SAOにプレシャスが入るのは間違っているだろうか? 作:プレシャス
何か、要望などがあればお知らせください。
主人公の勘違い要素があります。
「モータル君、床に寝てたら風邪を引いてしまうよ。」
「ごめん、だって2人が寝ているから…。」
2人は喧嘩しながらも笑っていた。
「取り敢えず、モータル君。君の分だけクリアしない?」
モータルさんは首を振る。
「ユウキちゃんがクリアしたら、いいよ。僕よりもずっと剣技が冴えてるから。」
「うん、それならわかった。」
喧嘩してても仲がいいんだね。
ユウキさんは武器をアニール・ブレードに新調した様だ。今、私が持っている細剣もいつかは毀れるのだろうか?
宿屋で食事を取る。私は美味しいという気持ちがわからなかった。
「それじゃあ、行こっか。花1つと実100を採りに。」
相変わらず、実付きのリトルネペントは出現しなかった。
後から私が聞いた話ではそのクエストではシステムにログに誤作動を起こし、作られたクエストだったらしい。
実付きのリトルネペントを狩るのは至難の技が必要だ。実を傷付けると多くのリトルネペントを含むモンスターが牙を剥く。
(シャァァァ)
実付きのリトルネペントとはソックリのカズラネペント…にも要注意だ。細剣は鋭く、命中率は若干は低いけど急所に当てるとモンスターは絶命する。
不気味な音と共に遂に実のついたリトルネペントが姿を見せる。
「絶対に実を割らないで、沢山のリトルネペントが周りに…。」
バーチャルの世界でも現実の世界でも結局の性格は変わらないのだろう。
心やさしき少年…モータル、そして剣技が得意な少女ユウキ。ありがとう、私は今日も生きている。
「分かっているよう。」
それを何日間繰り返した事だろうか?今の私は外部へもアクセスが出来ない存在なんだ。
細剣の刃は欠け、ユウキとモータル君の剣もボロボロになった。武器のメンテナンスはしているはずなのに…1月が経とうとしていた。
「プレシャスさん、このクエストは本当にクリアできるのかな?」
「これじゃあ、埒があかないよ。」
ユウキもモータル君も悲鳴をあげていた。
「付き合わせてしまってごめんなさい。」
私は謝った。その日から一週間後に一層のボスが倒されていたらしい。へ、クエストはどうしたかって?
ユウキとモータルと別れて、私1人でクリアしたわ。ユウキとモータル君はボス戦に参加したのだろうか?
相変わらず、私はSAOで様々な処を回っていた。ユウキとモータルと別れてからは、ずっと独りだった。
私はこの世界の友達を知らない。それでいい、元々…私はずっとずっと独りボッチだったのだから。
「初めまして、プレシャスさん。一体、貴方は何者なんですか?ユニークスキル、【練磨剣】を持って。」
次回からは短編を投稿します。