アメリカの大都会で治安維持に務める日本人 作:LSPD officer
これはゲーム。そんなことを考えてる時期が私にもありました。
これはゲーム世界。だがリアル世界。
チートやMODが使えてもリアル世界。
こんな文句を言っているのは署のデスクでこの前の女性ドライバーの報告書を作成しているから。
「あー、デスクワーク嫌いだわ」
そう言いつつ、仕事を進めるが。この書類が完成するまでパトロールに出れない。退屈である。
とある警察署のパトロール警官のデスク
「ふぅ、やっと終わった」
「お疲れ、end of watchだな」
同僚が労いの言葉をかけてきた。
「もう夜じゃねぇかよ。今何時?」
「AM3:00」
「え!?そんなにか、そしてお前はなんでそんな時間まで署にいるんだ?」
そんな時間まで働いていたことに驚くが、なぜこの同僚はこんな時間までここにいるんだろう?
「いやー、女房に浮気がバレて家出されたんだよねぇ」
「バカだな」
警官が浮気なんてするなよ。
「ふぁぁ、ねみぃ。」
と言いつつパトロールを行う。
「あ、あのバイク赤信号無視だ」
警察署の駐車場を出てすぐ交差点の赤信号で待っていると。横にいたバイクが赤信号で直進したためサイレンを鳴らし止める
「LSPDだ!前のバイクへ、路肩に止めなさい!」
バイクは指示に従い路肩に止めた。
「こんにちはLSPDだ。赤信号無視したよね?」
パトカーから降り、ドライバーに話しかける
「すいません。急いでいたもので」
「急いでいたって、信号無視は開けないよね」
たとえ急ぎの用であっても、交通ルールは守らなくてはいけない。
「はい。すみません」
「IDと免許証はある?」
身分証の提示を伝える。
「どうぞ」
「ありがとう。バイクから降りて、パトカーのボンネットに座って待ってくれる?照会してくるから」
「はい」
ドライバーはバイクからゆっくり降り、パトカーのボンネットに座った。
「照会を頼む。ファーストネーム ジョン ラストネーム ケラー」
《ディスパッチからチャーリー2へ、被疑者の免許証有効期限2020年、犯罪履歴。信号無視 飲酒運転。リバティ市警察より逮捕状が出ています》
「ありがとうディスパッチ」
あらー、逮捕状がでてるんですか。
「ディスパッチへ身柄を拘束した場合。受け入れられる拘留所はあるか?」
《いいえ》
「了解」
運がいい奴め。
「あー、ジョンさん。貴方に逮捕状が出ていたんだが知っていたか?」
「.....ああ」
「分かっているならいい。今すぐにでも君を逮捕したいがあいにく市内の拘留所は満室でね。今日は警告と罰金で許すよ。この後ちゃんと自首するようにいいですね?」
「はい」
という訳で赤信号無視で40ドルの罰金の支払いを命じて終わった。
《救急車からのエスコート要請です。場所は…..リトル・ソウル》
「了解チャーリー2、対応します」
リトル・ソウルに到着してみれば、救急車が渋滞に捕まっていますね。
「LSPDです。皆さん、救急車の為に道を開けてください」
お、少しずつではありますが道が開きつつあります。
「心優しい皆さんに感謝します」
「緊急車両が通ります。気を付けて走行してください」
《こちらFDLSのセーフ1助けてくれてありがとう》
おや、救急車から無線でお礼貰っちゃった。
「いやいや、これも仕事の一つだし。困っているなら尚更警察官としては助けないとね
《ありがとう》
「いえいえ」
こういうパトカーを乱暴に扱ったりしない仕事もいいよね。
この後救急車は無事病院に到着し、救急車に乗っていた怪我人は大した怪我ではなく回復しているようだった。