王朝戦乱記   作:藤種沟

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どうも。
今日学校の授業で水泳100m個人メドレーを行いました。

僕の勝手な意見なんですが学校の授業に個人メドレーなんかいりますか?とっても疲れちゃって………(×〆×)

ま、そんなことはどうでもいいとして………小説楽しんでください‼︎


青龍寺 望麿の最期

ここは喜条軍の本陣。

 

喜条軍は廃墟と化した王城から、古来からの喜条家の本拠である、洛城という城に移っていた。

 

「長盛様‼︎」

 

密偵が喜条 長盛の部屋に入る。

 

「おう、帰ってきたか。して、敵の状況は?どうやら国外の豪族が奴らに協力しておるようだが………奴らはまだあの砦に居るのだろう?」

 

「そ、それが敵軍は朝早くから地元の豪族の居城に移動しておりまして、もう砦には半数わずかな兵しかおりません‼︎」

 

「な、何だと⁉︎………むむむむ………」

 

長盛はしばらく考えてから、

 

「長隆を呼べ。」

 

静かにそう言った。

 

 

 

「お呼びですか、兄上。」

 

「おう長隆、入れ。」

 

「あの砦から敵が脱出しているというのは本当でござるか?」

 

「ああ、早くしなければ帝を名乗る資格を得ることのできる神器も国外にいってしまう。クーデターに成功したとはいえ、皇帝を名乗らねば、我が一族の再興は達成できぬ。」

 

「早く追撃せねば‼︎」

 

「そこで長隆、二万の兵を与えるから急ぎ追撃してまいれ‼︎そしてあわよくば奴らに協力する豪族どもも蹴散らし、その領土を征服するのだ‼︎」

 

「御意‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あとは我々だけですな。」

 

砦には青龍寺 望麿と名臣 翔彦、そして約二千の兵が残るのみとなっていた。

 

姫はいち早く武花 冴長率いる一番隊に預け、王妃は続く二番隊に預け、砦を脱出させた。

 

「これからは、それがしが姫をしっかりと守ります。ご安心くだされ。」

 

名臣はなぜかこの武花の言葉が頭から離れなかった。

 

しかしその理由は、名臣には分からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「敵襲‼︎」

 

それは、青龍寺と名臣が砦から脱出しようとしていたその瞬間に起きた。

 

クーデターの首領喜条 長盛の弟、喜条 長隆が二万の兵をもって襲撃してきたのだ。

 

「このような小さな砦、ひともみにもみ潰せ‼︎」

 

こちらには、二千の兵しかいない。敵軍との差は十倍。

 

「ぬうううう、まさかこのタイミングでやってくるとは………」

 

青龍寺はそう呟くと、名臣の方に振り向き、こう言った。

 

 

 

 

 

 

「名臣殿、神器を持って逃げよ。」

 

 

 

 

 

 

 

名臣は一瞬、何が起こったか分からなかったが、すぐに言われたことの意味がよく理解できた。

 

「せ、青龍寺殿。ご冗談でしょう?私もともにここで戦います!」

 

「いや、この神器は信用のおける人間しか預けることはできんのじゃ。」

 

「しかし青龍寺殿、私だけ逃げるというのはあまりにも………」

 

そう言いかけると、青龍寺はいきなり叫んだ。

 

「おまえには忠義の心が無いのか⁉︎」

 

その声で一瞬まわりが静かになった。

 

「神器は私が持っていくこともできよう。だが私はあまりにも歳をとりすぎた。もう国に尽くすには老いすぎたのじゃ。」

 

老臣はそう語り始めた。

 

「だがおぬしはまだ若い。ここで死ぬより、生きて亡き皇帝陛下のために王朝を復活させることの方がより良い。

確かに臆病者とからかわれるかもしれん。だが国のため、耐えてはくれぬか。」

 

青龍寺は名臣の肩に手を置いた。

名臣はまた、あの日感じた重みを感じた。

 

「この老骨に、華々しい活躍の場を与えてくれ。」

 

名臣は黙って頷いた。そして、急いで神器を持って、武花の居城へ駆けた。

 

 

 

 

 

 

 

「行ったか………」

 

青龍寺は寂しそうにそう呟いた。

 

「さあ皆の者‼︎命を惜しむな‼︎陛下に背いた逆賊どもに目に物見せてやろうぞ‼︎」

 

砦にいた青龍寺はじめ二千の兵は喜条軍としばらく互角に戦ったが多勢に無勢。喜条軍の猛攻に耐えられず全滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名臣は武花の居城に到着した。

 

「武花殿‼︎」

 

「い、いかがされた名臣殿。」

 

名臣は城に着くやいなや真っ先に武花のところへ走った。

 

「と、砦が喜条軍に攻められました。おそらく敵はこちらにも来るでしょう。急ぎ戦支度を‼︎」

 

「あ、あいわかった。」

 

城には五千の兵を残し、武花率いる二万五千の兵が喜条軍を迎え撃つため出発した。この行軍に名臣ももちろん参加した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええい神器はまだ見つからんのか⁉︎」

 

長隆が怒鳴りながら砦を探し回った。

 

「おそらく神器は武花城に移したものと思われます。」

 

「ぬぬう、こざかしい………皆の者、こんなところに長居は無用じゃ‼︎今すぐ武花城に向かうぞ‼︎」

 

「おう‼︎」

 

武花の出陣と時を同じくして、喜条軍二万は怒涛の勢いで武花領に侵入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両軍はその翌朝に激突した。

 

「進め‼︎反乱軍など蹴散らせ‼︎」

 

「外国の軍勢に負けるな‼︎兄、長盛の即位は近いぞ‼︎」

 

ワアアアア‼︎

 

当初は両軍一進一退の攻防を繰り広げていたが、次第に喜条軍の兵が勝手に退却し始めた。

 

武花軍のほうが多いうえにこの喜条軍二万はクーデター後急いでかき集めた烏合の衆である。小さな砦を攻めるならまだしも精鋭二万五千を相手にするには無理があった。

 

逆に武花軍は武花 冴長を頂点とする豪族の連合軍であったが各軍結束が固く、喜条軍など目ではなかった。

 

名臣は次々と退却する喜条軍の中に、大将喜条 長隆を見つけた。

 

「長隆‼︎いざ神妙に勝負‼︎」

 

名臣は一騎打ちを挑んだのである。

 

「ぬうう小癪な‼︎」

 

二人の槍の腕はほぼ互角であった。

 

カン‼︎キン‼︎

 

数度槍が触れ合ったところで長隆が名臣に話しかけた。

 

「名臣殿降伏せよ‼︎おぬしはようやった‼︎」

 

「何を言うか⁉︎ふざけるな‼︎」

 

名臣はまた槍を突き出す。

長隆はそれをよけながらまた言う。

 

「もはや皇帝の家来はおぬししかおらん‼︎あの王朝は終わったのだ‼︎」

 

「おのれ逆賊‼︎まだいうか⁉︎」

 

すると長隆は振り返り馬を走らせた。

 

「まて逆賊‼︎」

 

名臣は追いかけようと思ったがそこに丁度通りかかった武花に「深追いは無用」と引き留められた。

 

結果は武花軍の大勝利であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後しばらく喜条軍は武花城から少し離れたところに陣を敷いていたが、突如喜条軍は引き返していった。

 

「名臣殿‼︎」

 

「おう武花殿。」

 

「一体どういうことでござろう。」

 

「さあ………まあ何はともあれひとまず安心ですな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜喜条軍の陣〜

 

「長隆様‼︎なぜいきなり退却など⁉︎」

 

「分からん‼︎兄者がいきなり退却を命じられたのだ‼︎」

 

「長盛様は何をお考えになってらっしゃるのか………」

 

 

 

〜洛城〜

 

「長隆、今帰りました‼︎」

 

「おう長隆、入れ。」

 

長隆は部屋に入るとすぐ長盛に突っかかった。

 

「兄者、一体どういうことだ?まだ神器をとれてない。」

 

「ふふふそのことなんだが………」

 

長盛はおもむろに古ぼけた箱を取り出した。

 

「なんじゃこれは………」

 

「まあ箱を開けてみよ。」

 

長隆は箱を開けた。すると………

 

「こ、これは………」

 

「ふふふ、これでわしは帝位につける。」

 

その箱の中にはとんでもないものが入っていた。

 

 

 

 

 




推薦、評価、お気に入り、感想待ってま〜す(^v^)
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