも。それでワシが務めていた会社から、運用実験を兼ねて使ってみとくれと頼まれたんじゃ。」
謎の男性(呼び方はスルーなんですね……。)
数十分後
謎の男性「復旧終わりましたよ。安慶じい。」
安慶じい「おっ!直ったのがわかるのか!流石私の設計したアンドロイドじゃ。」
茜「あなたは安慶じいって呼ぶのね…。」
謎の男性「そうプログラミングされてますので。…あっ!申し遅れました。僕はイーチです。」
茜「イーチね。なんか外国人みたいな名前ね。」
安慶じい「なんや。ワシが名付けたんじゃぞ。文句あるか?」
茜「日本人っぽい名前なのかとばかり思ってたのよ、安慶田さんの趣味的に。」
安慶じい「安慶田さんと呼んだな?ワシのことは安慶じいと……。」
和むような会話が家中に響き渡る。
僕はイーチ。アンドロイドです。僕が最初に見た光景は施設の中でした。
僕は人間とは異なる存在で、動物ではなく機械。けど、感情を持っています。これはアンドロイドの中で僕だけです。
安慶じいこと、安慶田 勝蔵《あきた かつぞう》さんは僕を設計した人で、世界に名を連ねるほどの腕前の持ち主です。ですが、彼の名は世界中に轟くことはなく、安慶じい曰く、裏事情があるのだそうです。長田さんはその孫で、今年で20歳になるそうです。会社からの移動中に20回聞かされました(笑)。安慶田 茜《あきた あかね》さん、ということですね。何故旧姓で呼ぶのでしょうか?茜さんの方が呼びやすいと思うのですか…そんなこと言ったら茜さんも安慶田さんなんて、他人行儀な感じですね。安慶じいの方が親しみやすいような…変な家族ですね(汗)。
僕がこの家に来た理由は、僕が社会でも通用するのかということを試すために、会社の施設から運ばれてきました。あれっ?この場合はやって来たなのかな?
何はともあれ、今日からここで暮らすことになります!
安慶じい「あれっ?イーチは何のために呼んだんじゃったか?」
……先行き不安です。
どうも、グレルです!初投稿…ではないですね。(汗)
この話を偶然にも読んでくれた方々、本当にありがとうございます。素人が書いた作品なので、その程度で読んでいただけたら嬉しいです。